2021年07月03日公開
2021年07月03日更新
【鋼の錬金術師】フーはリン・ヤオのお目付け役!強さ・能力や最後のシーンも紹介
フーとはハガレンこと漫画鋼の錬金術師に登場するキャラクターの1人です。漫画鋼の錬金術師に登場するフーはシン国のヤオ家に仕えている老人のキャラクターであり、第十二皇子のリン・ヤオのお目付け役を担当しています。フーは忍者のような戦闘スタイルをしており、さすがリンのお目付け役といえるほどの強さを持っています。しかしフーは作中の後半でキング・ブラッドレイと戦い、壮絶な最後を遂げてしまいました。本記事ではそんなリンのお目付け役・フーについて最後や名言、アニメの声優などをご紹介していきます。
目次
鋼の錬金術師のフーとは?
鋼の錬金術師の作品情報
ハガレンこと漫画鋼の錬金術師の作中でリン・ヤオのお目付け役を務めているフー。漫画鋼の錬金術師に登場するフーは代々ヤオ家に仕えている家で生まれた老人のキャラクターであり、ランファンの師匠のような存在です。フーはキング・ブラッドレイとの戦いで最後を遂げるものの、その泣ける名言やかっこいい姿から高い人気を博しています。本記事ではそんなリンのお目付け役・フーについて名言や最後、声優などをご紹介します。
鋼の錬金術師の概要
ではフーの名言や最後、アニメの声優などをご紹介する前に、フーが登場するハガレンこと漫画鋼の錬金術師の概要や物語のあらすじについて簡単にまとめてご紹介していきます。フーが登場する鋼の錬金術師とは錬金術が存在する世界を舞台にした荒川弘のダークファンタジー漫画作品です。荒川弘が描く漫画鋼の錬金術師は「ハガレン」といった略称で呼ばれ、2001年から2010年にかけて「月刊少年ガンガン」で連載されていました。
2021年6月現在漫画鋼の錬金術師は連載が終了しているものの、全27巻で完結している単行本が累計発行部数7000万部を記録するほど非常に高い人気を博し続けています。そんな漫画鋼の錬金術師は数々のメディア作品が制作されていることで有名であり、これまで2作品のテレビアニメや劇場版アニメが放送・公開されています。またテレビアニメや劇場版アニメの他に実写映画やゲーム、ドラマCDなどの作品も数多く制作されてます。
鋼の錬金術師のあらすじ
漫画鋼の錬金術師の主人公であるエドワード・エルリックは亡き母親を蘇られるために禁忌を犯し、右腕と左足を失ってしまいました。また弟のアルフォンス・エルリックは身体全身を失い、鎧だけの身体になってしまいます。そこでエドワードとアルフォンスは錬金術を身につけ、失った身体を取り戻すために「賢者の石」を追う旅に出ます。しかしその旅の中でエドワードとアルフォンスは驚くべき世界の秘密を知ることになるのでした。
フーのプロフィール
本記事で名言や死亡した最後、アニメの声優などをご紹介するフーとはハガレンこと漫画鋼の錬金術師に登場するキャラクターの1人です。ハガレンこと漫画鋼の錬金術師に登場するフーは東の大国・シン国に所属している老人のキャラクターであり、2つに伸びた長い口髭と逆立った髪の毛に巻いている白いターバンが特徴となっています。フーの年齢や身長などの情報は不明となっており、漫画鋼の錬金術師の単行本8巻で初登場しました。
フーはシン国のヤオ家を支える家系の人間であるため、リン・ヤオのお目付け役と護衛を孫娘のランファンと共に務めてます。皇子の護衛をしていることからフーは老人と考えられないほどの強さを持っており、仮面と忍者のような服装を身に纏ってリン・ヤオを常に守っています。そんなフーは作中でエドワード・エルリックやロイ・マスタングと協力して賢者の石を追うものの、キング・ブラッドレイとの戦いで最後を遂げてしまいました。
フーの性格
ハガレンこと漫画鋼の錬金術師に登場するフーは非常に真面目な性格をした頑固なキャラクターであるため、どんな時でも主人のリン・ヤオを必死に守ろうとしています。しかしリン・ヤオは自由奔放なキャラクターなので、基本フーの護衛を離れて勝手な行動を取ります。そのため護衛のフーは手を焼くリン・ヤオに度々頭を抱えています。ただフーは理知的でどんな仕事や任務も完璧にこなすため、リン・ヤオに非常に強く信頼されてます。
またフーは真面目な性格の他に、非常に義理がたい性格を持ったキャラクターでもあります。漫画鋼の錬金術師の作中でフーの孫娘であるランファンはキング・ブラッドレイに左腕を切られ、医師のノックスに助けられます。この時義理がたい性格をしたフーは手を合わせ、孫娘のランファンを助けてくれたノックスにシン国流の感謝を行いました。この非常に義理がたい性格もフーがリン・ヤオに信頼される大きな理由の1つとなっています。
鋼の錬金術師のフーはリン・ヤオのお目付け役!ランファンとの関係も紹介
フーとリンの関係
ではここからはハガレンこと漫画鋼の錬金術師に登場するキャラクター・フーのリン・ヤオやランファンとの関係についてご紹介していきます。上述でご紹介した通り、漫画鋼の錬金術師に登場するフーの一族はシン国のヤオ家に代々仕えている家系です。そのためフーとリン・ヤオは部下と上司の関係にあります。部下のフーは持ち前の優れた腕前を活かし、お目付け役兼護衛として仕えているリン・ヤオと常に一緒に行動しています。
一方シン国の次期皇子候補であるリン・ヤオは縛られることを嫌い、姿を消してフーから離れようとします。それでも真面目なフーは気配を察知し、リン・ヤオを必死に見守っています。そんな忠誠心の塊であるフーがキング・ブラッドレイとの戦いで最後を遂げた時、グリードが入ったリン・ヤオは身体の中の賢者の石を使いフーを蘇らせようとします。このシーンはいかにリン・ヤオがフーを大事にしているか分かる場面となってます。
フーとランファンの関係
ハガレンこと漫画鋼の錬金術師に登場するランファンとはフーと同じく東の大国・シン国に所属している女性キャラクターです。シン国に所属しているランファンは護衛としてリン・ヤオに仕えているキャラクターであり、かわいい容姿と忍者のような甲冑姿が特徴となっています。ランファンは内気な恥ずかしがり屋で口数が少ないものの、その強さは圧倒的であり、非常に強い人造人間と互角に戦うことが出来る実力を持っています。
漫画鋼の錬金術師の作中でランファンはキング・ブラッドレイと戦って左腕を失い、武器が内蔵された義手を付けてエドワード・エルリック達と協力します。そんなランファンはフーの孫娘です。ランファンは幼い頃からフーに鍛えられ、シン国の武術を極めました。作中でフーは当初左腕を失ったランファンを強く叱ります。しかしフーはランファンを愛しており、キング・ブラッドレイとの戦いで孫娘の腕を奪った怒りを露わにしました。
鋼の錬金術師のフーの強さや最後のシーン
フーの強さや能力
ではここからはハガレンこと漫画鋼の錬金術師に登場するキャラクター・フーの強さや死亡した最後についてご紹介していきます。漫画鋼の錬金術師に登場するフーはシン国の人間であるため、錬金術が使用出来ません。しかしフーは武器を扱う技術が達人の域に達しており、薄刃刀や閃光弾、手榴弾などを駆使して敵と戦います。その強さは作中トップクラスであり、師匠としてランファンを人造人間と戦えるほどの武人に育て上げました。
またフーはシン国古来の武術を会得しているため、ランファンを超える体術の使い手です。なので例え武器が無くともフーの圧倒的な強さは一切揺るぎません。この強さに加えフーはいつも冷静であるので、最強クラスのキャラクターといえるでしょう。確かにフーはキング・ブラッドレイとの戦いで壮絶な最後を遂げてしまいました。しかしキング・ブラッドレイの剣撃をしばらく受けていたので、これだけでもいかに強いか分かります。
フーの最後の死亡シーン
ハガレンこと漫画鋼の錬金術師の作中でフーは「約束の日」にグリードの魂が入ったリン・ヤオとバッカニア大尉の2人と協力し、大総統府にてキング・ブラッドレイを迎え撃ちます。この戦いでフーは最強のキング・ブラッドレイに圧倒されてしまい、腹部に付けたダイナマイトに火を付けてキング・ブラッドレイごと自爆しようとします。しかしキング・ブラッドレイは爆弾の先端だけを斬り、フーの自爆を一瞬で阻止してしまいます。
すると重傷を負ったバッカニア大尉が立ち上がり、フーの身体ごとキング・ブラッドレイを刀で刺します。キング・ブラッドレイの最大の武器は目であり、見えない場所からの攻撃が一番の弱点です。そのためキング・ブラッドレイは刀を直接受け、腹部に大きな傷を負いました。その後フーはバッカニア大尉に礼を言い、静かに最後を遂げてしまいました。このフーの最後は漫画鋼の錬金術師の中で屈指の感動シーンとなっています。
鋼の錬金術師のフーの名言や名セリフ集
フーの名言①「今からあまり水分を…」
「今からあまり水分を浪費するナ」
ではここからはハガレンこと漫画鋼の錬金術師に登場するキャラクター・フーの名言についてご紹介していきます。まずご紹介する名言はマリア・ロス少尉に発したフーの名言です。漫画鋼の錬金術師の作中でマリア・ロス少尉はヒューズ殺害の濡れ衣を着せられ、ロイ・マスタング大佐の考えで東のシン国に亡命することになります。その時亡命を手助けしたフーは故郷を離れて涙するマリア・ロス少尉に上記の名言を発し、慰めました。
フーの名言②「この老いぼれは…」
「若、王になりなされよ。この老いぼれは、ここで永遠のいとま…頂戴いたす!!!」
2つ目にご紹介する名言はフーが最後にリン・ヤオへ叫んだ名言です。上述でご紹介した通り、フーは「約束の日」にキング・ブラッドレイに圧倒され、ダイナマイトで自爆しようとします。この時フーは上記の名言を叫び、王になった姿を見れないリン・ヤオに別れを伝えました。その後ランファンが涙を流しながらリン・ヤオと共にフーの遺体を故郷へ運びました。上記の名言はフーの忠義心とかっこよさが分かる名言となっています。
鋼の錬金術師のフーのアニメ声優
堀勝之祐のプロフィール
ではここからはハガレンこと漫画鋼の錬金術師のアニメでフーを演じた声優についてご紹介していきます。アニメ鋼の錬金術師でフーを演じた声優は日本の男性声優である堀勝之祐です。フーの声優を担当した堀勝之祐とは1941年の8月1日に東京都で生まれたベテラン男性声優であり、2021年7月現在81プロデュースに所属しながら活動しています。元々堀勝之祐は俳優座養成所で演技を学び、俳優として1959年にデビューしました。
1959年に俳優として芸能界に入った堀勝之祐は1960年に海外のドラマ「陽気なネルソン」で吹き替えを務め、声優デビューを飾ります。その後堀勝之祐は1970年代にアラン・ドロンの吹き替えを担当してブレイクし、1971年のアニメ「アニメンタリー決断」でテレビアニメデビューしました。そんな堀勝之祐は渋みのある声が特徴の声優として知られており、2021年7月現在も声優・ナレーター・俳優の3つの分野で大活躍し続けています。
堀勝之祐の主な出演作品や演じたキャラ
- 1977年のアニメ「新巨人の星」:ロメオ・南条役
- 1979年のアニメ「ベルサイユのばら」:ハンス・アクセル・フォン・フェルゼン役
- 1991年のアニメ「トラップ一家物語」:ゲオルグ・フォン・トラップ男爵役
- 1999年のアニメ「THEビッグオー」:シュバルツバルト役
- 2002年のアニメ「ラーゼフォン」:弐神穣二役
- 2005年のアニメ「英国戀物語エマ」:キャンベル子爵役
- 2011年のアニメ「へうげもの」:細川幽斎役
- 2015年のアニメ「東京喰種トーキョーグール」:和修常吉役
- 2000年のアニメ映画「機動戦士ガンダム」:レビル将軍役
- 吹き替え担当俳優:フランスの俳優アラン・ドロン役
- 吹き替え担当俳優:アメリカの俳優ハリソン・フォード役
- 担当吹き替え俳優:アメリカの俳優:チャック・ノリス役
- 担当吹き替え俳優:アメリカの俳優:ロバート・デ・ニーロ役
- 担当吹き替え俳優:北アイルランドの俳優リーアム・ニーソン役
鋼の錬金術師のフーに関する感想や評価
おじいちゃんが活躍するのっていいよね
— 孤独の眠り姫りんじゅ (@Rinjyu_kurosaba) March 3, 2020
ハガレンとかすきフーじいさんかっこいい
ハガレンこと漫画鋼の錬金術師に登場するフーに関する感想ではフーがかっこいいといった感想が多く寄せられていました。漫画鋼の錬金術師の作中でリン・ヤオのお目付け役と護衛を務めているフーは強さと忠義心を兼ね備えた非常にかっこいい老人キャラクターです。このかっこよさからフーは漫画鋼の錬金術師ファンに高い人気を博しています。
ハガレンはフー爺さんとバッカニアが無敵のブラッドレイに一撃入れるシーンが好き
— ねこた (@nekota_wiz) November 14, 2017
ハガレンこと漫画鋼の錬金術師に登場するフーに関する感想ではキング・ブラッドレイとの戦いが好きといった感想も多く寄せられていました。漫画鋼の錬金術師の「約束の日」でフーはキング・ブラッドレイと壮絶な戦いを繰り広げ、命を賭してバッカニア大尉と共にキング・ブラッドレイに傷を負わせます。このフーとキング・ブラッドレイの戦いは非常に熱く、漫画鋼の錬金術師ファンに高い人気を博しています。
ハガレンでフーじいさんが永遠の暇を頂いたシーン本当に泣ける。
— うえすぎみづき (@2pvS1) July 11, 2018
物語の終盤になってきたけど泣けるところ多すぎて忙しい(;_;)
ハガレンこと漫画鋼の錬金術師に登場するフーに関する感想ではフーの最後が泣けるといった感想も多く見受けられました。漫画鋼の錬金術師の作中でフーはリン・ヤオに別れの言葉を告げてキング・ブラッドレイに特攻し、壮絶な最後を遂げてしまいます。フーの最後は漫画鋼の錬金術師の中で屈指の感動シーンとなっており、多数の読者を涙させています。
鋼の錬金術師のフーまとめ
本記事ではハガレンこと漫画鋼の錬金術師に登場するフーについて名言や最後、声優などをご紹介しました。漫画鋼の錬金術師に登場するフーはリン・ヤオのお目付け役という地味な立場であるものの、キング・ブラッドレイとの戦いの最後で数多くの読者を涙させ、一躍人気キャラクターの1人に数えられるようになりました。もし今後漫画鋼の錬金術師を読む機会があれば、是非フーの涙なしに見れない最後をチェックしてみて下さい。