2021年06月18日公開
2021年06月18日更新
【ジョジョ】ハングドマン(吊られた男)は最強?J・ガイルのスタンド能力を考察
ジョジョの奇妙な冒険シリーズには、数々の強敵のスタンド使いが登場しています。ここでは、ジョジョ3部に登場した敵キャラクター・J・ガイルのハングドマンについて紹介します。J・ガイルのハングドマンは、そのやっかいさから最強のスタンド能力とも言われていました。そこで、最強と呼ばれるハングドマンの能力や強さについてまとめます。また、本体J・ガイルの声優情報なども紹介していきます。
目次
ジョジョのJ・ガイルとは?
ジョジョ3部の作品情報
ジョジョのJ・ガイルとは、人気漫画シリーズ「ジョジョの奇妙な冒険」の第3部に登場する敵キャラクターの一人です。ジョジョ3部の主人公承太郎の仲間であるポルナレフの因縁の敵だったJ・ガイルは、その非情な性格でまさに悪役といったキャラクターです。J・ガイルのスタンド能力・ハングドマンは、最強とも評される強いスタンド能力でした。ここでは、J・ガイルのハングドマンの強さや能力を紹介します。
ジョジョ3部の概要
最強とも言われるJ・ガイルのハングドマンの情報を掘り下げる前に、ジョジョ3部の作品概要をまとめます。ジョジョ3部は、週刊少年ジャンプにて連載されていた漫画作品で、1986年から連載されているジョジョの奇妙な冒険の3番目のエピソードです。ジョジョ3部は1989年から連載を始め、ジョジョシリーズの単行本で言うと12巻から28巻までに収録された物語でした。2014年にはテレビアニメ化もされ、さらに人気となります。
出典: https://ciatr.jp
ジョジョの奇妙な冒険シリーズは、魅力的なキャラクター、独特のセリフ回しや「ジョジョ立ち」として有名となったポーズなど、他の作品にはない強烈な個性でたくさんのファンを確立しています。中でも、「スタンド能力」という、キャラクターの精神エネルギーが具現化した能力設定は斬新で、作中の緊迫のバトルシーンを大きく盛り上げています。
スタンド能力が人気のジョジョシリーズですが、初めてスタンド能力が登場するのがジョジョ3部でした。今ではジョジョシリーズの代名詞ともなった「スタンド能力」ですが、ジョジョ3部では非常に強力なスタンド使いが多数登場しています。ここで紹介するJ・ガイルのハングドマンも、最強と呼ばれるに相応しいやっかいなスタンド能力でした。
ジョジョ3部のあらすじ
ジョジョ3部のあらすじを紹介します。ジョジョ3部の主人公を務めるのは、前作の主人公ジョセフ・ジョースターの孫の空条承太郎です。ある時、ジョセフは孫を尋ねて日本へやってきますが、承太郎は謎の超能力に悩まされていました。これはジョースター家の因縁の敵・ディオが蘇り、影響を受けてスタンド能力が開花したのです。承太郎はスタンド能力の影響で重症となった母を助けるために、打倒ディオの旅に出ていきます。
J・ガイルのプロフィール
ジョジョ3部に登場するJ・ガイルのプロフィールを紹介していきます。ジョジョ3部に登場したJ・ガイルは、ディオの送り込んだ刺客のスタンド使いの一人で、残忍な性格をした敵キャラクターです。J・ガイルは同じくディオの配下の一人、エンヤ婆の息子でした。J・ガイルは承太郎一行がインドのカルカッタで行動している際、ホル・ホースと組んで攻撃を仕掛けてきました。
J・ガイルは、承太郎一行の一人で仲間のポルナレフにとっては、妹のシェリーを殺した仇でした。J・ガイルは両手が右手の骨格をしているという不思議な「両右手の男」で、母親のエンヤ婆も同じ手を持っています。ポルナレフはこの特徴を頼りに、「両右手の男」を探していました。カルカッタでポルナレフに接触したJ・ガイルは、ポルナレフを挑発。単独行動に持ち込んで倒そうとしていました。
ジョジョのJ・ガイルのスタンド・ハングドマンは最強?
J・ガイルのスタンド能力はハングドマン(吊られた男)
ジョジョ3部に登場した最強とも言われるJ・ガイルのスタンド能力・ハングドマンについて紹介します。J・ガイルのハングドマンは、「鏡の中で敵を攻撃できる」というスタンド能力です。ハングドマンは鏡には移りますが、実際にいるはずの位置は確認できません。初めてハングドマンに遭遇したポルナレフも、鏡の中だけに居る状況に混乱していました。
ハングドマンは鏡の中で移動し、鏡に映っている敵を「鏡の中」で攻撃できるのです。映り込んでいる鏡を破壊してしまえば攻撃は回避できるのですが、ハングドマンにダメージを与えることは出来ません。また他の鏡に映って移動していきます。また、ハングドマンは鏡から鏡へと移動することもできます。この特性を生かして、たくさん映り込めるものがある場所で戦っていました。
ハングドマンが鏡から出て別の鏡の中へ移動する速度は、まさに光の速さのように高速です。そのため、鏡から出たハングドマンを目視して攻撃することは非常に困難です。また、鏡の中で奇襲を受ければ無防備にダメージを受けてしまいます。このようにハングドマンは非常に殺傷力高く攻撃を仕掛けにくいスタンド能力で、最強と呼ばれるようになったのです。
ハングドマンの有効度
ジョジョ3部作中では、敵ながら最強とも呼ばれたJ・ガイルのハングドマン。J・ガイルのハングドマンの有効度を考察していきます。ジョジョ3部作中では、J・ガイルはハングドマンを奇襲攻撃など、敵を倒すことにのみ使用しています。鏡の中で敵を攻撃している描写はあるのですが、鏡の中で物質を移動させるなど、他の使い道があるのかは不明です。そのため、暗殺のように攻撃に使用するしか活用方法はないとも考えられます。
ハングドマンにリスクはある?
ジョジョ3部のJ・ガイルのハングドマンについて、リスクはあまりないと考えられます。使用することにリスクがないことも、J・ガイルのハングドマンが最強と評される理由の一つです。鏡の中に長時間いても、鏡から鏡へと光速で移動を繰り返しても、本体に影響はありません。
ハングドマンは悪用できる?
ジョジョ3部作中でJ・ガイルのハングドマンは、「鏡の中に移った人物を攻撃する」という目的にのみ使用されました。ハングドマンは誰かを暗殺するなどの犯罪行為に悪用出来るスタンド能力です。その他には悪用する道はあまりなさそうだと考察されていました。
ハングドマンは世界へ影響を及ぼす?
ジョジョシリーズに登場するスタンド能力には、その特性から使い方を誤れば世界へ大きな影響を及ぼすものも多数あります。ジョジョ3部に登場するJ・ガイルのハングドマンは、あまり広範囲に影響を及ぼせる能力ではありません。直接世界へ影響を及ぼすことは出来ないと考察されています。
ハングドマンの活用方法
ジョジョ3部に登場するJ・ガイルのハングドマンは、鏡の中の世界で物質を動かせるかは不明です。しかし、人間も物には変わりないので、物質を動かしたり加工したり出来ると仮定すれば、危険な場所においての作業に役立てることが出来ます。作業したい場所を鏡に映し、中にいるハングドマンが作業を行えば、本体は離れた安全な場所にいることが出来ます。
ジョジョのハングドマンを使うJ・ガイルのかっこいい魅力
かっこいい魅力①異常な性格
ジョジョ3部に登場する敵キャラクター・J・ガイルのかっこいい魅力を紹介していきます。J・ガイルは非常に卑劣で残酷な性格をした人物でしたが、とても悪役らしいキャラクターでもありました。J・ガイルは異常な性格をしており、弱い者を痛めつけて喜ぶというまさに外道といった性格でした。
ポルナレフの仲間の花京院も「心底クズ」だと称していましたが、母親のエンヤ婆からは「心が清い」と呼ばれており、親子そろって異常なのでした。ジョジョ3部作中でポルナレフと戦った時も、幼い子供を利用して優位に立ったり、無関係な人間に傷を負わせて自分の身代わりにしたりと、生き残るためには手段を選ばないキャラクターでした。
かっこいい魅力②ポルナレフへの挑発
ジョジョ3部に登場するJ・ガイルは、ポルナレフにとっては因縁の相手です。妹のシェリーを殺した憎き男であり、探し求めていた仇でもありました。J・ガイルはそんなポルナレフを動揺させるためか、「(シェリーは)泣きわめくのがうまかった」とポルナレフを挑発しました。また、ポルナレフはJ・ガイルとの戦闘で仲間のアヴドゥルを失ってしまいますが、アヴドゥルも引き合いに出して挑発しています。
かっこいい魅力③最後や死亡シーン
J・ガイルは、最強とも評される強力なスタンド能力・ハングドマンを使い、ホル・ホースと組んでポルナレフを追い詰めます。ポルナレフはJ・ガイルが憎いあまりに暴走し、単独行動をとってしまいますが、駆け付けた花京院によって助けられます。一度はJ・ガイルを切りつけたポルナレフでしたが、身代わりを使われて逃げられてしまいます。
その後、J・ガイルのハングドマンを攻撃する方法を見つけ出したポルナレフにより、逃げ場のない状況に追い詰められ、致命傷を与えられました。最後には、J・ガイルはポルナレフによって切り裂かれ、瓦礫の上に逆さまに倒れてまさにハングドマン「吊られた男」といった状況になって死亡しました。
ジョジョのハングドマンを使うJ・ガイルのアニメ声優
桐本拓哉のプロフィール
ジョジョ3部に登場するハングドマンの使い手・J・ガイルの声優情報をまとめていきます。J・ガイルの声優は、ゲーム作品やドラマCDなどによって様々です。ここではジョジョ3部のアニメでJ・ガイルの声優を務めた桐本拓哉について紹介します。桐本拓哉は、1967年7月27日生まれ、岐阜県出身の日本の男性声優です。声優だけではなく俳優としても活動しており、青二プロダクションに所属しています。
桐本拓哉の主な出演作品
ジョジョ3部のアニメで、J・ガイルの声優を務めた桐本拓哉の主な出演作品を紹介していきます。声優・桐本拓哉は、火の鳥のロック、BLOOD+のスペンサー、DEATH NOTEのアイバー、ねぎぼうずのあさたろうのだいこんのしろ吉、テガミバチのジョーイ、ソードアート・オンラインのシグルド、ワールドトリガーの城戸正宗、正解するカドの言野匠、PSYCHO-PASS サイコパス 3のヴィクトル・ザハリアス等の声も担当しています。
ジョジョのハングドマンを使うJ・ガイルの名言や名セリフ集
J・ガイルの名言①「でも悲しむ必要はないな…」
「でも悲しむ必要はないな、喜ぶべきだと思うぞ……すぐに面会できるじゃあないか……お前も死んであの世で……マヌケな二人と一緒にな……クク」
ジョジョ3部に登場したハングドマンのJ・ガイルの名言をいくつか紹介していきます。この「でも…」という名言は、J・ガイルがポルナレフを挑発する時に言った名言です。ポルナレフにとって妹の仇だったJ・ガイルでしたが、仲間のアヴドゥルも殺されてしまい、更に憎むべき敵となりました。
J・ガイルの名言②「このカワイイ子供の目を…」
このカワイイ子供の目をその剣でつぶすというのかね?ポルナレフ
鏡のように映り込める場所なら、自在に移動する事が出来るJ・ガイルのハングドマン。インドには物乞いをしている子供がたくさんおり、J・ガイルはポルナレフの周りに寄ってきた子供の瞳の中に入り込みます。鏡ならば割ってしまえば攻撃を回避出来ますが、ポルナレフが子供の目を攻撃出来ないと分かった上での戦法でした。
J・ガイルの名言③「おれの顔を知らねーのに…」
おれの顔を知らねーのに不用心に信じ込んで近づいたのが大チョンボォ!
「両右手の男」という情報で、妹の仇を負っていたポルナレフ。J・ガイルの顔を知らなかったために、身代わりを使われてしまいます。この「おれの…」というJ・ガイルの名言は、身代わり作戦が成功した時、ポルナレフに対して言った勝ち誇った名言です。
ジョジョのハングドマンに関する感想や評価
仮にPL行くとしたらハングドマンやりたい
— まがつき🧲 (@mgmgtktk) June 10, 2021
吊られた男、ジョジョ3部の中だと一番好きまであるから
ジョジョ3部に登場した、J・ガイルのハングドマンに関しての感想や評価をいくつか紹介していきます。J・ガイルのハングドマンは、一番好きなスタンド能力だと評価している人もいました。ハングドマンは敵キャラクターJ・ガイルの能力でしたが、ジョジョ3部の中でも人気のあるスタンド能力の一つです。
3部はやっぱアヴとポルの話が好きだな…
— 梅太郎 (@jo_ba_jojo) June 14, 2021
ハングドマン戦にはほんと初見で泣かされた
それとジャッジメント戦の興奮も凄かった、ポルの優しさと兄心でもう尊すぎたしアヴの復活で興奮が収まらなかった
アヴがたまに英語使うところ好き
ジョジョ3部に登場するハングドマンのJ・ガイル戦は、とても盛り上がったと高評価を獲得していました。J・ガイルとの戦闘では、人気キャラクター・ポルナレフの活躍シーンがとても多く、ポルナレフが過去を清算するエピソードでもあります。
@29shima 確かに、ジョジョ好きで悪い人を見たことないですねぇ。自分は第7部「スチールボールラン」の途中で着いて行けなくなってしまた…。
— 黒川智之 (@dajinman) February 6, 2014
自分の中での最強スタンドはハングドマンです!!意義は認めません〜。(=゚ω゚)ノ
ジョジョの奇妙な冒険シリーズには、非常に様々なスタンド能力が登場していますが、J・ガイルのハングドマンを最強だと考えているファンもたくさんいます。作中ではポルナレフと花京院に敗れたJ・ガイルのハングドマンでしたが、完璧に作戦を練れば最強ではないかと考えられています。
ジョジョのハングドマンまとめ
ここでは、ジョジョ3部に登場するJ・ガイルのハングドマンに関しての情報を詳しく紹介しています。ジョジョ3部は登場する敵キャラクターがとても強い事でも人気ですが、ハングドマンは中でも最強クラスと評価されているスタンド能力でした。是非、ジョジョ3部をチェックして、かっこいいハングドマン戦を楽しんでみて下さい。