【呪術廻戦】沙織ちゃんの正体を考察！釘崎野薔薇との関係・再会の可能性は？

漫画呪術廻戦の作中で釘崎野薔薇の昔の友人として登場する沙織ちゃん。漫画呪術廻戦に登場する沙織ちゃんは釘崎野薔薇が生まれた田舎で一時期暮らしていたキャラクターであり、2021年6月現在作中で出版社に勤めています。そんな沙織ちゃんはある理由で正体が夏油傑の関係者と疑われており、敵として釘崎野薔薇と再会すると考察されています。本記事では沙織ちゃんの正体や現在、釘崎野薔薇との再会の可能性などをご紹介します。

では沙織ちゃんの正体や現在、釘崎野薔薇との再会の可能性などをご紹介する前に、沙織ちゃんが登場する漫画呪術廻戦の概要と物語のあらすじについて簡単にご紹介していきます。沙織ちゃんが登場する呪術廻戦とは2018年から2021年6月現在まで｢週刊少年ジャンプ｣で連載されている芥見下々の漫画作品です。漫画呪術廻戦は人間の負の感情から生まれた｢呪霊｣と呪術師の戦いを描いた作品であり、16巻の単行本が刊行されています。

2021年6月現在合計16巻の単行本が刊行されている漫画呪術廻戦は読み切り漫画｢東京都立呪術高等専門学校｣を原作としており、登場キャラが呆気なく死亡するなどかなりダークなストーリーが描かれています。しかしそのダークなストーリーが話題となり、漫画呪術廻戦は5000万部を超える累計発行部数を記録するほど高い人気を博しています。この人気から本作は2020年の10月にアニメ化され、2021年には映画化が発表されました。

時は2018年6月の宮城県仙台市。高い身体能力を持った高校生の主人公・虎杖悠仁は自身を育ててくれた唯一の肉親である祖父を亡くしてしまいます。この時学校に人間の負の感情から生まれる｢呪霊｣が出現し、虎杖悠仁は学校の｢呪具｣を集める呪術師の伏黒恵と共に学校へ向かいました。そして学校に到着した虎杖悠仁は｢両面宿儺の指｣を喰らって特級呪霊｢両面宿儺｣の力を手に入れ、呪霊と戦う呪術師の道を歩むことになるのでした。

本記事で正体や現在、釘崎野薔薇との再会の可能性などをご紹介する沙織ちゃんとは漫画呪術廻戦に登場する女性キャラクターの1人です。沙織ちゃんとは釘崎野薔薇の回想シーンで初登場を飾った女性キャラクターであり、長いストレートヘアーと綺麗なお姉さん風の容姿が特徴となっています。沙織ちゃんは13歳～14歳の時に釘崎野薔薇が生まれた田舎へ東京から引っ越し、小学1年生だった釘崎野薔薇と出会って友人関係となりました。

小学1年生だった釘崎野薔薇は沙織ちゃんを聖母のような性格をしたお人形のようにかわいい女の子と語っており、憧れのお姉さんとして慕っていました。沙織ちゃんはそんな釘崎野薔薇を受け入れ、お菓子を振る舞うなど優しく接しました。しかし沙織ちゃんの家は田舎の村で村八分に遇い、追い出されてしまいます。その後沙織ちゃんは東京の出版社で働くこととなり、追い出されてから現在まで一度も釘崎野薔薇と再会していません。

漫画呪術廻戦に登場する沙織ちゃんは釘崎野薔薇の昔の友人だったキャラクターです。しかし2021年6月現在、なぜか沙織ちゃんの正体が敵キャラの夏油傑の関係者だといった考察が浮上しています。ではここからは夏油傑の関係者と考察されている沙織ちゃんの正体について考察紹介していきます。まず沙織ちゃんの正体が夏油傑の関係者と考察されている理由で挙げられるのは漫画呪術廻戦の第0巻に登場した斉藤さん親子にあります。

漫画呪術廻戦0巻の作中で斉藤さんという一般人の親子が夏油傑にある相談をしに行きます。その相談とは親子の娘が何者かの視線を感じて眠れないという内容でした。実は斉藤さん親子の娘には呪霊が取り憑いており、夏油傑が｢呪霊操術｣を使って悩みを解決します。そんな夏油傑に相談した斉藤さん親子の娘は沙織ちゃんと非常に容姿が似ています。また沙織ちゃんは名字が不明であるため、夏油傑と第0巻で接触したと考察出来ます。

2つ目に挙げられる理由は沙織ちゃんの母親にあります。漫画呪術廻戦の作中で東京の出版社に勤めている沙織ちゃんは母親をオーガニックでスピリチュアルが好きなヤバい女性と評しています。どうやらスピリチュアル好きな母親のせいで沙織ちゃんは釘崎野薔薇が住んでいた田舎に引っ越したそうです。スピリチュアルとは宗教や占いに没頭している人を指します。漫画呪術廻戦の世界では｢呪い｣を信じる一般人と置き換えれます。

上述でご紹介した斉藤さん親子の母親は一般人が信じ無い｢呪い｣を信じており、呪霊に苦しめられている娘を夏油傑に相談しました。その後娘の悩みが解決し、斉藤さん親子の母親は夏油傑のことを｢仏様｣といって信頼します。この時斉藤さん親子の娘は母親に対しどこか素っ気ない態度を取っていました。これは沙織ちゃんと母親の関係に一致しています。そのため沙織ちゃんの正体が夏油傑の関係者である可能性はかなり高いといえます。

漫画呪術廻戦の第0巻に登場した斉藤さん親子を見ると、沙織ちゃんの正体は夏油傑の関係者だと十分考えることが出来ます。しかし沙織ちゃんをよく知る釘崎野薔薇は彼女を聖母のように優しいと評しています。なので聖母のように優しい沙織ちゃんの正体が夏油傑の関係者だとあまり考えにくいです。しかし漫画呪術廻戦には美々子と菜々子コンビや吉野順平といった心優しいのに悪役となってしまったキャラクターが登場しています。

美々子と菜々子のコンビは故郷の田舎で虐待され、悪人の夏油傑の協力者となりました。一方吉野順平はいじめで苦しんでいる時に特級呪霊の真人と出会い、復讐心に満ちた悪人となってしまいます。上述でご紹介した通り、沙織ちゃんは推測だけで田舎を馬鹿にしていると言われ、田舎から追い出されてしまいました。これは美々子と菜々子のケースとよく似ており、沙織ちゃんの正体が夏油傑の協力者だといえる十分な理由といえます。

ではここからは漫画呪術廻戦の沙織ちゃんの登場シーンや釘崎野薔薇との関係についてまとめてご紹介していきます。沙織ちゃんが漫画呪術廻戦で初登場したのは単行本第5巻の41話に描かれた釘崎野薔薇の回想シーンです。元々釘崎野薔薇は岩手県の盛岡まで4時間かかる田舎で暮らしていました。田舎生活を送っていた釘崎野薔薇は小学1年生の時、大都会の東京から引っ越してきた沙織ちゃんと出会い、姉妹のような関係になります。

しかし沙織ちゃんは村に住んでいる子供達の田舎を馬鹿にしているという被害妄想が原因で村八分に遇い、半ば無理矢理田舎から追い出されてしまいます。釘崎野薔薇は沙織ちゃんへの村八分に怒り、成長後田舎を飛び出して呪術高専東京校に入学しました。この過去が原因で釘崎野薔薇は現在も田舎を強く嫌っています。そんな釘崎野薔薇は沙織ちゃんにずっと会いたいと考えており、第5巻の41話で沙織ちゃんのことを思い出しました。

沙織ちゃんは漫画呪術廻戦の第15巻の125話に描かれた釘崎野薔薇の走馬灯で2度目の登場を飾ります。この登場シーンでは釘崎野薔薇と沙織ちゃんの出会いから別れまでが詳しく描かれました。大都会の東京から引っ越してきた中学2年生の沙織ちゃんは家族と一緒に大豪邸で生活を送っていました。この時小学1年生だった釘崎野薔薇は大きな家に住む沙織ちゃんに強い興味を示し、毎日のように入り浸って彼女と親しい関係を築きます。

一方沙織ちゃんも元気で純粋な釘崎野薔薇を気に入り、お菓子を出して彼女と仲良くしていました。しかし沙織ちゃんの家は田舎を馬鹿にしたという言いがかりを付けられ、田舎の住人に家の周囲にゴミの投棄や落書きをされてしまいます。この村八分は止まらず、家から出れないように門を雪で塞がれる嫌がらせもありました。結局沙織ちゃんは田舎に嫌気が差した家族と共に出て行き、釘崎野薔薇と離ればなれとなってしまいました。

ではここからは漫画呪術廻戦に登場する沙織ちゃんの現在や釘崎野薔薇と再開する可能性についてまとめてご紹介していきます。後述で詳しくご紹介するのですが、田舎から出て行った沙織ちゃんは大人になって東京の出版社で働いている姿を見せています。しかし2021年6月現在、漫画呪術廻戦の世界は偽者の夏油傑により、呪霊だらけの異界となっています。呪霊だらけになったことで街は崩壊し、人々が大混乱に陥っている状況です。

漫画呪術廻戦に登場する沙織ちゃんは釘崎野薔薇の友人であるものの、何の能力も持たない一般人です。なので大混乱の中で沙織ちゃんは死亡してしまった可能性があります。しかし生死ははっきり分かっていないので、生きた沙織ちゃんの姿が今後描かれるかもしれません。もし正体が夏油傑の関係者であれば、ほぼ間違いなく沙織ちゃんは生きているといっていいでしょう。

村八分が原因で釘崎野薔薇が生まれた田舎から追い出された沙織ちゃん。その後漫画呪術廻戦の単行本第15巻の125話で大人になった沙織ちゃんが描かれました。上述でご紹介した通り、大人になった沙織ちゃんは東京の出版社で働いています。釘崎野薔薇と楽しい日々を送っていた沙織ちゃんは非常にかわいい聖母のような女の子でした。しかし沙織ちゃんはブラックな職場が原因で目元に隈が出来、ニキビまで出来ています。

そのため昔の聖母のような姿は現在の沙織ちゃんに一切残っていません。そんな社会の生き方に疲れ切っている沙織ちゃんは昔、釘崎野薔薇の前でお姉さんぶっていたことを明かしています。またどうやら沙織ちゃんは関係が疎遠にならないために、釘崎野薔薇と連絡先を交換しなかったそうです。このことから沙織ちゃんは大人になっても釘崎野薔薇と再会したいと思っているのでしょう。

田舎で離ればなれになった後、沙織ちゃんと釘崎野薔薇は2021年6月現在までに一度も再会していません。実際釘崎野薔薇は呪術師となり、沙織ちゃんは一般人の生き方をしているので、再会していないのも仕方ないといえます。さらに釘崎野薔薇は真人との戦いで頭の半分が吹き飛ばされたため、生死不明の状態にあります。しかし釘崎野薔薇と沙織ちゃんは共に再会を望んでいるので、全てが終わった最終回で再会する可能性が高いです。

上述でご紹介した通り、漫画呪術廻戦に登場する美々子と菜々子コンビや吉野順平は一般人から闇落ちして悪に手を貸したキャラクターです。沙織ちゃんが夏油傑の関係者であれば、呪霊だらけの平安時代に戻った日本で偽者の夏油傑の仲間になっている可能性があります。もし沙織ちゃんが偽者の夏油傑に協力しているのならば、今後の漫画呪術廻戦の展開で釘崎野薔薇は戦うべき敵として沙織ちゃんと再開することになるでしょう。

漫画呪術廻戦に登場する沙織ちゃんに関する感想では沙織ちゃんがかわいいといった感想が多く寄せられていました。漫画呪術廻戦の沙織ちゃんは登場シーンの大半が回想のキャラクターです。しかし沙織ちゃんは釘崎野薔薇が聖母と評するほど、非常にかわいい容姿をしたキャラクターとなっています。そのため登場回数が少ないものの、沙織ちゃんは漫画呪術廻戦ファンに高い人気を博しています。

漫画呪術廻戦に登場する沙織ちゃんに関する感想では釘崎野薔薇と再会して欲しいといった感想も多く寄せられていました。漫画呪術廻戦に登場する沙織ちゃんは中学時代、小学生だった釘崎野薔薇とまるで姉妹のように親しい関係を築き上げていました。しかし沙織ちゃんは村八分が原因で引越し、それ以降釘崎野薔薇と再会していません。そのため沙織ちゃんと釘崎野薔薇の再会は多数の漫画呪術廻戦ファンから望まれています。

漫画呪術廻戦に登場する沙織ちゃんに関する感想では敵として釘崎野薔薇と再会しそうといった感想も多く見受けられました。沙織ちゃんは0巻の斉藤さん親子や母親が理由となって夏油傑の関係者だと考察されています。また漫画呪術廻戦には美々子と菜々子という似たような境遇で夏油傑の仲間となったキャラクターが登場しています。なので沙織ちゃんが今後敵となって再登場する可能性は決して低くありません。

本記事では漫画呪術廻戦に登場する沙織ちゃんについて正体や現在、釘崎野薔薇と再会する可能性などをご紹介しました。沙織ちゃんは大人になった現在出版社で働いており、夏油傑の関係者であるか分かっていません。また釘崎野薔薇と再会するかも不明のままです。しかし2人が再会を望む姿は既に作中に描かれています。これがもし今後の伏線だとすれば、今後の展開の中で沙織ちゃんと釘崎野薔薇は再会することになるといえます。