2021年07月07日公開
2021年07月07日更新
【ワールドトリガー】出水公平は技巧派シューターで名師匠?強さや二宮との関係は?
ワールドトリガーの中でもシューターとして高い実力を持ち、同時に師匠としても高い才能を発揮しているのが出水公平です。合成弾を生み出した存在でもあり、その強さや登場シーンはかっこいいと言われるシーンも多くなっています。今回はワールドトリガーの出水公平について、プロフィールからかっこいいと言われる要因、アニメワールドトリガーでの声優についてもまとめて紹介していきます。
目次
ワールドトリガーの出水とは?
ワールドトリガーにおいて人気、実力共に高くかっこいいとキャラクターとして注目されているのが出水公平です。今回は出水公平についてまとめて紹介していきます。
ワールドトリガーの作品情報
ワールドトリガーの概要
出水公平が活躍するワールドトリガーは2013年から週刊少年ジャンプにて連載が開始された葦原大介先生によるSFアクション漫画です。異世界から来訪した侵略者ネイバーと防衛組織であるボーダーの戦いを描いた作品で、個性豊かなキャラクター、集団戦の構成の巧みさ、その構成と相乗効果を生む画力の高さなどが高い人気を集めた作品です。
ワールドトリガーはメディアミックス展開も積極的に行われ人気・評価を集めた作品でしたが、2016年~2018年にかけて作者の葦原大介先生の体調不良により長期休載、復帰後は体への負担を軽減するべく掲載誌を月刊誌である「ジャンプスクエア」に移籍して連載を継続しています。長期休載があったにも関わらずワールドトリガーの連載再開後も人気を維持しており復帰後にアニメ化なども行われています。
ワールドトリガーのあらすじ
最初のネイバー侵攻から4年半が経過した頃、周囲に隠しつつ対ネイバー防衛組織であるボーダーのC級隊員をしていた三雲修のクラスに、謎の少年空閑遊真が転校してきます。彼らはお互いに三雲修がボーダーの所属である事、空閑遊真がネイバーである事を知ります。三雲修は空閑遊真が変な行動をしないように監視するべく行動を共にする事になります。
出水公平のプロフィール
出水公平はボーダーの中でもA級1位の部隊、太刀川隊に所属するシューターです。ワールドトリガーの作者の葦原大介先生曰く「天才」と評される程高い実力を保持した男子高校生で一見するとチャラい見た目をしていますが、高い戦闘力に加えて頭の回転の早さも兼ね備えたキャラクターになっています。
その他ワールドトリガー本編や公式ガイドブックなどで判明しているプロフィールとしては誕生日が9月21日のおおかみ座、身長は175cmで血液型がB型、好きなものとしてエビフライ、コロッケ、みかん、フルアタック、座右の銘は「千発百中」である事が明らかになっています。また家族構成として両親の他に姉がいる事も公開されています。
ワールドトリガーの出水は技巧派シューター?強さ・二宮との関係を考察
強さ①太刀川隊のナンバー2
太刀川隊はボーダーの中でもA級1位に君臨する部隊です。隊長は個人で総合ランク1位の太刀川慶ですが、そんな太刀川と双璧を成す存在になっているのが出水公平です。太刀川が孤月を用いた近距離~中距離戦を得意としているのに対し、出水公平は中距離~遠距離戦を得意としバランスを取っています。もう1人のメンバー唯我尊がコネで入隊しただけという事もあり2人だけでボーダーのトップに君臨する程の強さを誇っているといえます。
強さ②高いトリオン量とコントロール力
そんな出水公平の強さの根底にあるのがボーダーでも屈指の高さを誇るトリオン量にあります。シューターは基本的にはトリオン量に強く依存するポジションですが、出水公平はその豊富なトリオン量を生かした物量作戦を1人で行う事が出来るのです。その声質を活かし、出水公平のトリガーにはシューターの全ての弾がセットされており状況にあわせて使い分ける器用さも持ち合わせています。
普段はその物量を活かして弾を散らし座右の銘にもなっている「千発百中」な戦闘スタイルをしていますが、それはあくまでも戦闘スタイルに合わせているだけでその気になれば精密なコントロールも行う事ができ、大規模侵攻の際にはハイレインの弾丸に自身の弾丸をぶつけて相殺するという芸当も披露しています。
強さ③合成弾を編み出す
加えてワールドトリガーに登場するシューターの中でも一部の者が使用する事が出来る、左右のトリガーの弾を組み合わせて瀬能をより尖らせる「合成弾」を生み出したのがこの出水公平だという事も明らかになっています。しかも編み出しただけでなく合成弾を作るスピードもボーダー内で群を抜いており、爆発するメテオラと弾道を指定するバイパーを組み合わせた「トマホーク」を2秒で生成出来るとされています。
ちなみにこの合成弾、生み出した事も天才的なエピソードといえますが、出水公平の場合、苦労して生み出したわけではなく、「思いつきでやってみたら出来た」という事も明らかになっているので出水公平のセンスの高さを象徴するエピソードになっています。
強さ④サポートメインで戦う
出水公平の強さの真髄にもなっているのがその戦略眼にあります。高い実力を誇りながら自身で相手を倒す事にこだわる事がなく、味方の誰かが倒せれば良いという考え方の元で行動しているのです。それが座右の銘「千発百中」にも現れているのですが自身の弾で敵を誘導する事で味方にトドメを刺させるといった戦い方が出来るのが出水公平の強さです。
出水公平がこんな戦い方が出来るのは太刀川隊でチームを組んでいる太刀川慶が屈指の戦闘能力を誇り、双方が倒し合うよりも太刀川慶に取らせる事でバランスを取っている為だとも考えられます。もちろん相手が太刀川慶でなくも取らせる事は可能で、ワールドトリガー作中でも大規模侵攻では米屋に取らせたような場面も描かれています。
強さ⑤二宮や那須との違い
同じくシューターとしてワールドトリガー作中でも優れていると言われる二宮や那須に出来ない事と言われるのもこのサポート能力です。二宮や那須は確かに優れたシューターですが、それぞれの部隊でのポジションがエースという事もあって「自身の弾で相手を倒す事」に特化した戦い方をしています。それに対し出水公平は「味方に取らせる戦い方」も出来るのが最大の違いといえます。
本来シューターは他のポジションに比べて射程がある分威力が低いポジションなので出水公平のような戦い方が出来る事こそがシューターの1つの理想形とも言えるのです。出水公平の場合、強さに繋がっているのがその気になれば自身で敵を倒す事も出来るという点にもあります。戦闘の幅が広く柔軟性の高さとそれらの幅を実際の戦い方の中で活かせる頭脳を持っているのが出水公平の強さに繋がっているといえます。
ワールドトリガーの出水は名師匠?かっこいい魅力を紹介
かっこいい魅力①コミュ力が高い
出水公平の戦闘面での強さは紹介した通りですが、それだけではないのが出水公平の魅力でもあります。太刀川隊の出水公平ですが、普段は高校のクラスメイトでもある米屋、人懐っこい緑川などとも交友が深く大規模侵攻では彼らとの抜群なコンビネーションを発揮しています。チームで行動した部隊も多い中、自身のチーム以外でもしっかりと戦う事が出来るのが出水公平のかっこいい魅力です。
ワールドトリガーは他のアクション漫画と比較しても集団戦が意識的に多く描かれている事、他のキャラクターがどちらかといえば所属部隊で戦う事を前提とした動きをする事も多いだけにどんな人と組んでも戦える事とその土台となっているコミュ力の高さは魅力になっているとされています。
かっこいい魅力②名師匠
コミュ力の高さも合わさって出水公平はボーダー内に教え子ともいうべき存在が何人かいます。シューターで1位を取る二宮すらも合成弾を教わるべく出水公平に頭を下げる程です。ワールドトリガー作中でも三雲修が教えを乞う場面では合成弾を教えて欲しいという三雲修本人が望む形とは違いながらも三雲修の実力にあった修行を提案するなど教える事にも非常に長けた存在になっています。
このシーンでかっこいいと言われるのが出水公平がしっかりと三雲修の実力を分析した上で合成弾を教える段階でないと判断した上で条件をつけて代案となる方法を提示した事です。ただ突き放す事も出来る場面であるにも関わらず頼ってきた三雲修にとって最良とも言える方法を提示した事が出水公平の魅力という声も多くなっています。
かっこいい魅力③ランバネインとハイレインとの激闘
2021年7月現在ワールドトリガー作中において出水公平のこれらの魅力が存分に発揮されたと言われるのが大規模侵攻です。大規模侵攻では最初、緑川、米屋と協力して人型ネイバーであるランバネインと交戦、アタッカーの米屋と緑川を活かす動きでサポーターとしてのその実力の高さを存分に発揮しています。
さらにワールドトリガー作中で出水公平の最大の戦闘シーンとも言えるのがハイレイン戦です。触れたらキューブにされてしまうハイレインの弾丸に対し、自身の弾をぶつける事で相殺するという離れ業を披露、これを誇るでもなくさらっとやってしまうあたりが出水公平のかっこいい魅力だという声も多くなっています。
その後は自身の足が使い物にならなくなりながらも、キューブ化した雨取を本部に運ぶ三雲をアシスト、さらには周囲の民家を壊してスナイパーの射線を通すなどといったサポートも行っています。最後には自発的にベイルアウトする事になりますが足という機動力を失いながらもシューターとして周囲をサポートし続けるという出水公平らしい活躍をしたシーンだと言われています。
ワールドトリガーの出水のアニメ声優
石川界人のプロフィール
アニメワールドトリガーにおいて出水公平の声優を担当したのが2010年に声優としてデビューした石川界人さんです。高校生の頃に声優という仕事を意識し反対した両親を説得して養成所に入った声優さんです。「パイレーツ・オブ・カリビアン」のジャック・スパロウの吹き替え声優を担当した平田広明さんの演技が声優を職業として認識するきっかけであった事も明らかになっています。
石川界人の主な出演作品
石川界人さんがこれまでに声優として出演した作品としては「ハイキュー」の影山飛雄役、「ダイヤのA」の楊舜臣役、「境界のRINNE」の六道りんね役、「終わりのセラフ」の君月士方役、「ポケットモンスターサン&ムーン」のカキ役、「アイドルマスターSideM」のプロデューサー役、「ダンベル何キロ持てる?」の街雄鳴造役、「盾の勇者の成り上がり」の岩谷尚文役などの声優を担当しています。
石川界人さんが近年声優として出演した作品としては「蜘蛛ですが、なにか?」のユーゴー・バン・レングザンド/ 夏目健吾役、「バクテン」の美里良夜役、「プラチナエンド」の生流奏役、「ヴァニタスの手記」のノエ役、「ドラゴン、家を買う」のディアリア役、「魔王城でおやすみ」のあくましゅうどうし役、「キングスレイド意志を継ぐものたち」のカーセル役などがあります。
ワールドトリガーの出水に関する感想や評価
ワールドトリガーのシューターの合成弾って
— まぁめー (@marme0532) July 1, 2021
出水が何となくやってみたらできたのかよw
ここからは既にワールドトリガーを視聴した人の出水公平に関しての感想を紹介していきます。天才肌な出水公平ですがそんな彼の天才エピソードの1つが合成弾エピソードになっています。ワールドトリガー作中でもシューターの華として複数の使用者がいる事もあり、合成弾が登場する度にそれを作り出した出水公平の凄さが分かるエピソードになっているという声も多いです。
加えてワールドトリガー作中でも紹介されたようにその合成弾も「なんとなく」で出来てしまったというエピソードがまた出水公平のかっこいい魅力だとする声も多いです。シューターの理想形とも言える戦い方をしている一方で、ワールドトリガー作中ではどうしても自身で点も取れる上にB級で戦闘シーンも多い二宮や那須が目立つ為、もっと出水公平のかっこいい戦い方が見たいという声も多くなっています。
私ワートリなら出水公平が好きなので早くA級ランク戦ください
— 彼哉 (@xo9Dr) July 4, 2021
ワールドトリガーでは度々集団vs集団の戦いが描かれていますが、主人公の三雲修達がまだB級という事もありA級のランク戦に関しては描写がありません。大規模侵攻でも太刀川隊は別個で動いていた事もあり、太刀川隊での出水公平の強さを見てみたいという声も多くなっています。普段仲がいい事とはいえ別の部隊の米屋達との連携を考えると太刀川との連携がどうなるのか楽しみという声も多くなっています。
ワートリめっちゃ声優豪華だな 出水先輩が石川界人なの最高かよ~~
— 百姓 麹 (@wkwk_riceparty) January 18, 2021
アニメワールドトリガーにて出水公平の声優を担当した石川界人さんに関しては主人公や準主人公の声優を担当する事も多いだけに豪華という声が多くなっています。また幅広いキャラクターを演じているだけに声の幅の広さを感じるという声も多いです。
ワールドトリガーの出水まとめ
ワールドトリガーの出水公平は天才肌ながらもコミュ力の高いキャラクターとして作者の葦原大介先生にも天才と言われるようなキャラクターです。ワールドトリガー作中ではシューターとしての後輩でもある主人公三雲修の師匠を務める事もあるなど個人の実力だけでなく師匠としての力量の高さなども登場しており、戦闘面、普段のどちらにもそれぞれ魅力があると言われるキャラクターになっています。
合成弾を生み出した存在でもあり、本人が戦闘しない場面でも注目を浴びる事が多いキャラクターです。その一方でまだA級ランク戦が描かれていない事などもありまだ太刀川隊としての強さは描かれておらずまだまだポテンシャルを秘めたキャラクターであるとも言われています。まだワールドトリガーを視聴していないという人は出水公平の活躍にも注目しながら視聴してみてはいかがでしょうか?