2021年07月10日公開
2021年07月10日更新
【ワールドトリガー】三雲修の死亡が最悪の未来?迅悠一のサイドエフェクトを考察
ワールドトリガー(ワートリ)でも謎とされているのが三雲修の死亡フラグです。ワールドトリガー作中、数多くある三雲修の死亡フラグですが、その中でも迅のサイドエフェクトを使った「最悪な未来」の為の行動が気になるという声も多くなっています。今回はワールドトリガーにおいて迅が「最悪の未来」とした三雲修の死亡について、ワールドトリガー(ワートリ)作中の描写からファンの間で行われている考察を中心にまとめて紹介していきます。
目次
ワールドトリガーの修とは?
ワールドトリガーの主人公にして死亡フラグまみれと言われているのが三雲修です。今回はそんな三雲修の死亡フラグの中でも最大の死亡フラグ、「最悪の未来」についてまとめて紹介していきます。
ワールドトリガー(ワートリ)の作品情報
ワールドトリガーの概要
出典: https://ciatr.jp
ワールドトリガー(通称ワートリ)は2013年から週刊少年ジャンプにて葦原大介先生が連載しているSFアクション漫画です。個性豊かなキャラクターとそれらのキャラクターを生かした集団戦の構成力の高さ、公式いわく「遅効性SF」と言われる読み込む程に面白さの深みが増していく展開が高い人気を集めている作品です。
ワールドトリガーはメディアミックス展開も積極的に行われた作品であると同時に高い評価を受けている作品でもあります。2016年から2018年にかけて作者の葦原大介先生の体調不良により長期休載しましたが、2018年に復帰。その後は体調を考慮して月刊誌のジャンプスクエアに移籍、その後も高い人気を維持し続けている作品です。
ワールドトリガーのあらすじ
異世界からの門(ゲート)が開き近界民(ネイバー)からの大規模侵攻を受けてから4年半後。周囲に隠してボーダーの訓練生、C級隊員の三雲修のクラスに不思議な少年、空閑遊真が転校してきます。少し交流するうちに、お互いがボーダー隊員である事、空閑遊真がネイバーである事が発覚。三雲修は空閑遊真の行動を監視する為、共に行動するようになります。
三雲修のプロフィール
三雲修はワールドトリガー(ワートリ)の主人公の1人で、主人公の中でも特にストーリーに関わる部分が多いキャラクターです。真面目で正義感が強い性格で、他人を助ける為なら自身の命をも厭わない勇敢さを持っています。その性格ゆえに死亡フラグが多数存在するキャラクターでもあり、ベイルアウトというシステムにより死亡シーンがほぼない作品であるにも関わらず何度か死にかけているキャラクターでもあります。
その他ワールドトリガー本編や公式ガイドブックで判明しているプロフィールとしては、ポジションはシューターで年齢は15歳、誕生日は5月25日で星座はうさぎ座、身長168cmの血液型はA型、好きなものは親の手料理と橋となっています。また2021年7月時点でのワールドトリガー本編中唯一の中学生隊長ともなっています。
ワールドトリガーの三雲修の死亡が最悪の未来?迅悠一の見た未来とは?
考察①迅悠一のサイドエフェクトの能力
ワールドトリガー(ワートリ)作中で最悪の未来と言われるのは主に主人公の1人である迅悠一が自身のサイドエフェクト「未来予知」により見た未来の可能性の1つです。迅悠一のサイドエフェクトは1度でも目にしたことのある相手の未来が見えるというもので、それぞれの行動によって分岐する未来の可能性が全て見えるという能力になっています。
「最悪の未来」は迅悠一がワールドトリガーの大規模侵攻編に関連して見た未来で、つまり迅悠一の言う「最悪の未来」とはその未来予知能力で見た、三雲修が死亡するという未来の事を指しています。
考察②修が死ぬ未来は確実に見えていた?
迅悠一のサイドエフェクトは見たい未来が見えるわけではないですが、まず確実に見えていたのが修が死亡する未来です。詳しくは後述しますが、迅が三雲修の死亡を回避するべく様々な行動をしているにも関わらず、三雲修は重傷を負ってしまい、死亡してもおかしくない程でした。この事からも迅悠一の行動が1つでも足りなければ三雲修は死亡していたのではないかと考察されています。
迅悠一のサイドエフェクトで見える未来予知は可能性も数多く含まれている為、どれだけの確率で三雲修が死亡する未来が訪れたのかは不明ですが、大規模侵攻編での敵の行動や三雲修の行動などを踏まえるとその確率はかなり高かったのではないかとも考察されています。
考察③空閑遊真はヴィザを倒せなくなっていた?
大規模侵攻の際、空閑遊真はアフトクラトルの中でも最高戦力の1人、ヴィザ翁を破る活躍を見せています。これはヴィザ翁が空閑遊真と戦う前にレイジとの交戦で足にダメージを負って機動力を失っていた事、空閑遊真にしか出来ない奇襲などによる勝利ですが、或いは迅の見た「最悪の未来」が実現していた場合、空閑遊真がヴィザ翁を倒すという事もなかったのではないかと考察されているのです。
空閑遊真は大規模侵攻の時点で生きる目的のかなりのウエイトを三雲修が占めています。彼に生きる目的を与えた三雲修が仮に死亡してしまうような事があれば、空閑遊真は戦意喪失していてもおかしくありませんし、そうなればヴィザ翁が自由に動ける事になるのでボーダーとしても致命的なダメージを負っても不思議ではなくなります。そういう意味で三雲修の死亡が最悪の未来に繋がると迅が言ったのではないかと考察されています。
考察④雨取千佳がアフトクラトル側に連れ去れていた?
仮に三雲修が死亡する未来と空閑遊真がヴィザ翁を倒した事が繋がらない、三雲修は死亡したがボーダーはなんとか防衛に成功する、という未来もありえます。ただその場合、まず間違いなく千佳は「金の雛鳥」として連れ去られる事になりますし、今回の大規模侵攻を防ぎきったとしても遠くない未来に再度アフトクラトルから侵攻を受ける可能性もあるのです。
実際迅悠一は周囲を動かした後、自らヒュースの足止めを行っています。ヒュースはこの時雨取千佳を追いかけている状態であり、仮にキューブにする事が出来れば、アフトクラトルの遠征メンバーの1人ミラの能力を使えば回収は容易です。一応雨取千佳が連れ去られる事に対して迅は「最悪の一歩手前」と発言していますが、それは限りなく最悪に近い未来だったと考えられます。
考察⑤迅悠一は三雲修の遠い未来まで見ている?
ワールドトリガー(ワートリ)作中の描写を見ていると、迅悠一は三雲修に関して今回紹介した大規模侵攻での「最悪の未来」よりも先の未来まで見ている可能性があるのではないかと考察されています。というのも迅悠一は三雲修に関してかなり目にかけている所がある為です。そもそも三雲修がボーダーに入隊出来たのも迅悠一の口添えがあった為と考えられている為です。
迅悠一のサイドエフェクトはワールドトリガー作中でも「確定的な事であれば数年先まで見える」とされている為、或いは三雲修と出会った時点で、何か重要な未来を見た可能性もあるのではないかと考察されています。「最悪の未来」とは三雲修が死亡する事でその先に訪れる良くない未来があるのではないかとも考察されています。
三雲修が迅悠一のサイドエフェクトを引き継ぐ?
ワールドトリガーファンの究極的な考察としては、迅悠一はサイドエフェクトで自身の未来についても見ており、ある時点で死亡する事が確定しているのではないかとも考察されています。そしてその時に迅悠一は自身の力でブラックトリガーを生成、それを引き継げるのが三雲修なのではないかと考察されているのです。だからこそ三雲修を目にかけ、死亡しないようにしているのではないかと考察されています。
ワールドトリガー(ワートリ)では三雲修が様々な事柄で悩む姿も描かれており、そんな三雲修が迅悠一を元にしたブラックトリガーに適応する事で未来予知のサイドエフェクトを引き継ぎ、その能力で見た未来予知で悩む、というような展開もあるのではないかと考察されているのです。
ワールドトリガーの修が死ぬ最悪な未来を回避する為に迅が取った行動
考察①三輪秀次に修を助けるように頼んだ
未来を見た迅が三雲修死亡を回避するべく大規模侵攻の前から行動を開始しています。迅はそれ以前に空閑遊真のボーダー入隊を認めさせる為に自身のブラックトリガー風刃を手放していますが、その使用者を推薦する事を引き換えに三輪秀次に三雲修を助けて欲しいと依頼するのです。三輪は三雲修の事を空閑遊真(=ネイバー)関連で毛嫌いしている為、心情的に助ける可能性は低いにも関わらずの行動だったのです。
考察②木崎レイジに時間稼ぎを頼んだ
さらに大規模侵攻で強大な敵が来る事を知った迅は木崎レイジに対し、殲滅ではなく時間稼ぎをお願いするという行動も見せています。ここでポイントとなるのが迅はボーダー最強の部隊の隊長であり、ボーダー唯一の「完璧万能手」である木崎レイジに対し、「敵を倒す」ではなく「時間稼ぎ」を頼んでいるという点です。
実際に大規模侵攻にて木崎レイジはアフトクラトルの中でも高い戦闘能力を持つヴィザ翁と戦う事になりますが、自身の持つ力を100%発揮する事なく時間稼ぎを行いました。大規模侵攻時点の木崎レイジが本気を出していなかった事は後のガロプラとの戦いでも判明しますが、これによりヴィザ翁の所に空閑遊真が駆けつける時間ができ、ヴィザ翁がフリーになる時間を与えなかったといえます。
考察③天羽月彦に西区の戦闘を代行してもらった
ボーダーの当初の防衛計画ではS級隊員である天羽月彦と迅がそれぞれに1人で広いエリアの防衛を担当する予定でした。しかし迅は最悪の未来を防ぐ為に動く必要があった為、先に自身の担当地域の殲滅を終えた天羽月彦に対し、ポンチ揚げを報酬に自身の担当地域も任せて自身が自由に動ける状態を作り出しています。
考察④ヒュースの足止めをした
こちらはどちらかといえば「最悪の未来の一歩手前」と言った千佳の誘拐を防ぐ為の行動とも思われますが、自由に動けるようになった迅は自身でヒュースの足止めに成功しています。実際ヒュースとの戦闘の最中には「お前をフリーにするとうちの後輩たちがやばかったんだ」と発言しており、三雲修の死亡を含めた最悪の未来を防ぐ為の行動だったと考察する事ができます。
ワールドトリガーの修のアニメ声優
梶裕貴のプロフィール
アニメワールドトリガー(ワートリ)で三雲修の声優を担当したのが梶裕貴さんです。2004年にデビューした声優さんで、高い歌唱力から2012年には個人名義で歌手としてもデビューしています。中性的で甘い声質が特徴的な声優さんで、少年~青年役を演じる事が多く、主人公を演じる機会も多くなっています。またワールドトリガー作中でも見られるように凛とした「叫び声」にも定評のある声優さんになっています。
梶裕貴の主な出演作品
梶裕貴さんがこれまでに演じたキャラクターとしては「アクセル・ワールド」の有田春雪役、「あひるの空」の車谷空役、「僕のヒーローアカデミア」の轟焦凍役、「フェアリーテイル」のリオン・バスティア役、「ハイキュー」の孤爪研磨役、「七つの大罪」のメリオダス及びゼルドリス役、「ダイヤのA」の成宮鳴役、「進撃の巨人」のエレン・イェーガー役、「食戟のソーマ」の久我照紀役などの声優を担当しています。
ワールドトリガーの修に関する感想や評価
三雲修は、凡人にもなりえる英雄だが
— 川崎 悠 (@konoyu0820CH) March 31, 2015
それは、はっきり言って死亡フラグの連続そのものなのである。(´・_・`)✋
それに耐え切り、逃げず、立ち向かい、傷付き、仲間を失い、それでも。
それでも投げ出せない物を持つ彼の矜持に心惹かれるのだ。#ワートリ
ここからは既にワールドトリガー(ワートリ)を視聴した人の三雲修の死亡フラグや迅悠一のサイドエフェクトについての感想を紹介していきます。三雲修に関しては今回紹介した最悪の未来以外にもワールドトリガー(ワートリ)作中でそれ以外にも多数の死亡フラグを立てており、不安になるという声も多くなっています。
ワートリ、ベイルアウトがあるから危機感が薄いという意見もあるが修は敵前で換装解くわ遊真はほぼ死んでるわ千佳ちゃんは金の雛鳥だわ迅は存在が死亡フラグだわで主人公に死が押しやられてる
— けいねる (@nerukei3d) December 5, 2019
特にワールドトリガー(ワートリ)はベイルアウトというシステムがある関係上、戦闘に緊迫感がないと言われているだけに三雲修の最大の死亡フラグと言われた、大規模侵攻でのトリガーオフは緊迫感が高すぎたという声も多くなっています。
ワートリ、迅さんのメンタルはもちろんサイドエフェクトによってかかるだろう脳の負担が気になる。迅さんの未来予知って、得た情報を脳が超計算・予測して確率が高いものを映像化してるのかなって思ってるので。
— ねこになりたい (@joh_kan) May 18, 2021
これらの未来が可能性まで含めて全て見えてしまう迅悠一のサイドエフェクトも負担がヤバそうという声も多いです。迅悠一自身はなんともなく対応していますが、ワールドトリガー(ワートリ)作中ではサイドエフェクトによる弊害も描写されているだけに未来予知という強大な力には相当の負担があるのではないかと考察されています。
ワールドトリガーの修の死亡まとめ
出典: https://taod.jp
ワールドトリガー(ワートリ)作中には死亡フラグが多いキャラクターが多いと言われていますが、その中でもダントツで死亡フラグが多いと言われているのが三雲修です。明確に作中で死亡が示唆された事もあるだけにどこかで死亡する可能性があるのではないかと言われています。
ワールドトリガー(ワートリ)作中は最悪の未来と言われた大規模侵攻編が終了していますが、まだまだ死亡フラグが満載なだけに今後の展開次第では本当に死亡するのではないかとも考察されています。まだワールドトリガーを視聴していない人は三雲修の死亡フラグに注目しながら視聴してみてはいかがでしょうか?