【ジョジョ】ケニーGのスタンドは意外と使える？ティナー・サックスの強さを考察

ジョジョのケニーGとは、エジプトのカイロにてジョジョ3部の主人公チーム・ジョースター一行を待ち受けていたスタンド使いです。ここでは、ジョジョ3部に登場するケニーGのティナー・サックスについて紹介していきます。

まず、ケニーGが登場するジョジョ3部の作品概要を紹介していきます。ジョジョの奇妙な冒険シリーズは、1986年から週刊少年ジャンプで連載された漫画作品です。その後も掲載紙をウルトラジャンプへと移し、最新8部が連載中となってます。ジョジョ3部は1989年から連載されたシリーズで、主人公は空条承太郎が務めます。2014～2015年にはテレビアニメ化もされた人気シリーズです。

ジョジョ3部の主人公・空条承太郎は、日本に暮らす高校生です。ある時承太郎は自分に謎の力が芽生えている事に気付きます。制御不能だったこの能力はスタンド能力と呼ばれるもので、100年前に祖父の祖父・ジョナサンが倒した宿敵ディオが復活を果たした事による影響でした。承太郎は一族の敵・ディオを葬るためにエジプトへ向かいます。

ジョジョ3部に登場したティナー・サックスの使い手・ケニーGのプロフィールを紹介していきます。ジョジョ3部において、ケニーGはエジプトのカイロにあるディオの隠れ家で、侵入者を阻む役割を担っていたスタンド使いでした。同じくディオの館の門番だったホルス神のペット・ショップと同じように、迎撃タイプのディオの配下のキャラクターだと考察されています。

ケニーGは、ディオの館に入ってくる侵入者に幻影を見せて惑わせるという役割を果たしていました。能力だけ見れば厄介なスタンド・ティナー・サックスの使い手だったのですが、アヴドゥルとイギーによってあっさり見つけ出されてしまいます。その結果、あっと言う間に倒されてしまい、作中ではろくなセリフも活躍シーンもありませんでした。その為、スタンドヴィジョンも登場せず、セリフも叫び声という不遇のキャラクターです。

ケニーGは、雑誌掲載時は「ダニーK」という名前のスタンド使いでした。ディオの館の敷地に入る侵入者を始末するペット・ショップがイギーに倒された事で、ジョースター一行が来る事を予見。ヴァニラ・アイスなどの仲間とともに迎え撃つ準備をしていました。しかし、作中ではほとんど見せ場がないばかりか、スタンド能力ティナー・サックスのスタンドヴィジョンも披露しないまま退場してしまいます。

意外と使えるスタンド能力だと言われている、ケニーGのティナー・サックスの強さを考察していきます。ケニーGのティナー・サックスは、「範囲内の生物に幻覚を見せる」というスタンド能力です。回路にあるディオの館に踏み込んだジョースター一行ですが、外からは予想もつかない迷宮のような光景を目の当たりにします。ケニーGはこの幻覚を使って、先に館に入った承太郎たちと後から入ったアヴドゥルたちを分断します。

ケニーGのティナー・サックスは、単純に言えば幻覚を見せるという能力ですが、敵の視覚を誤魔化している訳ではありません。ケニーGのティナー・サックスの影響下では、認識を歪められてしまうのです。存在しないものを見せる幻覚だけではなく、嗅覚や触覚など、他の五感にも訴えかける事が出来るのです。その為、ティナー・サックスが作り出した砂浜はしっかりとサラサラした砂の質感がし、水に濡れた感触まで再現可能です。

ケニーGのティナー・サックスの影響は屋敷全体を包み込む程でした。屋敷内に入った侵入者に幻を見せるには十分な効果範囲でした。しかし、ケニーGのティナー・サックスは直接攻撃できるタイプのスタンド能力ではありません。スタンド能力自体に攻撃性能が備わっていない為、幻覚を見せている相手から隠れて銃撃するか、味方のスタンド使いとタッグを組むなどの必要があります。

ジョジョ3部に登場したケニーGのティナー・サックスの有効度を考察していきます。ジョジョシリーズに登場するスタンド能力は、非常に様々な能力があります。ケニーGのティナー・サックスはその中でも平和利用可能なスタンド能力だと考察されています。殺傷力の高いスタンド能力だと、誰かを傷つける事にしか使用できませんが、逆に攻撃力がないティナー・サックスだからこそ平和に使えます。

範囲内にいる人に幻覚を見せるというケニーGのティナー・サックスでは、仮想現実のような使い方が出来ると考察されていました。現実世界でも現在は仮想現実「VR」が普及しつつありますが、現状では視覚に訴えかけるものしかありません。ケニーGのティナー・サックスでは、まるで本当にその世界にいるかのように感じさせる事が出来ます。

ケニーGのティナー・サックスは平和に活用できる便利なスタンド能力でしたが、使用するうえでは気をつけないとリスクもあります。ティナー・サックスの効果範囲はディオの館を包み込むほどでした。その為、町の中でいきなり使用してしまうと、大混乱を起こしかねません。道路上で人々に違った世界の幻覚を見せると、現実の世界では交通事故が多発します。

ケニーGのティナー・サックスでは、範囲に入った人々に無差別に幻を見せます。影響を与える人を特定出来ないので、多くの人がいる場所でむやみに使用すれば混乱を生じさせるリスクがあると考察されています。

ケニーGのティナー・サックスは平和に活用も出来ますが、悪用する事も出来ると考察されています。ケニーGのティナー・サックスでは、あらぬ現実を認識させる事が出来ます。幻覚の範囲に入った人は、本体のケニーGを見つけ出して倒してしまうまでは逃れられません。例えば、何でもない物を宝石などの価値がある物に見せかけ、お金をだまし取るなどの詐欺行為に使えると考えられます。

ジョジョ3部作中に登場するケニーGのティナー・サックスは、ディオの館全体を包み込める効果範囲でしたが、世界中には影響を及ぼせません。その為、ティナー・サックスを使用する事では世界へ影響は及ぼさないと考えられています。

ジョジョ3部に登場するケニーGのティナー・サックスは、やはり仮想現実を見せるような活用方法があっていると考察されています。視覚以外にも訴えかける幻を生み出すティナー・サックスでは、例えばリゾート地を再現して楽しませるなど、商業利用も可能だと考察されています。

ジョジョ3部のケニーGの名前の元ネタを紹介していきます。ジョジョシリーズに登場するキャラクターの名前は、洋楽アーティストの名前や楽曲の名前が元ネタに使用されていることが多いです。ケニーGの名前の元ネタも、海外のサックス奏者でジャズアーティストのケニー・Gからつけられていました。

ジョジョ3部に登場するスタンド能力の名前は「タロットカード」に暗示されるものと、「エジプト9栄神」に暗示されるものがほとんどです。しかし、ケニーGのスタンド能力ティナー・サックスは、これらの法則に当てはまらない例外のスタンド能力となっています。ケニーGのティナー・サックスの名前の元ネタは、木管楽器のテナー・サックスとなっています。

ジョジョ3部作中での、ケニーGの活躍や名言を紹介していきます。ケニーGは、ジョースター一行がカイロにて発見したディオの館の中で、侵入者を待ち構えていたスタンド使いです。ケニーGはディオによって多額の褒賞金で雇われたスタンド使いで、屋敷の中に隠れてジョースター一行を迎えます。最初に屋敷に入ったジョセフ、承太郎、花京院は、テレンス・T・ダービーによって地下室へと導かれます。

テレンスのいる地下室は南の島に浮かぶ島のようで、現実とは思えない幻の世界となっていました。その後、遅れて屋敷の中に入ったアヴドゥル、ポルナレフ、イギーは、屋敷の中が迷宮のようになっているのを見ます。隠れて息をひそめているケニーGを目視して見つけ出す事は困難と思われましたが、アヴドゥルの炎を使った生命探知機によって、隠れ場所を見つけ出されてしまいます。

また、幻は見せても自分の匂いを完璧に消す事は出来なかったようで、鼻が利くイギーに見つけられてします。イギーのスタンド能力ザ・フールの突撃を受け、バッサリと切り裂かれてあっと言う間にリタイアしてしまいます。ジョジョ3部作中でケニーGが発したセリフは、この時の断末魔のみでした。登場シーンも床に倒れて再起不能となっている情けないシーンのみとなっています。

ジョジョ3部作中に登場し、あっけなくやられてしまった印象の敵・ケニーG。しかし、ケニーGは意外な効果を生んでいたと考察されています。ケニーGは幻覚を見せる能力によって、ジョースター一行を二手に別れさせました。これにより、ヴァニラ・アイスがアヴドゥルたちと有利に戦えたと考えられています。ディオの館での最終決戦に少なからず影響を与えていたのです。

ジョジョ3部作中で、まともなセリフが全くないケニーGでしたが、その後登場するヌケサクの回想シーンに少しだけ登場しています。ヌケサクはディオと同じ吸血鬼でありながら、全く役に立たない者として扱われていました。そんなヌケサクはディオの館で敵を迎え撃つという時、自分も手がらが欲しいと訴え出ますが、ヴァニラ・アイス、テレンス、ケニーGのスタンド使い達にたしなめられています。

ケニーGがこの時にいった名言が、この「よけいな…」というセリフでした。しかし、当のケニーGもあっという間に発見されてKOされてしまったので、ヌケサクに偉そうなことは言えない立ち場なのでした。また、スタンド能力の性能を考えても、ヴァニラ・アイスのような強敵と並んで偉ぶれる人物ではないと考察されており、ヴァニラ・アイスたちの「虎の威を狩る狐」状態だったのではないかと考えられます。

ジョジョ3部に登場するティナー・サックスの使い手・ケニーGの担当声優を紹介していきます。まず、ジョジョのゲーム作品でケニーGの声優を務めたのは、人気声優の高木渉です。高木渉は1966年7月25日生まれ、千葉県出身の日本の声優で、俳優としても活躍している人物です。アーツビジョンに所属して活動しています。

ジョジョ3部のアニメでケニーGの声を担当した声優は、柳田淳一です。柳田淳一は4月5日生まれ、福岡県出身の日本の男性声優です。アイムエンタープライズに所属して活動しています。

ジョジョ3部に登場するティナー・サックスのケニーGに関しての感想や評価を紹介していきます。敵キャラクターとして登場し、あっという間に負けてしまったケニーGなのですが、彼が好きだと言うファンは一定数います。作中でほぼ見せ場がないケニーGでしたが、スタンド能力ティナー・サックスの性能は使い方によればとても強く、アヴドゥルとイギーのように探索能力がない相手には無敵だと評されていました。

ジョジョ3部のケニーGに関しては、スタンド能力ティナー・サックスが好きだと言う感想も寄せられていました。ケニーGのスタンド能力ティナー・サックスは、派手な攻撃が可能なスタンド能力ではありません。あくまでも味方の援護や敵を混乱させるなどの使い道しかありませんが、とてもリアルな幻を見せられる便利な能力として人気を集めているのです。

ジョジョ3部に登場するケニーGのティナー・サックスは、すぐに負けてしまったので影の薄いスタンド能力でもありました。その為、ケニーGの能力の名前がティナー・サックスだという事を知らない人もいるほどでした。

ここでは、ジョジョ3部に登場したケニーGの情報をまとめています。ケニーGは、エジプトのカイロにあるディオの館で侵入者を待ち伏せていたスタンド使いでした。ケニーGのティナー・サックスでは、範囲内の生物に現実と区別がつかない幻覚を見せる事が出来ます。この能力を使って、ケニーGはディオにとっての敵をかく乱していたのでした。

ジョジョ3部作中では、アヴドゥルとイギーによって見つけ出され、ケニーGはあっという間に退場してしまいます。しかし、ジョースター一行を分断したとう功績が評価されているキャラクターでもありました。是非、ジョジョ3部をチェックして、ケニーGのティナー・サックスの活躍シーンにも注目して見て下さい。