【ジョジョ】オインゴはボインゴの兄！スタンド「クヌム神」の能力や声優も紹介

オインゴは、ジョジョの奇妙な冒険シリーズの第3弾「スターダストクルセイダース」に登場した敵の一人です。オインゴは弟のボインゴとセットで登場し、自身のスタンドクヌム神と、弟のスタンド能力トト神を使って、承太郎一行を倒そうと試みました。ジョジョ3部に出てくるオインゴのスタンド能力・クヌム神についてや、作中でオインゴが残した名言・名セリフと活躍シーンなどを紹介します。

クヌム神のオインゴが登場する、ジョジョ3部の作品概要を紹介していきます。ジョジョ3部は、週刊少年ジャンプにて連載されていた人気の漫画シリーズ『ジョジョの奇妙な冒険』の3番目のシリーズとなるエピソードです。日本人の高校生・空条承太郎が主人公を務めます。スタンド能力の設定が登場し、非常に多くのキャラクターが活躍するジョジョ3部は、シリーズの中でも特に人気のあるエピソードです。

オインゴが登場して活躍したジョジョ3部のあらすじを紹介していきます。かつてジョナサン・ジョースターが倒した宿敵・ディオでしたが、海底深く沈んで生き延びており、100年の時を越えて復活します。ジョナサンの肉体を奪って生きていたディオが復活した事で、ジョースター家の人間にスタンド能力が発現したのです。この影響で危篤状態になってしまった母・ホリィを助けるため、主人公・承太郎は旅に出るのでした。

ジョジョ3部に登場するクヌム神の使い手・オインゴのプロフィールを紹介します。オインゴとは、ジョジョ3部でエジプトへと入った承太郎一行に差し向けられた、9人のスタンド使いの一人です。エジプト神話に登場する神で、創造の神であるクヌム神に暗示されるスタンド使いです。弟のボインゴも同じくスタンド使いで、弟の能力トト神の「未来予知」を頼りに行動していきます。

オインゴは長身で浅黒い肌をした、派手なファッションが特徴の青年です。クヌム神の能力を使って一時承太郎になり済ますのですが、この時ポルナレフから「そのファッションは承太郎に似合わない」といった発言を受けていました。スタンド能力によって変身可能ですが自分の能力は変わらないので、誰かになり済ます技術や、先回りして罠を仕掛ける機敏さは本体であるオインゴ本来のものです。

ジョジョ3部に登場するクヌム神の使い手で、オインゴ・ボインゴブラザーズの兄・オインゴの性格は、短絡的で非常に乱暴です。道を通りかかった他人の顔が気に入らないと言う理由だけで、突然理不尽に殴りつけるなど、横暴な性格をしています。弟・ボインゴのトト神の未来予知を絶対的に信じており、トト神の予知に従って忠実に行動していきます。弟・ボインゴの事はとても可愛がっており、過保護な兄と言う一面もあります。

ジョジョ3部に登場したオインゴのスタンド能力・クヌム神の能力や強さを紹介していきます。オインゴのクヌム神の能力では、完璧に他の誰かに変身する事が出来ます。オインゴはこのクヌム神の力を使って、承太郎そっくりになり済ましていました。ジョジョシリーズに登場するスタンド能力は、スタンドヴィジョンを持つものが多いのですが、オインゴのクヌム神は本体であるオインゴと同化しているスタンド能力でした。

オインゴのクヌム神の能力では、他人の姿そっくりに化けられますが、顔立ちだけではなく身長や体重、声までも自由自在になり済ませます。また、匂いも完璧に再現するようで、オインゴが承太郎に変身している時にイギーに遭遇しましたが、イギーもオインゴの変身を見破る事が出来ませんでした。オインゴのクヌム神はこのように変身能力はかなりの精度を誇っているのですが、見た目以外の能力をコピーする事は出来ません。

オインゴのクヌム神はあくまでも「見た目や声を完璧に変身させる」というものであり、直接相手を攻撃できる能力ではありません。オインゴの弟・ボインゴの能力も未来を予知するというものなので、この兄弟は直接戦闘になれば敵にダメージを与えられる能力を持っていないのです。その為、オインゴはスタンド能力に頼らなくても非常に器用であり、クヌム神と弟のトト神を利用しながら罠を仕掛ける戦法を使っていました。

オインゴの名前の由来や元ネタを紹介していきます。オインゴのスタンド能力・クヌム神はエジプトの神話に登場する神の名前が元ネタとなっています。ジョジョ3部のスタンド能力の名前の元ネタは、タロットカードやエジプト9栄神のように、カードに暗示されるものとなっています。

キャラクターの名前は洋楽アーティストが元ネタになっているものが多く、これはジョジョシリーズ通して共通しています。オインゴの名前は、弟・ボインゴとセットでつけられており、アメリカのロックバンド「OINGO BOINGO」が元ネタとなっていました。

ジョジョ3部に登場するクヌム神のオインゴの声優情報を紹介していきます。オインゴの声を担当した声優は複数います。まず、ジョジョの奇妙な冒険のゲーム作品「オールスターバトル」でオインゴの声優を担当したのは、藤本たかひろです。藤本たかひろは、1973年12月7日生まれ、東京都出身の日本の男性声優です。青二プロダクションに所属して活動しています。

藤本たかひろの主な出演作には、金色のガッシュベル!!のドグモス、ドラゴンボール改のバブルス、ディスク・ウォーズ:アベンジャーズのコロッサス、バキの館岡などがあります。

ジョジョ3部のアニメでオインゴの声を担当した声優は、保村真です。保村真は、1975年3月28日生まれ、東京都出身の日本の男性声優、ナレーターです。シグマ・セブンに所属して活動しています。主な出演作には、RECの松丸文彦、スカルマンの御子神隼人、アイカツ!のジョニー別府、ぼくらベアベアーズのアイスベアなどがあります。

ジョジョ3部作中でのオインゴとジョースター一行との戦いを詳しく紹介していきます。オインゴは弟のボインゴと共に、エジプトに入ったジョースター一行に罠を仕掛けていきます。オインゴは弟・ボインゴのトト神の予言に忠実に行動していきます。トト神の予言に、承太郎たちが「毒入りの紅茶を飲む」と出た為、喫茶店のマスターになり済まし紅茶に毒を入れます。

承太郎たちはあと一歩の所で毒入りの紅茶を飲むところでしたが、イギーが店の客のケーキを奪って食べるという予知にない行動をした為、承太郎たちは店を移動してしまいます。ボインゴのトト神では、すぐ近くの未来までしか予知出来ず、また未来とは不確定なものなので、この時は承太郎たちを仕留める事が出来ませんでした。その後、オインゴはまた承太郎たちに罠を仕掛けるために接近します。

ボインゴのトト神の予言に出たのは、「承太郎の顔が爆弾で真っ二つ」というものでした。その為、オインゴは承太郎たちが乗ってきた車に爆弾入りのオレンジを仕掛けることにします。しかし、予想よりも早くジョセフとポルナレフが車に戻ってきた為、咄嗟に承太郎の姿に変身します。クヌム神の変身は完璧なので、この時点ではジョセフとポルナレフに怪しまれながらも危機を脱します。

車に爆弾入りオレンジを仕掛けられたオインゴだったのですが、ジョセフとポルナレフに無理やり車に乗せられてしまいます。仕方なく承太郎のふりをするオインゴでしたが、怪しまれないようにポルナレフからの無茶ぶりに何とか答えていきます。しかし、予言にある「承太郎の顔が真っ二つ」という内容は、承太郎の顔をしている自分に反映させるのでは？と気付いたオインゴは、何とかこの状況から逃れようとします。

何とかごまかして車から降りたオインゴだったのですが、変身を解く前に投げ捨てられた爆弾入りオレンジが転がってきて踏みつけてしまいます。オインゴの最後は、自分が仕掛けた爆弾を自分が喰らってしまうというものでした。オインゴは顔に重傷は負いましたが命に別状はないようで、そのまま病院へ搬送されていきました。結局ジョセフ達はオインゴに攻撃されていた事も気付かないまま、オインゴは退場してしまいます。

その後、オインゴは重傷を負ったのでリタイアしてしまいますが、内気な弟・ボインゴが兄の仇を討とうと勇気を出したのを見て、成長ぶりに感動して涙を流していました。オインゴはここで退場してしまいますが、弟のボインゴは後にホル・ホースと共に再度承太郎たちの前に現れます。

ジョジョ3部作中でのオインゴの名言をいくつか紹介します。まず、「ご…」という名言は、承太郎になり済ましたオインゴが、ポルナレフからの無茶ぶりに応える名シーンでのセリフです。承太郎のふりをしなければいけなくなったオインゴですが、ポルナレフは唐突に隠し芸をするように求めるのです。承太郎は火をつけた煙草を手を使わずに口の中に含むことが出来るのでした。

このかくし芸を煙草5本で出来るという承太郎。やけくそになって挑んだオインゴは見事成功させるのですが、承太郎はそこから火を消さずにジュースを飲む事が出来ると言うのです。やりきったと思えたオインゴなのですが、さすがにジュースは飲めずに失敗します。

弟・ボインゴのトト神の予言通りに行動していたオインゴでしたが、承太郎に変身してしまった事でピンチに陥ります。危機的な状況にうろたえるオインゴでしたが、そんな中で言った名言が「い…いや…」というセリフでした。オインゴの弟を信じる気持ちが良く分かる兄らしい名言でした。

ジョジョ3部に登場するオインゴのスタンド能力・クヌム神に関しての感想や評価を紹介していきいます。まず、クヌム神の変身能力を欲しいという人がたくさんいました。クヌム神の変身能力では、どんな相手でも見た目を完璧に再現する事が出来ます。この能力では攻撃する事は出来ませんが、変身できるという点では誰もが欲しがる夢のようなスタンド能力なのです。

ジョジョ3部のアニメでは、オインゴとボインゴが登場したエピソードでは特別仕様のエンディングが流されていました。このオインゴとボインゴのテーマソングは、癖になるとして人気を呼んでいました。オインゴはジョジョ3部作中で、もう一歩のところまでジョースター一行を追い詰めていたのですが、人知れず退場してしまうコメディタッチなキャラクターでした。

ジョジョ3部に登場するオインゴに関しては、必死に承太郎になり済まそうとしている所が面白いと言う感想が多くなっています。オインゴの登場するエピソードはギャグ回とも呼ばれており、承太郎に変身したばっかりに散々な目にあってしまうオインゴの姿が笑えるとの感想を集めていました。また、承太郎に変身している状態のオインゴの挙動は普段の承太郎とは全く違っていたため、そこも面白いと評価されていました。

ここでは、ジョジョ3部に登場する敵キャラクターで、クヌム神の使い手・オインゴについて紹介しています。オインゴは弟のボインゴのトト神の未来予知に伴って行動し、ジョースター一行に罠を仕掛けていきます。弟の予言を信じているオインゴだったのですが、咄嗟に承太郎に変身してしまい、罠の爆弾を自分自身が喰らって退場してしまいました。

ここでは、ジョジョ3部に登場するオインゴのスタンド能力・クヌム神の詳しい能力や強さや、作中でのオインゴの活躍と名シーンなどを紹介しています。是非、ジョジョ3部をチェックして、クヌム神のオインゴが奮闘するエピソードにも注目して見て下さい。