【鋼の錬金術師】マイルズはオリヴィエの副官！イシュヴァール人？名言や声優も紹介

今回は「鋼の錬金術師（ハガレン）」に登場するオリヴィエの副官・マイルズについて、イシュヴァール人を血を引く彼の名言やかっこいい魅力に迫っていきます。さらに、アニメ声優の中井和哉さんについてもみていきます。まず、ここでは「鋼の錬金術師」の作品情報をみていきます。

「鋼の錬金術師（ハガレン）」は荒川弘先生によるダークファンタジー漫画で、スクウェア・エニックスの月刊少年ガンガンにて、2001年～2010年にかけて連載されていました。全世界における累計発行部数が7000万（2018年4月時点）を突破している人気作で、2003年～2004年にかけてはテレビアニメも放送されました。

さらに、テレビアニメ第2弾として「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST」が2009年～2010年にかけて放送され、劇場版アニメや実写映画も公開となっています。

「鋼」の異名を持つ錬金術師の兄エドワードと、鎧の体をした弟のアルフォンスは、かつて人体錬成のタブーを犯し、肉体を失ってしまいます。失った肉体を取り戻すため、賢者の石を探す旅に出た2人でしたが、途中、錬金術師の命を狙う傷の男に襲撃され、その危機を「焔の錬金術師」の異名を持つ、ロイ・マスタング中佐に救われます。兄弟が旅の中で様々な人と出会い、やがて大きな陰謀へ巻き込まれていく物語となっています。

「鋼の錬金術師（ハガレン）」に登場するマイルズは褐色の肌に赤い目を持つ男性で、その特徴的な容姿からイシュヴァール人に間違われることが多々あります。実はマイルズは祖父がイシュヴァール人のクォーターであり、親はまた違う民族であるため、様々な民族の血をひいている混血です。作中ではイシュヴァール人の血を引くと悟られないように、よくサングラスをかけています。

「鋼の錬金術師（ハガレン）」に登場するマイルズは、極北に位置するブリッグズ要塞に所属しているアメストリス軍の軍人です。その階級は少佐で、ブリッグズ要塞の統括者であるオリヴィエ・ミラ・アームストロングの副官を務めています。そして、彼女の補佐役として要塞を影から支えています。

「鋼の錬金術師（ハガレン）」のマイルズの名言、1つ目は「そういう切り返し方を…」です。マイルズはイシュヴァールの血をひく者でありながら、アメストリス軍に所属する軍人です。彼の容姿にはイシュヴァール人の特徴が色濃く出ており、イシュヴァール人の血をひくのだと周囲から憐みの目で見られることに辟易としていました。

しかし、主人公のエドワード・エルリックがあくまでもイシュヴァール人を対等に見る発言したことで、マイルズは微笑みながらこのセリフを述べました。これがきっかけで、マイルズはエドワードを仲間と認めることになります。また、それまで読者から不愛想なキャラだと思われていたマイルズですが、このシーンをきっかけに彼に親近感を持った人も多いようです。

「鋼の錬金術師（ハガレン）」のマイルズの名言、2つ目は「だが混血の私だからこそ…」です。スカーとの会話中にマイルズが発したセリフです。イシュヴァール人の内乱によって、イシュヴァール人は国民から差別されたり、憐みの目で見られがちでした。

イシュヴァール人のみならず様々な民族の血をひくマイルズは、そんなイシュヴァール人に対する国民の意識を変えたいと思っており、スカーに訴えかけます。このシーンについて、混血のマイルズにしかできない発想で、人種による差別をなくしたい、という彼の強い意志が見えると言われています。

「鋼の錬金術師（ハガレン）」でマイルズのアニメ声優を務めたのは中井和哉さんです。中井和哉さんは1967年11月25日生まれ、年齢は53歳（2021年6月現在）、兵庫県神戸市出身です。そして、血液型はA型、身長は169㎝、事務所は青二プロダクションに所属しており、声優やナレーターとして1995年から活動しています。次に、そんなマイルズのアニメ声優・中井和哉さんの主な出演作品を紹介していきます。

中井和哉さんの主な出演作品「ONE PIECE」ロロノア・ゾロ役、「銀魂」土方十四郎役、「機動新世紀ガンダムX」ウィッツ・スー役、「戦国BASARA」シリーズの伊達政宗役、「キン肉マンII世」ハンゾウ役、「黒子のバスケ」今吉翔一役、「デジモンセイバーズ」ガオモン役など、「青の祓魔師」勝呂竜士役、「無限の住人」凶戴斗役、「イクシオン サーガ DT」セングレン役、「トリニティ・ブラッド」トレス・イクス役などです。

他に「ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生 The Animation」大和田紋土役、「血界戦線」ザップ・レンフロ役、「攻殻機動隊」シリーズのボーマ役、「ジョーカー・ゲーム」福本役、「炎炎ノ消防隊」秋樽桜備役、「サムライチャンプルー」ムゲン役、「宇宙戦隊キュウレンジャー」ガル/オオカミブルー役、「ペルソナ3」荒垣真次郎役、「xxxHOLiC」百目鬼静役、「RobiHachi」ロビー・ヤージ役などを演じています。

「鋼の錬金術師（ハガレン）」のマイルズのかっこいい魅力、1つ目は冷静で仲間思いな性格です。マイルズは冷静な性格で、その見た目と無愛想な雰囲気から厳しい人だと思われがちですが、実は仲間思いで優しい一面があるキャラクターです。

また、マイルズは、イシュヴァールを嫌い差別する国を変えたいという、イシュヴァールの血をひく彼らしい理想も掲げています。そのため、イシュヴァールの内乱において、罪のないイシュヴァールの民間人を大量虐殺したキンブリーに対し、マイルズが高圧的な態度をとるシーンもありました。

「鋼の錬金術師（ハガレン）」のマイルズのかっこいい魅力、2つ目はオリヴィエ・ミラ・アームストロングとの関係です。当初マイルズはイシュヴァールの血をひく自身が、ブリッグズ要塞の統率者のオリヴィエの副官という立場にあることに疑問を抱いていました。しかし、オリヴィエの以下のセリフに感銘を受けたマイルズは彼女の副官となって、要塞を支えていくことを決意しました。

「鋼の錬金術師（ハガレン）」のマイルズのかっこいい魅力、3つ目は傷の男との関係です。傷の男とは、次々と国家錬金術師を殺害している指名手配犯のスカーのことです。彼はアメストリス軍の敵としてマイルズの前に現れます。しかし、マイルズが自身と同じくイシュヴァールの血をひく同胞であると知ったスカーは、国家錬金術師に対する考え方を変えることとなります。

スカーの考え方を変えさせたことは、マイルズにしかできなかった行為だと言われており、約束の日の終結後、スカーはマイルズとオリヴィエの協力で、栽培を回避することができました。そして、マイルズとスカーはともにイシュヴァールの血をひく者として、イシュヴァールの再建に力を尽くすことを誓いました。

こちらは「鋼の錬金術師（ハガレン）」のマイルズに関するツイートです。マイルズが好きだという感想となっています。

こちらも「鋼の錬金術師（ハガレン）」のマイルズに関するツイートです。アニメ「鋼の錬金術師」を観て、好きな要素ばかりのマイルズが、イチオシキャラになったという感想となっています。

こちらも「鋼の錬金術師（ハガレン）」のマイルズに関するツイートです。北組のキャラの中ではマイルズが最も好きだという感想となっています。

いかがでしたか？「鋼の錬金術師」のマイルズの名言やかっこいい魅力をみてきました。そして、マイルズはブリッグズ要塞の統率者オリヴィエの副官で、一見厳しそうに見えるものの、実は冷静で仲間思いな性格であること。イシュヴァール人の血をひく者として、イシュヴァール人に対する国民の差別意識をなくしたいと思っていること。

同じイシュヴァールの血をひく者として傷の男（スカー）の意識を変え、共にイシュヴァールの再建に力を尽くすことを誓ったことなどが分かりました。さらに、マイルズのアニメ声優・中井和哉さんについても紹介し、国民的アニメ「ONE PIECE」のロロノア・ゾロ役など、多数の人気作に出演していることが分かりました。皆さんもぜひ「鋼の錬金術師」のマイルズに注目してみてください！