プランダラは面白い?つまらない?アニメが面白くないと言われる理由とあらすじまとめ

世界そのものの秘密や戦争などをハードに描きつつも、随所にお色気やギャグなどの要素を挟んだ設定が面白いと噂の作品『プランダラ』。2020年には冬クールでアニメが放送されており、圧倒的な強さを持つリヒトーや素直でかわいい陽菜の姿を見ることができます。ネット上では、そんな『プランダラ』をみて「面白い」や「面白くない」といった声があがっているのですが、それはなぜなのでしょうか?当記事では『プランダラ』の原作漫画のあらすじと寄せられた感想を交えつつ面白い、面白くない・つまらないと言われる理由を紹介します。

プランダラは面白い?つまらない?アニメが面白くないと言われる理由とあらすじまとめのイメージ

目次

  1. プランダラとは?
  2. プランダラのアニメは面白い?理由を紹介
  3. プランダラのアニメはつまらない?面白くない理由を紹介
  4. プランダラの漫画あらすじネタバレ
  5. プランダラの登場人物
  6. プランダラに関する感想や評価
  7. プランダラが面白い・面白くないと言われる理由まとめ

プランダラとは?

プランダラの原作情報

原作『プランダラ』はギャグやコメディ、そしてシリアスな要素が混在する作風で人気を博した作品『そらのおとしもの』で知られる作者水無月すうによるバトルアクション作品です。2014年12月26日から「月刊少年エース(KADOKAWA)」にて連載がスタートし、20120年5月時点で15巻が刊行されています。

プランダラのアニメ情報

続いて『プランダラ』のアニメ情報について紹介します。アニメ『プランダラ』はアニメーション制作スタジオ「GEEKTOYS」が製作を手掛け、2020年1月からTOKYO MXほかにて放送がスタートしました。現在は18話までが放送されており、今後全24話まで放送される予定となっています。

プランダラのOP主題歌

『プランダラ』のOP主題歌は全2曲。担当歌手は歌手と声優を兼ねて活動している伊藤未来です。OP主題歌の2曲は第1クールOPと第2クールOPとそれぞれ分かれており、第1クールOPが『Plunderer』、第2クールOPが『孤高の光 Lonely dark』となっています。

プランダラの世界観

『プランダラ』はアルシア国という世界が舞台となっていますが、アルシアに住む人々には生まれつき体のどこかに数字が刻まれており、人々はその数字に支配されています。それを「カウント」と呼び、「歩いた距離」や「女性にフラれた数」、「信念を貫く」など与えられた行動を成し遂げることによってカウントがプラスされていく仕組みとなっています。

当然、カウントがマイナスになる場合もあります。マイナスになる場合は「信念を貫けなかった」など与えられた行動に反するとマイナスになるというわけです。そしてカウント数がもしゼロになってしまった場合は「アビス送り」になってしまい、地下の世界と言われている場所に飛ばされるとされています。さらにカウント数が階級・身分をそのまま反映しているため、アルシアに住む人々はカウントを気にしながら生きていました。

TVアニメ「プランダラ」公式サイト

プランダラのアニメは面白い?理由を紹介

それでは早速、アニメ『プランダラ』が面白い・面白くないと言われる理由について紹介していきます。まずはここで面白いと言われる3つの理由を見ていきましょう。

面白い理由①主人公のキャラ

『プランダラ』が面白いと言われる理由に「主人公のキャラ」といった要素が挙げられます。主人公であるリヒトーのキャラ設定は「伝説の撃墜王」となっており、彼は300年前に起きた戦争を終結に導いた英雄です。そんな彼をヒロインである陽菜が5年間探し続けた末、ようやく見つけたことで物語がスタートしていますが、出会いと同時にリヒトーの戦闘シーンが展開します。

そこで明らかとなったのは彼の圧倒的な強さでした。脅威的な能力によって相手をいとも簡単に打ちのめしているのですが、やはり読者はその強さに興味を惹かれたようです。さらに圧倒的な強さを持つリヒトーですが、その一方でド変態という側面も持ち合わせており、彼によるギャグシーンを多く見ることができます。このようなキャラ設定のバランスが面白いと言われる理由と言えるでしょう。

面白い理由②リヒトーと陽菜の最初の出会い

続いて面白いと言われる理由に「リヒトーと陽菜の最初の出会い」というものがあります。リヒトーと陽菜が最初に出会った場所は足湯です。スカートを履いた陽菜が足湯に浸かっていたところにリヒトーが登場しているのですが、彼はいきなり陽菜の足の間から顔を覗かせ、さらに足を自分の顔に当てるという行動、まさにその行動はセクハラそのものでした。

そして唖然として何もできずにいた陽菜に対してより一層の興奮を覚えたリヒトーは鼻血を出しながら陽菜に飛びつきます。結果的にはリヒトーと共に旅をするナナにボコボコにされた挙句、街にいた女性に蹴飛ばされ続けるという展開になっていました。このようにギャグ要素満載の展開に対して面白いといった感想が寄せられており、その後の展開に興味を持ったようです。

面白い理由③お色気シーン

最後に『プランダラ』が面白いと言われる理由に「お色気シーン」があります。『プランダラ』は世界そのものの秘密を掴むために戦う少年少女や戦争などの描写によってハードな世界観となっているのですが、それを随所に描かれたお色気シーンや前述のギャグエピソードによって緩和されているためバランスが良く、見応えのある原作漫画・アニメとなっています。

プランダラのアニメはつまらない?面白くない理由を紹介

面白くない理由①ひと昔前のアニメみたい?

アニメ『プランダラ』を観て寄せられた感想に「一昔のアニメを観ている感じがする」といった声がありました。また漫画は面白いのにアニメが面白くない、つまらないといった感想も寄せられています。

多くの場合、「面白くない」「つまらない」といった感想では原作とアニメを比べている方に傾いているようで、原作を読んでいた人達はアニメの内容が薄く感じたといった感想やアニメで世界観が台無しになったという感想を抱いたようです。確かにアニメ『プランダラ』以外にも原作を読んでファンになった人がアニメ化された後に思っていた世界観と違うといった感想が多く寄せられます。

面白くない理由②テンポと構成の悪さ

続いて『プランダラ』が面白くないと言われる理由に「テンポと構成の悪さ」が挙げられます。『プランダラ』が面白いと評価される理由として「お色気シーン」をあげていたのですが、この要素を逆によく思わずつまらないと感じてしまう方もいらっしゃるようです。

リヒトーと陽菜の最初の出会いや、アルシングの触手が女性にベタベタと触れるといった場面など、お色気シーンがあまりにも目立ってしまっているため、真面目なシーンが目立たなくなってしまっています。また真面目なシーンかと思いきやお色気シーンがあったりとテンポが悪い所もあるといった点がつまらないと言われるゆえんのようです。

ただ、アニメ『プランダラ』18話辺りから真面目(戦闘)なシーンが多く描かれるようになっており、それに伴いギャグシーンとのバランスが良くなっています。つまりまだアニメが放送されて間もない状態で、原作を知っている方が言う面白くないといった感想はあくまでも2020年5月現在放送されている18話までに寄せられたものであるため、今後は面白いという感想が多くなる可能性も十分にあると言えるでしょう。

プランダラの漫画あらすじネタバレ

これまでに『プランダラ』の面白い理由と面白くない理由を紹介してきましたが、面白くないと言われる場合のほとんどが原作とアニメを比べたことによって生じたものであることが分かりました。実際に寄せられた感想では「原作は面白い」と言われています。そこで、ここでは『プランダラ』の漫画のあらすじをみていき、ストーリーの面白さに触れてみましょう。

1巻あらすじネタバレ

原作漫画『プランダラ』1巻は、母をアビス送りで亡くした少女が「撃墜王を探しなさい」という母の遺言を頼りに5年もの歳月をかけてようやく撃墜王・リヒトーを探しだしたところから物語がスタートしています。しかしその男は仮面で素性を隠し、なにやら秘密を抱えている様子で…。

2巻あらすじネタバレ

原作漫画『プランダラ』2巻では、前巻でヒロインの1人である陽菜がようやくリヒトーを探し出していたのですが、意外にもあっさりと2人は分かれてしまっていました。この時、リヒトーは陽菜を軍人から救ったためにお尋ね者になっています。

リヒトーの身を案じる陽菜、その一方で陽菜と別れたリヒトーは女性軍人が統治する町に訪れていました。そんな彼を追ってきたのは軍人・ジェイル。その男は圧倒的な強さを見せたリヒトーを上回るカウント数を持っていたのでした…。

3巻あらすじネタバレ

原作漫画『プランダラ』3巻では陽菜とリヒトーが再会を果たしていました。一方、リヒトー達を追っていたジェイルはとある町が崩壊している様子を目の当たりにしていました。生き残った住人が言うには、「悪魔」が町と住人を全て奪ったとのことです。

そこでジェイルはその正体を突き止めるため、似たような特徴をしたリヒトーを探し始めました。その後、リヒトーを見つけ「悪魔」の正体を問いただすジェイル。その時、街の中央に巨大な空間が現れ…。

4巻あらすじネタバレ

原作漫画『プランダラ』4巻では、前巻で登場した「悪魔」の正体が戦闘ヘリであることが判明していますが、その時代では飛行機どころか空を飛ぶ研究すら禁じられています。しかしリヒトーはそれを知っていた様子で、さらに戦闘ヘリと共に現れた水花という女性からリヒトーは「先輩」と呼ばれていました。その後、覚醒したリヒトーは圧倒的な強さで水花を倒しますが、狂暴化するという「シュメルマンの人格」に支配されてしまいます。

それを止めたのがジェイルでした。さまざまな困難を乗り越えたリヒトーらは、体の傷を癒していましたが、その時にジェイルは軍の総司令である義父に呼び出され、ある事を告げられます。それは匿っているリヒトーを連行せよというものでした。自らの信念を曲げてでもリヒトーを庇うジェイルでしたが、結局、彼を連行することを余儀なくされてしまいます。

5巻あらすじネタバレ

原作漫画『プランダラ』5巻はリヒトーを連行するジェイルの気持ちを悟ったリヒトーが大人しく逮捕されようとし、それに納得のいかないナナがタイムスリップ能力を使ってジェイルらを300年前に送り込んだところから始まっています。

そして300年前にタイムスリップしたジェイルたちは軍学校の前にいました。その時、門前にリヒトーの姿と水花の姿を確認します。そこで軍学校に潜入したジェイルたちは真実を知るため、リヒトー達と同じ生徒となって活動することに…。

6巻あらすじネタバレ

原作漫画『プランダラ』6巻では少女姿のナナと出会ったジェイルの姿がありました。ジェイル達が存在していた世界にも居たナナは、現在と300年前の世界とでは全く違う理由をどのようにして移り変わっていったのか、その経緯を教えてくれるのですが…。

7巻あらすじネタバレ

原作漫画『プランダラ』7巻は突然始まった戦争によって窮地に立たされた陽菜やジェイル達の姿がありました。その時、リヒトーは撃墜王の手術を受けている頃でした。敵軍による突然の襲撃によって成す術がない軍学校の生徒たちは次々と殺されていきます。そんな中、遂にリヒトーが脅威の力を持った撃墜王として、仲間を助けるために戦場へと駆け付けます。しかし、リヒトーに待ち受けていたのは悲劇でした…。

8巻あらすじネタバレ

原作漫画『プランダラ』巻8では、陽菜達が300年前の世界から戻ってきた現在の世界が描かれています。そこで陽菜達はリヒトーの口からさらなる真実を聞き、驚きと共に複雑な感情を抱いていました。そして再び旅立とうとしたリヒトの前に、300年前の同級生が姿を現します。

9巻あらすじネタバレ

原作漫画『プランダラ』9巻は遂に300年前から繋がる因縁、そして時を経て明かされる残酷な真実の数々が明らかになっています。8巻のラストでリヒトーの前に現れた同級生は、かつて軍学校でリヒトを含めた生徒たちを対抗処分にしようとしていた男・道安。リヒトーと並々ならぬ因縁で結ばれている道安がとった行動には、ある事実が隠されていました。

10巻あらすじネタバレ

原作漫画『プランダラ』10巻は予想外のストーリーが展開されていきます。リヒトーはかつての力を取り戻すべくオリジナルバロットを集めていましたが、それをようやく過半数集めることができました。そして道安が見たという死んだはずの軍学校A組メンバーの仲間たちに関わる真相を確かめるため、リヒトー達は王都へ潜入することになります。しかし王都では国王が殺され、さらに国政をも奪われるという惨劇が起こっていました。

11巻あらすじネタバレ

原作漫画『プランダラ』11巻はリヒトーの前に現れた義兄・時風が、陽菜をさらって地上へと引き返したシーンから始まっています。時風は王都の国民を地上に落とし、天空の王国を奪うべく、リヒトーと対峙しました。果たして時風が語る300年越しの「復讐」とは何なのか?そして陽菜が地上で見たものとは?

12巻あらすじネタバレ

原作漫画『プランダラ』12巻では、遂にアビスがアリシアへの侵攻を始めました。そして議会の力によって「アビス送り」や「核の永久放棄」といったアビスに不利なルールを廃した時風、さらに時風のカウント数は50万であり、その一方で国内最強カウント数は20万と圧倒的な力の差がついていました。その結果、一か月後の王国は約3割がアビスの支配下となってしまいます。一方、時風の元から陽菜を救うために奔走するリヒトーでしたが…。

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プランダラの登場人物

登場人物①陽菜

1人目の登場人物は母の遺言によって「撃墜王」を探していた本作のヒロイン・陽菜です。母の遺言を頼りに5年もの間1人で旅をし続けていた素直で優しい女の子で、素直であるがゆえにすぐに泣きだしてしまうという面もあります。しかしその一方で、長旅で身に付けたサバイバル術で熊や猪をいとも簡単に狩り、さらに素手で捌くという野性味溢れる一面もありました。

登場人物②リヒトー=バッハ

2人目の登場人物は本作の主人公であるリヒトー=バッハです。7人の「撃墜王」でリーダーを務めるほどの人物で優しい性格をした青年ですが、その反面、異様な仮面を被って顔を隠しスカートの中を覗くなど変態という側面も持ち合わせています。普段は異常な行動が目に余る人物ですが、戦闘においては圧倒的な強さで相手を黙らせる頼もしい存在で、特に撃墜王としての覚醒時は他に追随を許さない強さを見せます。

登場人物③ジェイル=マードック

3人目の登場人物は鉄を操るバロットを持つ軍人ジェイル=マードックです。階級は中尉ですが、真の実力は中尉を遥かに凌ぐものとなっています。自らの強さを偽ってまで現場の任務に携わっており、信念を曲げたり嘘を吐いたりするのを何よりも嫌っています。当初は冷静な表情で、周囲に対して厳しい態度を取っていたりと冷たい様子が描かれていましたが、次第に正義感の強い優しい人物像をみることができます。

登場人物④ナナ

4人目の登場人物は移動酒場の店主としてリヒトーと共に旅をしていたナナです。茶目っ気のある性格をしており、特にアルコールが入るとジェイルやリヒトーにお酒を強引に飲ませるなどやたらと絡むようになります。そしてあらすじでも触れた通り、彼女は「撃墜王」の1人で「識撃の撃墜王」という異名を持っています。タイムスリップ能力を持つ最初の撃墜王であり、300年前の過去でジェイルと出会った際は「7号被検体」と言っていました。

登場人物⑤園原水花

5人目の登場人物は撃墜王として特務部隊に所属している園原水花です。初登場時は「アビスの悪魔」を破壊し街の住人やアルシア兵を皆殺しにしようとしていたのですが、本来の性格は誰も傷つけたくないという願いを持つ心優しい女の子です。

しかしそんな園原を特務部隊の人間は良しとせず、撃墜王としての能力を発揮し狂暴化させるため注射を打っています。覚醒状態ではカウント数32,000となっており、一度打ったら当たるまで止まらないという誘導弾を駆使して戦っていました。

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プランダラに関する感想や評価

感想や評価:プランダラの設定が面白い!

こちらの感想では『プランダラ』が面白いと言われています。面白いと言われる理由としてリヒトーと陽菜との出会いをあげていましたが、この方の場合はそれに苦手意識を持っていたようです。しかしその後、面白い設定と見やすさに魅力を感じているようなので、次第に面白くなってくる作品であることが分かります。

感想や評価:中盤辺りから面白い展開になる

こちらの感想では中盤辺りから『プランダラ』が面白いと思うようになったと言われています。アニメの中盤辺りは撃墜王であるリヒトーの戦闘シーンや、学校で真相が明らかになっていく展開が描かれていました。始めは面白くない・つまらないと感じていたようなのですが、やはり戦闘シーンが増えていくと共にギャグシーンとのバランスが取れたことで、面白いと感じるようになったのでしょうか?

感想や評価:後半から面白くなってきた

こちらの感想でも『プランダラ』が後半から面白くなってきたと言われています。やはりはじめはつまらないと思っていたようなので、徐々に面白い展開が描かれているというのが分かります。

感想や評価:お色気シーンがつまらない

こちらの感想では『プランダラ』のお色気シーンがつまらないと言われています。他にもつまらないという感想ではお色気シーンについて言及されているものがあり、また前述の感想でもお色気シーンが多い序盤でつまらないと言われていたことを含めると、お色気シーンがつまらない原因となっているのが分かります。

感想や評価:肝心なところでお色気シーンになったのが残念

こちらの感想では『プランダラ』の面白い要素と面白くない要素について述べられています。ストーリー自体はしっかりしており、泣けると言われているのですが、やはり肝心なところでお色気シーンの展開になるところがつまらないと感じているようです。

プランダラが面白い・面白くないと言われる理由まとめ

『プランダラ』が面白いという理由やアニメが面白くない・つまらないという理由についてあらすじを交えつつ紹介してきましたが、いかがでしたか?面白いと言われる場合は原作について述べられているようで、一方、面白くないという理由には原作とアニメを比べていることでそのような感想を抱いた方が多いということが分かりました。

やはりつまらないという理由にはアニメがまだ始まって間もないということが主な原因となっているようで、現在放送されている18話まではあまり真面目(戦闘)なシーンが描かれておらず、お色気シーンやギャグシーンばかりが目立っています。

実際はこれから真面目なシーンが増えてくるため、これからアニメの方も面白くない・つまらないという意見から面白いという意見に変わってくるのではないでしょうか?これからも『プランダラ』に注目しておきましょう!

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