【プランダラ】ナナの正体は撃墜王!過去や能力・リヒトーとの関係も紹介

2020年にテレビアニメが放送された人気作『プランダラ』。本作には可愛くて魅力的なキャラが多く登場しますが、その中でも特に気になるのが、明るく親切なナナです。ネット上ではナナの正体が「識撃」の撃墜王だったことに驚きの声があがっているのですが、撃墜王になった経緯はとても好ましいとは言えませんでした。そこで当記事では『プランダラ』で描かれたナナの過去や能力、リヒトーとの関係を紹介していきます。

【プランダラ】ナナの正体は撃墜王!過去や能力・リヒトーとの関係も紹介のイメージ

目次

  1. プランダラのナナとは?
  2. プランダラのナナの正体は撃墜王!過去や能力を考察
  3. プランダラのナナとリヒトーの関係
  4. プランダラのナナのアニメ声優
  5. プランダラのナナに関する感想や評価
  6. プランダラのナナまとめ

プランダラのナナとは?

『プランダラ』に登場するナナは移動酒場の店主として登場していました。胸元に「77」と刻印されているのが印象的ですが、どうやらその刻印には彼女の悲しい過去が関係しているようです。そこで今回は、『プランダラ』で描かれたナナの過去や能力、リヒトーとの関係について紹介していきます。それではまず、『プランダラ』の作品情報とナナのプロフィールから見ていきましょう。

プランダラの作品情報

プランダラの概要

『プランダラ』とは、月刊少年エースより連載中のバトルアクション漫画です。作者は漫画家の水無月すうで、2015年から連載された後、2021年5月時点で累計発行部数が160万部を突破する人気作となっています。また2020年1~6月の間にテレビアニメが全24話で放送されています。

プランダラのあらすじ

今回紹介するナナはプランダラの原作1巻~3巻で初登場を果たしています。ナナはリヒトーと移動酒場の店主として旅をしていました。そしてある日、撃墜王を探す旅に出ていたメインヒロイン・陽菜と出会います。実はナナとリヒトーこそが陽菜の探し人である撃墜王だったのですが、2人はその正体を陽菜に隠していました。

しかしその後、陽菜が撃墜王を詐称する男との星奪戦でカウントを失ってしまったことがきっかけで、リヒトーの正体が撃墜王であることが判明。こうして陽菜、リヒトー、ナナの3人で旅をすることになり、さまざまな事件に巻き込まれると共に2人の過去が明らかになってきます。

ナナのプロフィール

プランダラに登場するナナは、銀髪と紫の目が特徴的なキャラです。カウントは「客に美味しいと言われた数」。移動酒場の店主として明るく親切に振舞っていたものの、意外な正体を隠しており、ネット上ではその正体に驚きの声があがっていました。

TVアニメ「プランダラ」公式サイト

プランダラのナナの正体は撃墜王!過去や能力を考察

それではここから、『プランダラ』に登場するナナの正体と過去、能力を考察していきます。普段から明るく人懐っこい酒場の店主ですが、どうやらその印象に反して意外な正体と過去を持っているようです。

考察①ナナの正体は撃墜王?

結論から言うと、ナナは7人いる撃墜王の内の1人です。移動酒場の店主として非常に明るく親切に振舞っていたことや、リヒトーが撃墜王だということが早い段階で判明したため、ナナの正体が撃墜王の1人であることの予想が付きにくかったかもしれません。

考察②ナナは被験体だった?名前の由来は?

ナナの正体が明かされた後、彼女の過去が明らかになっていきます。ナナの過去については、プランダラの原作5、6巻で描かれていました。ナナは「識撃」の撃墜王の能力で、陽菜・ジェイル・リィン・ペレの4人を300年前に送って過去の日本の実態を明らかにさせようとします。そこでジェイルはナナがいる軍学校に入学し、軍学校の地下で撃墜王の手術について調べることにしました。

するとその時、銀髪の女の子から声をかけられます。その女の子こそが幼少期のナナで、この時の彼女は既に撃墜王の手術を受けている状態でした。その後、原理は不明ながら強大な力を行使することができる「多数決を取る機械」が発見されます。これはオリジナルバレットと呼ばれる特殊な装置によって、多数決における投票権の強制力を発動させることができるというものです。

そしてこの装置を運用するのが議会(アルシング)と呼ばれる存在でした。議会の発見からしばらくして、議会に遺伝子レベルで同期できる、つまりバロットを介さずに議会から莫大な力を引き出すことができる人間シュメルマンが現れます。

これを知った軍学校の前任者は、シュメルマンのDNAを取り出し、それを移植する人体実験をおこなうことにします。人体実験には連れ去った子供たちが対象となるのですが、実験の失敗を繰り返して子供たちを犠牲にし続けます。しかし、ついに7番目の子供が実験に成功しました。そしてその子供の名前は7番目の被験体だったことから「ナナ」と名付けられます。このナナと名付けられた人物こそが本編に登場するナナでした。

考察③ストリートチルドレンだった過去

軍学校の被験体となる前のナナは、街でゴミ箱を漁るような生活をするストリートチルドレンでした。しかし、そんな過去を持ちながらも性格は明るく、未来からやってきたジェイルのことを「堅物そうなメガネ」と呼ぶなど人懐っこい印象を与えます。

考察④撃墜王としての能力

「識撃」の撃墜王であるナナの能力は、戦闘時に敵の位置を予測したり、人を過去にタイムトラベルさせたりすることができます。タイムトラベルの能力については、ジェイルたちを過去に送り出した時に見られました。しかしナナは被験体だったため、能力の使用回数には制限があるようです。

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プランダラのナナとリヒトーの関係

ストレートチルドレンとして生活を送った後、軍学校に連れ去られて被験体になるなど壮絶な過去を持つナナですが、300年後の本編ではリヒトーと生活していました。では、ここからナナとリヒトの関係を解説していきますのでぜひご覧ください。

関係①ビデオファイルに収められたナナの想い

被験体として軍学校で生活を送っていたナナは、軍学校に通っていたリヒトーのことを知っていました。ナナがリヒトーのことを「にぃに」と呼んで慕っている様子が描かれているのですが、現在のナナが300年前の日本にいるジェイルたちに送ったビデオファイルにリヒトーに対する想いが収められています。

そのビデオファイルには「にぃにのおよめさんになろうと思うの!」というナナの動画が収められており、どうやら初めてリヒトーと会った時から好きだったようです。

関係②リヒトーとナナの苦悩

ナナは手術が不完全だったため手術後に永い眠りについており、目が覚めた頃は既に廃棄戦争が終わってアルシア王国が誕生している状態でした。一方、ナナの想い人であるリヒトーは廃棄戦争が終わった日に気を失ってしまいます。その後、戦争から20年が経った頃、ようやくリヒトーは永い眠りから目覚めました。

撃墜王は何かに深く後悔すると成長が止まるのですが、リヒトーとナナがその現象に当てはまります。リヒトーとナナはある程度年を取った状態で成長が止まっていました。20年経っても全く年を取っていなかったため、2人が何かに後悔していることが分かります。

目覚めたリヒトーは話しかけても喋らず、部屋の隅でうずくまっていました。その様子を見たナナもリヒトーのことを想い苦悩します。そしてリヒトーが仮面を外さず何か考え込んでいる様子は、300年経っても変わることがありませんでした。

関係③ナナはずっとリヒトーのことをそばにいた

300年経っても何か考え込んでいるリヒトーでしたが、ナナはそれでも彼のことが好きだったようです。リヒトーは軍学校の同じクラスの生徒が犠牲になったことや、義兄弟の時風を自らの手で殺したこと、アルシア王国が議会の力を振りかざして多くの人々から資源を摂取していることなど多くの悩みごとがありました。そんなリヒトーを救えないナナも苦悩し続けますが、それと同じように心配していたためずっとリヒトーのそばにいました。

関係④ナナの失恋

そしてとうとうナナはリヒトーへの想いを諦めざるを得ない出来事が起こります。始まりは移動酒場にいたナナとリヒトーが陽菜と出会った時からでした。リヒトーと接していく内に彼のことを好きになった陽菜。一方、リヒトーも陽菜のことを気になっていたようです。

その結果、リヒトーは陽菜のおかげで仮面を外すことができるのですが、それと同時にナナはリヒトーへの想いが実らないことを悟ります。やはり、リヒトーは300年経っても過去の後悔を引きずって仮面を外さなかったため、仮面を外したということは大きな意味を持つのでしょう。

関係⑤リヒトーはナナに感謝していた

リヒトーへの想いが実らないと悟ったナナでしたが、一方でリヒトーはナナに特別な想いを抱いていたことが分かりました。過去に戻ってきたジェイルが、リヒトーにナナのビデオファイルを見せた8巻のシーンでのことです。

リヒトーはビデオファイルを見て、戦争の終結後、300年もの間見守り続けていたナナのリヒトーへの想いを知ります。その想いを知ったリヒトーは、「一緒にいてくれたから300年生きてこれた。一人だとおかしくなりそうだった」とナナに謝罪と感謝の気持ちを伝えました。どうやら特別な想いというのが恋愛感情ではなかったものの、それでもリヒトーにとってナナの存在は特別であることに変わりないようです。

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プランダラのナナのアニメ声優

伊藤静のプロフィール

プランダラに登場するナナの声を演じた声優は、声優事務所「賢プロダクション」で声優、歌手として活動する伊藤 静(いとう しずか)です。声優としてのデビュー作はテレビアニメ『TEXHNOLYZE』で、2003年から活動を開始した後、主にアニメやゲーム、吹き替えのジャンルを中心に活動しています。声優を目指すきっかけとなったのが、幅広く活躍していた声優の存在を知って「色々なことが出来て面白そうだ」と思ったからとのことです。

その後、東京アナウンスアカデミー(現:東京アナウンス・声優アカデミー)に在籍することになっています。そして校内オーディションを経て現在の事務所「賢プロダクション」に所属することになっています。2016年には第10回声優アワードで助演女優賞を受賞し、代表作に『D.Gray-man』『アマガミ』『暗殺教室』『ハヤテのごとく!』などの人気作に出演するなど活躍する人気声優です。

伊藤静の主な出演作品

  • 2003年~:真月譚 月姫(遠野秋葉 役)
  • 2004年~:マリア様がみてる(支倉令 役)
  • 2005年~:灼眼のシャナ(ヴィルヘルミナ・カルメル 役)
  • 2005年~:ゾイドジェネシス(コトナ・エレガンス、サイコ、リンナ・エレガンス 役)
  • 2006年~:D.Gray-man(リナリー・リー 役)
  • 2006年~:パンプキン・シザーズ(アリス・L・マルヴィン 役)
  • 2007年~:ハヤテのごとく!(桂ヒナギク 役)
  • 2008年~:とある魔術の禁書目録(神裂火織 役)
  • 2008年~:のだめカンタービレ(タチヤーナ・ヴィシニョーワ 役)
  • 2016年~:美少女戦士セーラームーンCrystal Season III(愛野美奈子 / セーラーヴィーナス 役)

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プランダラのナナに関する感想や評価

こちらではプランダラに登場するナナの正体に関する感想があがっています。やはりナナの正体が撃墜王だったことに驚いている様子です。感想と共に投稿された画像では、切なさを思わせる表情のナナがいます。

こちらでもプランダラに登場するナナの正体に関する感想があがっています。どうやらこの方は、ナナの正体が撃墜王だったことにうすうす感づいていたようです。そして撃墜王の能力については、滅茶苦茶な能力と言われているのですが、やはりタイムトラベルの能力は捉え方次第でかなりの強さを持つ能力になるのでしょうか?

こちらではプランダラに登場するナナの想いに関する感想があがっています。どうやらナナのリヒトーに対する想いが切ないと感じるようです。300年も思い続けるというのも凄いですが、その結果失恋してしまうというのは相当悲しいはずです。

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プランダラのナナまとめ

プランダラに登場するナナの正体について、過去や能力・リヒトーとの関係を交えながら紹介してきましたがいかがでしたか?ナナの正体は「識撃」の撃墜王でした。プランダラのリヒトーやジェイルの能力はかなりの破壊力があり印象的ですが、まさか酒場の店主として明るく親切に振舞っていたナナの正体が「識撃」の撃墜王だったことに驚いた方はきっと多いことでしょう。また、ナナの意外な過去にも驚いたかもしれません。

そんなナナの能力は、人をタイムトラベルしたり、戦闘時に敵の位置を予測するというものでした。そして300年もの間リヒトーへの想いを抱えていたナナでしたが、リヒトーが仮面を外すことができた陽菜のことを想っているため、恋がかなうことが在りませんでした。そんな切ない過去を知って、ナナには幸せになって欲しいという読者が多いようです。今後もプランダラでナナがどのように活躍していくのか注目しておきましょう。

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