【ジョジョ】ポルナレフは妹の復讐を誓う男！スタンド能力やJ・ガイルとの戦いも紹介

ジャン・ピエール・ポルナレフは「ジョジョの奇妙な冒険」の第3部「スターダストクルセイダース」に登場するキャラクターの中でも特に人気が高いことで有名です。ポルナレフは当初妹を殺した犯人を追っていました。ここでは「ジョジョ」第3部のポルナレフについて紹介します。妹殺しの犯人であるJ・ガイルとの戦いやポルナレフのスタンド能力や強さ、演じたアニメ声優などを取り上げます。

荒木飛呂彦原作の「ジョジョの奇妙な冒険」は2021年末に連載35周年を迎えようとしている大長編漫画です。ファンを魅了してやまないと言われている「ジョジョ」ですが、ここでは第3部「スターダストクルセイダース」の作品情報を取り上げていきます。それでは「ジョジョ」第3部の概要とあらすじ紹介をご覧ください。

「ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース」は1989年から1992年まで週刊少年ジャンプに連載されました。ジャンプコミックスの12巻から28巻までが3部に相当します。デジタルコミック版は部ごとに巻数が分かれており、3部はモノクロ版が全10巻、カラー版が全16巻発売されています。

「ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース」はジョナサン・ジョースターの血を引く空条承太郎とその祖父ジョセフ、ジャン・ピエール・ポルナレフ、モハメド・アヴドゥル、花京院典明、イギーら一行がDIOを倒すためにエジプトを目指すロードムービー風の作品です。

ジャン・ピエール・ポルナレフはフランス人で22歳です。身長185cm・体重78kgで血液型はAB型です。生まれながらのスタンド使いです。髪の毛全体を上に立てたヘアスタイルと筋骨隆々の身体、ハートマークを左右で割ったピアスが特徴です。3年前に妹を殺した犯人を追っています。

「ジョジョの奇妙な冒険」第3部のメインキャラクターの一人ポルナレフは妹のシェリーを殺した犯人を追っています。妹殺しの犯人はDIOの刺客の一人J・ガイルであることが判りました。ここではポルナレフの妹を殺した犯人J・ガイルについて、さらにポルナレフとJ・ガイルとの戦いを紹介します。

ポルナレフの妹シェリーを殺した犯人はDIOの刺客のスタンド使いJ・ガイルでした。J・ガイルはエンヤ婆の息子で両手が右手という大きな特徴を持っています。スタンド能力は「ハングドマン（吊られた男）」で鏡に映る像を利用して移動を繰り返す光のスタンドで手首の内側に仕込んだ刃で殺傷します。この能力でJ・ガイルはポルナレフの妹を殺害した犯人になりました。

ポルナレフは妹殺しの犯人であるJ・ガイルとインドで対峙しました。ポルナレフは花京院とコンビを組み、単独で追って来たJ・ガイルの鏡を利用した移動に苦しめられますが、スタンドの原理を理解したポルナレフと花京院によって倒され、最後はポルナレフの「針串刺しの刑」で死亡しました。ポルナレフは妹殺しの犯人に復讐し、妹シェリーの無念を晴らしたのです。

「ジョジョ」第3部に登場する人気キャラクターの一人ポルナレフは強力なスタンドを持っていると言われています。ポルナレフはスタンド「シルバーチャリオッツ」の能力で妹を殺したJ・ガイルをはじめ多くのDIOの刺客を倒しました。ここでは「シルバーチャリオッツ」の能力や強さについて紹介します。

ポルナレフのスタンドは「シルバーチャリオッツ」です。「シルバーチャリオッツ」は銀色の甲冑を身に纏った中世騎士のような人型のスタンドです。武器は切れ味鋭いレイピアです。近距離型のスタンドですが、パワーはあまりありません。その分スピードに優れ素早さで相手を攪乱しながら攻撃することができます。

ポルナレフのスタンド「シルバーチャリオッツ」は近距離で対戦するタイプのスタンドなので基本的にはレイピアで相手を斬り刻んだり刺したりするのが技です。レイピアの剣芯部を弾丸のように飛ばすことができますが、一度しかできない最終技です。また、甲冑を外すとスピードがより上がります。

「ジョジョの奇妙な冒険」第3部に登場するポルナレフは妹殺しの犯人であるJ・ガイルを倒し、その後もDIOを倒すためにジョースター一行に同行しました。ここではポルナレフのかっこいい魅力を考察・紹介していきます。それではご覧ください。

ポルナレフのかっこいい魅力として最初に挙げるのはポルナレフの熱い性格です。ポルナレフはインドで妹シェリーを殺したJ・ガイルへの復讐を遂げましたが、その後もジョースター一行に同行しています。自分をDIOの肉の芽の呪縛から救ってくれた彼らに感謝しての行動だと言われています。このようにポルナレフは熱い心を持った男です。

ポルナレフは戦闘中において鬼神のような真剣な面持ちと態度で臨みますが、普段はお調子者で女好きな性格をしています。戦闘中と普段の態度のギャップがかっこいいと評価するファンも多いと言われています。

ポルナレフはDIOにそのスタンド能力と実力を買われて肉の芽を埋め込まれ、ジョースター一行の前に刺客として立ちはだかりました。ポルナレフはアヴドゥルに敗れ、そのまま潔く焼け死のうとしました。それを見たアヴドゥルたちはDIOの支配下にあってもなお騎士道精神を失わないポルナレフに感動して、肉の芽を引き抜いてポルナレフを救いました。これがポルナレフの今後の行動を決定付けました。

ポルナレフはDIOの館で最初にDIOに遭遇しました。この時は「ザ・ワールド」の能力を味わわされ、一旦はジョースター一行ごと撤退しました。その後の最終決戦で身を潜めていたポルナレフはDIOの一瞬の隙を突いてレイピアでDIOの脳を刺しますが、あと一歩のところで時を止められてしまい、弾き飛ばされて意識不明の重体に陥りました。

ポルナレフは第3部で生き残り、承太郎・ジョセフと別れてフランスに帰国しました。その後第5部「黄金の風」にて再登場します。ポルナレフと承太郎は「弓と矢」の追跡を行っていましたが、そこでパッショーネのボスのディアボロと戦い敗れ車椅子生活となりました。その後「矢」の秘密を知ったポルナレフはジョルノ・ジョバァーナがいるブチャラティチームに「矢」を託そうとローマのコロッセオに潜伏していました。

よくインターネットなどで使われる「ポルナレフ状態」とは予想外の出来事が起きてパニック状態などに陥ることだと言われています。ポルナレフがDIOの「ザ・ワールド」の能力に翻弄され、その謎も解けずにパニックになった状態が元ネタだと言われています。

ポルナレフはカメオの「ジャッジメント（審判）」が追手のスタンドとは知らず妹シェリーやアヴドゥルを生き返らせて欲しいと願い出ました。その途中で漫画家になりたかったポルナレフは漫画家にしてくれとカメオに言い、ディズニーランドのようなテーマパーク、ポルナレフランドを立てると高望みをしていきました。

ポルナレフは名言や名シーンが多いと言われている「ジョジョの奇妙な冒険」の中でも特に名言が多いと言われています。ここではポルナレフの名言を二つに絞って紹介していきます。

ポルナレフとイギーはDIOの館で強敵ヴァニラ・アイスと戦いました。瀕死のイギーはヴァニラの猛攻からポルナレフを救って死亡しました。その時に言ったセリフが上に挙げたものです。ポルナレフのやり切れない思いを見事に表した名言と評されています。

前の項で紹介した「ポルナレフ状態」に陥ったポルナレフが努めて冷静になったつもりでDIOに何をされたのかを語る前に言ったセリフです。ポルナレフのパニック・恐怖・焦りなどが伝わってくる名言だと言われています。

ジャン・ピエール・ポルナレフは妹殺しの犯人J・ガイルを倒した後もDIOを倒すためにジョースター一行に同行し続けました。ここではポルナレフとジョースター一行のメンバーとの関わりについて紹介していきます。

第3部の主役である空条承太郎とポルナレフはウマが合うのか一緒に行動するシーンが多く描かれています。「アヌビス神」とアレッシーはポルナレフと承太郎のタッグで倒しました。また、DIOとの最終決戦でもポルナレフは承太郎と行動しました。第5部「黄金の風」ではポルナレフと承太郎が「弓と矢」の調査を行っていたことが描かれています。

ジョースター一行のリーダーであるジョセフ・ジョースターとポルナレフは直接タッグを組んで戦うことはありませんでした。しかし、二人ともお調子者なので一行のムードメーカー的存在として盛り上げ役をともに行うこともありました。

直情的な性格のポルナレフと冷静な性格の花京院典明は合わなさそうで実は仲が良かったと言われています。J・ガイルとの戦いでは花京院がいなければポルナレフは死んでいたかもしれません。また、プライベートでも意外に仲が良くミドラー戦での「ピシガシグッグッ」のシーンが有名です。

ポルナレフはモハメド・アヴドゥルに敗れたことでジョースター一行の仲間になりました。J・ガイルとの戦い方を巡って口論することもありましたが、DIOを倒すという共通の目的は最後までブレませんでした。アヴドゥルはポルナレフとイギーをヴァニラ・アイスの「クリーム」から庇って命を落としました。

イギーは初対面でポルナレフの髪の毛を毟り顔に放屁するなどしたので互いの印象は最悪でした。しかし、ペット・ショップ戦で負傷したイギーはDIOの館の場所を一行に知らせ、その後のヴァニラ・アイス戦でポルナレフを庇って死亡しました。両者の間には知らないうちに友情があったと評されています。

「ジョジョの奇妙な冒険」の第3部はテレビアニメ版も大ヒットしたことで知られています。テレビアニメ版はジョジョの原作を知らないアニメファン・声優ファンという新たなファン層を開拓しました。ここでは「ジョジョ」第3部のテレビアニメ版でポルナレフを演じた声優を紹介します。

「ジョジョ」第3部のテレビアニメ版でポルナレフを演じたのは声優の小松史法です。小松史法は1978年7月28日生まれで2021年6月現在42歳です。東京都出身です。現在は声優事務所に属さないフリーです。小松史法は2006年テレビアニメ「すもももももも 地上最強のヨメ」で声優デビューしました。

声優の小松史法の主なアニメ出演作品を紹介します。「アイカツスターズ!」の虹野大役、「アイドルマスターシンデレラガールズ」の今西部長役、「名探偵コナン」の大積明輔役、「憂国のモリアーティ」のジョージ・レストラード役など多くのアニメ作品に出演しています。

ここではポルナレフに関する感想や評価を紹介していきます。Twitterでのつぶやきをいくつか取り上げていきます。ポルナレフはインターネット上でどのような感想や評価を受けているのでしょうか？

「ジョジョの奇妙な冒険」の第3部のファンだと思われる方のツイートです。推しているキャラクターの2番目に花京院を、1番にポルナレフを挙げています。

「ジョジョ」第3部をテレビアニメ版でご覧になっている方のツイートです。第11話をご覧になってポルナレフと花京院のコンビが意外に良かったとつぶやかれています。

「ジョジョ」第3部の大ファンだと思われる方のツイートです。「ジョジョ」第3部はポルナレフが登場して以降ずっと面白いという感想をシンプルにつぶやかれています。

「ジョジョの奇妙な冒険」の第3部の人気キャラクターであるジャン・ピエール・ポルナレフについて紹介してきました。魅力的なキャラクターであるポルナレフに注目しながら「ジョジョ」第3部をお楽しみください。