【シャーマンキング】ハオの最後は原作・完全版・アニメで違う？結末をネタバレ解説

シャーマンキングでスピリット・オブ・ファイアという五大精霊を持霊としているハオは、穏やかでのんびりした性格の麻倉葉の双子の兄として登場しています。シャーマンキングを目指しているハオは、双子の弟である葉の許嫁であるアンナを気に入っており自分の嫁にしようとしていました。原作・完全版・アニメで最後が違う？と囁かれているハオは、自分の目的のためであれば手段を選ばない冷酷さを持っていました。

結末のネタバレ解説も話題となっているハオは残忍で冷酷無慈悲な性格を持っていましたが、霊視能力によって相手の心を読むことができるため、部下から尊敬され信頼される人物を演じることができています。周囲から「ハオ様」と呼ばれているハオは、シャーマンキングダムを作ろうと企んでいたのです。そこで、極悪な性格を持っているハオのアニメ・完全版・原作での最後の違いや結末のネタバレなどを紹介します。

KC完結版において34巻（は2021年4月）まで刊行された「シャーマンキング（SHAMAN KING）」は、全300話によって展開されています。週刊少年ジャンプ（1998年6月・31号～2004年8月40号）によって連載されたシャーマンキングは、全32巻に渡って単行本が刊行されました。青森県出身の漫画家である武井宏之さんによって描かれたシャーマンキングは、3800万部（2021年3月）の累計発行部数を記録する作品となりました。

漫画以外にテレビアニメとしても放送されるようになったシャーマンキングは、2001年版と2021年版が放送されています。2001年版のテレビアニメは、全64話によって2001年7月～2002年9月に渡って放送されました。テレビ東京系列において放送されたシャーマンキングの2021年版は2021年4月から「SHAMAN KING」という題名によって放送されています。全知全能の力を持つシャーマンらの戦いが描かれていきました。

常に辞書を抱えて行動している小山田まん太は、大富豪の息子として誕生しているためいつも家に縛られる生活を強いられていました。自分のやりたいことが見いだせずにいた小山田まん太は、霊と戯れていた麻倉葉との出会いによって少しずつ自分のやりたいことを見つけることができるようになります。身体能力は高くないものの友達となった麻倉葉がピンチに陥っている際には、自分ができることをして助けていました。

シャーマンキングで穏やかでゆるい性格を持っている麻倉葉の双子の兄がハオです。125万という圧倒的な巫力を持つハオは、一見冷静で落ち着いた雰囲気を放っているものの、内面には冷酷で残忍なものを持っていました。最後が原作・完全版・アニメで違う？と注目を集めているハオは、人類への悲しみと怒りを持つことがシャーマンとしての精神を強くすると考えていたようです。

• 名前：ハオ
• 正体：麻倉葉王（麻倉家始祖の大陰陽師）
• 双子の弟：麻倉葉
• 生年月日：1985年5月12日
• 年齢：13歳
• 血液型：A型
• 好きな食べ物：パンとカレー
• CV（声優）： 高山みなみ/緑川光（麻倉葉王時代）
• 身長：160㎝

結末のネタバレも話題となっているハオは、「ちっちぇえな」という口癖を放っては常に周囲を見下す傾向がありました。霊視能力を利用して人の心を読むことができるハオは、部下たちの良き理解者を演じることで絶大な信頼を得ることができるようになります。部下のことは自分の目的を達成するための道具と見なしているハオは、本心では部下の気持ちや意思に共感することはありませんでした。

シャーマンキングで圧倒的な巫力を持っているハオの最後は、アニメや完全版、原作漫画によって異なると注目を集めていました。そこで、結末のネタバレも話題となっているハオの最後についてアニメや完全版、原作漫画ごとに紹介します。まずは原作漫画においての最後を紹介します。1998年6月から週刊少年ジャンプで連載されていたシャーマンキングは、2004年8月の40号をもって突然連載が終了してしまいました。

アンケート調査（週刊少年ジャンプ）において低迷を続けていたシャーマンキングは、ついに打ち切りという形で連載が終わってしまいます。原作漫画の最終回の最後では、冷酷で周囲を寄せ付けない強さを披露していたハオは、ついにシャーマンキングになることができました。シャーマンキングになったハオは、王の社で力を得るために一時的に眠りにつく必要がありました。

双子の兄である本来のハオを解放したいと考えていた弟の葉らは、眠りについた際にハオを倒す計画をしていたのです。王の社に行くには十祭司が守りを固めているため戦うことになりました。十祭司を数人倒したハオたちは一旦休憩することになります。夜眠りについたまん太は、夢の中でお姫様になったハオと出会うことになります。原作漫画の最終回の最後のハオは、プリンセスになった姿の夢オチで未完の状態で終了していました。

シャーマンキングの原作漫画の最終回は、無理やり最終回へ持っていった雰囲気が満載の未完で終了したものの、完全版においては380ぺージが新たに書き下ろされたことで結末を迎えることができました。真の結末を迎えることができたシャーマンキングでは、頂点に上り詰めたハオはもちろん、純粋な心を持つ双子の弟である葉をはじめ母の魂や仲が良かった乙破千代という鬼など関係の深いメンバーが登場しています。

最終的にシャーマンキングになることができたハオの最後は原作・完全版・アニメで違う？と話題になっていますが、完全版においてシャーマンキングになることができたハオは、双子の弟である葉らのおかげで改心することができました。結末のネタバレが話題となっているシャーマンキングの完全版では、双子の弟である葉との戦いが繰り広げられていきます。そこには、他のシャーマンらも駆けつけ二人の様子を見守っていました。

冷静なハオは傲慢で冷徹な麻倉葉王だった時に仲良かったすでに亡くなっている乙破千代という鬼や母親の魂とも再会することができたのです。孤独だったハオは心を許せる友達の乙破千代や母親に会うことができたことで寂しさから解放されます。寂しさから解放されたハオは憎しみや怒りからも解放され相手の心を読む力も失います。人を愛することができるようになったハオは、弟である葉らに時間を与え未来を見守ることにしました。

シャーマンキング2001年版のアニメの最終回では、原作漫画や完全版において圧倒的な強さを披露していたハオは、あっけなく死亡してしまいます。原作漫画や完全版でのハオの活躍や最終回での結末を知っている人にとってはかなり衝撃的だったようです。原作漫画や完全版とアニメ版が大きく異なってしまった原因には、原作漫画にアニメが追い付いてしまったことをあげることができます。

テレビアニメの2001年版が原作漫画や完結版に追いついてしまったために新たな物語が展開されてしまったようです。テレビアニメの2001年版では、強大な力を手に入れたハオはシャーマンキングになることを飛び越えて星の聖地へ向かってしまいます。グレートスピリッツと一体になることで圧倒的な強さを手に入れようとしたハオは、最終決戦で双子の弟である葉の力が必要なくなってしまいました。

結末のネタバレにも注目が集まっているハオは、用済みの葉を殺そうとします。しかし、仲間たちから力をもらうことができた葉は、阿弥陀丸と一体化することによって力を得ることができました。阿弥陀丸と一体化した葉は、双子の兄であるハオを真っ二つにして倒してしまいます。プリンセスの姿になった原作漫画や改心することができた完結編とは全く異なり、死亡が結末となってしまったためショックだった人もいました。

シャーマンキングFLOWERSとは、2012年5月号～2014年11月号に渡ってジャンプ改によって連載された漫画となっています。全6巻によって単行本が刊行されているシャーマンキングFLOWERSでは穏やかでほんわかとした雰囲気を放っている麻倉葉と辛辣で暴力的なアンナの間に誕生した麻倉花という男の子が主人公として物語が展開されていきました。

シャーマンとしての力を活かすことができない時代に誕生した麻倉花を生き返らせたり、さらに力を与えたりしたのが花の父親の双子の兄であるハオでした。シャーマンキングで原作・完全版・アニメで最後が異なると話題を呼んでいるハオは、心を寄せていたアンナにそっくりな性格の花を気に入っており、何かと見守り支えていたのです。

シャーマンキングのその後が描かれている外伝や続編によって最強のハオも登場することになります。全知全能の神の存在になることができたハオは、シャーマンキングFLOWERSにおいても登場し双子の弟である葉の息子である麻倉花を復活させたり、力を与えて支えたりしていました。

アニメや完全版、原作漫画において最後がそれぞれ異なるハオは、パッチ族や麻倉家に転生してやっとシャーマンキングになることができた人物であるため、先任のシャーマンキングたちに認めてもらうことができませんでした。そのため、神同士の戦いを避けるためにフラワーオブメイズという代理戦争を開催するようになります。

荒々しい母親譲りの性格を持っている麻倉花のチームの神を務めたのがハオです。赤ちゃんの頃に一度死亡してしまった麻倉花ですが、母親であるアンナがハオを脅したことによって復活することができています。シャーマンとしての能力を秘めている麻倉花を気に入ったハオは、彼を可愛がり鬼の力も与えていました。彼は続編であるシャーマンキングFLOWERSでは味方となっています。

2001年7月～2002年9月に放送されたシャーマンキングのテレビアニメ（2001年）は全64話によって展開されました。その後20年の時を経て2021年4月からは「SHAMAN KING」というテレビアニメが放送されています。オリジナルの要素が強かった2001年版に対して2021年版は原作漫画に寄り添った忠実な内容のアニメ化がされるようになりました。再アニメ化では原作漫画の内容に沿った展開が施されているようです。

ここではシャーマンキングの再アニメ化の声優を紹介します。再アニメ化によって声優が変更になったのは下記のキャラクターです。原作漫画や完結版、アニメにおいて異なる結末を迎えているネタバレにも注目が集まっているハオの声を担当した声優は変わっておらず、2001年同様の声優が担当していました。しかし、双子の弟である葉のアニメ版の声優は変わっていました。その他にもかなり変更になっているようです。

• 麻倉葉のCV（声優）→佐藤ゆうこ（2001年版：旧）、日笠陽子（2021年版：新）
• 馬孫のCV→辻親八（旧）、高口公介（新）
• 李白竜のCV→神奈延年（旧）、櫻井トオル（新）
• コロロのCV→水樹奈々（旧）、中島愛（新）
• コンチのCV→柏倉つとむ（旧）、観世智顕（新）
• カリムのCV→中田和宏（旧）、花輪英司（新）
• 喪助のCV→江川央生（旧）、森田成一（新）
• ポンチのCV→堀内賢雄（旧）、宮園拓夢（新）

シャーマンキングで結末のネタバレにも注目が集まっているハオと暴力的で辛辣な態度を放っているアンナとの会話が好きだと感想を寄せている人もいました。原作・完全版・アニメで最後が異なっているハオは、双子の弟である葉の許嫁となっているアンナを気に入っておりいい寄っていましたが、きっぱりと断られています。しかし、全く懲りない性格のハオは戦いながらもアンナを口説いていました。

シャーマンキングで圧倒的な存在感を放っているハオが強くてかっこいい、絶対に逆らえないと感想を寄せている人もいました。シャーマンキングになることができる強さを持っているハオに対して崇拝しているため唯一様付けで呼んでいるキャラだという人もいました。2021年の新アニメについてはまだ追っていないものの、楽しみにしている人は多くいるようです。

小学生の頃からシャーマンキングの漫画を読んでいるという人は、圧倒的な強さを持っているハオ様をいつ見てもかっこいいと感じているようでした。何度見てもかっこいいと感想を寄せている人もいます。パンとカレーが大好きなハオは、人類に対して強い悲しみと怒りを持っていたため自分たちだけの世界を作ろうとしていました。しかし、最終的に死亡してしまったかつての仲間や母親の魂と会えたことで改心しています。

シャーマンキングでアニメや完全版、原作漫画において最後がそれぞれ異なっているハオは、強くてかっこいいキャラクターとして活躍しています。結末のネタバレにも注目が集まっているハオは、完結版においては心が解放されて改心することができていました。再アニメ化においては原作漫画に忠実に描かれているため、最後に注目している人も多くいます。2001年のアニメでは死亡しているためハッピーエンドを望む人も多いようです。