2021年06月16日公開
2021年06月16日更新
【呪術廻戦】伊地知潔高は死亡した?生きてる?重面春太に刺された後を考察
呪術廻戦の中でも死亡説が唱えられているキャラクターの1人が伊地知潔高です。重面春太に刺される姿が描かれており、その後の生存が描かれず生きてるかどうかが分からず仕舞いになっていました。今回は呪術廻戦の伊地知潔高について、死亡説が唱えられる事になった問題のシーンやそれぞれのキャラクターとの関係性、アニメ呪術廻戦での声優についてなど伊地知潔高についてまとめて紹介していきます。
目次
呪術廻戦の伊地知とは?
呪術廻戦の中でも意外と人気の高いキャラクターなのが伊地知潔高です。今回はそんな伊地知潔高についてまとめて紹介していきます。
呪術廻戦の作品情報
呪術廻戦の概要
伊地知潔高が活躍する呪術廻戦は、2017年にジャンプGIGAで連載された「東京都立呪術高等専門学校」を前日譚に、2018年に週刊少年ジャンプで連載が開始されました。個性豊かなキャラクター性と読みやすさから高い人気を獲得、2020年10月に放送が開始されたアニメでさらに人気を爆発させた作品です。
茶見下々先生は呪術廻戦が初の長期連載作品ながらも、ファンタジーの中でもかなりダークな色合いが強い作風が評価を集めており、そんな茶見下々先生の個性を色濃く反映した呪術廻戦は、次世代のジャンプ作品としての評価を集める作品にもなっています。「全国書店員が選んだおすすめコミック2019」で1位、「みんなが選ぶTSUTAYAコミック大賞2019」で大賞に選ばれるなど人気も評価も高い作品です。
呪術廻戦のあらすじ
1000年間現れなかった特級呪物「両面宿儺の指」を食べても大丈夫な人間、虎杖悠仁。彼はその出来事がきっかけで呪術師が集まる東京都立呪術高等専門学校に転校しそこで呪術師としての腕を磨いていく事になります。生徒であっても実際に任務として呪霊を狩る事もある呪術高専である時、虎杖悠仁は同級生の伏黒恵と釘崎野薔薇と共に任務を受ける事になります。その際補助監督として登場したのが今回紹介する伊地知潔高です。
伊地知潔高のプロフィール
伊地知潔高は呪術高専に所属する補助監督です。初登場は呪術廻戦の前日譚である東京都立呪術高等専門学校で、当時1年生の狗巻と乙骨が2人で任務に赴く際の補助監督として登場、呪術廻戦本編でも虎杖悠仁、伏黒恵、釘崎野薔薇を任務に送り届ける役目として初登場しました。補助監督の中でも中心的な存在で、任務の割り振りや会議の進行を担当するような場面もあります。
スーツ姿と言動から事務的な動きをしているように見えますが、虎杖悠仁達学生を危険な任務に送り出す事に葛藤を覚えるなど大人としてしっかりした面も持ち合わせています。その他判明しているプロフィールとしては年齢が26歳、誕生日が4月20日、得意なことは事務仕事で趣味や特技がExcel、好きな食べものがうどんで嫌いな食べ物が辛いものである事が明らかになっています。
補助監督って何?
伊地知潔高が行っている補助監督は、呪術高専に所属し、呪術師達を支える事務方の仕事です。業務内容は多岐に渡り、任務の説明や現地への送迎、任務に行くのが学生であれば任務の方針を示したりといった任務に直接関わる部分はもちろん、各方面への調整なども補助監督が担当しています。呪術師は絶対数が限られているので呪術師の負担を極力少なくする為の存在が補助監督であると言えます。
伊地知潔高の名前の由来
プロフィールとは少し違いますが伊地知潔高という名前には由来がある事が明らかになっています。その由来とは呪術廻戦の作者茶見下々先生が好きなバンド「ASIAN KUNG-FU GENERATION」のドラマー、伊地知潔さんに由来していているのです。呪術廻戦のベースになっている前日譚から登場している事などからみても相当にお気に入りのキャラクターだというのは間違いないとファンの間では言われています。
呪術廻戦の伊地知は渋谷事変で死亡した?生きてる?
考察①重面春太に刺されるシーン
伊地知潔高の死亡説が流れたシーンが呪術廻戦原作11巻収録の92話でエピソード的には渋谷事変の最中です。五条悟を始め呪術師が総動員される渋谷事変ですが、総動員されたのは呪術師だけではありませんでした。呪術師をサポートする補助監督も多くがその任務に参加していたのです。しかもこの渋谷事変では相手の張った帳によって伝播が遮断され内部で連絡を取る事が出来なかった為、補助監督達は帳のすぐそばまで来ていました。
その中にはもちろん補助監督を取りまとめる存在である伊地知潔高の姿もあります。伊地知潔高は補助監督だけでなく「窓」の動員する事を指示し、連絡網の構築を急いでいました。そこに姿を見せたのが重面春太です。重面春太は電話をする伊地知潔高を後ろから長ナイフで刺してしまいます。しかも1度ではなく描写が確認出来るだけで4度は刺していました。この事から伊地知潔高は死亡説が流れる事になります。
ちなみにこの殺害は重面春太の犯行ですがその裏にはもちろん偽夏油がいます。偽夏油には元の夏油の記憶が流れている事から電波を遮断する帳を下ろせば補助監督がサポートに集まる事は容易に想像が出来ました。そこで重面春太を使い補助監督を殺害して回っていたのです。直接刺されるシーンが描かれているのは伊地知潔高だけですが、呪術廻戦作中ではそれ以外にも補助監督が襲われているという発言があります。
考察②七海に発見される
92話で刺されて以降死亡説が流れていた伊地知潔高ですが、その後呪術廻戦作中で描写があったのが98話です。このシーンの前提として元々渋谷事変では猪野、伏黒と共に行動をしていた七海ですが、虎杖からもたらされた五条悟封印の情報を共有するべく七海は彼らと分かれ帳の外に出て伊地知潔高に合流しようとします。そこで七海健人が発見したのが重面春太にめった刺しにされて倒れる伊地知潔高でした。
この時点では「血まみれで倒れる伊地知潔高を発見して見下ろす七海健人」というカットが描かれるだけでその後の七海健人の行動や伊地知潔高の生存・死亡についての言及はありませんでした。ただ渋谷事変は場面転換が多い分時間経過がしっかり描かれており、伊地知潔高が重面春太に刺されてから七海健人が伊地知潔高を発見するまでの間に20分が経過していた事も明らかになっています。
考察③家入硝子の反転術式で治療され生存する
七海健人が伊地知潔高を発見した頃、重面春太は釘崎野薔薇と補助監督の新田を襲っていました。重面春太を圧倒的な強さで倒した七海健人と釘崎野薔薇達との会話で「出来る限りの事はした」という発言こそありましたが、生存・死亡の明確な答えは描かれないままになっていました。伊地知潔高の明確な生存・死亡の確認が取れたのは13巻収録の113話での事でした。
このシーンで判明したのですが多くの呪術師、補助監督が導入された渋谷事変には治療が出来る家入硝子も来ていたのです。役割はもちろん負傷者の治療で、七海健人の言った「出来る限りの事」というのは伊地知潔高を家入硝子の元に連れて行く事でした。113話での家入硝子と貴重な治療師である家入硝子を守る役割を担っていた夜蛾正道の会話の中で伊地知潔高、そして同時期に重症を負っていた伊野琢真の生存が確認されました。
考察④伊地知本人も登場し無事に生存が確定
家入硝子と夜蛾正道の会話で生存確認が取れた伊地知潔高ですが、実の所、伊地知潔高本人の姿は98話で七海健人に発見されるシーン以降描かれていませんでした。この事からファンの間では少なくとも113話時点で生きてるのは確定ながらもその後に何かに巻き込まれた可能性なども考察されており、渋谷事変以降の大混乱などから死亡している可能性もあるのではないかと示唆されていました。
なかなか生存確認が取れない伊地知潔高でしたが、ついに伊地知潔高本人が描かれ生きてる事が確認できたのが146話です。146話では天元の元を訪れた虎杖悠仁達が偽夏油が仕掛けた死滅回遊のルールを確認する話なのですが、その中で家入硝子が登場、その話の聞き手として伊地知潔高が描かれたのです。描かれたのは横顔のワンカットだけですが、死滅回遊という話題からいって過去の話というわけでもない為、生存が確定したといえます。
考察⑤なぜ伊地知潔高は生きてる事が出来たのか
92話で刺されてから146話と50話以上も間が空いてついに生存が確認出来た伊地知潔高ですが、ファンの間では113話で家入硝子と夜蛾との間の会話で生存が言及されてから1つ行われた考察があります。それが、なぜ伊地知潔高は生きてる事が出来たのかという事です。刺されたシーンはもちろん、七海に発見されるシーンでの出血量などから生きてる可能性は低いと考えられていた為です。
もちろん最終的な決め手となったのは家入硝子による治療ですが、上記でも触れたように伊地知潔高が重面春太に刺されてから七海健人に発見されるまでに20分の時間が経過しています。さらにそこから七海健人が家入硝子の元まで運ぶ時間もあったであろう事、重面春太に刺された傷の深さなどからも発見前に息絶えていても、七海健人に運ばれている最中に死亡するようなシーンがあっても不思議ではない為です。
一般的には、「昔は呪術師志望だった為、ある程度身体を鍛えていたから」とされており、呪術廻戦作中でも七海健人が似たような言及をしていますが、ファンの間では「実は呪該なのではないか」「呪霊だったのではないか」などという考察も行われています。これらの考察は通常の漫画ならありえないが呪術廻戦ならありえなくないともされており、これもある種呪術廻戦ならではの考察になっていると言えます。
現に渋谷事変では伊地知潔高以外にも多数の補助監督が襲われており、そのほとんどが七海が発見した時点で事切れていた事も呪術廻戦作中で触れられていました。その情報と伊地知潔高の出血量は伊地知潔高が生きてる可能性を否定する為のものと捉えられており、結果的に生きてる伊地知潔高が不思議と言われる事になったのです。
呪術廻戦の伊地知は呪術・術式を使える?能力を考察
考察①帳などの結界術で術師をサポート
呪術廻戦本編では補助監督をしている伊地知潔高は帳などの結界術を用いて呪術師をサポートするシーンも描かれています。その為全く呪力を扱えないというわけでもないのです。ただ術式を持っているかと言われると不明ながらおそらくは持っていないだろうと考えられています。呪術師は常に人手不足と言われる呪術廻戦の世界で術式を持っていたら放っておかれるわけがない為です。
加えて呪術廻戦作中には補助監督は戦闘員ではない為、戦闘をする事は禁止されているというシーンもあり仮に使えるとしても真面目な性格の伊地知潔高が今後使うシーンが訪れることはないと考えられています。
考察②呪いを確認できる窓の場所も知っている
戦闘面では役立つ事が出来ない伊地知潔高ですが、伊地知潔高がかけがえのない存在であるというのは紛れもない事実です。彼は補助監督のまとめ役というだけでなく、呪霊を見る事が出来る「窓」の場所を全て把握している存在でもあります。呪術廻戦作中の描写からいって補助監督の中でも窓の居場所を全て把握しているのはかなり限られていると考えられる事からも伊地知潔高の能力の高さを示しているといえます。
呪術廻戦の伊地知のかっこいい魅力
かっこいい魅力①おちゃめな性格
ビシッとスーツで決めて如何にも事務方な見た目をしている伊地知潔高ですが、その性格は真面目であると同時におちゃめな一面も持ち合わせています。七海と虎杖の任務に補助監督として同行した際などには、七海に虎杖を任される事もあったのですが、虎杖は言うことを聞かずにどこかにいかれてしまいます。この時伊地知潔高は「七海に怒られたらきっと泣いてしまう」「この年で人前で泣きたくない」と説教される事を恐れていました。
補助監督という術師のサポートをする立場故に術師の無茶の補填をする故に鍛えられたメンタルとも言えますが、そんな心労から年齢に対して老けて見えるとも言われる結果になっています。
かっこいい魅力②五条との関係
伊地知潔高の性格にも大きく影響を与えていると思われるのが五条悟との関係性です。元々伊地知潔高と五条悟は呪術高専の学生時代の先輩後輩の関係にあります。五条悟が3年生の時に1年生として入学したのが伊地知潔高だったのです。補助監督になってからも五条悟の送迎を担当するなど元々関係性があった故か五条悟の無茶を他の人に任せられないからなのか担当する事が多くなっています。
プライベートでも一緒に居酒屋に行くシーンがあるなど交友を持っています。また五条悟からも信頼を得ており、虎杖悠仁が一度両面宿儺によって殺された際、唯一虎杖悠仁の生存を知らされてる補助監督でもありました。余談ですが伊地知潔高から見ると、2つ上の先輩が五条、夏油、家入、1個上の先輩が七海に灰原と後々も活躍するキャラクターが多いだけに当時1年生の伊地知潔高は凄い人が多いと思っていた事が明らかになっています。
かっこいい魅力③家入との関係
同じく呪術高専時代の先輩後輩の関係性から始まるのが家入硝子との関係です。同時に他の呪術師などにも言える事ですが、伊地知潔高は今回紹介した渋谷事変での流れで命を救われた存在でもあります。五条悟と同じく一緒に飲みにいくような場面があったり、上記でも触れた死滅回遊でも家入硝子の話を聞いていたりと良好な関係を築いているといえます。
呪術廻戦の伊地知のアニメ声優
岩田光央のプロフィール
アニメ呪術廻戦にて伊地知潔高の声優を担当したのが1983年から声優として活躍する岩田光央さんです。元々は1977年に子役として劇団入りして俳優をしていましたが1988年にアニメ映画「AKIRA」で主人公・金田正太郎を演じた事をきっかけに声優として本格的に活動するようになります。自他共認めるヨゴレ声優として知られている他、アドリブの上手さにも定評のある声優です。
血筋に声優になるものが多いのも特徴で、奥さんが声優の愛河里花子さんである他既に引退してしまいましたが妹が元声優で「AKIKO」として活動、さらに兄の娘である姪っ子が女優もする声優として活躍する岩田陽葵さんだったりします。
岩田光央の主な出演作品
岩田光央さんがこれまでに演じた作品としては「アンジェリーク」のゼフェル役、「ワンピース」のエンポリオ・イワンコフ役、「トリコ」のサニー役、「ここはグリーンウッド」の池田光流役、「テイルズオブヴェスペリア」のイエガー役、「ワールドトリガー」の当真勇役、「ドラゴンボール超」のシャンパ役、「頭文字D」の武内樹役などの声優を担当しています。
近年声優として演じた作品としては「きんぐだむ」のバミュウ役、「デジモンアドベンチャー:」のメフィスモン役、「ドラゴンクエストダイの大冒険(2020)」のザボエラ役、「シャドウバース」の田部丘マイセル役、「グレイプニル」の円役、「川柳少女」の雪白吉彦役などの声優を担当しています。
呪術廻戦の伊地知に関する感想や評価
呪術廻戦16巻買ったんですけどやばいですね。
— すいは (@suiha_novel) June 4, 2021
え?地獄じゃん?壊滅じゃん?
あと、お兄ちゃんis何?全然何にも分からないんだけど。
禪院の人やばいですね殺意湧きました。
そもそもほとんどの人の生死が判明してないんですけどどうなったんですか。野薔薇ちゃんは?伊地知さんは?猪野くんは?虎杖く
ここからは既に呪術廻戦を視聴している人の伊地知潔高に関する感想を紹介していきます。伊地知潔高は呪術廻戦では戦うキャラクターではないにも関わらず人気を誇るキャラクターになっており、重面春太に刺されるシーンがあって以来、しっかりと生存が確認されるまでの間、生きてるかどうかを心配する声がかなり多くなっています。
呪術廻戦本編113話で会話の中で生きてる事が確定できても呪術廻戦の作風上、その後に死亡している可能性なども考慮されしっかりと生きてる姿が描かれるまで心配の声が多くなっていました。これらの声に対し、愛されキャラとしての人気を改めて確認したという声も多くなっています。
すごい今更なんたけど、呪術廻戦の小説版1巻の七海さんと伊地知さんの話すごい好き
— 笑優。(* ̄^ ̄*) (@yFrY0emYN46LhUL) June 4, 2021
二人とも「大人としての責任」をしっかり自覚してる姿かっこいい
こんな大人になりたい
伊地知潔高に関しては「大人」としての側面で共感してしまうという声も多いです。五条悟と上層部の板挟みにあったり、言うことを聞かない虎杖悠仁達など中間管理職的な立場を遺憾なく反映されているとして、自己投影してしまうという声も多いです。その為か死亡説以外の部分で日常部分での心労で心配してしまうという声も多くなっています。
関連して驚いたという声があるのが伊地知潔高の年齢や他のキャラクター達との関係性です。心労故か老けてみると言われ、五条悟を始めとする呪術廻戦の他の主だった大人達よりも年下とは思わなかったという声も多くなっています。
ザボエラ先生と伊地知さんの声が同じ岩田光央さんってのに衝撃を受けている...😱
— ゆかす (@Yukasu_Biyori) April 21, 2021
クロコダインの前野さん、キルバーンの吉野さん然り、声優さんは凄いなぁ〜😌(語彙力っっ!!😨)#ダイの大冒険#呪術廻戦
アニメ呪術廻戦で伊地知潔高の声優を担当した岩田光央さんに関しては、演じているキャラクターのバリエーションの広さに驚くという声が多くなっています。落ち着いた声で話すシーンが多い伊地知潔高の声優としてのイメージとマッチしないキャラクターも多くなっており、様々なキャラクターを演じ分けているのが凄いという声や、聞いただけじゃ分からなかったという声も多くなっています。
呪術廻戦の伊地知の死亡まとめ
呪術廻戦の伊地知潔高は渋谷事変にて重面春太にて刺されて以来、長らく生存がはっきりとせず生きてるのかどうかを不安視される声が多かったキャラクターです。結果的におよそ50話かけて生きてる事が確認できたキャラクターです。50話といえば週刊連載である呪術廻戦においてはおよそ1年にも渡る事、重面春太に刺された後、七海に発見された時の出血量などからほぼ死亡したと思われていました。
呪術廻戦では渋谷事変以降生きてるかが不明なキャラクターも多くなっており、そんな中でも数少ない生存確認が取れたので安心したという声も多くなっています。まだ呪術廻戦を視聴していない人は伊地知潔高の生存を確認しつつ視聴してみてはいかがでしょうか?