【ジョジョ】ジョナサン・ジョースターの声優は興津和幸！TV版以外のキャストも紹介

本記事ではアニメ・ゲーム「ジョジョの奇妙な冒険」でジョナサン・ジョースターの声を演じた声優を紹介していきます。その他には、ジョナサン・ジョースターのかっこいい名言や読者・視聴者の感想をまとめていきます。

ジョナサン・ジョースターの声優や名言を知る前に、まずは「ジョジョの奇妙な冒険」の基本情報を紹介していきます。ジョジョの奇妙な冒険は1986年に「週刊少年ジャンプ」で連載がスタートした漫画で、2011年から第8部の連載がスタートしています。第1部は1986年から1987年まで連載されており、「ファントムブラッド」という副題が付けられています。

ジョジョの奇妙な冒険1部ではジョナサン・ジョースターとディオ・ブランドーの戦いが描かれています。ジョナサン・ジョースターは裕福な家庭で何不自由ない生活を送っていましたが、悪の思想を持つディオ・ブランドーが養子になった事で生活が一変しています。またディオ・ブランドーとの戦いは1部では完結しておらず、ジョースター家の子孫にも大きな影響を与えていきます。

ジョナサン・ジョースターはジョジョの奇妙な冒険1部/ファントムブラッドの主人公です。由緒ある英国貴族の生まれで、幼少期から父親のような「立派な紳士」になる事を目指しています。名前と姓から「ジョジョ」という愛称を付けられており、どんな困難にも真っ正面から立ち向かう強い勇気を持っています。原作者・荒木飛呂彦は歴代主人公で一番ジョナサンが強いかもしれないと答えているようです。

スピードワゴンはディオに東洋の毒薬を売ったキャラクターです。ロンドンの貧民街でチンピラを仕切るボスだったため、貧民街を訪れたジョナサンに襲い掛かっていますが、ジョナサンの紳士的な生き方を見て改心しています。それからは良き友人になっており、ディオや吸血鬼との戦いでサポートを行っています。

1部が完結した後にスピードワゴンはアメリカ・テキサスに渡っており、そこで石油を掘り当てて「スピードワゴン財団」を立ち上げています。世界経済を動かせるほどの力を手に入れたスピードワゴンは「吸血鬼と石仮面」について調査しており、その過程で「柱の男」と遭遇しています。2部ではジョナサンの孫であるジョセフ・ジョースターに協力していました。

ここからはアニメ・ゲーム「ジョジョの奇妙な冒険」でジョナサン・ジョースターの声を演じた声優を紹介していきます。声優のプロフィールや過去に演じたキャラクターの情報をまとめていきます。またジョジョの奇妙な冒険は複数のゲームがあるので、ゲーム毎の声優の違いなどもまとめていきます。

テレビアニメとゲーム「ASB版・EOH版」でジョナサン・ジョースターの声を演じているのは声優の興津和幸です。興津和幸は兵庫県出身で、2000年代から声優活動を行っている人物です。2021年6月現在の所属事務所は「ケッケコーポレーション」で、ファンからは「オッキー」「おかず」という愛称で呼ばれています。

興津和幸は少年時代からアニメが好きだったようで、「魔神英雄伝ワタル」が声優になったきっかけのようです。高校を卒業した後には大阪府の芸術大学に進学しており、大学を卒業した後にプロデビューしています。デビューしてからはサブキャラクターを演じる事が多かった興津和幸ですが、ジョナサン・ジョースター役に抜擢されて知名度を上げているようです。

興津和幸はアニメ「僕のヒーローアカデミア」で「ファットガム」というキャラクターを演じています。ファットガムはプロヒーローの1人で、本名は「豊満太志郎」です。何でも吸着して沈める肉体を持っており、蓄積させたダメージを攻撃力に変換する能力を使用しています。ファットガムが登場した本作は2014年から連載されている漫画が原作で、2016年からアニメの放送がスタートしています。

興津和幸はアニメ「炎炎ノ消防隊」で「カリム・フラム」というキャラクターを演じています。カリム・フラムはエリート揃いの「第1特殊消防隊」に所属しているキャラクターです。炎を操る事ができる「第二世代能力者」で、特殊な器具を使って焔ビトを凍らせる能力を使用しています。カリム・フラムが登場した本作は2015年から連載されている漫画が原作で、2019年と2020年にアニメが放送されていました。

興津和幸はその他にも、「クロスファイトビーダマン」「ガンダムさん」「おくさまが生徒会長！」「信長協奏曲」「田中くんはいつもけだるげ」などのアニメでキャラクターの声を演じています。プライベートでは神社仏閣巡りを趣味にしており、料理を特技に挙げているようです。また興津和幸の結婚情報は今のところ発表されていないようです。

Part1ゲーム版「ジョジョの奇妙な冒険」で青年期のジョナサン・ジョースターを演じたのは声優の田中秀幸です。田中秀幸は東京都出身で、1974年から声優活動を行っている人物です。元々は幼少期に子役でデビューしており、舞台俳優を経て声優デビューしています。父親の方針で幼稚園には通っておらず、幼少期は家庭で教育を受けていたようです。

田中秀幸はこれまでに「キン肉マン」「ドカベン」「ワールドトリガー」「聖闘士星矢」「カードキャプターさくら」などのアニメでキャラクターの声を演じています。主に真面目な成人男性を演じていますが、コミカルな役柄や悪役などの幅広いキャラクターも演じているようです。またキャラクターの声だけでなく、アニメでナレーションを担当する事も多いようです。

Part1ゲーム版「ジョジョの奇妙な冒険」で少年期のジョナサン・ジョースターを演じたのは声優の中井和哉です。中井和哉は兵庫県出身で、1995年から声優活動を行っている人物です。声優になる前は公務員として働いており、休日に声優プロダクションに通っていたようです。プライベートではドライブを趣味にしており、測量・アーチェリーなどの特技を持っているようです。

中井和哉はこれまでに「機動新世紀ガンダムX」「無限の住人」「銀魂」「黒子のバスケ」「青の祓魔師」などのアニメでキャラクターの声を演じています。アニメ「ワンピース」のゾロ役で広く知られていますが、妻はサンジ役を希望していた事を明かしています。また「アーロンパーク編」の台本を読んだ時には喫茶店で号泣していたようです。

劇場版「ジョジョの奇妙な冒険」でジョナサン・ジョースターを演じたのは声優の小西克幸です。小西克幸は和歌山県出身で、1996年から声優活動を行っている人物です。高校生時代には映画研究会に所属しており、「普通の会社に行きたくない」という理由で演技の道に進んだようです。プライベートではゲーム好きで知られており、特に「モンスターハンター」のプレイヤーで有名なようです。

小西克幸はこれまでに「勇者王ガオガイガー」「シャーマンキング」「金色のコルダ」「べるぜバブ」「キルラキル」などのアニメでキャラクターの声を演じています。アニメ「天元突破グレンラガン」ではメインキャラクターのカミナを演じていますが、「神永レオ」という別名義を使って他のキャラクターも演じているようです。

アニメ・ゲームの声優を知った後は、ジョナサン・ジョースターが使用している「波紋」を解説していきます。またジョナサン・ジョースターがスタンド能力を持っていたという説を考察していきます。

ジョジョの奇妙な冒険の「波紋」はチベットを発祥にした秘術で、「仙道」という別の呼び名があります。特殊な呼吸法で血液をコントロールして血液に波紋を起こし、太陽光の波と同じ生命エネルギーを生み出す能力です。作中ではウィル・A・ツェペリが初めて波紋を使用しており、吸血鬼・ディオに対抗するためにジョナサンも修行を開始しています。

波紋を使うには素質が必要で、素質を持つ人間が「5分間息を吸い続けて、5分間息を吐き続ける」などの過酷な修行を経て体得する事ができます。3部以降には「スタンド能力」が描かれていますが、スタンド能力は精神エネルギーを具現化する能力のため、波紋とは関係がないようです。

ジョナサンは石仮面を着けたディオと死闘を繰り広げ、屋敷が倒壊した事でディオを倒す事に成功します。ですが病院の帰りにツェペリ男爵と出会っており、そこでディオが生きている事を知っています。そして吸血鬼になったディオを倒すには波紋が必要だという事を理解したため、ここからツェペリ男爵との修行が始まっています。

ツェペリ男爵はイタリアの学者の家系に生まれており、若い頃は父親と世界中を旅していました。その時に石仮面を発見しており、石仮面を着けた父親が自我を失って仲間を皆殺しにしています。そのためツェペリ男爵は家族を捨てて石仮面を探す旅に出ており、その過程でジョナサンと出会っています。またツェペリ男爵は波紋の師匠からジョナサンとの出会いが自らに死をもたらすという予言を受けていたようです。

ジョジョの奇妙な冒険1部には「スタンド能力」が登場していないため、当初はジョナサンはスタンド能力を使えない設定だったようです。ですが3部でジョナサンの体を乗っ取ったディオは「ハーミットパープル」を使用しており、この時のハーミットパープルがジョナサンのスタンド能力という公式設定になっているようです。

3部のラスボスであるディオは「全てのスタンドを使える」という設定だったようですが、物語途中に設定が変更されたようです。そのためすでに使ってしまった「ハーミットパープル」の行き場が無くなってしまったため、ジョナサンのスタンドの設定になったという考察がなされています。

アニメ・ゲームの声優や波紋について知った後は、「ジョジョの奇妙な冒険」で誕生したジョナサン・ジョースターのかっこいい名言を紹介していきます。名言が誕生したエピソードの詳細や、ジョナサン・ジョースターが持つ正義の心を解説していきます。

物語序盤に誕生した少年時代のジョナサン・ジョースターの名言です。エリナ・ペンドルトンは「金持ちの娘」という理由で近所の子供たちから虐められており、それを見たジョナサンがエリナを助けています。そのためエリナはお礼を言いましたが、素直じゃないジョナサンは自分が立派な紳士になるために助けたという返答をしています。

ジョナサン・ジョースターがディオ・ブランドーに怒りを爆発させた時に誕生した名言です。ディオはジョースター家を乗っ取るという目的を持っていたため、義父の目がない所でやりたい放題でした。弱虫だったジョナサンはディオの凶行を止める事ができませんでしたが、ついに怒りを爆発させてディオを殴っています。そしてこの時からディオもジョナサンは侮れない存在と認識するようになりました。

ジョジョの奇妙な冒険のジョナサン・ジョースターは強い勇気を持って敵と戦っています。この名言は自分を奮い立たせるための言葉でもあるようです。ツェペリ男爵は勇気だけでは吸血鬼に勝てないと言いましたが、最後にはジョナサンの強い勇気が勝利を掴んでいます。

前述したようにディオ・ブランドーはジョースター家を乗っ取ろうとしていました。それを知ったジョナサンは命懸けで父親を守ろうとしており、その時にこの名言が誕生しています。自分の体よりも信念と家族を優先するジョナサンらしいかっこいい名言です。

ジョナサン・ジョースターが命を落とす間際の名言です。ジョナサンにとってディオは憎むべき相手ですが、ディオの存在がジョナサンを成長させました。そのため最後には憎しみではなく奇妙な友情を感じながら命を落としています。

アニメ・ゲームの声優やかっこいい名言を知った後は、ジョナサン・ジョースターの人生を解説していきます。宿敵であるディオ・ブランドーとの戦いや壮絶な最期などもまとめていきます。

ジョナサン・ジョースターの父親は英国貴族のジョージ・ジョースター卿です。母親は物心つく前に事故で命を落としていますが、ジョナサンは父親や使用人の愛情に包まれて成長していきます。また「立派な紳士」を目指していたジョナサンですが、何不自由な生活を送っていた事で少年時代は物事に対して甘い性格になっていました。

ジョージ・ジョースター卿は馬車に乗っている時に事故に遭っており、そこを通りかかったダリオ・ブランドーに命を救われています。そのためダリオが亡くなった際にはディオを養子として引き取っており、ジョナサンにディオという義理の兄弟ができています。ですがダリオは馬車の金品を盗もうとしていたため、悪の遺伝子をジョースター家に入れる事になってしまいます。

ダリオを殺した真犯人はディオで、ディオは「世界一の金持ちになる」という野望を抱いてジョースター家の養子になっています。また義理の兄弟のジョナサンは甘い性格をしていたため、ディオはジョナサンを孤立させて無気力な人間に堕落させようとしています。

ディオは貧民街で育っていましたが、テーブルマナーや勉強などがジョナサンよりも優れていたため、ジョナサンは挫折を味わってしまいます。またディオは嫌がらせの一環でジョナサンのガールフレンドであるエリナに無理やりキスをしましたが、この出来事はジョナサンを激怒させる結果になり、ディオは喧嘩でジョナサンに敗北しています。

ジョナサンとの喧嘩に敗れたディオは腹いせに愛犬であるダニーを焼却炉で焼き殺しています。この出来事に大きなショックを受けたジョナサンは涙を流してしまいますが、一晩で過去を払拭して一回り成長しています。そしてテーブルマナーや勉強でもディオに劣らない成長を見せ、大学ではラグビー選手として活躍する事になります。

ディオはジョースター家の財産を奪うためにジョースター卿を毒殺しようとしていましたが、計画の全てをジョナサンに悟られてしまいます。そのためジョナサンを殺害する事を決め、石仮面を被って吸血鬼に変貌しています。そしてジョナサンに重傷を負わせましたが、最終的には倒壊した屋敷に押し潰されて消息不明になっています。

重傷を負ったディオはウィンドナイツ・ロットという村に逃げ込んでおり、ゾンビを作って世界征服を目論んでいました。そんな中、ジョナサンはツェペリ男爵に出会った事で波紋を体得しており、ディオとの決戦に臨んでいます。そしてジョナサンは波紋を使ってディオに勝利しましたが、ディオは絶命する寸前に自らの首を切り落として死を逃れています。

エリナと結婚したジョナサンは豪華客船でハネムーンに出かけました。ですが船には首だけのディオも乗船しており、不意を突かれたジョナサンは重傷を負ってしまいます。そして相打ちになった事でジョナサンは動けなくなり、首のディオを抱きかかえたまま船で命を落としています。その後、ジョナサンの体を乗っ取ったディオは3部で完全復活しています。

かっこいい名言やディオ・ブランドーとの関係性を知った後は、ジョナサン・ジョースターに関する読者・視聴者の感想をまとめていきます。ジョジョの奇妙な冒険1部は連載期間が約1年の短い漫画でしたが、ファンから高い人気を誇っているようです。本記事で紹介したアニメ・ゲームの声優に関する感想などもまとめていきます。

本記事で紹介したようにアニメ「ジョジョの奇妙な冒険」では興津和幸がジョナサン・ジョースターの声を演じています。そんな興津和幸の演技が上手いという感想や、ジョナサン・ジョースターのイメージと声が合っていたという感想が挙がっているようです。また興津和幸は正義感が強いキャラクターが似合うという感想も挙がっているようです。

本記事で紹介したようにジョナサン・ジョースターは興津和幸だけでなく様々な声優が声を演じています。そんな声優の声の違いが面白いという感想や、歴代声優が豪華という感想が挙がっているようです。また誰が一番という訳ではなく、それぞれの良さがあるという感想も挙がっているようです。

本記事で紹介したようにジョナサン・ジョースターは正義感が強いキャラクターのため、読者・視聴者からかっこいいという感想が挙がっているようです。また優しい声・セリフとは裏腹に筋肉隆々の体が面白いという感想も挙がっているようです。

ジョナサン・ジョースターにとってディオ・ブランドーは親の仇ですが、ディオ・ブランドーの存在がジョナサン・ジョースターを成長させています。そんな2人の関係や物語が面白いという感想や、1部の結末が意外だったという感想も挙がっているようです。

本記事では「ジョジョの奇妙な冒険」に登場したジョナサン・ジョースターの声優や名言を紹介していきましたがいかがだったでしょうか？ジョナサン・ジョースターは演技力が高い声優が声を演じているため、アニメもゲームもかっこいいという声が挙がっているようです。そんなジョナサン・ジョースターの活躍エピソードを見た事がない方も、本記事を参考にしながら是非ご覧下さい。