鋼の錬金術師の主人公エドワード・エルリックの魅力とは?最終回はどうなった?

2003年・2009年と二度もアニメ化され、2005年には映画化もされた人気アニメ「鋼の錬金術師」。この記事では、そんな人気漫画「鋼の錬金術師」の主人公・エドワード・エルリック(通称エド)のプロフィール(身長等)や視聴者の心に響くエドの名言、アニメ版の声優や実写映画の俳優まで徹底調査していきます。また、最終回の内容もネタバレ紹介していきます。お父様とはいったいどんな人物なのかやエドとアルは自分の身体を取り戻せるのか?等、徹底紹介していきますので、ぜひご覧ください。

鋼の錬金術師の主人公エドワード・エルリックの魅力とは?最終回はどうなった?のイメージ

目次

  1. 鋼の錬金術師のエドとは?
  2. 鋼の錬金術師の最終回をネタバレ
  3. 鋼の錬金術師のエドとウィンリィに迫る
  4. 鋼の錬金術師のエドの名言がかっこいい
  5. 鋼の錬金術師のエドの声優・俳優は?
  6. 鋼の錬金術師のエドとアルの錬成を考察
  7. 鋼の錬金術師のエドに対しての感想や評価は?
  8. 鋼の錬金術師のエド主人公まとめ!

鋼の錬金術師のエドとは?

「鋼の錬金術師」は、2001年8月号から2010年7月号まで「月刊少年ガンガン(スクウェア・エニックス)」で連載されていた荒川弘さんによる人気漫画です。ここでは、「鋼の錬金術師」の主人公・エドワード・エルリック(通称エド)について身長や戦闘能力等、紹介していきます。

身長165センチの主人公

「鋼の錬金術師」の主人公・エドの身長は、厚底ブーツを履いていますが、全長165㎝というとても小柄な体系の主人公です。本人は、身長が低いことを気にしており、「チビ」や「ミジンコ」、「豆」などの小さいことを連想させる言葉には敏感に反応をみせています。髪型は、三つ編みをしていますが、頭頂からアホ毛のような髪がはねており、少しでも身長が高く見えるようにセットしているようです。

同世代と比べると身長の低いエドですが、身長が低い理由として「鋼の錬金術師」の中でも様々な仮説が描かれています。1つ目は、牛乳を飲まないことで身長が伸びなかったという説です。牛乳が嫌いなエドが牛乳を飲むことを拒んでいるシーンも描かれています。2つ目は、11歳という成長期から重い機械鎧(オートメイル)という義肢を装着しているから身長が伸びなかったのではないか、という説です。

3つ目は、「真理の扉」に持っていかれた主人公エドの弟アルフォンス・エルリックの身体とエド自身がつながっており、栄養や睡眠等を共有しており、身長が伸びなかったのではないか、という仮説も「鋼の錬金術師」本編に描かれています。「鋼の錬金術師」本編にも、弟・アルは眠れないという描写がありました。

史上最年少の国家錬金術師

エドは、身長が低く小柄な「鋼の錬金術師」の主人公ですが、15歳という史上最年少の年齢で国家錬金術師の資格を得ています。右腕と左足に機械鎧(オートメイル)をつけていることから「鋼」の二つ名を与えられました。これが「鋼の錬金術師」と言われる所以です。

禁断の人体錬成

エドが5歳の頃に母親を亡くし、もう一度亡くなった母親に会いたいという想いから、弟のアルとともに人体錬成について調べ始めます。人体錬成は、禁忌であることから、誰にも知られないようひっそりと進めます。そして、11歳になった時に、アルとともに人体錬成を行います。

しかし、人体錬成は失敗してしまいます。禁忌である人体錬成を行った代償は大きく、エドは左足を、アルは肉体全てを持っていかれてしまいます。アルを失ったエドは、アルの魂だけでも取り戻そうと再び錬成を行い、アルの魂の対価として、エド自身の右腕を失ってしまいます。

母親を生き返らせることも出来ず、アルの身体や自分の左足と右腕をも失ってしまい、絶望しているところへ、マスタングが訪ねてきます。マスタングの勧めで、エドは国家錬金術師となり、失った右腕と左足、そして、アルの身体を取り戻す為、旅に出ます。

ニーナという名の少女

自分達の身体を取り戻すため、人体錬成についての情報を収集しながら旅をしていたエドとアルは、合成獣の権威「綴命の錬金術師」の二つ名を持つ、ショウ・タッカーに出会います。タッカーは、「人語を話す」合成獣の錬成に成功した事を評価され、国家錬金術師となりました。しかし、その実績は偽りのもので、実態は自分の妻と動物を使い合成獣を錬成していたのでした。

自分の妻と動物を使い合成獣を錬成して以降、功績をあげられないタッカーは、崖っぷちに立たされ、とうとう自分の娘の「ニーナ」を研究材料として、合成獣に錬成してしまいます。

エドは、合成獣にされた「ニーナ」を元の姿に戻そうと努力しますが、身柄を拘束されたタッカーとニーナは、スカーによって殺されてしまいます。ニーナを人間に戻すことが出来ず、助けることが出来なかったエドは自分の非力さを痛感し、錬金術で苦しむ人を救いたいと考えるようになるきっかけとなりました。

エドの戦闘能力は?

幼い頃から弟のアルフォンス・エルリック(通称アル)とともに父親の屋にあった錬金術の本を読み、独学で錬金術を学び、習得していきます。洪水を一瞬で塞き止めた女錬金術師イズミ・カーティスと出会い、弟子入りをして修行をします。

さらに、人体錬成を行った時に「真理の扉」を開き「真理」をみたため、錬成陣無しで錬成(手合わせ錬成)ができるようになります。すぐに錬成することのできる手合わせ錬成に加え、師事のイズミ・カーティス直伝の体術や右腕の機械鎧(オートメイル)を利用した武器錬成等、適応力もあり、エドの能力は底がしれません。

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鋼の錬金術師の最終回をネタバレ

ここでは、「鋼の錬金術師」の最終回の内容をネタバレ紹介していきます。エドとアルは失った身体を取り戻せるのか、気になる最終回の内容を紹介していきます。

お父様との戦い

「鋼の錬金術師」最終回の内容を語るには、まず「お父様」との戦いです。「お父様」とは、「フラスコの中の小人」と言われる人造人間(ホムンクルス)です。エンヴィー達、人造人間(ホムンクルス)の生みだし、国を陰で操る黒幕です。顔や髪型、身長や体型までもエドとアルの父親であるヴァン・ホーエンハイムにそっくりな姿をしています。

「お父様」は、「完全な存在になる」ため、国のすべてを使い、巨大な賢者の石を錬成するという計画を実行しようとします。エド達は、その計画を阻止するため、仲間の協力を得て、「お父様」と対峙します。

「お父様」との戦いの中で、エドは右腕の機械鎧(オートメイル)を破壊され、錬成をすることが出来ず、戦えなくなってしまいます。そこで、アルはエドを助けるため、自ら自身の魂の定着を解除し、消滅します。これにより、対価であるエドの右腕が戻り、「お父様」を倒すことが出来ました。

エドとアルの身体

エドを助けるため、アルは自ら消滅しますが、最終回では、今度はエドがアルを助けすため奮闘します。「真理の扉」からアルを助けだすには、等価交換となる為、代価が必要となります。その為、エドは助ける方法に頭を悩ませます。

そして、エドはある決断をします。エドは自身にあるモノを使い、「鋼の錬金術師」最後の錬成をします。代価として全ての人間の内にあるモノで支払い、エドは二度と錬成を行うことが出来なくなります。しかし、かけがえのない弟を取り戻すため、「鋼の錬金術師」の名を捨て、アルを取り戻しました。

最終回後の話も見逃せない!

「鋼の錬金術師」最終回では、エドとアルはそれぞれ別々の道を進み、アルはリン達の故郷・シンを目指し、東へ旅立ち、エドはその逆の西へ向かい旅立ちます。さらに、エドは最終回で、幼馴染のウィンリィにプロポーズし、一緒に旅に出ました。このハッピーエンドの最終回の後がどうなったのか気になる読者も多かったようです。

「鋼の錬金術師」最終回の後の話は、「鋼の錬金術師」コミックス14巻の初回特典版についていたラフ画集にてエピソードが描かれています。主人公エドの40代の姿が描かれており、頭髪に危機感を持つ姿でした。東国諸島を旅し、髪にいいと言われるWAKAMEやKONBUを探しているのだそうです。さらに80歳頃のエドの姿が描かれており、88歳で天寿をまっとうしたようです。

エドが100歳の姿で登場?

「鋼の錬金術師」コミックス14巻のラフ画集にてエドの40代や80歳の姿が描かれていますが、「鋼の錬金術師」OVA版には、主人公・エドの100歳を越える姿が描かれています。オリジナルの話である2003年放送のアニメを軸とした作品なので、コミックスとは違う最終回となっています。

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鋼の錬金術師のエドとウィンリィに迫る

ここでは、主人公エドとウィンリィの関係について紹介していきます。さらに、ふたりの関係の良く分かるおすすめのシーンをも一緒に紹介していきます。

エドとウィンリィの関係

ウィンリィ・ロックベルは、エドとアルの幼馴染で、機械鎧整備士をしており、エドの機械鎧(オートメイル)の整備もしています。エドとウィンリィの関係は、幼馴染ですが、お互い意識するシーンや思いやるシーンも描かれています。お互いなかなか素直になれず、想いを告げられずにいますが、最終回でエドがウィンリィにプロポーズしようやく想いを告げることが出来ました。

おすすめシーン①気遣い

「鋼の錬金術師」9巻でのワンシーンです。優しく家族思いなヒューズ中佐の死を知ったウィンリィはショックを受け、落ち込んでしまいます。部屋にこもってしまったウィンリィを気遣い、声をかけます。いつもは、口喧嘩をしながらも、たまに見せる優しさが二人の距離を思わさせます。

おすすめシーン②成長

「鋼の錬金術師」11巻でのワンシーンです。身長も同じくらいだったエドですが、身長も伸び、身体的にも大きくなり、精神的にも成長したエドにウィンリィが気付くシーンです。大きな背中が身長だけでなく、一回り頼もしく見え、エドを見る目が変わるきっかけとなるシーンです。

おすすめシーン③約束

「鋼の錬金術師」12巻でのワンシーンです。ウィンリィがエドとアルと別れるシーンです。戦いや事件に巻き込まれ、何かとケガをしているエドが心配でウィンリィが泣いてしまうことを気にしたエドが、ウィンリィに約束をします。「今度おまえを泣かせる時は嬉し泣きだ!」「絶対アルと二人で元に戻って嬉し泣きさせてやっからな」と列車に乗り込んだウィンリィに宣言します。

「了解」と嬉しそうに笑うウィンリィが印象的です。旅立つエドの背中をみて、ウィンリィがエドへの恋心を自覚するシーンでもあります。

おすすめシーン④ピアス

「鋼の錬金術師」18巻でのワンシーンです。キンブリーからウィンリィを逃がすため、スカーに捕まったふりをします。エドとウィンリィは別れ、ブリッグズの砦で再会することを誓います。その証として、ウィンリィはエドに自分のピアスを預けます。二人の絆を感じられるシーンです。

おすすめシーン⑤想い

「鋼の錬金術師」21巻でのワンシーンです。最終回に向けて、戦いが激しさを増し、「お父様」のとんでもない計画を阻止するために、奮闘しているエドですが、ウィンリィを外国へ逃げろと告げます。ウィンリィは、弱気になるエドに喝を入れますが、エドがウィンリィを大切に想う想いがとてもよく分かるシーンです。

おすすめシーン⑥プロポーズ

エドとウィンリィの関係を紹介する上で忘れてはいけないのは、最終回のプロポーズのシーンです。最終回で、エドとアルはそれぞれ別々の方向へ旅立ちます。その出発の日、見送りに来たウィンリィに「等価交換だ。俺の人生半分やるからおまえの人生半分くれ!」と錬金術師らしいプロポーズをします。このプロポーズにウィンリィは「半分どころか全部あげる」と嬉しそうに答えます。

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鋼の錬金術師のエドの名言がかっこいい

様々な困難を兄弟ふたりで次々と乗り越えてきたエドは、「鋼の錬金術師」の中で、たくさんの名言を残しています。ここでは、エドのかっこいい名言を紹介していきます。

エドの名言①ロゼ

「鋼の錬金術師」1巻で出た名言です。信じていた教祖が詐欺で亡くなった愛する人を蘇らせてもらえないと知り絶望するロゼにエドが言った名言です。「立って歩け 前へ進め あんたには立派な足がついてるじゃないか」

苦難を乗り越えてきたエドだから言える言葉ではないでしょうか?優しく慰めるだけでは、立ち直れない、自分の力で乗り越えてほしいというエドの想いがこめられた言葉なのではないでしょうか。

エドの名言②ニーナ

「鋼の錬金術師」2巻で出た名言です。合成獣にされた「ニーナ」を元の姿に戻そう努力するエドですが、努力むなしく、殺されてしまいます。ニーナを元の姿にもどすどころか助けることも出来なかった自分の無力さを実感したエドが放った名言です。「人間なんだよ たった一人の女の子さえ助けてやれない ちっぽけな人間だ。」

自分の無力さを理解した上で、それでも前に進もうともがくエドの意思の強さが分かります。わずか15歳で、いろんな重圧を背負い、立ち向かう姿はかっこいいと評判です。

エドの名言③前進

「鋼の錬金術師」10巻で出た名言です。クセルクセス遺跡に連れてこられて、様々な情報を得て、想像以上に大きな事が起きている事実を知ったエドが言った名言です。「ならば 前に進むしかないじゃないか もう誰一人失わない方法でもし目の前で誰かが犠牲になりそうになったら俺が守る」ニーナやヒューズ中尉等、巻き込まれ亡くなった人を思い、もう犠牲者を出したくないエドが、誓った言葉です。

エドの名言④ウィンリィ

「鋼の錬金術師」12巻で出た名言です。両親を殺したスカーを目の前にし、恨みを晴らそうとスカーに銃口を向けるウィンリィをエドがとめた時に言った名言です。「お前の手は人を殺す手じゃない 人を生かす手だ」ウィンリィを大切に想うエドの気持ちが伝わってくる言葉です。

エドの名言⑤格の違い

「鋼の錬金術師」27巻で出た名言です。エドは、アルが魂の定着を解除したため、失った右腕を取り戻し、「お父様」と呼ばれるフラスコの中の小人(ホムンクルス)を圧倒し、放った名言です。「立てよド三流 オレ達とお前との格の違いってやつを見せてやる!」たくさんの人の想いを背負い、気迫が違います。

エドの名言⑥親父

「鋼の錬金術師」27巻で出た名言です。家を出て行ったホーエンハイムをなかなか父親と認められずにいたエドですが、ともに闘う中でようやく素直になれた瞬間にでた名言です。「バカ言ってんじゃねえよクソ親父!」親子の絆が分かるシーンです。

エドの名言⑦代価

「鋼の錬金術師」27巻で出た名言です。アルを取り戻すため、真理の扉を開き、代価を問われたときに返した名言です。「代価ならここにあるだろ でけぇのがよ」自分自身の身体を代価にするのではなく、誰もが生まれ持つ真理・全ての理を代価にすることでアルを取り戻したエドは、晴れやかな表情で堂々としています。

鋼の錬金術師のエドの声優・俳優は?

ここでは、アニメ「鋼の錬金術師」で主人公エドの声を担当した声優・映画「鋼の錬金術師」で主人公エドを演じた俳優について紹介していきます。エドの声優・俳優はいったい誰なのでしょうか?

エドの声優を担当したのは?

2003年・2009年と二度に渡りアニメ化されましたが、主人公エドの声を担当した声優さんは、ともに朴璐美(ぱくろみ)さんです。2003年放送のアニメでは、主人公エドのみの声優を務めましたが、2009年放送のアニメでは、エドの声優だけでなく、真理の扉の真理役の声優も務めました。

朴璐美(ぱくろみ)さんは、1998年にアニメ「ブレンパワード」カナン・ギモス役で声優デビューを果たします。他にも「シャーマンキング」道蓮役の声優や「うえきの法則」植木耕助役の声優、「NANA」大崎ナナ役の声優、「魔人探偵脳噛ネウロ」 サイ役の声優を務めています。

2006年に、「NANA」大崎ナナ役の声優で、第1回声優アワード主演女優賞を受賞しています。また、歌手としてCDをリリースしたり、女優として映画・舞台に出演したりと、マルチに活躍しています。

エドの俳優を担当したのは?

2017年に公開された実写映画「鋼の錬金術師」で、主人公エドを演じたキャストは、山田涼介さんです。山田涼介さんは、ジャニーズ事務所所属のグループ、Hey!Say!JUMPのメンバーです。Hey!Say!JUMPとして数多くのCDをリリースし、さらに、俳優としても活躍されています。

2015年公開の映画「暗殺教室」潮田渚役、2008年放送のドラマ「古畑中学生」古畑任三郎役、2015年公開の映画「グラスホッパー」蝉役等、数多くの作品に出演しています。また、2016年に「暗殺教室」で第39回日本アカデミー賞・新人俳優賞を受賞しています。

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鋼の錬金術師のエドとアルの錬成を考察

エドとアルは、幼いながらも念には念を入れ、慎重に計画を進め、母親の人体錬成を行いましたが、結果は思っていたものではありませんでした。ここでは、そんな錬成について考察していきます。

人体錬成に失敗した理由

科学的には、大人一人分として計算した場合の人体の構成成分や身体の構造は、分かっています。なので、理論上、人体の構成成分や公人特有のDNA等の情報が揃えれば、人体を錬成出来るはずです。そう考えたエドとアルは、人体の構成成分を揃え、自らの血のDNA情報を加え、人体錬成を試みます。

しかし、錬成されたものは、人とは似ても似つかないものでした。さらに、母親とは髪の色や肌の色も違っていました。そのことから、エドは、死んだ人間は、どんなことをしても元には戻らないという、真理であることを気づきます。人間というのは肉体と魂、そして精神からなるため、錬成で人間の肉体だけを錬成しても生き返らせることは出来ないとも解釈もできます。

しかし、エドとアルの人体錬成では、髪の色も肌の色も違い、さらに人の形を成していないいなかったことから、生き返らせるどころか肉体さえもちゃんと錬成できていなかったのではないでしょうか?なぜ肉体の錬成さえもうまくいかなかったのかについては、本編では明確な記述は見当たらないようです。

人間は創り出せる?

テレビやパソコンなどは、一度故障しても構造や部品が分かっていれば、部品を交換したり、接触を直したりすれば、修理することが出来ます。しかし、人間は、部品となる構成成分はわかっているのに、死んだ人間は生き返らないのはいったいなぜなのでしょう?

物理学者であるリチャード・ファインマンの言葉でこんな言葉があります。「What I cannot create, I cannot understand(私は自分に創れないものは、理解できない)」この言葉にあるように、創ることの出来ないものを知ることが出来ないということです。つまり、「生き物を創る」ことが出来て初めて「生きているもの」を理解できるのではないでしょうか?

最近では、合成生物学(synthetic biology)という学問が注目されるようになりました。この合成生物学とは、生物について幅広い分野で研究し、その研究結果を統合することにより、生命というものをより大きな観点で理解していこうという学問です。こういった科学や工学を取り入れる中で、新しい生命機能や生命システムをデザインし、創ることで、「生きる」ということを理解するアプローチになっているんではないでしょうか?

精神は物質に還元できる?

突拍子もない例えですが、頭と肉体で違う人物であったなら、頭がエド、肉体がアルとなった場合、この人物はエドとアルどちらになるのでしょうか?この問題は、精神や魂をどうとらえるかで変わってきます。この身体にエドの精神・魂が宿れば、エドであるといえるし、アルの精神・魂が宿れば、アルであるといえるでしょう。

ひとつの捉え方になりますが、精神や魂は脳の活動(考える事)に還元できるという考え方です。例えば、好きな人と話しているとドキドキしてくるのは、脳が状況を理解して心拍数を上げる指示を出しているのでしょう。このように、脳がすべての行動を起こしていることからこの考え方が上がっているのではないでしょうか?しかし、脳の機能にはいまだ謎の部分が多いので、解明し、証明することは難しそうです。

鋼の錬金術師のエドに対しての感想や評価は?

ここまで、主人公エドについて紹介してきましたが、視聴者はどういった感想や評価を持っているのでしょうか?ここでは、そんな視聴者の感想・評価を一部ですが、紹介していきます。

ちっちゃな主人公エドに対しての感想・評価で一番多かったのが「かっこいい」というコメントでした。戦う姿も強くて、男前なエドがかっこいいという声が多数でした。

エドといえば、やはり弟思いで口では、きついことを言いつつも背中を押してくれる優しい面が視聴者にはグッときているようです。

鋼の錬金術師のエド主人公まとめ!

この記事では、鋼の錬金術師の主人公エドについて紹介してきました。身長も小さく、短期な面もあるエドですが、母親や仲間の死等、様々な困難を乗り越え、それでも前を向き、最後にはすべてを掴み取るかっこいい主人公でした。「鋼の錬金術師」は、漫画・アニメ・実写映画と様々な媒体で見ることが出来ますので、ぜひこの機会に、見てみてはいかがでしょうか?

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