【ジョジョ】セト神は若返らせるスタンド能力？強さや本体のアレッシーも紹介

ジョジョのアレッシーとは、ジョジョ3部に登場した敵のスタンド使いです。ジョジョ3部に登場する敵の中でも、スタンド能力のやっかいさでは最強クラスに入るアレッシー。ここでは、アレッシーのセト神について紹介していきます。

アレッシーの登場したジョジョ3部の概要をまとめます。ジョジョ3部は、人気少年漫画シリーズ『ジョジョの奇妙な冒険』の第3弾となるエピソードで、「スターダストクルセイダース」というサブタイトルがつけられました。2014年にはテレビアニメ化もされている人気のシリーズです。スタンド能力という斬新なバトル設定で人気を集めました。

アレッシーが登場するジョジョ3部のあらすじを紹介します。ジョジョの奇妙な冒険シリーズで、1部に登場した敵・ディオはジョナサン・ジョースターによって倒されたはずでした。しかし、100年の時を越えて復活を遂げてしまいます。ジョナサンの孫・ジョセフと、その孫・空条承太郎は、ディオの影響を受けて「スタンド能力」を発現させます。ジョジョ3部では、承太郎とディオとの激闘が描かれます。

ジョジョ3部に登場したアレッシーのプロフィールを紹介していきます。アレッシーとは、ジョジョ3部で承太郎たちがエジプトに入った後、ディオの刺客として送り込まれてくるスタンド使いの一人です。エジプト神話に登場する神・セト神に暗示されるスタンド使いです。左右に広がった髪の毛に鈴が付いている変わったヘアスタイルと、三角のサングラスが特徴の中年男性です。年齢は38歳で独身だと判明しています。

アレッシーのセト神は、非常に強いスタンド能力なのですが、本体のアレッシー自体は全くフィジカルに自信の無いキャラクターのようでした。アレッシーは自分自身の力に全く頼らずに戦う戦術をとっており、これは自分の実力をしっかり把握しているという事と、「弱い者をいじめたい」という歪んだ性格のせいでした。アレッシー自身も自分の異常性を分かっているような発言をしており、弱い者いじめが好きな卑怯な性格をしています。

アレッシーはジョジョ3部作中で、承太郎とポルナレフと交戦しています。ディオの配下のスタンド使い・マライアがジョセフとアヴドゥルと交戦している時をねらって、承太郎とポルナレフに接近しているので、一応の協調性は持っているようでした。子供をいたぶる残酷な性格で、「偉いねぇ～」が口癖の敵キャラクターです。

ジョジョ3部に登場するアレッシーのスタンド能力・セト神の強さを紹介していきます。アレッシーのセト神のスタンド能力は「影に触れた相手を若返らせる」というものです。セト神はアレッシーに影のようにくっついているスタンド能力で、この影のようなセト神に交わると肉体が若返っていきます。「若がえる」と言えば、夢のような能力ですが、実際には子供まで退行させてしまい、無力化するという能力です。

アレッシーはこのスタンド能力・セト神を使って、どんな強敵でも無力化し、すっかり子供になってしまってから接近して痛めつけようとします。その為、ポルナレフを襲った時も、一時距離を取ってポルナレフが無力になってしまうまで待機していました。セト神はアレッシーの影のような強いスタンド能力なのですが、アレッシーと同じ動きしか出来ないという事はなく、自由なポーズで地面や壁を伸ばして移動させられます。

影のスタンド能力・セト神は、相手を若返らせる能力で、直接攻撃を与えにくいスタンド能力です。その為、アレッシーは洋服の中に斧や銃を隠し持って使用していました。アレッシーが斧を持つ事で、セト神にも斧が反映されます。しかし、セト神で攻撃を仕掛けるのはエネルギーを使用するのか、基本的には本体であるアレッシーが攻撃していました。

ジョジョ3部に登場する意外と強いスタンド能力・セト神の有効度を考察していきます。アレッシーのセト神の能力は、人を若返らせるスタンド能力です。若返るのは多くの人の夢ではありますが、アレッシーのスタンド能力・セト神の能力の本質は、『相手を子供にして無力化する』というものです。その為、肉体が子供まで戻ると、アレッシーによると「脳みそも子供になる」との事で、大人だった頃の記憶まで失ってしまいます。

若返りの夢とは若い肉体に戻りたいというものがほとんどで、今の自分自身の記憶や能力が消えてしまうとあまり意味がないと考えられています。その為、ただの若返りに有効活用するのは難しいと考察されています。

アレッシーのセト神を使用する上で、本体にはあまりリスクはありませんでした。アレッシーは同時に複数人の人間を子供に戻しているので、影を交わらせれば様々な人間を若返りさせられると考えられます。しかし、影に交わった時間に比例して若返る年齢も増えて行くので、作中でもポルナレフを助けた女性を胎児にまで戻したように、細かな調整をしないと相手を死亡させてしまいます。

アレッシーのスタンド能力・セト神は、悪用しようとすれば非常に強いスタンド能力です。相手の年齢を若くしていく能力なのですが、スタンド能力の影響を与えた時間に比例してどんどん子供へと戻ります。その為、上限なく年齢を戻していけば、まだ生まれる前の胎児にまで戻せます。また、作中では登場しませんでしたが、胎児の前の受精卵までも戻せるかもしれないと考察されています。

その為、アレッシーのセト神を使えば、全く証拠を残さない殺人を起こせるのです。ジョジョシリーズでは、4部に登場する吉良吉影が死体を爆破して消し去る事で、完全な殺人を犯していました。このように、アレッシーも悪用しようとすれば、一人の大人を消し去ってしまえるのです。殺人へ悪用しようとすれば、非常に強いスタンド能力と言えます。

アレッシーのセト神は複数の人を子供に戻す事が出来ましたが、持続力はあまりありません。一度若返らせた人間への効果は、アレッシーが能力を解除したり気絶したりするとなくなるようです。その為、たくさんの人をどんどん若返らせて世界へ影響を与えるような事は不可能です。アレッシーのセト神は射程距離も短く、あまり世界へ影響を与えられないと考察されています。

アレッシーのセト神は、殺人などに悪用すればとても強いスタンド能力です。作中でもアレッシーは敵を無力化して戦うという使い方をしていました。有効に活用する方法は、子供に戻りたい人などを一時的に若返らせるサービス等が考えられます。ただし、効果はあくまでも一時的なので、その場限りの体験となってしまいます。

ジョジョ3部に登場するアレッシーの名前の元ネタや由来を紹介していきます。ジョジョのアレッシーの名前の元ネタは、アメリカのポップ・デュオ「アレッシ・ブラザーズ」となっています。ジョジョシリーズに登場するキャラクターの名前は、海外の音楽アーティストの名前や、楽曲の名前などが使用されている事が多いです。アレッシーの名前もこの法則通り、海外アーティストの名前から取られていました。

ジョジョ3部に登場するスタンド使いのスタンド能力は、タロットカードに暗示されるものや、エジプトの神に暗示されるものがありました。ジョジョ3部のラスボス・ディオがいるエジプトのカイロに到着してからは、エジプト9栄神の暗示を受けたスタンド使いが登場してきます。エジプト9栄神とは、ジョジョシリーズの作者・荒木飛呂彦の創作で、エジプト神話に登場する神々が元ネタとなっています。

アレッシーの強いスタンド能力・セト神は、エジプト9栄神の一つで「嵐と暴力の神」を元ネタとしています。アレッシーのスタンド能力・セト神も、元ネタとなったセト神の見た目を反映させているのか、鳥のくちばしのようなものを持っています。

ジョジョ3部でのアレッシーとポルナレフの戦いを紹介していきます。アレッシーはジョースター一行を攻撃する時、ジョセフとアヴドゥルがマライアと戦っている時を狙っています。初めにポルナレフに攻撃を仕掛けたアレッシー。敵となるのが非常に強いスタンド使いのポルナレフ＆承太郎という事をしっかりと認知しており、ポルナレフにセト神の効果を与えた後、すっかり子供になるまで一時身を隠します。

その間、子供の姿になってしまったポルナレフは、たまたま近くにいた女性に助けられます。女性に手当されるポルナレフでしたが、アレッシーの追撃を喰らってしまい、3歳程度の幼児にまで退行してしまいます。精神も子供に戻り、本来は非常に強いスタンド能力・シルバーチャリオッツも無力化されてしまいます。また、助けてくれた女性もアレッシーによって胎児にまで戻されてしまい、すぐに死亡してしまう危機に直面します。

幼児になったポルナレフは、アレッシーに鏡のトリックを使って攻撃する事に成功します。思わぬ反撃を喰らったアレッシーは、窓から逃げ出しました。そこには、いなくなったポルナレフを探しにきた承太郎がいました。アレッシーはそのままでは承太郎に勝てないと自覚していたため、その場しのぎをしてセト神で奇襲を仕掛けます。

アレッシーの不意打ちを喰らって子供に戻っていく承太郎。子供のころからスタンド能力が使えたポルナレフとは違って、承太郎がスタープラチナを発現させたのは最近です。この事を知っていたアレッシーは、スタンド能力さえ使えなければただの子供だと勝ち誇ります。しかし、承太郎は子供のころから「やる時はやる」子供だったために、素手のパンチでアレッシーをKOしてしまいます。

ジョジョ3部のセト神の使い手・アレッシーの声優情報を紹介していきます。まず、ジョジョのゲーム作品でアレッシーの声を演じた声優は、垂木勉です。垂木勉は1958年3月8日生まれ、北海道出身の日本の男性ナレーター、声優です。俳優としても活躍しています。東京俳優生活協同組合とベルベットオフィスを経て、ザ・​ユニバースの代表を務めています。

ジョジョ3部のアニメでアレッシーの声を務めた声優は、小野坂昌也です。小野坂昌也は1964年10月13日生まれ、大阪府出身の日本の男性声優、ナレーターです。声優の他には、ラジオパーソナリティやリングアナウンサーとしても知られています。青二プロダクションに所属している声優です。

ジョジョ3部に登場するアレッシーのセト神に関しての感想や評価を紹介していきます。セト神に関しての感想では、「欲しいスタンド能力」だと評価している声も上がっていました。アレッシーのセト神は、人を若返らせるスタンド能力です。知能も子供へ戻ってしまいますが、一度子供へ戻ってみたい人から人気です。

アレッシーのセト神に関しての感想では、初見殺しの強いスタンド能力だという感想も挙がっていました。アレッシーは狡猾な性格で、セト神の能力で敵を無力化して戦います。危険を察知したポルナレフは一瞬しか影を踏みませんでしたが、あっという間に子供になってしまいました。

ジョジョ3部にアレッシーが登場した時には、その「若返らせる」という能力で、3部の時点では老人となっているジョセフが若返るのでは？と予想した人も多いです。ジョセフは若かりし頃、2部の主人公を務めていたので、この頃の若いジョセフが再登場しても面白いのでは？と期待するファンも多かったのです。

ここでは、ジョジョ3部に登場するアレッシーのセト神について紹介しています。アレッシーのセト神は、影に触れた相手を子供に戻してしまう能力でした。是非、ジョジョ3部をチェックして、見どころのたくさんあったアレッシー戦に注目して見て下さい。