2021年07月07日公開
2022年11月09日更新
【シャーマンキング】道蓮は一度死亡して復活した?その後や結婚相手も紹介
『シャーマンキング』で主人公・麻倉葉のライバルとして登場した道蓮。終盤では世界から憎しみを無くすためにシャーマンキングを目指している心優しいキャラとして描かれていますが、当初は持霊を道具扱いする冷酷なキャラとして描かれています。どうやら、ネット上では道蓮の死亡と復活に関する出来事が注目されているようです。そこで今回は『シャーマンキング』で描かれた道蓮の死亡と復活シーンをあらすじを交えて紹介していきます。また、メイデンとの結婚事情やその後についても紹介していきますので是非ご覧ください。
目次
シャーマンキングの蓮とは?
主人公・麻倉葉がシャーマンキングを目指す物語が展開された漫画『シャーマンキング』。葉がシャーマンキングを目指して行動していく過程で、さまざまなキャラが登場していました。今回は葉のシャーマンキングに対する思いに感化されたことでシャーマンキングを目指すことになる道蓮について紹介していきます。それではまず『シャーマンキング』の作品情報と道蓮のプロフィールから確認していきましょう。
シャーマンキングの作品情報
シャーマンキングの概要
2021年から新アニメとして放送されている『シャーマンキング』。本作は1998年から2004年まで、週刊少年ジャンプから連載されていたファンタジー漫画です。そして2004年まで連載された後、2018年から講談社にて連載されることになっています。そのため、漫画では単行本が全32巻、完全版が全27巻と展開されています。
シャーマンキングのあらすじ
ここでは『シャーマンキング』のあらすじを簡単に紹介していきます。主人公は霊能力者(シャーマン)としてシャーマンキングになることを夢見る麻倉葉です。シャーマンキングとはシャーマンの頂点に立つ存在で、シャーマン同士で戦うシャーマンファイトに参加しなければなりません。
当然、シャーマンファイトにはシャーマンキングになることを目標にしているシャーマンが多く参加しています。物語は葉がシャーマンキングになることを目標に、シャーマンファイトが開催されている東京を訪れた時から展開していきました。
道蓮のプロフィール
ここでは『シャーマンキング』に登場する道蓮のプロフィールを紹介。道蓮(タオレン)は中国歴史の裏で暗躍してきた1800年続く道家の御曹司です。作中ではシャーマンキングを目指す葉のライバルとして登場していましたが、幾度となく戦い続けたことで次第に友情が芽生え、共に行動するようになっています。その友情が芽生えるきっかけとなったのが道家の存在でした。
蓮は物心つく前から復讐に生きる思想に染まっていたため、人間の温もりに触れる機会がありませんでした。しかし、シャーマンキングを目指すという葉の純粋な想いや心の温かさに触れていったことで彼を敵対視しなくなります。その後その経験を元に、憎しみの無い世界を作るためにシャーマンキングを目指すようになりました。
シャーマンキングの蓮は一度死亡して復活した?その後は?
ネタバレ①ペヨーテとの戦い
『シャーマンキング』の主要キャラである道蓮が死亡した?と囁かれているようですが、結論から言うと彼は一度死亡しています。しかしその後、メイデンの蘇生によって復活しているので、結局復活後にシャーマンキングを目指していました。では、ここから蓮の死亡から復活に至るまで、どのような内容になっているのか、蓮の姿が描かれたあらすじを紹介していきます。
まずシャーマンキングを目指す蓮が死亡するきっかけとなったのがペヨーテとの戦いです。蓮とペヨーテの戦いはシャーマンファイト1回戦を終えた後、2回戦になる前に場外で1回戦の相手・土組のペヨーテと対戦する形で始まりました。
その時、チョコラブとホロホロが進んで対戦に臨もうとしていますが、それを蓮が制し、自らがペヨーテと戦うことを望んでいます。このペヨーテとの対戦と同時に登場したのが十祭司のニクロムで、彼はかつて蓮が殺害した十祭司のクロムの弟でした。クロムはペヨーテと内通し、蓮への復讐を企んでいたのです。
ネタバレ②わざとニクロムの前で刺される
蓮が死亡する直接的な原因となったのがニクロムの話でした。シャーマンキングを目指す前は、強くなることへの野心が強く、さらに壊すことしか知らなかった蓮。しかし葉との出会いによって心の温かさを学び、それを大切にしてきています。クロムは蓮にとって過去の過ちを清算すべき対象でした。
それから話は戻り、クロムから兄を殺されたことを聞いた蓮は驚き、そのままペヨーテのO.S「グランデンファンタスマ」の攻撃を受けて腹を突き刺されてしまいます。蓮はクロムを殺害した自責の念によって、わざとニクロムの前で刺されることを選択し、その結果死亡してしまったのです。
ネタバレ③葉の依頼
ペヨーテの手で殺害されてしまった蓮でしたが、蓮の死亡事実を受けた葉は蓮を復活させることを決意していました。そこで、葉は蓮を復活させるためにX-LAWSを率いるメイデンに蘇生を依頼します。葉はまん太を通してメイデンと連絡を取り、「なんでも条件に従う」と伝えます。
そこでシャーマンキングを目指すメイデンは、シャーマンキングになるライバルの1人である葉が邪魔だったため、復活させる条件として葉のシャーマンファイト辞退を提示しました。結局、葉はシャーマンキングになる夢と引き換えに蓮を助けることにしています。
ネタバレ④メイデンの蘇生
葉がシャーマンファイトを辞退することを決めたことで、早速メイデンはアジトで蘇生するために蓮の死体を受け取ります。その後、メイデンは蘇生にはキスをすることが必要といい、メイデンの精霊シュマシュが蓮にキスをしました。
一方、蓮は葉にシャーマンキングになるという目標を失って欲しくなかったため、自分が復活することを拒んでいました。しかしその蓮の想いは周囲に聞こえていなかったため、本人の意に反して蘇生させるための準備が進んでいきます。
ネタバレ⑤道蓮が復活?
メイデンの蘇生が進んでいき、ついに蓮は復活を遂げました。ところが、蓮はメイデンに向かって助けを乞うた覚えはないと言います。その結果、メイデンはその言葉に涙してしまうのでした。こうして蓮は死から復活したことがきっかけで巫力が上がったものの、重苦しい雰囲気が流れてしまいます。
ネタバレ⑥五人の戦士に選ばれた?
ここからのあらすじは蓮の結末に繋がっていきます。シャーマンキングになるためにシャーマンファイトに参戦していた一行でしたが、結局シャーマンファイトで優勝しシャーマンキングになったのはハオとなりました。
一方、蓮たちはシャーマンキングになったハオを倒すために「五人の戦士」に選ばれることになります。五人の戦士は道蓮以外に麻倉葉、チョコラブ、ホロホロ、リゼルクの4人が選ばれていました。そして蓮は五大精霊のスピリット・オブ・サンダーを持霊にし、巫力値も10万とシャーマンキングと渡り合えるほどの実力を身に付けています。
ネタバレ⑦メイデンと結婚した?
蓮は結局シャーマンキングになることは叶わなかったものの、最終的には改心した状態のハオがシャーマンキングとしてシャーマンをまとめることとなりました。その後7年が経った最終回では、なんとメイデンと蓮が結婚することになったと報告する蓮の姿が描かれています。
さらに蓮とメイデンの子供・黽まで生まれていました。その後、結婚し大企業家電機器メーカー「雷帝グループ」を作りあげています。ちなみにメイデンと蓮が結婚するきっかけとなったのは、蓮が復活した後に「迷惑だ」とメイデンに吐き捨てたことが最初の縁となっているようです。
シャーマンキングの蓮の強さや必殺技
蓮の強さ①中国拳法の達人
シャーマンキングの蓮は中国拳法の達人です。蓮の体格は小柄な方ですが、彼の拳から繰り出す打撃は大人でも一発KOができるほどの威力を持っています。なおシャーマン相手には有効ですが、霊には効果がありません。
蓮の強さ②憑依合体
シャーマンキングの蓮は、霊を自分や他人に憑依させる技「憑依合体(ひょういがったい)」が使えます。シャーマンキングでは蓮の持霊・馬孫を自分の体に憑依させることで実現させていました。また馬孫以外に「白鳳」と「黒桃」という霊を降ろして憑依させることもできます。
蓮の強さ③ゴールデン中華斬舞
シャーマンキングの蓮は、漫画56迴で初めて披露した技「ゴールデン中華斬舞」を使います。ゴールデン中華斬舞とは、馬孫を刀に憑依させて実体化する技です。超ゴールデン斬舞も存在しており、こちらはさらに威力が高く、攻撃範囲も広い技となっています。
蓮の強さ④武神
シャーマンキングの蓮は、漫画146迴で疲労したオーバーソウル「武神」を使います。父親の道円から受け継いだ宝雷剣にオーバーソウルすることで、さまざまな武器へと姿を変えることができます。
蓮の強さ⑤甲縛式オーバーソウル武神魚翅
シャーマンキングの蓮は、漫画224迴のTHE蓮vs明王で披露した技「甲縛式オーバーソウル武神魚翅」を使います。この技は与える力で攻撃するもので、壊す力ではありません。切り離したオーバーソウルを破裂させて雷にすることで相手を攻撃できます。
蓮の強さ⑥スピリット・オブ・サンダー
シャーマンキングの蓮は、ハオとの最終決戦で使用した「スピリット・オブ・サンダー」を持霊にしています。スピリット・オブ・サンダーは五大精霊の1つで、33万の霊力を持っています。主にスピリット・オブ・サンダーの媒介となる雲で、雷を自在に操っていました。
シャーマンキングの蓮の家族
蓮の姉は道潤
シャーマンキングの蓮には、教育係として蓮の身の回りを世話してきた姉・道潤がいます。シャーマンキングの漫画における初登場は12迴です。
道潤は「符」を使うことで死体(キョンシー)を操ることができ、そのキョンシーは憑依100%であるため生前持っていた強さをそのまま発揮することができます。1800年もの間中国歴史の裏で活躍していた家系で育っただけあって冷酷な性格をしていましたが、葉やアンナと戦ったことで人間らしい気持ちが芽生えていました。
蓮の父親は道円
シャーマンキングの蓮はかつて破壊することしか知らない子供でしたが、そんな子供に成長させた原因が父親・道円の存在です。道円はとにかく警戒心が強い人物で、他人に心を開きません。また道家の正義のみを信じており、蓮にはその正義を信じさせるために厳しい教育を施していました。蓮自身もそんな円に恨みを持っていましたが、蓮たちとの戦いを経て円を改心させています。
シャーマンキングの蓮のアニメ声優
朴璐美のプロフィール
『シャーマンキング』に登場する道蓮の声を演じた声優は、芸能事務所「LAL」で声優、女優、歌手として活動する朴 璐美(ぱく ろみ)です。声優のデビュー作は『ブレンパワード』で、現在はアニメやゲーム、吹き替え、ナレーションのジャンルを中心に活動しています。舞台でも声優でも、老若男女問わず幅広い役を演じており、アニメではシャーマンキングの蓮のようなティーンエイジの少年役に起用されることが多いようです。
朴璐美の主な出演作品
- 1998年~:ブレンパワード(カナン・ギモス 役)
- 1999年~:∀ガンダム(ロラン・セアック 役)
- 2000年~:デジモンアドベンチャー02(一乗寺賢 / デジモンカイザー 役)
- 2003年~:NARUTO -ナルト- / 疾風伝(テマリ 役)
- 2003年~:鋼の錬金術師(エドワード・エルリック 役)
- 2004年~:BLEACH(日番谷冬獅郎 役)
- 2005年~:うえきの法則(植木耕助 役)
- 2016年~:ベイブレードバースト(白鷺城ルイ 役)
- 2018年~:からくりサーカス(ルシール・ベルヌイユ 役)
- 2021年~:シャーマンキング(道蓮 役)
シャーマンキングの蓮に関する感想や評価
シャーマン王、私最後うろ覚えだけれど、道蓮の奥さん…あの人なのーーーーー?!?!
— 🦊ニッキー@五年週間到来🍡 (@Mgmg_0802) July 2, 2021
マジか……
こちらでは『シャーマンキング』に登場する道蓮とメイデンの結婚に関する感想があがっています。どうやらこの方は道蓮がメイデンと結婚したことに驚いているようです。メイデンと蓮は意外な所で縁があったため、多くの読者を驚かせているのかもしれません。
マンキンの恐山ルヴォワール編は開始前に道蓮が死亡した関係で、あの期間中は道蓮ファンが悲しみに沈んでいたのを思い出す
— 卯枝 (@ueda_ricca) December 9, 2015
「道蓮が死んだのを忘れる回」とか言われてた気が
こちらでは『シャーマンキング』に登場する道蓮の死亡シーンに関する感想があがっています。感想によると蓮の死亡期間中は、道蓮ファンが悲しみに沈んでいたようです。復活シーンは多くの方が喜んだのかもしれません。
私の人生を左右させた推しを…
— s@w@ (@_y1k_sw_) June 16, 2018
「シャーマンキング」道 蓮
自分のオタク人生の最初の祖。
毎週アニキンが楽しみ過ぎて早く学校から帰りたすぎた。
壮絶な過去との決別の道家編と禊からの復活エピソードが好きすぎて…
お陰で声優の朴璐美様は今でも私のレジェンド推し←
こちらでは『シャーマンキング』に登場する道蓮の復活エピソードに関する感想があがっています。どうやら蓮の復活エピソードと過去との決別シーンが高く評価されているようです。気になる方は挙げられた2つのエピソードを中心にアニメ・漫画をチェックしてみると良いかもしれません。
シャーマンキングの蓮の死亡まとめ
『シャーマンキング』の主要キャラ・道蓮が一度死亡して復活した経緯や、その後、結婚相手などまとめて紹介してきましたがいかがでしたか?かつて邪心に染まった蓮は葉との時間を過ごしたことで、憎しみを無くすためにシャーマンキングを目指すなど純真な心を得ることなりました。その心が蓮の死亡する原因となっているのですが、人によってそれを良しとするか否かは変わってくるでしょう。
その後、メイデンによって復活を果たすのですが、その時に葉が交渉した条件がシャーマンキングになる夢を遠ざける原因とも言えます。しかし、その後改心した状態のハオがシャーマンキングとして世の中を良くすると考えればよかったのかもしれません。シャーマンキングの最終回では蘇生したメイデンとまさかの結婚報告があがっており、結婚後の話もあるので、結婚した後の蓮とメイデンの様子もチェックしてみると良いでしょう。