ワールドトリガー（ワートリ）の弓場拓磨はタイマン最強のガンナー！強さや性格は？

ワールドトリガー（ワートリ）にて満を持して登場したキャラクターが弓場拓磨です。今回は弓場拓磨についてまとめて紹介していきます。

弓場拓磨が登場したワールドトリガー通称ワートリは2013年から週刊少年ジャンプにて葦原大介先生が連載している遅効性SFアクション漫画です。精巧に練られた世界観と個性豊かなキャラクターが高い人気を集めた作品です。週刊少年ジャンプ編集部の強いプッシュもあって様々なメディアミックス展開やコラボレーションが積極的に行われた作品でもあります。

2016年50号から葦原大介先生の体調不良により長期休載、その後およそ2年後の2018年48号で連載再開し、直後に体調管理の面から月刊誌であるジャンプスクエアへの移籍が発表され、週刊少年ジャンプにて物語に一区切りをつけた後、2019年1月号よりジャンプスクエアに移籍しました。移籍後もストックが溜まるのを待ってアニメ化が行われるなど高い人気を維持している作品です。

異世界からの侵略者ネイバーによる侵攻を受けて4年半後、界境防衛機関として三門市に根を張ったボーダーの訓練生であるC級隊員だった三雲修は、ネイバーの少年空閑遊真と出会う事になります。こちら側の世界の常識を知らない空閑遊真の危なっかしさに監視するという名目で行動を共にするようになった三雲修は、やがて空閑遊真がこちらの世界に来た目的を知る事になるのでした。

弓場拓磨はB級5位の弓場隊の隊長を務めるキャラクターです。ツーブロックリーゼントの髪型とメガネをかけており、インテリヤクザのような見た目が特徴的なキャラクターになっています。そんな見た目のように荒っぽい口調も特徴的ながらしっかり筋を通す性格をしており、周囲からも慕われているキャラクターです。ちなみに髪型を降ろしてメガネを外すとイケメンである事も明らかになっています。

ワートリ全体で見れば登場が遅かった弓場拓磨ですが、しっかりとプロフィールも公表されており、ポジションはガンナー、年齢は19歳で誕生日は4月30日、星座はねこ座、身長は182cm、血液型はAB型、好きなものは1対1（タイマン）、家族、友達（ダチ）、パウンドケーキ、家族には両親の他弟と妹がいる事が明らかになっています。

弓場拓磨はその登場こそB級ランク戦ROUND8前とワートリのキャラクターの中でもかなり遅めです。ただ実は設定自体はワートリ連載前から既に固まっていた事が作者の葦原大介先生によって明かされています。にも関わらずこれまで登場しなかった理由は主に2つあり、1つは「ワールドトリガーの世界観が根本から崩れる」事、もう1つが「メインキャラが食われてしまうから」という理由になっています。

実際に弓場拓磨はそれまでのワートリにはいないタイプのキャラクターであり、登場した際のインパクトはかなり強烈なキャラクターになっています。

弓場拓磨の初登場時のインパクトの強さの1つになったのが弓場拓磨がそれまでに登場していなかったリボルバー型の銃トリガーを使用するガンナーで、しかもそれを二丁拳銃で使用するというスタイルです。一応木虎が拳銃トリガーを使っているのを確認できますが、木虎の拳銃トリガーはオートマ風である為、この弓場拓磨のスタイルは2021年7月現在彼だけのスタイルといえます。

使用する弾トリガーはアステロイドとバイパーという構成でトリガーにセット出来る8つのうち実に4つをこの二丁拳銃に費やしています。残りの4つには両方にシールドが入っているのとサブトリガーにバッグワームが入っている事が明らかになっています。

弓場拓磨の戦闘スタイルはワートリ作中でも三雲修が「銃トリガーを使用するアタッカー」という印象を受けたように、ガンナーというよりもアタッカーに近い立ち回りをしています。ワートリの銃トリガーはそれぞれに「射程」「威力」「弾速」などを設定出来ますが、射程を極限まで短くして威力を高めた構成になっています。

これにより弓場拓磨の基本的な戦闘スタイルはシールドを削り切れる相手なら二丁拳銃でフルアタックを仕掛けて削りきって倒す、それが出来ない相手にはバイパーやバックワームを使った奇襲で崩すというシンプルなスタイルになっています。

ちなみにこの戦闘スタイルは元々、アタッカーに勝つ為に弓場拓磨が編み出したスタイルで、旋空孤月が開発されある程度の射程を持つ事になったアタッカーに対し、ギリギリ旋空孤月の射程外から一方的に攻撃出来るように考えられています。余談ですが、この弓場拓磨の「アタッカーキラー」とも言われる戦闘スタイルに対抗する為に生まれたのが生駒の生駒旋空であるとされています。

弓場拓磨のもう1つの強さに繋がっているのが早撃ちの名手であるという点です。二丁拳銃という事も相まって不用意に近づくことは出来ない程でこの早さを追求した形もシューターには出来ないガンナーの利点を極めた1つの形であるともされています。ワートリ作中でも基本的にはガンナー向けの対策をされるものの、独自の対策をしなければならないのが弓場拓磨の強さの要因になっています。

弓場拓磨本人の登場こそ、かなり遅くなっていますが、設定は最初からあった事を証明するようなエピソードの1つになっているのが弓場拓磨が風刃の使用者候補として名前が上がっていたというのがあります。ブラックトリガー争奪戦の後、本部に風刃を渡した迅悠一。その後本部では誰が風刃を持つかが検討される事になりますが、候補に残っていた8人の中に弓場の名前があったのです。

元々風刃は人を選ばないブラックトリガーだった事もあり、この時候補者として名前に上がっていたのは辞退した風間、広報部隊という理由で候補から外れた木虎、嵐山を除いても8人おり、一条雪丸、片桐、佐伯、加古、三輪、生駒、村上、そして弓場の8人です。候補者の8人のうち、A級が5名で残りのB級も個人ランクではトップ10入りしているアタッカーの生駒と村上と考えればこの中に名を連ねる弓場の強さの1つの証になっていると言えます。

初登場時、空閑遊真と模擬戦を行った際には、開始と同時に5発の弾丸を早撃ちし、空閑遊真がシールドを張る間もなく蜂の巣にされるという強さを発揮しているのです。この時の空閑遊真はまだボーダーのトリガーに慣れていなかった頃とは違い、既にB級ランク戦を7度戦い、個人ランク戦も積極的にこなしている状態です。そんな空閑遊真を初見だったとはいえ瞬殺してしまえるのはやはり弓場の強さの証明になっているとされています。

ちなみに実際の戦場を経験している空閑遊真ですらも「速すぎて銃を抜いたのが見えなかった」と思わずもらしてしまう程なので、弓場拓磨の射撃速度は実践レベルでもかなり高いレベルの強さを誇っている事が分かります。

その戦闘スタイルと早撃ちは弟子である里見からも「タイマンの近距離でヨーイドンで始めるなら二宮さんにも勝つかもしれない」と言われる程です。二宮は現ボーダーNo1シューターである為、自身の有利条件ならという条件付きとはいえその早撃ちがA級にも通用する1つの証明になっているとされています。

その一方で、弓場拓磨の戦闘スタイルは「自身に有利を作れれば無類の強さを発揮するがそうでないと対応できない」という臨機応変さには欠けている能力なので、実際に戦った場合には二宮はそういった事も考慮して戦う事になるのではないかとも考察されています。実際B級ランク戦ROUND8で二宮とのタイマンになった際はどちらかといえば二宮に有利な状況だった事もあって二宮が勝利を納めています。

ワートリの作者葦原大介先生が「メインキャラが食われる」と心配して登場が遅くなったと言われる程の弓場拓磨ですが、そのかっこいい魅力と言われるのがその性格にあります。常に喧嘩口調で硬派な性格をしていますが礼儀を重んじしっかり筋を通すタイプでもある為、周囲には比較的慕われています。

現弓場隊のメンバーはもちろん、元弓場隊で現在は独立した王子隊などとも険悪な関係になる事なく友好的な関係を築いているあたりが弓場拓磨のかっこいい魅力になっています。加えてその正体がイケメンな事もギャップが強くて良いという声が多いです。

ワートリ作中ではそこまで目立っていませんが、作者の葦原大介先生によるとボーダーの中でも特に横の繋がりが強いとされているのが19歳組です。ここに数えられるのが迅悠一と生駒達人、嵐山准、柿崎国治、そして弓場拓磨の5人です。元々暴走し勝ちな迅悠一と生駒達人に加えて、この中に入るとテンションが上がってしまうという嵐山准をまとめるのが弓場拓磨という関係性を構築しているようです。

元々ツッコミ役に回る事が多い柿崎にとっても頼もしい存在であるようで、ワートリ作者の葦原大介先生いわく「弓場拓磨がいなかったら柿崎が過労死している」と言われる程になっています。彼らを制御出来るキャラクターと考えると序盤から出てこなかったのも納得という声も多いエピソードになっています。

ツーブロックのリーゼントの髪型が特徴の弓場拓磨ですが、実はその髪型はトリオン体に設定したものである事が分かっています。B級ランク戦ROUND8で二宮とのタイマンに敗れてベイルアウトした弓場拓磨ですが、ベイルアウトした時の姿は一見すると誰か分からない程だったのです。最大の違いは弓場拓磨の大きな特徴であるツーブロックのリーゼントという髪型が降ろされている事にありました。

加えて普段メガネをかけている顔もなかなかのイケメンであった事が明らかになったのです。トリオン体と普段の姿が大きく異なるといえば小南桐絵を連想しますが、そこまでの変化ではないものの弓場拓磨の場合元々の髪型のインパクトもあって読者の間ではあまりのイケメンぶりに「誰だよ」と言われる程に話題になりました。このイケメンぶりが弓場拓磨がより注目を集めるきっかけになる程になっています。

ここからはワートリを既に視聴している人の弓場拓磨に関しての感想を紹介していきます。ワートリはキャラクターの年齢設定が性格と合わないなどと言われる事もある作品ですが、弓場拓磨もまだ未成年である事にお驚いたという声も多くなっています。気合の入った髪型や喋り方であるにも関わらずまだお酒も飲めずタバコも吸えない年齢であるというのがギャップがありすぎるという声もある程になっています。

また髪型を降ろした実際の姿のインパクトも強かったという声も多くなっています。特にメガネも外すとなかなかのイケメンであり、初登場時の髪型のインパクトにも勝るインパクトだったという声も多いです。今後も基本的にはイケメンが隠れてしまうのが残念という声も多くあり、ワートリ作中の展開の中で髪型を現実にした状態で戦う事になるイケメン弓場拓磨を見てみたいという声も見られる程です。

またワートリ作中登場が遅く、大規模侵攻やガロプラとの戦いなど部隊を超える戦闘にはまだ登場しておらず、ランク戦もラウンド8以外描かれていない事から弓場拓磨の実力はまだまだ未知数という声も多いです。特に言及があり実際のランク戦の仲でも実現した二宮とのタイマンも状況が明らかに二宮有利だった事から弓場拓磨本来の力だったとは言えないという声が多いです。

弓場隊はそれまでチームを支えていた神田が大学受験をきっかけにボーダーを離れる事になり離脱しており、弓場隊はかなり若いチームになっています。ROUND8でも二宮と当たる前に隊としては弓場拓磨しか残っておらず対する二宮隊は全員が生存していたなどタイマンにはなっているものの、タイマンとは言えない状況だったと言われているのです。

弓場拓磨は上記でも紹介したブラックトリガーの件で名前こそ既にアニメワートリに登場していますが本人はまだ登場しておらず、2021年7月現在誰が声優を担当するのかも発表されていません。2021年10月にはアニメ3期が放送される事が発表されているのでここで弓場拓磨が登場する事を期待する声が多いと共に、インパクトのあるキャラクターだけに誰が声優を担当するのか気になるという声も多くなっています。

中身がイケメンとはいえ話し方も話し方なのでドスの利いた声が合いそうという声もある一方で19歳という年齢を合わせると誰が声優を担当するのかイメージが付かないという声も見られる程です。ワートリファンの中でも1番声優予想が難しいキャラクターとも言われています。ただ中身のイケメンさを考えるとある程度落ち着いた声が良いという人も多くなっています。

ワールドトリガー（ワートリ）の弓場拓磨は硬派のヤンキーのようなインパクトのある髪型と喋り方が特徴的なキャラクターです。ワートリ作者の葦原大介先生すらも「メインキャラを食ってしまう」可能性があるとして登場を遅くさせる程のキャラクターですが、その心配は的中する程の個性豊かなキャラクターが多いワートリの中でも圧倒的な個性を放っているキャラクターです。

弓場拓磨が率いる弓場隊はまだ若いチームながらも弓場拓磨個人の実力もあってB級上位に残留を決めるほどの強さを誇る部隊になっています。2021年放送のアニメワートリ3期では登場する可能性も高く注目を集めています。まだワートリを視聴していない人は弓場拓磨に注目しながら視聴してみてはいかがでしょうか？