2021年07月12日公開
2021年07月12日更新
【ワールドトリガー】アニオリ「逃亡者編」のあらすじは?登場キャラや声優も紹介
『ワールドトリガー(ワートリ)』は2021年1月からアニメ2期が始まり、2021年7月時点で3期の放送が予定されています。ワールドトリガーのアニメ1期では、途中でアニオリ「逃亡者編」があり、全73話と続いていました。そこで今回は3期が始まるということなので、アニオリ「逃亡者編」をおさらいとしてあらすじを紹介。また、アニオリ「逃亡者編」の登場キャラや声優についても紹介していますので合わせてご覧ください。
目次
ワールドトリガーとは?
ワールドトリガー(ワートリ)の概要
『ワールドトリガー』とは、2013年から週刊少年ジャンプにて連載され、2018年から同社のジャンプスクエアに移籍したサイエンス・ファンタジー漫画です。ネイバーと呼ばれる怪物とそれに対抗するボーダーとの戦いを描いた『ワールドトリガー』は、ワートリの略称で親しまれており、2021年7月時点で2ndシーズンまでのアニメが放送される人気作となっています。
ワールドトリガー(ワートリ)のあらすじ
ネイバーと呼ばれる怪物とそれに対抗するボーダーとの戦いを描いた『ワールドトリガー(ワートリ)』は、空閑遊真、三雲修、迅悠一、雨取千佳の4人を主人公に据えています。そしてワールドトリガーの物語はボーダーC級隊員であることを周囲に隠しながら学校生活を送っていた三雲修が、ある日修の学校に転校してきた空閑遊真と出会ったことで物語が始まりました。
ワールドトリガーのアニオリ「逃亡者編」をネタバレ
それでは早速、アニメ『ワールドトリガー』のアニオリ「逃亡者編」のあらすじを紹介していきます。まず、『ワールドトリガー』で描かれたアニオリ「逃亡者編」は、ランク戦で鈴鳴第一と那須隊との試合が終わった後のエピソードだということをおさえておきましょう。そして舞台は三門市から少し離れた四塚市。ワールドトリガーのアニオリをストーリー単体で見るとかなり面白い内容になっているので、ぜひ最後までご覧ください。
あらすじネタバレ①ゼノとリリス
三雲修はB級ランク戦でポイントの獲得に苦戦したことが原因で実力不足を痛感していました。そこで修は三門市から少し離れた四塚市で、自分の強みを見つけるための合宿訓練を計画します。ところがその合宿中に、トリオン兵を操作する少年ゼノと、ゼノと行動を共にする少女リリスと遭遇しました。
あらすじネタバレ②刺客の襲撃
どうやら修と遭遇したゼノとリリスは、乱星国家「エルガテス」から逃亡してきたネイバーのようです。そして玉狛第ニのメンバーは雨取千佳を人質にとられてしまったため、宇宙船の修理が完了するまでの間、ゼノとリリスと共に行動せざるを得なくなってしまいました。ところが、潜伏中に2人を追ってきたエルガテスの刺客から襲撃を受けます。そこで修たちは玉狛第一の援軍と共に襲撃に対処することになりました。
あらすじネタバレ③世界の様々な文化
出典: https://abema.tv
玉狛第一の援軍と共に襲撃への対処にあたった修たちでしたが、それ以降四塚市に多種多様なトリオン兵が襲撃してくるようになったため、増援を要求することになります。修たちは応援にやってきた部隊にトリオン兵のことを任せ、ゼノたちの監視を続けることになりました。その途中で、ゼノとリリスに玄界の文化を紹介しながら徐々に互いの仲を深めていく修たちでしたが、突然修たちの前にトリオン兵が再び襲撃してきます。
あらすじネタバレ④ギーヴとカロンの活躍
ゼノとリリスを捕縛すべく、これまで襲撃を繰り返してきたギーヴとそのパートナーである自立型トリオン兵・カロン。ギーヴは襲撃に際してさまざまな策を弄してきたのですが、遂に作戦に必要なトリオンを確保するために大がかりな事件を引き起こします。
その作戦というのが、一般人を捕縛して大量のトリオンを確保するというものです。その作戦が決行された高層ビルにたまたま三輪と米屋、小寺の三輪隊がいたため、彼らがそのまま大量に投入されたトリオン兵に対処することになりました。再生を繰り返すトリオン兵に苦戦する三輪隊でしたが、最終的には三輪の風刃によって決着します。
あらすじネタバレ⑤ゼノとの因縁
ギーヴの事件は三輪の活躍によって終わりを迎えたものの、ギーヴはその事件で手に入れた大量のトリオンを確保したままでした。そして遂にギーヴはゼノたちの前に姿を現します。ギーヴは乗客を人質にし、大量破壊兵器として大量のトリオンを扱った作戦をちらつかせ、ゼノたちを海上に誘い出します。その作戦は功を奏し、エルガテスの兵器「トリオンリフレクター」で修とゼノは捕縛されてしまいました。
あらすじネタバレ⑥危機を乗り越える
ギーヴによって捕縛された修とゼノでしたが、修の機転により檻からの脱出に成功します。脱出後、2人は嵐山隊と荒船たちとの連携によって巨大トリオン兵のエネルギー供給源を絶ちました。こうしてギーヴは船を動かすことができなくなります。しかし、巨大トリオン兵は自爆モードに移行してしまいます。
自爆してしまえば全員が吹き飛ぶだけでなく、四塚市の人々にも甚大な被害を与える危機に陥ってしまいますが、修の作戦でゼノが千佳を解放し、千佳がトリオン兵を沖に押しやることで危機を乗り越えます。
あらすじネタバレ⑦水着回
ギーヴの攻勢を退けた修たちは、束の間の休暇を貸し切りのプール施設で楽しんでいました。しかし、またもやギーヴによる襲撃に遭い、ギーヴが水を操るトリオン兵を駆使してプール施設に侵入してきます。今回の襲撃で窮地を救ったのはリリスでした。実は、リリスの正体は桁外れの戦闘力を持つ人型のトリオン兵。さらに今回の襲撃によりギーヴが修を確保することを目的にしていたことが明らかになります。
あらすじネタバレ⑧ゼノとリリスの過去
これまでギーヴから執拗に襲撃されてきたゼノですが、ここでゼノとリリスの過去が明らかになります。ゼノはエルガテスにおける優秀なエンジニアでしたが、尊大な性格をしていたため誰とも仲良くなることが無かったようです。
そんな折、ゼノが新型のトリオン兵の噂を聞きつけて見つけたのがリリスでした。リリスは科学者Dr.ラミアによって作られた戦闘用のトリオン兵でしたが、ゼノはリリスとの交流を続けるうちにリリスを戦場に送り出したくないと考えるようになりました。そこでゼノはリリスを連れてエルガテスを脱出します。
あらすじネタバレ⑨修の救出作戦の開始
出典: https://taod.jp
ギーヴの施設襲撃によって捕らわれてしまった修。そこで修は一瞬の隙をついてトリガーを起動します。ところがギーヴに気付かれ、すぐさま制圧されてしまいました。しかし、遊真、ゼノ、千佳はその時のトリオン反応から修が捕らわれている場所を突き止めます。
その後修救出作戦を開始した一行は、採石場の跡地で分断して行動することになり、遊真はギーヴが操るトリオン兵と戦い、ゼノと千佳は修と合流します。遊真は経験から学習するトリオン兵や遊真の記憶を具現化したレプリカを投影したトリオン兵と戦うことになりました。
あらすじネタバレ⑩陽太郎の活躍
陽太郎の活躍は閑話休題のエピソードです。陽太郎は玉狛支部に身を置く人物で、修たちがピンチであることを聞きつけたことで雷神丸と共に四塚市に向かおうとします。ところが、別の方向に向かい迷子になってしまいます…
あらすじネタバレ⑪ギーヴの正体
何とかギーヴの手から修を救出した玉狛第一のメンバーでしたが、時間的余裕の無いギーヴは再び修たちを襲撃します。ところが、ギーヴが向かった先にいたのは玉狛第一の3人で、その他のメンバーは別の場所にいました。ギーヴは手練れ3人に苦戦し、とうとう追い詰められてしまうギーヴ。しかしその瞬間、ギーヴの体に異変が起こります。ギーヴは巨大なトリオン兵に姿を変えたのです。実は、ギーヴはリリスと同じトリオン兵でした。
あらすじネタバレ⑫最後の闘い
ギーヴは自分がトリオン兵であることを知りませんでした。さらにゼノへの敵愾心もDr.ラミアから植え付けられた記憶によって生まれたものであることを知ります。どうやら、ギーヴはDr.ラミアから失敗作であり、使い捨てのように思われていたようです。しかし、Dr.ラミアに心酔するギーヴはそんな記憶もカロンによって消去されてしまいます。こうしてギーヴは純粋な兵器として修たちとの最後の戦いに身を投じるのでした。
ワールドトリガーのアニオリ「逃亡者編」の登場キャラ一覧
ゼノ
『ワールドトリガー』のアニオリ「逃亡者編」に登場したゼノは、乱星国家「エルガテス」から逃亡してきたキャラです。トリオン兵を操る技術においては天才的な技術を持つエンジニアですが、その才能を鼻にかけて尊大な態度を取っています。
自分のことを様付けで呼ばせるなど非常に偉そうで、リリス以外に心を許しません。ワールドトリガーの作中では、最後の最後になってようやく修たちのことを信用するなど警戒心が強いキャラでした。
リリス
『ワールドトリガー』のアニオリ「逃亡者編」に登場したリリスは、ゼノと共に乱星国家「エルガテス」から逃亡してきたキャラです。とても心優しい性格をしており、傲慢な態度を取るゼノを嗜めたり、修たちがピンチになった時は身を挺して助けようとしています。
また、ワールドトリガーの作中で見られたショッピングモールでの買い物やオシャレの経験、夕日を見たシーンではとても喜んでいる姿が描かれていることから世間知らずであることが分かります。
ギーヴ
『ワールドトリガー』のアニオリ「逃亡者編」に登場したギーヴは、逃亡者のゼノとリリスを追ってきたキャラです。冷静沈着な性格をしている上に、多種多様で大量のトリオン兵を操ることができるため非常に厄介な刺客でした。また、切り札として黒トリガーも所持しており、それによって生成されたトリオン兵は高い戦闘力を持っています。
カロン
『ワールドトリガー』のアニオリ「逃亡者編」に登場したカロンは、ギーヴと共にゼノとリリスを追ってきたキャラです。自立型トリオン兵で、共に行動しているギーヴとは対照的に享楽的な性格をしています。ワールドトリガーのあらすじで描かれた戦闘シーンでは、ギーヴのサポートに回って黒トリガーを操っていました。
Dr.ラミア
『ワールドトリガー』のアニオリ「逃亡者編」に登場したDr.ラミアは、リリスを開発したキャラです。エルガテスにおいて最も優秀な科学者であり、人間的な魅力も伏せ持っているようです。そんなラミアをギーヴは心酔しています。しかし、一方でラミアはリリスとギーヴを実験の道具や兵器としか考えていないため、マッドサイエンティストという言葉がしっくりくるような人格をしています。
ワールドトリガーのアニオリ「逃亡者編」のアニメ声優一覧
それではここからワールドトリガーのアニオリ「逃亡者編」のアニメ声優を紹介していきます。ワールドトリガーのアニオリでゼノ役を演じた阪口大助、リリス役を演じた能登麻美子、ギーヴ役を演じた櫻井孝宏、カロン役を演じた玉川砂記子とそれぞれの声優を一覧で紹介していきますので是非ご覧ください。
ゼノ役/阪口大助
『ワールドトリガー』のアニオリ「逃亡者編」に登場したゼノの声を演じたアニメ声優は、声優事務所「青二プロダクション」で声優として活動する阪口大助です。デビュー作は『美少女戦士セーラームーン』で、1922年から声優活動を開始しています。
1993年に『機動戦士Vガンダム』のウッソ・エヴィン役を演じたことがきっかけで知名度が上がり、その後『創聖のアクエリオン』のジュン・リー役や『あたしンち』の立花ユズヒコ役などの人気キャラを演じています。
リリス役/能登麻美子
『ワールドトリガー』のアニオリ「逃亡者編」に登場したリリスの声を演じたアニメ声優は、声優事務所「大沢事務所」で声優、歌手、ナレーター、女優として活動する能登麻美子です。
2000年代中頃からナレーションを担当することが多くなっているようで、『キユーピー』や『三菱電機』などさまざまな宣伝CMで声が流れています。『ワールドトリガー』のリリス以外にも『ケロロ軍曹』のアンゴル=モア役や『ノーゲーム・ノーライフ』のフィール・ニルヴァレン役など有名なキャラを演じているのでチェックしてみてください。
ギーヴ役/櫻井孝宏
『ワールドトリガー』のアニオリ「逃亡者編」に登場したギーヴの声を演じたアニメ声優は、声優事務所「インテンション」で声優、ナレーター、ラジオパーソナリティとして活動する櫻井孝宏です。1996年からアニメ『爆走兄弟レッツ&ゴー!!』で正式にアニメデビューを果たしていますが、デビュー当初はオーディションを受けても仕事が決まらない時期が続いたようです。
しかし、1999年に『デジモンアドベンチャー』と『快感フレーズ』の2作品でレギュラーを獲得し、同年には初主演となったアニメ『ゲートキーパーズ』でキャラクターソングを歌唱したことで注目を浴びるようになりました。
カロン役/玉川砂記子
『ワールドトリガー』のアニオリ「逃亡者編」に登場したカロンの声を演じたアニメ声優は、声優事務所「シグマ・セブン」で声優、女優、歌手、ナレーターとして活動する玉川砂記子です。
幅広い役柄をこなせる声優として知られており、アニメ『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』では複数存在するタチコマの喋り方も全てを演じ分けています。吹き替えではダイアン・レイン、ソフィー・マルソーとテータム・オニールなどの声を担当しており、美少女役を得意としているようです。
ワールドトリガーのアニオリに関する感想や評価
ワールドトリガーの逃亡者編が私的にいまいちだったんだが、これアニメオリジナルなんやね、ちょっとホッとしたよ、玉狛支部にもどったらまた面白なってきた!
— 介jiro (@izakayasukejiro) October 27, 2018
こちらでは『ワールドトリガー(ワートリ)』で描かれたアニオリ「逃亡者編」に関する感想があがっています。どうやら、この方にとって逃亡者編はイマイチだったようで、アニオリで良かったと言われています。ただ、アニオリは不評であるもののワールドトリガーの本編は好評のようです。
逃亡者編?見終わったけど、
— *uki3n*島民代表🍒 (@3n3nuki) April 8, 2021
ゼノ嫌い過ぎておもんなくて
Twitter検索してみたらまさかの
アニオリ😂笑った😂ww
何を見せられてたんやろ😂ww
リリスはいい子やし可愛かった😊
でも、ゼノのキャラが全部ぶち壊して
なんも感動できへんかった😂← https://t.co/x1uJU3CiVP
こちらでは『ワールドトリガー(ワートリ)』で描かれたアニオリのゼノに関する感想があがっています。どうやらワールドトリガーのアニオリであることを知らずに逃亡者編を見たようです。アニオリに登場するゼノが苦手という感想が他にも投稿されており、ゼノの不人気さが目立っていました。
ワールドトリガー逃亡者編視聴完了!
— ニュービー (@Founderscolor) November 3, 2020
アニオリの良作だった!
熱い展開のバトルだけじゃない!
ワートリキャラの魅力、アニオリだからこそ輝く日常パート!
『逃亡者編』だけあって常に緊迫してハラハラした状態で見れて正直、大満足でした!#ワールドトリガー #ワートリ#トリガーオン pic.twitter.com/kQ2PKxBAbs
こちらでは『ワールドトリガー(ワートリ)』で描かれたアニオリに関する感想があがっています。どうやらこの方はワールドトリガーのアニオリを高く評価しているようです。ワールドトリガーのアニオリはハラハラした状態で見れるということなので、キャラの心情にも注目してみると良いかもしれません。
ワールドトリガーのアニオリまとめ
アニメ『ワールドトリガー(ワートリ)』で描かれたアニオリ「逃亡者編」のあらすじや登場キャラ、声優をまとめて紹介してきましたがいかがでしたか?アニメ『ワールドトリガー(ワートリ)』の「逃亡者編」はアニオリであり、三門市以外の地域にトリオン兵が現れる大事件でした。
アニオリ「逃亡者編」はワールドトリガー(ワートリ)の原作にも大きな影響が出てしまうエピソードとなっているのですが、単体でストーリーを楽しむこともできます。どうやらワールドトリガー(ワートリ)のアニメ第2期が始まる前の再放送ではカットされているようですが、これを機に興味を持たれた方はぜひワールドトリガー(ワートリ)のアニオリ「逃亡者編」をご覧になってください。