鋼の錬金術師(ハガレン)の作者は女性?本名や夫・子供など家族についても調査

2001年月刊少年ガンガンに登場するとすぐさま人気に火が付いた鋼の錬金術師(ハガレン)。この記事では「ハガレンの作者は女性?」と題して、作者・荒川弘を特集していきます。作者は男女どちらなのか?をはじめとするプロフィールに、本名や素顔そして夫や子供など家族についての興味深いエピソードも調査・解説していきます。荒川漫画ファン必見の内容になっていますので、ぜひご覧ください!

鋼の錬金術師(ハガレン)の作者は女性?本名や夫・子供など家族についても調査のイメージ

目次

  1. ハガレンとは?
  2. ハガレンの作者は女性?本名も紹介
  3. ハガレンの作者の夫は?子供も紹介
  4. ハガレンの作者の他の漫画作品一覧
  5. ハガレンの作者に関する感想や評価
  6. ハガレンの作者は女性まとめ

ハガレンとは?

鋼の錬金術師(ハガレン)の概要

荒川弘による漫画作品「鋼の錬金術師」。2001年8月、月刊少年ガンガン(スクウェア・エニックス社)に登場するとすぐさま人気作品となり、2010年7月まで連載されました。(略称:ハガレン)。

鋼の錬金術師は、ドラマティックにして緻密に進行するストーリー展開を特徴としています。さらにリアルで躍動美のある描写も加わることで作品の魅力を高め、アニメやゲームをはじめ、実写版映画、舞台など多様なメディア展開がなされています。

また、2021年7月時点でハガレンのコミックス累計売上部数は8000万部を超えており、スクウェア・エニックス社の顔として同社のコミックス売上部数・最高記録を更新し続けています。

鋼の錬金術師(ハガレン)のあらすじ

あらすじのイメージ

19世紀のヨーロッパを思わせる架空の国家アメストリス。錬金術が大きな影響力を持つこの国に、優れた錬金術師を父に持つエドワードとアンフォルス兄弟が暮らしていました。彼らは急死した母親を生き返らせようと、人体錬成という錬金術を発動します。結果は失敗に終わり兄は右腕と左足を、そして弟は全身を失ってしまいます。失った手足や弟の体を取り返すため、兄エドワードは賢者の石を探す旅に出発します。

TVアニメ「鋼の錬金術師」公式サイト

ハガレンの作者は女性?本名も紹介

荒川弘の性別は女性?本名やプロフィールを紹介

日本国内はもとより世界各国でも高い人気を誇る漫画・鋼の錬金術師、略称ハガレンの作者は漫画家の荒川弘です。この名前と作品の内容から何の疑念も抱かずに男性漫画家と思い込んでいる方も多いのではないでしょうか?実は、荒川弘の性別は女性だったのです。それでは、女性漫画家・荒川弘の本名や素顔、そしてプロフィールを紹介していきます。

プロフィールのイメージ

荒川弘とはもちろん本名ではなくペンネームです。過去に本人がペンネームについて「本名からひと文字省いたもの」と言及したことがありました。このほど本名が明らかになりましたが、本人の言葉通りにでした。その本名とは「荒川弘美(あらかわ・ひろみ)」といいます。ちなみにペンネームの読み方は「あらかわ・ひろ」ですから、筆名は男性を想起させる名前の付け方になっていると言えるのではないでしょうか?

次に荒川弘のプロフィールを紹介します。荒川弘は1973年5月8日北海道中川郡幕別町生まれの48歳(2021年7月現在)です。大型農場を経営する両親と姉3人と弟1人に囲まれて育ちました。北海道帯広農業高等学校卒業後、実家の酪農や畑作を手伝いながら「エドモンド荒川」というペンネームで漫画家としても活動します。新声社のゲーム雑誌「ゲーメスト」や「コミックゲーメスト」にイラストや4コマ漫画を寄稿していました。

また「ちきんぢょーぢ」という別の筆名を使い、パソコンゲーム開発を手がけるコーエーの「歴史パラダイス」にも4コマ漫画やイラストを寄稿しています。このころの作品は、リメイク版ですが「三国志魂(スピリット)」で読むことができます。

荒川弘に人生の転機が訪れたのは1999年26歳の時のこと。短編漫画「STRAY DOG」がエニックス主催の「第9回エニックス21世紀マンガ大賞」を受賞したのです。STRAY DOGは、月刊少年ガンガン1999年8月号に掲載され、荒川弘は漫画家デビューを果たします。そして、2001年ハガレンこと鋼の錬金術師が「月刊少年ガンガン」に連載され大ヒットを記録、荒川弘の代表作となったのです。

今や日本を代表する漫画家の1人となった荒川弘。以下、彼女の数々の受賞歴を一覧で紹介します。()内は受賞作品名。

  • 1999年第9回エニックス21世紀マンガ大賞(STRAYDOG)
  • 2004年第49回小学館漫画賞少年向け部門(鋼の錬金術師)
  • 2006年第5回東京アニメアワード原作賞(鋼の錬金術師)
  • 2011年第15回手塚治虫文化賞新生賞(鋼の錬金術師)
  • 2011年第42回星雲賞コミック部門(鋼の錬金術師)
  • 2012年第5回マンガ大賞(銀の匙)
  • 2012年第58回小学館漫画賞少年向け部門(銀の匙)
  • 2013年第1回「コンテンツ・アワード・オブ・ジャパン・フード・カルチャー」大賞(銀の匙)
  • 2014年「Zoom Japon」ベスト漫画賞(百姓貴族)

これら名だたる賞に輝いた荒川弘。漫画連載にかける情熱や執念は「妊婦になってからも漫画を描き続けた」とか「睡眠時間を削って描き続けた」としてネットで話題に上りました。

荒川弘の素顔は美人?

ハガレンの作者・荒川弘の素顔ですが、ネット上で顔写真を見ることができます。荒川弘は男性漫画家だと思ってググってみた人が、美人の女性が現れて驚いたという話もあるようです。感じ方は人それぞれですが、SNSで素顔の写真を見て優しい雰囲気を持った女性という印象を持つ方が多いようです。

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ハガレンの作者の夫は?子供も紹介

荒川弘の夫はどんな人?体調不良に?

ハガレンこと鋼の錬金術師の作者・荒川弘の本名やプロフィール、SNSでの感想などを解説してきましたが、次に彼女の家族について紹介していきます。まずは荒川弘の夫からです。彼女の夫はどんな方なのでしょうか?体調不良になったという噂があるようですが、実際のところどうなのでしょうか?

まず、荒川弘の夫の職業ですが、市役所に勤務する公務員だそうです。荒川弘の夫は一般人ということなので、個人情報に対するガードは固く顔写真や詳しい経歴などの情報は見つかりませんでした。ただSNS上には様々な噂が流れています。その中から荒川弘自身が語っている信憑性の高いものを紹介します。

荒川弘の実家が北海道で酪農を営んでいることは前述のとおりです。ところが、荒川弘の夫になった方がこともあろうに牛乳が苦手だったそうです。実家に帰るたびに荒川の父親から牛乳を無理やり飲まされた結果、夫君は、牛乳本来のおいしさが味わえるとされる低温殺菌や無殺菌牛乳派になったそうです。

続いて紹介する荒川弘の夫にまつわるエピソードは、毎週連載していた漫画が一時不定期連載に追い込まれた件についてです。プロフィール欄で紹介したように、荒川弘は寝る間も惜しんで漫画執筆に打ち込む、ストイックな創作活動で有名です。そんな彼女が、創作の筆をスローダウンせざるを得なくなったというのです。

当時荒川弘は、小学館発行の週刊少年サンデーで「銀の匙SilverSpoon」を連載していました。彼女は、読者に向けて不定期掲載の理由を次のように述べています。

「このたび家族が体調を崩してしまいまして、そちらの療養をサポートするため執筆ペースを調整することにしました。しばらく、かなりゆっくり掲載になりますが、これからもどうぞよろしくお願いいたします」

売れっ子漫画家・荒川弘であれば、看護師を雇うこともできたでしょう。しかし、大切な家族を自身の手で看護したいという思いが、漫画執筆の情熱をも上回ったと推察できるのではないでしょうか?「家族」となっていますから、夫ではなくお子さんかも知れません。現在ではその家族の体調も回復し、荒川弘も作品の連載を再開、元の執筆生活に戻ることができたようです。

荒川弘の子供

人気漫画ハガレンの作者・荒川弘に関する情報の解説、最後は彼女のお子さんについて触れておきます。

荒川弘には、一般人(市役所に勤める公務員)の夫との間に3人の子供がいます。夫の素顔も紹介されていませんが、お子さんの顔写真などの情報も公開されていません。第1子出産は2007年、人気漫画・ハガレンこと鋼の錬金術師連載中の事でした。この時、荒川弘が一度も雑誌連載を休載しなかったことは、ファンの間ではよく知られている逸話です。

また、2011年の第2子出産時には、「銀の匙SilverSpoon」を連載したばかりで、この時も連載を休むことはしていません。第3子の時も同様です。もちろん、夫の協力なくしてこの偉業を達成することはできなかったことでしょう。このことから、荒川弘の夫の家族に対する優しいまなざしをうかがい知ることができるのではないでしょうか?

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ハガレンの作者の他の漫画作品一覧

銀の匙 Silver Spoon

ここまでハガレンの作者および家族の様々な情報を紹介してきました。次に、ハガレンの作者の他の漫画作品の概要を解説していきます。

最初に取り上げるのは、「週刊少年サンデー」で2011年19号から2019年52号まで連載された学園漫画「銀の匙 Silver Spoon」です。

札幌の私立中学に通っていた主人公の少年八軒勇吾が、一流進学高校受験に失敗し、地元の農業高校に入学するところから物語は始まります。勉強一筋で他人との交流が苦手な高校生が、農業を通じて周囲との壁を打ち破り人間として成長していく姿を描きます。

農業高校出身の作者・荒川弘の実体験が元になっているとされる作品で、リアルなエピソードが読者の胸を打つようです。また、この作品の影響で農業高校へ進む若者が増えたとも言われています。

アルスラーン戦記

次に紹介するアルスラーン戦記は、日本の作家・田中芳樹が書き上げた大河小説を原作として荒川弘が漫画化、講談社の「別冊少年マガジン」にて2013年8月号より現在も連載中の作品です。

荒川が筆を執ることにになったきっかけは、原作者の田中芳樹が荒川漫画のファンであったこと。漫画化にあたり荒川は、原作の世界観やキャラクターの人間像はそのままにし、残酷な描写を抑えるなど少年漫画雑誌に相応しい内容に改めていると言われています。

中世・中東風の世界が物語の舞台となります。栄華を極めた国家パルス王国がルシタニア国の侵攻に敗北、王都を奪われてしまいます。この時パルス軍の指揮を執っていたのは、14歳の若き王太子アルスラーンです。奇跡的に戦火を免れたアルスラーンは、仲間6人と共に王都奪還を目指していきます。荒川の筆の力で、原作の魅力が一段と増したと評価されています。

百姓貴族

次に解説する百姓貴族は、2006年少女漫画雑誌「ウンポコ」に掲載され、その後月間漫画雑誌「月刊ウィングス」に移籍、2009年9月号より現在も連載中の作品です。

荒川弘は、地元北海道の農業高校卒業後実家の農場で7年間働いていた経験を持っています。百姓貴族は、その時の実体験をもとにして描いたエッセイ風の漫画作品となっています。酪農の実態がユーモアを交えて描かれていきますが、実体験に基づくだけにリアルなエピソードは、酪農を目指す若者にはとても勉強になると好評のようです。

獣神演武

「獣神演武」は、黄金周による日本のテレビアニメ・漫画作品です。漫画版は、荒川弘が作画を担当し、隔月刊誌「ガンガンパワード」の2007年No.3より連載が開始されます。その後「月刊少年ガンガン」に移籍し2010年9月号まで連載されました。

三国志を思わせる乱世が舞台となります。主人公・岱燈獅麗(たいとう・しれい)は、元服祝いとして与えられた剣「賢嘉爛舞」を帝国軍将軍の部下、史明に奪われてしまいます。岱燈は、仲間と共に賢嘉爛舞奪還のため旅に出かけます。

この漫画に荒川は作画担当として参加していますが、ストーリー作成には一切タッチしていないと本人が話しています。ファンの間では、荒川弘らしさがあまり感じられない作品という評価が多いようです。ハガレンで荒川漫画の虜になった方はどう感じられるのか、一度ご覧になってはいかがでしょうか?

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ハガレンの作者に関する感想や評価

ここまで「鋼の錬金術師(ハガレン)の作者は女性?」と題して作者・荒川弘の素顔、本名などをお届けしてきましたが、最後にハガレンの作者に関する感想や評価をTwitterより紹介します。

最初に紹介するハガレンの作者に関する感想や評価は、ハガレンの作者が女性ということを知らなかったという方のツイートからです。まさかの事でビックリしたと言います。こうしたツイートは、多数見受けられました。漫画の内容や筆名から男性漫画家と思い込んでいるファンも多いようです。

続いて紹介するハガレンの作者に関する感想や評価は、ハガレンの一番良いところについて呟いている方のツイートからです。それはキャラクターに対する作者の愛が至るところから伝わってくることだそうです。具体的には書かれていませんが、作画の丁寧さとかキャラクターの扱い方に「愛」を感じるのでしょうか?

最後に紹介するハガレンの作者に関する感想や評価は、荒川弘・最新作の情報を得てあることに思い至った方のツイートからです。一生「ハガレン作者の」という言葉がついて回ることで強いプレッシャーにさらされ続けると心配しています。

確かに過去の大ヒット作品が基準になってしまうと、ファンは同等またはそれ以上のレベルの作品を要求するでしょうから、大きなプレッシャーとなってのしかかってくるのかも知れません。

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ハガレンの作者は女性まとめ

ここまで、鋼の錬金術師(ハガレン)の作者・荒川弘にスポットを当て、本名や素顔、そして夫・子供など家族についても調査・解説してきました。いかがでしたでしょうか?

まとめのイメージ

作品が少年漫画雑誌に連載されていること、そして作者の筆名により男性漫画家と思い込んでいる方も多いようですが、荒川弘は女性漫画家です。また、出産という大変な時期でも一度も連載を休んだ事のなかった彼女が、家族の看病のために不定期連載に踏み切ったことをお伝えしました。

作者のプロフィールや人柄を感じさせるエピソードに触れたことで、荒川弘という漫画家にいっそう親しみを感じるようになった方もいるかも知れません。最後に取り上げたハガレン以外の作品についても、1度手に取ってご覧になってはいかがでしょうか?

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