【黒執事】フランシス・ミッドフォードはリジーの母親!シエルとの関係や伏線を考察

「黒執事」のフランシス・ミッドフォードは、ミッドフォード侯爵夫人でエリザベス(リジー)とエドワードの母親です。今回はそんな「黒執事」のフランシスとシエルとの関係やアンダーテイカー絡みの伏線を考察し、作中での活躍シーンをネタバレでみていきます。さらに「黒執事」のフランシスの強さや性格、過去などを考察し、アニメ声優・田中敦子さんのプロフィールや主な出演作品についてもみていきます。

【黒執事】フランシス・ミッドフォードはリジーの母親!シエルとの関係や伏線を考察のイメージ

目次

  1. 黒執事のフランシス・ミッドフォードはリジーの母親
  2. 黒執事のフランシスとシエルとの関係は?伏線を考察
  3. 黒執事のフランシスの活躍
  4. 黒執事のフランシスの強さや性格・過去
  5. 黒執事のフランシスのアニメ声優
  6. 黒執事のフランシスに関する感想や評価
  7. 黒執事のフランシスまとめ

黒執事のフランシス・ミッドフォードはリジーの母親

黒執事の作品情報

今回は「黒執事」に登場するリジーの母親フランシス・ミッドフォードとシエルとの関係や伏線を考察し、その活躍シーンをネタバレでみていきます。さらに「黒執事」のフランシスの性格や強さ、過去などを紹介し、アニメ声優・田中敦子さんのプロフィールや主な出演作品についてもみていきます。まず、ここでは「黒執事」の作品情報をみていきます。

黒執事の概要

「黒執事」は2006年から月刊Gファンタジーにて連載されているダークファンタジー漫画です。原作者は枢やな先生で、テレビアニメ「黒執事」は第1期から第3期が2008年~2014年の期間に放送されていました。他に「黒執事」はOVAや劇場版アニメ、ゲーム化や舞台化、実写映画化も発表されています。次に「黒執事」のあらすじをみていきます。

黒執事のあらすじ

「黒執事」の舞台は19世紀末期のイギリス。代々政府からの依頼で汚れ仕事を担当し、裏社会の秩序保持に貢献してきた名門ファントムハイヴ家。幼き当主シエルも「女王の番犬」を務めていました。彼の側には何でも完璧にこなす執事セバスチャン・ミカエリスが仕えていましたが、その正体は悪魔で、悲惨な過去を抱えるシエルは自らの魂と引き換えに復讐を遂げる契約を彼と交わしていました。2人は共に敵の正体を探っていきます。

フランシス・ミッドフォードのプロフィール

「黒執事」に登場するフランシス・ミッドフォードは、英国騎士団の団長を務めるアレクシス・レオン・ミッドフォード侯爵の妻で、エドワードとエリザベス(リジー)の母親です。欲や怠惰を嫌い、規律に厳しい性格で、強さと清さを尊び、貴族の模範のような立ち居振る舞いをする人物です。

フランシス・ミッドフォードはファントムハイヴの一族?

「黒執事」のフランシスは先代ファントムハイヴ伯爵で、シエルの父であるヴィンセントの妹です。シエルにとっては伯母にあたる存在で、元々はファントムハイヴの一員です。そして、屋敷で2人でいるときには愛称の「フラニー」で呼ばれ、「女王の番犬」としてのファントムハイヴの役割もきちんと理解しています。

また、シエル兄弟が幼かった頃は身体の弱いシエル弟「坊ちゃん」を気にかけ、なんとか対策を講じるように進言していました。さらに、フランシスはアンダーテイカーたちとも顔見知りであり、そのことからヴィンセントの生前、女王の番犬としての活動に貢献していたと考えられています。次に「黒執事」のフランシスとシエルとの関係や伏線を考察していきます。

アニメ「黒執事」新シリーズ公式サイト

黒執事のフランシスとシエルとの関係は?伏線を考察

考察①アンダーテイカーの娘?

「黒執事」のフランシス・ミッドフォードとシエルの関係・伏線の考察、1つ目はアンダーテイカーの娘疑惑についてです。フランシスの血縁者について、父は「Cedric.K.Ros(セドリック・K・ロス)」、母は「Claudia Phantomhive(クローディア・ファントムハイヴ)」、兄はヴィンセント・ファントムハイヴであることが「黒執事」作中で既に確定しています。

そして「黒執事」読者の間では、アンダーテイカーの正体は彼女の父である「Cedric.K.Ros」がなのではないかと予想されています。ここで、アンダーテイカーがファントムハイヴ家に対し、強い思いを持っていることがうかがえる描写が「黒執事」作中で描かれています。アンダーテイカーは亡くなったクローディアの髪を大切にしており、上の画像のように「宝物」と呼んでいます。

これについて、代々のファントムハイヴとの関わりの中でも、アンダーテイカーとクローディアとの間には特に深いつながりがあるのではないかと考えられています。そして、クローディアの夫はアンダーテイカーで、フランシスの父親なのではないかという推測もされています。

他にアンダーテイカーは「これ以上ファントムハイヴを失うのは」と言ったり、「小生にとってはどっちもファントムハイヴだ」という発言をしたりしています。さらに彼がフランシスに向けて言った「生まれた頃がさっきのようだよ」という発言や「やっぱり君は伯爵を不幸にしかしないみたいだ」というセリフからも、アンダーテイカーとファントムハイヴ、フランシスとの間には深いつながりが感じられると言われています。

考察②本物のシエルと再会した時の表情

「黒執事」のフランシス・ミッドフォードとシエルの関係・伏線の考察、2つ目は本物のシエルと再会した時の表情についてです。ファントムハイヴ本邸にシエル兄が姿を現し、本邸を訪れたフランシスとアレクシスは彼と再会。シエル兄の口から信じがたい出来事が語られました。しかし、生きていたと主張するシエル兄に対し、フランシスは甥の生存を喜んだり、安堵したりする様子を見せることはありませんでした。

そして、ただただフランシスは驚愕の表情を浮かべているだけでした。亡くなったはずの双子の兄が突然現れ、それまで弟が兄のフリをしていたという話を聞かされれば、驚くのは当然ですが、愛情深いフランシスであれば、甥が生きていたことを喜んだり、慰めの言葉をかけたりするだろうと言われています。

しかし、そうではなくただただ驚愕しただけだったことから、フランシスはシエル兄が生きているわけがないということを知っていたのではないかと考えられています。

考察③アンダーテイカーのセリフの意味

「黒執事」のフランシス・ミッドフォードとシエルの関係・伏線の考察、3つ目はアンダーテイカーのセリフの意味についてです。アンダーテイカーはフランシスに対し「生まれた頃がさっきのようだよ」と発言するシーンがありました。もし彼の発言が本当ならアンダーテイカーよりも先に、ヴィンセントと出会った人物はディーデリヒだけだというクラウスの発言に矛盾が生じることになります。

そこで、クラウスが嘘をついている説やアンダーテイカーが嘘をついている説。さらに、フランシスが生まれた頃、アンダーテイカーは表に姿を現さず、陰から見守っていた説などが「黒執事」読者の間で考察されています。ただ、現時点ではクラウスやアンダーテイカーが嘘をつく理由が見つからないため、3つ目の説が「黒執事」の間で支持されているようです。

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黒執事のフランシスの活躍

活躍①シエルの13歳の誕生日を祝う

「黒執事」のフランシス・ミッドフォードの活躍シーン、1つ目はシエルの13歳の誕生日を祝うシーンです。フランシスはシエルの13歳の誕生日を祝うため、娘のエリザベス(リジー)と共に屋敷を訪れます。フランシスはシエルを狩猟対決に誘いますが、偶然出会った熊にリジーが襲われそうになります。しかし、シエルがリジーを身を挺して守ったことから、フランシスはシエルにとても感謝していました。

そして、この出来事がきっかけでフランシスはシエルに対し、強い信頼を寄せるようになります。また、シエルの頭を撫でながら「これからも息子のことをよろしく頼む」と、シエルのことを使用人たちに頼んでいました。このフランシスの愛情により、自らの手でマダムレッドを制裁し、落ち込んでいたシエルのメンタルが回復しました。

活躍②ビザールドールの脅威から守る

「黒執事」のフランシス・ミッドフォードの活躍シーン、2つ目はビザールドールの脅威から守るシーンです。家族全員でカンパニア号に乗船したフランシス。しかし、船内はアンダーテイカーの企てによってビザールドールが蔓延し、フランシスと夫のアレクシス、息子のエドワードはそれらと対峙することになります。

そして、フランシスたちは英国騎士として臣民を守り抜くと宣言。他の乗客が自分のことしか考えずに逃げ惑う中で、ビザールドールの襲撃から乗客たちを守り抜きました。フランシスの高貴な精神が夫や息子に受け継がれていることがよく分かるシーンだと言われています。

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黒執事のフランシスの強さや性格・過去

フランシスの強さ

「黒執事」のフランシス・ミッドフォードは「稀代の剣士」の才能を持ち、その剣の腕前は「人間とは思えない強さ」と表現されています。夫アレクシスとの馴れ初めについても、彼女のその強さが関係しています。女王陛下が主催したフェンシング大会で、フランシスは人間離れした強さを発揮し、騎士団団長であるアレクシスを圧倒。アレクシスにその強さを見初められ、結婚することになりました。

フランシスの性格

「黒執事」のフランシス・ミッドフォードは常に英国貴族らしく、模範であろうとする高い意識を持つ女性です。そんな彼女はファントムハイヴ本邸を訪れるとき、予定している時間よりもかなり早く到着します。そして、抜き打ちチェックと称して、屋敷がしっかり管理されているか隅々まで確認して回ります。

「黒執事」作中でその抜き打ちチェックが行われたとき、シエルがフランシスのそういった行動を予想していたことから、それが彼女のいつもの行動であることが分かると言われています。また、カンパニア号の船内でビザールドールの大群の襲撃を受けたときには、避難する乗客を救うため、夫のアレクシスや息子のエドワードと共に戦いました。

さらに、シエルの許嫁でいずれファントムハイヴ家に嫁ぐことが決まっている娘のリジーに対し、フランシスは幼い頃から厳しく剣の鍛錬をさせてきました。フランシス譲りの稀代の剣士の才能を持つリジーですが、幼いころにシエルが言い放った一言がきっかけで、剣をしたくないと反抗したことがありました。しかし、リジーが剣の鍛錬を怠ることを絶対に許しませんでした。

フランシスはファントムハイヴ家に降りかかるであろう困難を知っており、そんな運命から娘とその夫となるシエルを守るために、彼女を厳しく育ててきたのです。フランシスは剣の鍛錬を嫌がるリジーを優しく抱きしめ、いずれファントムハイヴ家に嫁ぐ彼女とシエルのために鍛錬が必要だと教えました。このように、普段は厳しいフランシスですが、彼女の深い愛情を感じられるシーンも「黒執事」作中では描かれています。

フランシスの過去

「黒執事」のフランシス・ミッドフォードの過去について、彼女は3年前に起きたファントムハイヴ襲撃のとき、兄であるヴィンセント(シエルの父)を亡くしています。フランシス自身は人間離れした強さを誇る人物なので、過去の事件のあった日に彼女がファントムハイヴ本邸にいれば、結果は変わっていたかもしれないとも言われています。

また、タナカやアンジェリーナ、タナカが過去の事件のあった夜にどのように過ごしていたのかについては「黒執事」作中で既に描かれていますが、フランシスが過去の「あの日」にどうしていたのかについてはまだ「黒執事」作中で描かれていません。フランシスについては過去も含めて多くの謎がまだ残されており、彼女と過去の「あの日」にはもっと深い関係があるかもしれないとも考えられています。

フランシスの子供

次に「黒執事」に登場するフランシス・ミッドフォードと夫アレクシスの子供2人、長男のエドワードと、長女エリザベス(リジー)について紹介していきます。

エドワード

「黒執事」のエドワードはフランシス譲りの真面目な性格で、英国紳士の模範のような振る舞いをしています。そして、ウェストン校では寮弟を務め、その後、監督生に選出されました。さらに、エドワードは自身が「凡人」であることを自覚していますが、それで才能ある人物に嫉妬することはなく、純粋に尊敬します。そして、才能ある人達に少しでも近づけるように努力できる「フルリスペクト」という才能の持ち主でもあります。

エリザベス(リジー)

「黒執事」のエリザベス(リジー)はエドワードの妹で、父親のアレクシスによく似たお転婆な性格です。そして、シエル・ファントムハイヴの許嫁であり、母親のフランシス譲りの「稀代の剣士」の素質を持っています。そして、彼女の剣の腕前はセバスチャンも驚くほど、レベルの高いものとなっています。

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黒執事のフランシスのアニメ声優

田中敦子のプロフィール

「黒執事」でフランシス・ミッドフォードのアニメ声優を務める田中敦子さんは1962年11月14日生まれ、出身地は群馬県前橋市で、愛称「あっちゃん」「あつを」などで親しまれています。そして、所属事務所はマウスプロモーション、声優やナレーターとして1980年代から活動しています。「黒執事」のフランシスのアニメ声優・田中敦子さんの主な出演作品をみていきます。

田中敦子の主な出演作品

「黒執事」のフランシスのアニメ声優・田中敦子さんの主な出演作品は「名探偵コナン」メアリー・世良役、「攻殻機動隊」草薙素子役、「Fate/stay night」キャスター役、「ジョジョの奇妙な冒険」リサリサ役、「NARUTO -ナルト-」小南役、「寄生獣 セイの格率」田宮良子役、「紅殻のパンドラ」ウザル・デリラ役、「うたわれるもの」カルラモーヴ役、「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」アミダ・アルカ役などです。

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黒執事のフランシスに関する感想や評価

こちらは「黒執事」のフランシスに関するツイートです。「黒執事」のキャラの中で、フランシスが最も好きだという感想となっています。

こちらも「黒執事」のフランシスのアニメ声優に関するツイートです。フランシスが「黒執事」のキャラの中で最も好きだと評価されており、フランシスのアニメ声優が大好きな田中敦子さんなのも嬉しいという感想となっています。

こちらも「黒執事」のフランシスの伏線に関するツイートです。伏線の多い「黒執事」において、初期の頃にフランシスが「人間とは思えない強さ」と表現されていたことについて、彼女が人間ではない可能性が考えられるのではないかという感想となっています。

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黒執事のフランシスまとめ

いかがでしたか?「黒執事」のフランシス・ミッドフォードについて、エリザベス(リジー)とエドワードの母親でシエルの伯母であること。人間離れした強さを誇り、厳しさの中にも愛情深い一面があること。兄ヴィンセントを亡くした過去があり、「黒執事」作中ではシエルの誕生日やカンパニア号で活躍したことなどが分かりました。

さらに「黒執事」のフランシスとシエルとの関係や伏線を考察し、アンダーテイカーの「黒執事」作中での発言などから、彼の娘疑惑があること。本物のシエルと再会したときにみせた表情から、シエル兄の生存がありえないと知っていたのではないかと言われていることなどが分かりました。今後も「黒執事」の謎多きフランシスの活躍に注目していきましょう!

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