【鋼の錬金術師】バッカニア大尉はオリヴィエの右腕！泣ける最期のシーンも紹介

ハガレンに登場するバッカニアは、ブリッグズ要塞を統括するオリヴィエ・ミラ・アームストロングの側近であり、彼女の右腕として活躍しています。そして人情に厚いところもあるため、ブリッグズ要塞の隊員たちから絶大な信頼を得ていました。そこで、ここからはバッカニア大尉の名言や武器、性格を紹介していきます。それではまず、『鋼の錬金術師(ハガレン)』の作品情報とバッカニアのプロフィールを確認していきましょう。

『鋼の錬金術師』とは、月刊少年ガンガンにて連載されていた荒川弘によるバトルアクション漫画です。2001年から2010年まで連載され、全108話で完結しています。また、「ハガレン」の略称で親しまれる作品で、2021年7月時点で全シリーズ累計発行部数が8000万部を突破する人気作となっています。

ここではハガレンのあらすじを簡単に紹介していきます。ハガレンの主人公は錬金術師のエドワード(エド)と鎧の体の弟アルフォンス(アル)です。鋼の二つ名を持つ錬金術師ですが、この兄弟はかつて母親を生き返らせるために人体錬成という禁忌を侵したことがありました。その影響でエドは弟アルの肉体を失ってしまいます。そこでエドはアルの肉体を取り戻すため、賢者の石を探す旅に出ます。

ハガレンに登場するバッカニアは、大きな体と長く伸ばした口髭が特徴的な軍人です。ハガレンの原作16巻で、主人公のエドワード・エルリックの前に初めて登場しました。髪型は頭頂部だけを残し、そこから長く伸ばした襟足を三つ編みにするという奇抜なモヒカン姿をしています。また、三つ編みにリボンを付けているのもチャームポイントです。

バッカニアの軍部における階級は大尉で、ハガレンに登場する軍法会議所勤務のフォッカーと同じ階級です。軍部の少将を務めるオリヴィエ・ミラ・アームストロングの側近を務めています。オリヴィエは「ブリッグズの北壁」「氷の女王」という異名を持つ女傑ですが、バッカニアはそんなオリヴィエのことを慕っており、かなり忠誠心が高いようです。

上記の画像はバッカニア大尉が頬を染めている名シーンです。中央司令部を占拠するシーンで、バッカニア大尉は戦闘要員ではない女性職員に逃げるように促していました。当然、女性職員は感謝を述べますが、若い女性職員に感謝されることが珍しいのかその時にバッカニア大尉の頬が少し赤く染まっています。これまでに見たことが無い珍しい表情を見ることができます。

下記の名言は、軍部の最高権力者・ブラッドレイとの闘いで倒れゆくフーの体をブラッドレイ諸共一突きにしたシーンで、バッカニア大尉が発したセリフです。ブラッドレイの圧倒的な強さに苦戦を強いられたバッカニア大尉とフーは致命傷を負っていたものの、ブラッドレイと共に死ぬ覚悟を持っていました。

そこでブラッドレイとの自爆に失敗したフーは「命賭けても傷1つつけられぬのか…」と嘆きますが、その覚悟に感化されたバッカニア大尉はフーの意志を汲み取り、フーと共にブラッドレイを突き刺したことで見事致命傷を与えることに成功します。

その後バッカニア大尉はこの名言を放つのですが、それに対してフーは「かたじけない」と言葉を残して絶命しました。ちなみにこの後すぐにバッカニア大尉も死亡するのですが、「さらばだ同志」と残してかっこいい最期を迎えています。

上記の名言は、ブラッドレイとの戦いで惜しくも戦死する間際にバッカニア大尉が放ったセリフです。笑顔で敬礼するバッカニア大尉の姿は、最後まで軍人として誇りある男の生き様を映しています。ハガレン屈指の名言の1つでもあり、このかっこいい最期にはネット上も「このセリフは鳥肌もの」「何回見ても泣く」といった声があがっています。

ここからは、かっこいい最期を迎えたバッカニア大尉の武器と性格を見ていきましょう。まずバッカニア大尉の武器ですが、彼の武器は右手に装着されている戦闘用機械鎧の「クロコダイル」と「マッド・ベアG」です。

クロコダイルはチェンソーが組み込まれている武器で、もう一つのマッド・ベアGは爪先が硬質のダイヤモンド素材でできた武器です。そしてバッカニア大尉がいる要塞は極寒地帯となっているため、寒冷地仕様の特注品の機械鎧となっています。

バッカニア大尉は情に厚く豪快な性格をしています。また忠誠心も高いため、初登場時はブリッグズへ向かうエルリック兄弟をドラクマの密偵と勘違いして襲い掛かっていました。軍部の立場もあったため、隠し事をしているエドのことを快く思っていませんでしたが、エドが要塞の兵隊を助けたのを目撃したことがきっかけで仲間だと認識しています。

バッカニア大尉の声を担当した声優は、フリーで活動する大友龍三郎(おおともりゅうざぶろう)です。声優としては主に、アニメやゲーム、吹き替えを中心に活動しています。シリアスな役や威厳のある悪役を担当することが多く、吹き替えではロン・パールマンやクランシー・ブラウンなどの吹き替えを担当しています。

• 1992年～：お〜い!竜馬(グラバー 役)
• 1994年～：ドラゴンボールZ(ダーブラ 役)
• 1995年～：バーチャファイター(ジェフリー・マクワイルド 役)
• 1998年～：ポケットモンスター(フシギバナ、ムラマサ 役)
• 1999年～：デジモンアドベンチャー(ヴァンデモン 役)
• 2001年～：ONE PIECE(クロコダイル、光月スキヤキ、白ひげ / エドワード・ニューゲート 役)
• 2003年～：プラネテス(ハキム・アシュミード 役)
• 2014年～：東京喰種トーキョーグール(黒磐巌 役)
• 2015年～：戦国無双(武田信玄 役)
• 2016年～：ポケットモンスター XY&Z(ウルップ 役)

こちらでは『鋼の錬金術師』のバッカニア大尉に関する感想があがっています。感想では「くっそかっこいい」と言われているのですが、名言が載った画像と共に投稿されているのでおそらく最後の死亡シーンでかっこいい印象が強く残ったのでしょう。

こちらでは『鋼の錬金術師』のバッカニア大尉やブラッドレイ、フーに関する感想があがっています。感想で挙がった名前は全員が同じ場所で戦った人物たちです。バッカニア大尉とフーはブラッドレイとの戦いで死亡しますが、ブラッドレイもその後を追うように死亡しています。ブラッドレイは敵側でしたが、彼なりの信念を貫いた生き様が描かれているので、ブラッドレイの最期にも注目してみてください。

こちらでは『鋼の錬金術師』のバッカニア大尉の死亡シーンに関する感想があがっています。名言が載った画像と共にバッカニアがかっこいいと言われています。やはりその他の方のように生き様にかっこいい印象を受けたのでしょうか？笑顔を浮かべながら息を引き取る姿も魅力的です。

『鋼の錬金術師』に登場するオリヴィエの右腕であるバッカニア大尉の泣ける死亡シーンや名言、使用する武器などを紹介していきましたがいかがでしたか？バッカニア大尉の死亡シーンがかっこいいと感じた方はきっと多いことでしょう。バッカニア大尉は最期まで忠誠心を捨てなかった偉大な男であり、かっこいい生き様を見せてくれました。

オリヴィエを筆頭としたブリッグズ要塞の兵隊たちからも絶大な信頼を得ている理由も分かります。今回はバッカニア大尉のかっこいいラストシーンと名言まで紹介しましたが、これを機に改めてバッカニア大尉とフー、ブラッドレイの戦いと最期のシーンをチェックしてみると良いでしょう。