2020年05月11日公開
2020年05月11日更新
【プランダラ】7人の撃墜王を一覧で紹介!カウント・能力や異名の由来は?
「月刊少年エース」で連載され2020年1月からアニメ放送がスタートした『プランダラ』。主人公リヒトー=バッハは300年前に起こった廃棄戦争の英雄として伝説化した「撃墜王」ですが、なぜか今もなお生きている謎の存在でもありました。そしてリヒトーのような「撃墜王」は7人存在しています。当記事では『プランダラ』に登場する撃墜王とはどのような存在なのかを明らかにするため、7人の撃墜王を一覧形式で紹介しています。また撃墜王のカウント・能力やバロット、異名の由来を一覧で紹介していますので伏せてご覧ください。
目次
プランダラとは?
バトルファンタジー作品『プランダラ』とは、300年間の廃棄戦争で英雄となった「撃墜王」を主軸にした物語です。撃墜王は300年前も昔に存在した人物ですが、なぜか現在も生きていたりと謎に包まれた存在でした。そこで主人公たちがなぜ撃墜王と呼ばれるようになったのか、撃墜王とは何なのか?を明らかにするため彼らのプロフィールを一覧形式で紹介していきます。ここではまず『プランダラ』の簡単な作品情報をご覧ください。
プランダラの概要
『プランダラ』とは2015年から「月刊少年エース」にて連載中のファンタジーバトルアクション作品です。ギャグやシリアスな要素が混在した『そらのおとしもの』で知られる水無月すうによる作品となっており、2020年1月からTOKYO MXほかにてアニメの放送がスタートしました。なお、2020年5月現在は漫画『プランダラ』が15巻、アニメが全24話として放送が予定されています。
プランダラのあらすじ
ここでは『プランダラ』の簡単なあらすじを紹介します。時はアルシア歴305年。母から「撃墜王を探しなさい」という遺言を頼りに旅をし続けてきた陽菜は、ひょんなことからナナとリヒトー=バッハという人物たちに出会いました。そしてナナから人々が皆生まれた時から数字が増える「カウント」について聞かされます。
その後、陽菜は自称「撃墜王」と名乗る男に騙され、星奪戦によって全てのカウントを奪われてしまいました。しかしその時、リヒトーによって助けられ、無事カウントを取り戻すことができ、さらに彼こそがこれまで探し続けてきた「撃墜王」であることが判明。ただ、彼は撃墜王としての悲しい過去を持っていました…。
プランダラの撃墜王のプロフィール一覧
出典: https://anibu.jp
『プランダラ』の撃墜王とは、廃棄戦争に打ち勝つために特別な手術を受けた人物を示します。物語序盤では平和な国が舞台となっていましたが、廃棄戦争が起きた300年前は食糧難に突入した国が描かれています。そんな滅亡寸前の世界に未知のオーパーツが宇宙から降ってきたことによって撃墜王が誕生していました。ここではその時に誕生した7人の撃墜王のプロフィールを一覧形式で紹介しています。
リヒトー/閃撃の撃墜王
『プランダラ』に登場するリヒトー=バッハは「閃撃の撃墜王」です。白髪と赤い目、さまざまなお面を付けたのが特徴的な人物。初登場時は綺麗な女性を見てはセクハラまがいの行為を繰り返し、ご飯にありつくこともままならないひもじい生活をしていました。
最底辺の身分でセクハラ大好き、さらにエロいことに全力を燃やすなど英雄とは程遠い存在でしたが、実は彼こそが300年前に存在していた伝説の「撃墜王」であることが明らかになりました。撃墜王になる前は黒髪の少年だったのですが、撃墜王手術によって脅威の能力を手に入れ、アルシア王立国軍の大佐として活躍するようになります。
ナナ/識撃の撃墜王
『プランダラ』に登場するナナは「識撃の撃墜王」です。銀髪で紫の目が特徴的な人物。当初は移動酒場の店主として登場し、リヒトーと行動を共にしていました。
撃墜王を5年間探し続けていた陽菜にさまざまなことを教える親切な女性でしたが、実は彼女がリヒトーの過去を知る人物であり、撃墜王の1人でした。撃墜王の能力を使い、リヒトーの過去を見せるために陽菜とジェイル、ペレ、リィンの4人を廃棄戦争以前の300年前に送りこんでいます。
坂井時風/瞬撃の撃墜王
『プランダラ』に登場する坂井時風は「瞬撃の撃墜王」です。圧倒的な力を持つリヒトーの義理の兄で、ナナの力で過去に飛ばされたジェイルに似た強い正義感が特徴的な人物。貧しい生活をしている叔母に食糧を送り届けるために軍人になっていますが、それをリヒトーと叔母が反対している様子が描かれていました。
そんな時風とジェイルとは同族嫌悪なのかいつも張り合っており、反りが合わないようです。実力はAクラスの中でトップクラスの戦闘能力を誇っており、撃墜王手術を受ける前から常人の目ではとらえられない速さの抜刀術を披露しています。
道安武虎/重撃の撃墜王
『プランダラ』に登場する道安武虎は「重撃の撃墜王」です。カエルのような目と巨大な体躯が特徴的な人物。常に粗暴な態度をとっており、誰かと一緒にいることもなく園原をはじめとした生徒から星を奪い、対抗処分に追い込もうとするなど憎まれ役として描かれていました。
しかし、徐々に彼のやさしさが垣間見えるようになっており、敵軍兵に襲撃を受けた園原を庇っています。そしてこれまでの園原に対する仕打ちは戦場から遠ざけるためにおこなったことでした。彼の行動原理の根底には水原の存在があるようです。
アレクサンドロ=グレゴリーヴィッチ(アレン)/爆撃の撃墜王
『プランダラ』に登場するアレクサンドロ=グレゴリーヴィッチ(アレン)は「爆撃の撃墜王」です。アリシア王立軍の総司令にしてジェイル=マードックの義理の父親ですが、子煩悩なためかジェイルに対して非常に甘いところがありました。ただジェイルも警戒しているように、人懐っこい陽気さを見せつつも状況を冷静に分析・判断をしており、所々容赦のない顔も持ち合わせています。
ジェイルが300年前に飛ばされた際は軍学校の教官をしており、リヒトーや時風、園原らの指導をしていました。現在はシュメルマンと対立関係にありますが、その前は廃棄戦争を終わらせるために撃墜王となり、シュメルマンとフィレンダと共にアルシア王国を建国しています。
園原水花/追撃の撃墜王
『プランダラ』に登場する園原水花は「追撃の撃墜王」です。初登場時は特務部隊の1人として町を破壊し、アビスの悪魔を見たものたちを容赦なく殺していました。子供であっても容赦なく殺そうとするなど残忍な性格をしていたのですが、それは撃墜王の副作用によって狂暴化した姿であって、本来は撃墜王の中で最後まで人を撃てなかったと言われるほど心優しく、また臆病な性格をしています。
撃墜王が誕生した300年前は友達だと思っていた子からはお金をせびられたり、常にいじめの対象にされたりしていましたが、気が弱かったために何もできずリヒトーに助けを求めていました。軍学校では道安からもいじめを受けていたのですが、それは道安が園原に惚れていたからこそのもので、軍人に向いていない園原を戦場から遠ざけようとしています。
ゲシュペンス=ゼレーゲン/心撃の撃墜王
『プランダラ』に登場するゲシュペンス=ゼレーゲン(通称ペレ=ポポロ)は「心撃の撃墜王」です。初登場時は崖の町ホムホゥでリィン曹長の下で働いており、ボランティア活動に励むリィン曹長に振り回されている様子が描かれていました。ジェイルらと共に300年前に飛ばされ、味方陣営の説明キャラと思いきや実は最後の撃墜王であることが判明。
さらに園原に薬を打ってリヒトーらの前に差し向けた特務部隊の祖となる人物で、これまでずっとその本性を隠していました。ナナやリヒトーはペレの顔を見ても知らない様子でしたが、それは彼が廃棄戦争中に他の撃墜王とは別の任務で動いていたという理由があります。
プランダラの撃墜王のカウントやバロット・能力一覧
主人公を含む7人の撃墜王は、絶対たる力で多数決を取る「議会」の力を引き出す魔法使いのような存在でした。そして彼らの体や物に刻まれた数字・カウントは常人を遥かに凌ぐ数が刻まれており、同時に脅威の能力を発揮します。ちなみに主人公であるリヒトーには太刀に「☆5700」と刻まれていました。ここではリヒトーを含め7人の撃墜王のカウントやバロット・能力を一覧形式で紹介していきます。
カウントやバロット・能力①リヒトー/閃撃の爆撃王
- 名前:リヒトー=バッハ
- バロット:太刀
- カウント数:300,000
- カウント:仲間の代わりに敵を殺した数
『プランダラ』の閃撃の撃墜王・リヒトー=バッハの能力は、音速を超えるスピードで動くことができるというものです。撃墜王の中でも最強の存在として知られており、撃墜王の能力を発揮すると歩いているだけでも衝撃波を生み出します。この世で閃撃の撃墜王よりも速い人間はいないと言われており、さらにその速さを活かした飛躍力で高くジャンプし着地の衝撃波で相手を吹き飛ばします。
現在は撃墜王と呼ばれていた時代に使っていたバロットが特務部隊のもとにあるため、その代用としてカウント数5,700のバロットを使用していますが、ガタがきていたバロットでも圧倒的な強さを見せつけていました。
オリジナルバロットで戦った場合はとんでもない強さを発揮すると考えられ、廃棄戦争ではカウント数300,000のバロットに加え、シュメルマンの殺意に支配された状態であったため300,000の10倍を超える力を引き出していたと推測されます。
カウントやバロット・能力②ナナ/識撃の撃墜王
- 本名:ナナ=バスーラ
- バロット:不明
- カウント数:7
- カウント:不明
『プランダラ』の識撃の撃墜王・ナナ=バスーラの能力はタイムスリップの能力であり、過去と未来を変えるというものです。『プランダラ』4巻ではその能力を使ってジェイルや陽菜たちを過去(300年前)に送り出しており、同時に300年前のナナ自身にそのことを伝えていました。
ナナの能力には相手の位置を予測したり、予知夢を見たりすることができるようですが、相手を直接攻撃する能力は持っていません。そしてナナは最初に誕生した撃墜王なのですが、移植術の被験体だったため能力を使う回数に制限があります。
カウントやバロット・能力③坂井時風/瞬撃の撃墜王
- 本名:坂井時風
- バロット:刀
- カウント数:507,025
- カウント:愛する者を斬った数
『プランダラ』の瞬撃の撃墜王・坂井時風の能力は、圧倒的な剣速で空間をも切り裂くというものです。リヒトーと似たような能力ではありますが、あくまでも剣速なので相手は何の反応もできずに切られてしまいます。カウント数は50万ととんでもない数字となっていますが、そのカウントは「愛する者を斬った数」で、ある程度の年齢に達した大人たちを同意の上で手にかけたという経緯があります。
元々剣術が得意な時風ではあったのですが、アルシアに攻撃を仕掛けるためにアビスで剣術を磨いており、リヒトーですらも困っていた特務の兵士を目にも留まらぬ速さで斬りつけています。ただ、時風が能力と強さを披露したのは『プランダラ』13巻までで1度だけなので、未知数の能力を秘めていると考えられています。
カウントやバロット・能力④道安武虎/重撃の撃墜王
- 本名:安道武虎
- バロット:不明
- カウント数:122,546
- カウント:屈服させた数
『プランダラ』の重撃の撃墜王・道安武虎の能力は重力を操るというものです。リヒトーの天敵ともいえる能力となっており、『プランダラ』8巻でリヒトーに対して奇襲をかけた際に「オレの重力下じゃ動くことはできやしねえ」と言っていました。
最終的に砦を崩しリヒトーを死に追いやっていますが、実は殺しきれていませんでした。またAクラスのクローンたちを相手に重力を操って動けなくさせています。そして撃墜王たちはシュメルマンの殺意に支配される代わりにカウントを底上げして戦っていますが、一方で道安は本気を出して戦っていないことからかなりの強さを有しているのが分かります。
カウントやバロット・能力⑤アレクサンドロ=グレゴリーヴィッチ/爆撃の撃墜王
- 本名:アレクサンドロ=グレゴリーヴィッチ
- バロット:指輪
- カウント数:280,000
- カウント:不明
『プランダラ』の爆撃の撃墜王・アレクサンドロ=グレゴリーヴィッチ(アレン)の能力は炎を自在に操るというものです。本気を出せば町1つが壊滅すると言われるほどの火力を持っているようで、星奪戦を挑んできたジェイルの鉄をいとも簡単に溶かしてしまっていました。その時の戦闘結果からアレンはジェイルの力を遥かに凌ぐと考えられます。
カウント内容はまだ謎に包まれているのですが、カウント数は20万となっており、事実上軍の最高戦力と言える人物でもあります。ただ、『プランダラ』13巻まででその能力を発揮した回数が少ないため、まだまだ計り知れない強さを有していると考えられます。
カウントやバロット・能力⑥園原水花/追撃の撃墜王
- 本名:園原水花
- バロット:羽と手甲のようなもの
- カウント数:16,000
- カウント:固執
『プランダラ』の追撃の撃墜王・の園原水花能力は、銃器から放った銃弾が誘導弾になるというものです。1つ1つの銃弾に追撃能力が備わっており、たとえ誘導弾を回避しても追撃するため逃げることが出来ません。さらには広範囲、高密度の射撃もおこなうことができます。
また7人の撃墜王の中で唯一空を飛ぶことができるなど機動力も高く、高い戦闘能力を発揮します。しかし、薬を打たれていない素の状態では全くと言っていいほど戦闘に向いていない性格をしているため、薬の投与は欠かせません。
カウントやバロット・能力⑦ゲシュペンス=ゼレーゲン/心撃の撃墜王
- 本名:ゲシュペンス=ゼレーゲン(ペレ)
- バロット:不明
- カウント数:不明
- カウント:相手を疑った数
『プランダラ』の心撃の撃墜王・ゲシュペンス=ゼレーゲンの能力は人の心を読むというものです。撃墜王らしく高い戦闘能力を持っていますが、潜入や暗殺、諜報に特化したエキスパートでもあります。リヒトーとの戦闘時には心を読んで先回りをすることによって攻撃を回避し、簡単にリヒトーを倒してしまいました。
ただ、リィンのように何も考えず感覚で動くタイプは天敵のようで、リィンの蹴りをまともに喰らっています。そして実はアルシア人が知らない銃器の扱いや医療の心得など彼の伏線が多く張られており、敵軍の弱体に活躍していた影の功労者となっています。
プランダラの撃墜王の異名の由来一覧
「撃墜王」のプロフィールで紹介した通り、それぞれの撃墜王に対して異名が付けられています。ここでは撃墜王「リヒトー」「ナナ」「坂井時風」「道安武虎」「アレン」「園原水花」「ゲシュペンス=ゼレーゲン」の7人に付けられた異名を一覧形式で紹介していきます。また異名の由来までを紹介していますのでぜひご覧ください。
異名の由来①リヒトー/閃撃の撃墜王
『プランダラ』のリヒトーは「閃撃の撃墜王」という異名を持っていました。そしてその由来とは、彼が音速を超えるスピードで動くことができる能力にちなんでついたものです。
リヒトーは軍学校の入学時に閃撃の兆候が現れ出ており、絵本を読み聞かせているシュメルマン学長をよそに、騒いでいる生徒たちに向けてアレン教官が銃を向けている時、誰よりも早く行動しシュメルマン学長の背後を取っていました。結果的にはシュメルマンに攻撃することなく事態は収束していますが、シュメルマン学長はこの時のリヒトーの行動に強い興味を示しています。
異名の由来②ナナ/識撃の撃墜王
『プランダラ』のナナは「識撃の撃墜王」という異名を持っていました。そしてその由来とは、予知夢を見たり人をタイムトラベルさせたりなど頭脳を使った能力にちなんでつけられたと考えられます。シュメルマンのDNAを移植させる撃墜王手術を受けた時のナナはまだ子供でした。またナナを含むさまざまな子供がその実験として手術を受けていたため、戦闘に特化した攻撃能力ではなく頭脳を使う能力が与えられたと考えられます。
異名の由来③坂井時風/瞬撃の撃墜王
『プランダラ』の坂井時風は「瞬撃の撃墜王」という異名を持っていました。そしてその由来とは、誰よりも早く剣を抜いて相手を斬りつけることができる能力にちなんでつけられたと考えられます。リヒトーと時風は道場を営んでいる祖母から育てられていますが、時風の優れた剣術は道場で育った経験が活かされています。
軍学校の入学式では、リヒトーの次に行動するのが早く、その行動がアレンに強い興味を持たせており、撃墜王の手術を受ける前から高い戦闘能力を持っていました。その特技をさらに活かすために「瞬撃の撃墜王」として剣術の能力を与えられたと考えられます。
異名の由来④道安武虎/重撃の撃墜王
『プランダラ』の道安武虎は「重撃の撃墜王」という異名を持っていました。そしてその由来とは、重力を操る能力にちなんでついたものです。道安の家系は時風の祖母と同じく道場を営んでいるようで、彼もまた撃墜王の手術を受ける前から高い身体能力を持っていました。
さらに軍学校にいる頃からリヒトーや時風よりも体格が大きく、また粗暴な性格をしていました。そこでその体格と身体能力を活かすために「重撃の撃墜王」としての能力が与えられたと考えられます。
異名の由来⑤アレクサンドロ=グレゴリーヴィッチ/爆撃の撃墜王
『プランダラ』のアレクサンドロ=グレゴリーヴィッチは「爆撃の撃墜王」という異名を持っていました。そしてその由来とは、名の通り炎を操る能力にちなんでついたものです。軍学校にいた頃のアレンはリヒトーや時風などの生徒に対して厳しく接していた教官でしたが、元々ロシア軍の将校として活躍していたこともあり軍人としての能力も高かったと考えられます。
当時軍学校にいた3人の教官の中でなぜアレンだけが撃墜王の手術を受けたのか、その理由は不明となっており詳しいことは描かれていませんでした。当時、シュメルマンと利害が対立していたことがその理由となっているのか、それとも早い段階で廃棄戦争を終わらせるために手術をおこなったのか?アレンの過去に関する情報は未だ謎に包まれたままです。
異名の由来⑥園原水花/追撃の撃墜王
『プランダラ』の園原水花は「追撃の撃墜王」という異名を持っていました。そしてその由来とは、追撃型の弾丸を打ち込む能力にちなんでつけられたと考えられます。園原がなぜその能力を得たのかは分かりません。ジェイルや陽菜たちが300年前の過去に飛ばされた際、園原は道安にいじめられていた様子が多く描かれていたからです。
ただ、敵軍が軍学校を襲撃した際に園原は1人で射撃訓練をしていました。その様子がシュメルマン学長をはじめとした教官らの目に留まっていたからなのでしょうか?その頃、どのような特技や技能があったのかは分かっていませんが、それでも撃墜王となってから空を飛んだり銃器を使いこなしているため何らかの特技があったものと考えられます。
異名の由来⑦ゲシュペンス=ゼレーゲン/心撃の撃墜王
『プランダラ』のゲシュペンス=ゼレーゲンは「心撃の撃墜王」という異名を持っていました。そしてその由来とは、人の心を読む能力にちなんでつけられたものです。
正確には相手が何を考えているのか読める能力となっているのですが、小さい頃に親から食べ物と引き換えに売られてしまった過去が能力に関連しています。幼少期以来、彼は人を信じられなくなったことで他人の考えを敏感に感じ取るようになったようです。そんな経験を活かして「心撃の撃墜王」としての能力を与えられたと考えられます。
プランダラは面白い?面白くない?
2020年の冬クールでアニメが放送されている『プランダラ』。シリアスでお色気といった特徴のバランスが良く、見応えのある作品として人気のある作品です。また主人公であり閃撃の撃墜王でもあるリヒトーの圧倒的な強さと、彼を支える女性キャラクターの魅力も多いと言えるでしょう。そんな『プランダラ』ですが、ネット上では「面白い」と「面白くない」といった内容の感想が飛び交っています。ここではその理由を見ていきましょう。
プランダラが面白いといわれる理由
まずは『プランダラ』が面白いと言われる理由を取り上げます。寄せられている感想では『プランダラ』がお色気系の展開と思いきや、その予想に反して主人公のリヒトーが圧倒的な強さを持つだけでなく、ギャグ要素を交えているところが「面白い」と言われているようです。
やはり戦闘シーンばかりだと飽きてしまい、一方でおちゃらけたシーンばかりだとストーリーの展開が掴みづらくなってしまうため、そういった点をバランスよく混同した特徴が面白いと評価されているのでしょう。
プランダラが面白くないといわれる理由
続いては『プランダラ』が面白くないと言われる理由についてです。面白くないといった感想のほとんどが原作とアニメを比べているようで、漫画を読んだ人達から、アニメの内容が薄く感じたといった声や世界観が台無しになったと言われています。中でもお色気シーンについて言及している感想がありますが、これが世界観と内容を薄くする主な原因となっているのがうかがえます。
プランダラのあらすじは?最終回はどうなる?
ここでは『プランダラ』のあらすじを紹介していきます。『プランダラ』はアルシアという国を舞台に繰り広げるストーリーとなっており、そこに住む住人達は皆生まれた頃に刻まれた数字に支配されています。人々はそれをカウントと呼んでおり、たとえば主人公は「女性にフラれた数」などが刻まれ、その他にも多くの種類があります。そしてそのカウントがゼロになると、地下の世界に引きづりこまれる「アビス送り」になっていました。
プランダラのあらすじネタバレ
『プランダラ』のあらすじは「伝説の撃墜王を探せ」という母の遺言を頼りに旅をしていた陽菜が、5年の歳月を経てようやく撃墜王を見つけた時からスタートしました。その撃墜王は「閃撃の撃墜王」の異名で知られるリヒトー。陽菜は「撃墜王」と名乗る軍人に騙され危機に陥るのですが、そのピンチを救ったのがリヒトーでした。
そして彼が持っていた太刀に刻まれていたのは撃墜王の証である白く輝く星で、それを見た陽菜は喜びのあまり涙を流します。しかし、涙を流す陽菜に対してリヒトーは「撃墜王と呼ばれる人間は他にもいる、それは僕じゃない」と言いました。それ以来、リヒトーは姿を消してしまいます。その後、陽菜はリヒトーと行動を共にしていた酒場の店主・ナナにお世話になり、同時にリヒトーを追い続けていました。
そしてようやくリヒトーを見つけ出した陽菜ですが、リヒトーはアルシア軍人の中佐であるジェイルから軍へ捕らわれそうになります。その時、一緒にいたナナがタイムトラベル能力を使い陽菜とジェイルらは廃棄戦争直前の300年前に飛ばされてしまいました。そこで陽菜たちは「撃墜王」の伝説を身をもって知ることとなります。
プランダラの最終回はどうなる?
陽菜たちが飛ばされた300年前とは、「伝説の撃墜王」が誕生した頃です。300年間に飛ばされた陽菜たちは早速、撃墜王たちが軍学校で誕生したことを知ります。そして、そこで「閃撃」のリヒトー、「識撃」のナナ、「瞬撃」の時風、「追撃」の水花、「爆撃」のアレクサンドロフ、「重撃」の武虎、「心撃」のペレの七人の撃墜王の存在を知りました。
その後、撃墜王間での裏切りや対立、共闘を繰り返していることが判明し、最終的にはアレク以外の撃墜王が集結。数々の戦いで疲れ果てたリヒトーですが、かつて使っていた伝説のバロットを手に入れたことで本来の力を取り戻します。さまざまな希望ができたリヒトー達ですが、幸せな時間も長くはもたず、彼らには最悪の事態が迫っていました。
悲劇はリヒトーの義兄であり撃墜王として大切な仲間である時風が消息不明となったことから始まりました。時風はリヒトー達の最大の敵であるシュメルマンに水花にも使用された「殺意を増幅させる薬」を注射され、自我を失った状態でリヒトー達の前に姿を現します。その後、時風と対立することになりました。この対立の後、未知のシステム「議会」の真相が明らかになると考えられますが、これについてはぜひ原作を読んで確かめてみてください。
プランダラの撃墜王に関する感想や評価
おはようございます☀自粛は続きますが、各種協力金などの必要書類を書いて揃えたり結構面倒です。朝から#プランダラ 17話を観ましたが、リヒトーの本当のカウントが開示。このシーンは原作でも好きでした。 pic.twitter.com/cvNZowGXaF
— ゆうき@かおす (@yuhkisakutti) May 7, 2020
こちらは『プランダラ』16話を観ての感想があげられています。「閃撃の撃墜王」の異名で呼ばれるリヒトーが注目されているようで、リヒトーの覚悟がうかがえる画像があげられています。このシーンは閃撃の撃墜王が誕生した頃の展開となっているため、やはりこのシーンが好きな読者は多いのではないでしょうか?
#プランダラ 16話
— イーグル (@Sanaanix) May 7, 2020
なぜか突然敵の攻撃が始まる。その裏にはフィレンダ?シュメルマン?
ジェイルはますます主人公格に。
リィンちゃんはリヒトーの事本当に…そしてペレくんも…?
そして道安、根はいい奴だったんだな…
なんか色々な事が判明した1話だった。 pic.twitter.com/e7JfgM019R
こちらでは『プランダラ』16話を観ての感想があげられています。この段階では感想のようにリィンやペレ、シュメルマンなどの人物たちが今後どうなっていくのか、気になる要素が多く描かれていました。そしてこの回で撃墜王の手術を受けているリヒトーがいますが、戦場で園原を守りつつ戦っているのちの重撃の撃墜王・道安の姿もありました。大きく動く展開に期待している視聴者はきっと多くいることでしょう。
ペレだけじゃなくナナも撃墜王だったのかよ(°_°)
— やぁ、しんどーだよ。7.18 (@nanjo449) March 19, 2020
しかも2クールなのか笑
#プランダラ
こちらの感想では、ペレとナナが撃墜王であったことに驚きの声が上がっています。ナナは酒場の店主として登場し、ペレはリィンの部下として登場していました。この中でも特にペレが撃墜王であったことに驚いている人は多いのではないでしょうか?作中ではリヒトーの戦闘能力に驚いている様子や撃墜王についての情報を知らない様子が描かれており、撃墜王に繋がる要素がほとんど描かれていませんでした。
プランダラの撃墜王やカウント・バロット一覧まとめ
『プランダラ』に登場する7人の撃墜王のカウント・バロットや異名の由来などを一覧形式で紹介してきましたが、いかがでしたか?撃墜王とは300年前に起こった廃棄戦争の英雄であり、核戦争で疲弊した世紀末の英雄でした。『プランダラ』最終巻に近づくにつれて遂にアレンを除いた6人の撃墜王が集結し、時風との対立が描かれていますが、最終的にはシュメルマンの特務部隊と戦うことが予想されます。
そして物語の主人公であるリヒトーは、多くの展開で最強と言われていたのですが、彼の強さを遥かに凌ぐ時風が彼の前に立ちはだかったり、まだ未知数の力を持つシュメルマンの存在など読者の予想を良い意味で裏切るストーリーが展開されています。今後、どのような展開となるのか?ぜひ物語のキーマンとなる撃墜王を一覧で確認し作品をご覧になってください。