【鬼滅の刃】真菰（まこも）の身長は何センチ？体重は？炭治郎と比較考察

みなさんは大正時代が舞台の大人気ダークファンタジー漫画『鬼滅の刃』をもう読まれましたか？アニメや映画にもなり大喝采のなか2020年5月18日に発売された『週刊少年ジャンプ24号』（集英社）にて最終話を迎えた『鬼滅の刃』は魅力的なキャラクターが数多く登場することでも知られる作品です。

そんな『鬼滅の刃』の序盤に登場するキャラクターのなかで今回は「真菰（まこも）」と呼ばれる少女について身長や体重、そして気になる登場シーンなどからどんな人物なのか考察していきましょう！

「真菰（まこも）」の詳しい身長などのシーン考察に移る前にまずはおさらいとして『鬼滅の刃』についてご紹介しましょう。

『鬼滅の刃』とは、漫画家の「吾峠呼世晴」 (ごとうげこよはる）先生の手による大正時代の日本を舞台にしたダークファンタジー漫画です。「人食いの鬼とその鬼を退治する鬼殺隊（きさつたい）」を中心とした群像劇が描かれており、集英社の『週刊少年ジャンプ』において約4年3ヶ月の間、多くのファンを魅了してきました。

また、『鬼滅の刃』は2019年3月に放映されたアニメ映画『鬼滅の刃 兄妹の絆』を皮切りに「竈門炭治郎 立志編」（『鬼滅の刃』原作１〜５巻）の内容が全26話構成のアニメーションとしてテレビ放映され、更にはその先の無限列車での闘い（『鬼滅の刃』原作７〜８巻）が『劇場版 鬼滅の刃 無限列車編』としてシアターを賑わせ大ムーブになったことでも有名です。

舞台は大正時代。山奥で家族とともに炭焼きを生業にしていた少年「竈門炭治郎（かまどたんじろう）」とその妹「竈門禰󠄀豆子（かまどねずこ）」は、ある日兄の炭治郎が炭を売りに出掛けた折に一家諸共家族が人食いの鬼に襲撃されるという悲惨な運命に見舞われます。

そのなかで辛くも生き残った禰󠄀豆子も鬼化してしまい、人の身に戻してやりたい一心で炭治郎は鬼殺隊の「富岡義勇（とみおかぎゆう）」の勧めで「鱗滝左近次（うろこだきさこんじ）」のもとを尋ねるのでした…！

そんな主人公炭治郎が鱗滝左近次のもとで修行を行うなかで出会うのが「真菰（まこも）」と呼ばれる少女と「錆󠄀兎（さびと）」と呼ばれる少年の2人の狐面をつけた子どもたちでした。今回はこの２人の登場人物のうち「真菰（まこも）」にフォーカスして身長や体重などの考察を行なっていきます。

「真菰（まこも）」は最初から少々ネタバレをしてしまうと、鱗滝左近次が育てた「水の呼吸」の使い手であり、炭治郎にとっては姉弟子にあたる存在です。しかし、上記の画像のように炭治郎よりも断然歳幼く、また身長も見たところ低くやけに未発達のように思われます。このチグハグが一体なんなのか登場シーンや劇中で語られる要素をもとに考察していきましょう。

この章ではさっそく『鬼滅の刃』に登場するキャラクター「真菰（まこも）」の気になる身長や体重を登場シーンや当時の平均身長の統計などから考察していきましょう。

まずはじめに、『鬼滅の刃』のキャラクターのパーソナルデータが記載されている書籍『鬼滅の刃・公式ファンブック鬼殺隊見聞録』『公式ファンブック鬼殺隊見聞録・弐』などから真菰（まこも）が登場するシーン周辺の主人公たち主要人物の身長を目安としてご紹介しましょう。

• 竈門炭治郎：165cm（1話の身長は156cm）
• 竈門禰󠄀豆子：153cm（１話の身長は150cm）
• 富岡義勇：176cm
• 鱗滝左近次：173cm

ファンの方も『鬼滅の刃・公式ファンブック鬼殺隊見聞録』『公式ファンブック鬼殺隊見聞録・弐』の情報をもとに身長差のわかるイラストを描かれていますが、炭治郎と禰󠄀豆子は並ぶと身長差が第1話の段階では6cm、そしてその後の最終設定としては2年の年月を経て身長差が12cmほどに開いたことが前提としてわかります。

その上で、真菰（まこも）の身長を考察するために、次に真菰（まこも）が登場するシーンがある媒体を挙げてみましょう。真菰（まこも）の身長の目安になるのは、原作『鬼滅の刃』の漫画のシーンか、アニメのシーン、そして小説版『鬼滅の刃 ノベライズ ~炭治郎と禰豆子、運命のはじまり編~』などになります。

原作漫画やアニメでは足先から頭の天辺まで炭治郎と真菰（まこも）が両方とも映し出され、かつ直立しているシーンというのはなかなかありません。しかしながら、炭治郎と真菰の身長差は初対面のシーンなどを見ると少しだけ考察することができます。

こちらのシーンでは座り込む炭治郎に対して、足を曲げてそばに屈む真菰が描かれています。少し身をかがめている真菰の方が腰から頭までの高さが通常よりも短く見えてしまうものの、頭のサイズ感などから大まかな身長や体格を割り出すことが出来る重要なファクターです。

次に炭治郎と禰󠄀豆子の身長差を『鬼滅の刃』Blu-ray/DVD最終第11巻のジャケットなどのキービジュアルから見てみましょう。『鬼滅の刃』Blu-ray/DVD最終第11巻は第1話から年単位経過しているのでおおよそ身長差が最大で12cmほど開いた状態での画像であると考察できます。もちろんキービジュアルも直立状態ではありませんので、あくまでも目安です。

その上で考察すると、炭治郎の肩口と真菰（まこも）や禰󠄀豆子の頭の位置は似たトーンで描かれており、詳しい数字はさておいてもおよそ炭治郎と真菰（まこも）の身長差は炭治郎と禰󠄀豆子の身長差に近いと考察出来ます。となると、真菰（まこも）の身長は炭治郎の第1話の153cmから2年後の165cmの数字から12cm程度引いた数字…すなわち大まかに「141〜153cm」の間にいる確率が高いと考察出来るでしょう。

その上で、小説版では炭治郎が「禰󠄀豆子うよりも小さい」という所感を漏らしていることから、あえて絞るなら真菰（まこも）の身長は「141cm〜150cm」の間にいるという可能性が濃厚になってきそうです。

次に真菰（まこも）の身長や体重は大正時代では「小さい」のかについても考察していきましょう。大正時代の子どもの平均身長や体重については明治33年に「学生生徒身体検査規程」に基づき作成されはじめた『生徒児童身体検査統計』を紐解くことで大まかな情報は得られそうです。もちろんフィクション作品ですから、感覚は現代の我々に近いものとすることを前提として体重などを割り出す際の目安にしましょう。

『生徒児童身体検査統計』の統計をまとめたサイトによると、『鬼滅の刃』の舞台になっているであろう大正初期は、例えば大正2年を参照すると12歳の女児の平均は「身長134.8cm・体重30.7kg」となっています。

一方で、令和元年の平均は「身長151.9cm・体重43.8kg」。やはり鬼滅の刃のキャラクターたちの身長設定感は現代寄りとみて良さそうです。その上で手鬼などから「小さい」という表現を受けている真菰（まこも）はおそらく鬼滅の刃の世界の女児たちから平均しても「身長が低い」か「体重が軽く痩せぎすであったか」ということが考察出来るでしょう。

先ほど算出した大正２年の女児の平均の身長と体重の相関関係をBMIに直すと「16.9」になります。今で言うと痩せぎすではありますがこれが大正時代の「平均」であったことが窺えます。そして、例えば真菰（まこも）の身長を大きく見積もって150cmとした場合、BMIを同じく16.9として体重を算出すると、真菰（まこも）が当時の平均的な体格であった場合、体重は38kg程度であるとわかります。

ここから、小さいの意味をそれぞれ加味すると真菰（まこも）の身長と体重は、あくまでも大まかに以下の範囲にいるのではないかと考察できるのではないでしょうか？

• 「小さい」が身長の話であった場合の真菰（まこも）の身長：141cm付近
• 「小さい」が身長の話であった場合の真菰（まこも）の体重：約33kg
• 「小さい」が体格の話であった場合の真菰（まこも）の身長：141cm〜150cm
• 「小さい」が体格の話であった場合の真菰（まこも）の体重：33kg未満〜38kg未満

真菰（まこも）の身長や体重の大まかな考察が出来たところで、次に真菰（まこも）と錆󠄀兎（さびと）の正体についてや強さについても考察してきましょう。

先ほどもご紹介してしまいましたが、真菰（まこも）と錆󠄀兎（さびと）はそれぞれ鱗滝左近次によって鬼と闘う術と心構えを教えられた少年少女たちです。世代としては実は富岡義勇と錆󠄀兎（さびと）は同期でもあり、関係性としては炭治郎の姉弟子と兄弟子に当たるのが真菰（まこも）と錆󠄀兎（さびと）です。しかしながら、真菰（まこも）と錆󠄀兎（さびと）は別の年に鬼殺隊の最終選考に挑んだことが明らかになっています。

そして、真菰（まこも）と錆󠄀兎（さびと）の顛末については、最終選考の途上で炭治郎が対峙した「手鬼」のおぞましい発言から「真菰（まこも）も錆󠄀兎（さびと）も手鬼によって惨たらしく殺された」ということがわかってしまうのです。つまり、修行中に炭治郎が出会い、そして炭治郎の背を押してくれたのは守護霊のような存在であったのだという衝撃的な事実と悲しみが炭治郎を襲うことになりました。

手鬼はまた、炭治郎に真菰（まこも）も錆󠄀兎（さびと）も炭治郎がつけている「厄除の面」をつけていたから鱗滝左近次の弟子だと分かったのだと嘲ります。鱗滝左近次に恨みのある手鬼は「厄除の面」を呪いであるかのように罵りますが、鱗滝左近次が「厄除の面」に込めたのは文字通り悪いものから子どもを護ってくれるという祈りであり、このこともまた炭治郎を激怒させる要因になりました。

手鬼の過去に見える「兄」の存在や炭治郎と禰󠄀豆子の兄妹、そして真菰（まこも）も錆󠄀兎（さびと）という擬似的な兄妹のような構図など、多くの兄弟たちが描かれる『鬼滅の刃』において鱗滝左近次が自ら彫って贈った「厄除の面」は兄弟の絆が途切れないようにと願う象徴的なものにも見えるかもしれません。その「厄除の面」を手繰り寄せて喰らうための目印と宣う手鬼とそれに怒る炭治郎の構図もまた印象的なシーンとなっています。

そんな初戦から仇討ちのような激情に駆られる炭治郎は、真菰（まこも）に「呼吸」という『鬼滅の刃』の世界観のなかで重要な要素についてヒントを与えています。また、真菰（まこも）だけでなく錆󠄀兎（さびと）も炭治郎に鍛錬をつける手伝いをしてくれており、まさに弟子同士として、そして鬼に家族を奪われた悲しみを知る孤児同士として助け合い支え合ってきたのでした。

そのような関係性もあり、手鬼は炭治郎にとって『鬼滅の刃』最序盤の強敵にして仇敵となっていきます。手鬼の過去も含めて、この一連の闘いとキャラクターの掘り下げが『鬼滅の刃』の面白さの骨子となっていきます。

この章では、真菰（まこも）のより詳しい戦闘スタイルや強さがわかるシーンを紹介していきましょう。2021年発売予定のゲーム『鬼滅の刃 ヒノカミ血風譚』の予想も少しだけ交えていきます。

真菰（まこも）は第一前提として元水柱である鱗滝左近次の弟子であり、水の呼吸を扱う立派な剣士であったことが想像出来ます。というのも、鱗滝左近次が炭治郎を最終選考に送り出す条件もまた「水の呼吸が使えること」であり、基礎はしっかりと踏まえていなければ最終選考には至れないからです。真菰（まこも）もまた、錆󠄀兎（さびと）同様に水の呼吸をある一定以上極めた上で、防御力に富み年々力を蓄えていった手鬼に破れたのです。

真菰（まこも）の強さについては、残念ながら手鬼に殺されてしまったため成長した先については想像するほかありませんが、手鬼がみた片鱗としては「すばしっこかった」という語が出ています。これは英語翻訳版でも「agile」という表現で表されており、機敏さや頭の回転の早さが窺えるものになっています。

また2021年発売予定のゲーム『鬼滅の刃 ヒノカミ血風譚』のPVを確認してみると同じ水の呼吸の使い手でも真菰（まこも）の方が錆󠄀兎（さびと）よりも空中からの派生技を出足も早く放っているように見えます。おそらくは手数と鋭敏さが真菰（まこも）の強さの秘訣だったのだと考察出来るでしょう。もしも生き残っていたら蟲柱の胡蝶しのぶのように特化した剣士になれたのかもしれません。

この章ではアニメやゲーム版における『鬼滅の刃』での真菰（まこも）の担当声優さんについてもご紹介しましょう！

『鬼滅の刃』アニメ版、そして2021年発売予定のゲーム『鬼滅の刃 ヒノカミ血風譚』で「真菰（まこも）」の声優を担当しているのは「加隈亜衣（かくまあい）」さんです。

「加隈亜衣」さんは2012年に発売されたPlayStation Vita向けのアドベンチャーゲーム『シェルノサージュ〜失われた星へ捧ぐ詩〜』のヒロイン「イオナサル・ククルル・プリシェール」役でデビューされた期待の声優さんで、アニメ方面では同年の『カンピオーネ! 〜まつろわぬ神々と神殺しの魔王〜』の「万里谷ひかり」役を演じています。

2012年から毎年のように活躍されている「加隈亜衣」さんは、2014年の『甘城ブリリアントパーク』のメインヒロイン「千斗いすず」役や、『ハイスクールD×D』シリーズ（2015年〜2018年）の「ロスヴァイセ」役、2016年の『D.Gray-man HALLOW』のヒロイン「リナリー・リー」役、『クロックワーク・プラネット』の「リューズ」役。

2018年の映画『ニンジャバットマン』の「キャットウーマン」役、『ヒーリングっど♥プリキュア』（2020年〜2021年）の「ラビリン」役、2021年には『無職転生 〜異世界行ったら本気だす〜』のメインキャラクターのひとりである「エリス・ボレアス・グレイラット」役など幅広い演技の幅を見せながらファンを魅了しています。

真菰（まこも）の身長や体重、「小さい」という表現への印象はどんな感じなのでしょうか？最後に真菰（まこも）の身長を主軸にSNSでのみなさんの声を確認してみましょう！

こちらの方は真菰（まこも）の身長について考察してくださっています。炭治郎目線でも「妹の禰󠄀豆子よりも小さい」ということになると150cmよりももっと小さいという考察です。確かに炭治郎と禰󠄀豆子の身長と比べても真菰（まこも）は更に小さいとみて間違いないでしょう。余談ながら蟲柱の胡蝶しのぶの身長が151cmですので、ファンの間では「どちらが身長は大きいのか？」はよく話題にあがるようです。

こちらの方は真菰（まこも）だけでなく、炭治郎の兄弟子でもあり「水の呼吸」の使い手である富岡義勇を中心としたエピソードや身長体重などのパーソナルな設定情報がもっと掘り下げられたらいいのにとご希望なさっています。

『鬼滅の刃』の人気のひとつがこの１人が１人では完結しない群像としてのキャラクターの掘り下げられ方が挙げられ、そこに想像の余地というファンが「知りたい！」と思ってしまう要素が織り交ぜられていることで多くの興味を惹いているのです。

こちらの方は手鬼の悪辣ともとれる評価を逆に好きなポイントであり長所であると仰っています。結果としては手鬼に殺されてしまい非業の死を遂げる真菰（まこも）と錆󠄀兎（さびと）ですが、もし生きていたらこの俊敏さや小柄な体格はかの蟲柱の胡蝶しのぶのような特化した剣士になれたのかもしれないと惜しむ声は多く存在するのです。

もし、そんな真菰（まこも）と錆󠄀兎（さびと）のIFが楽しみたい場合は2021年６月現在絶賛放映中の『中高一貫!!キメツ学園物語』をご覧になると感慨深さも増すかもしれません。

『鬼滅の刃』に登場する少女「真菰（まこも）」の身長や体重についてのシーン考察はいかがでしたか？『鬼滅の刃』は原作漫画だけでなく小説、アニメ、映画、舞台、キャラクターグッズなどたくさんの考察できる商品がありますので身長差やどんなやりとりをしていたか想像するのに役立ててみると、心のなかでキャラクターが生き生きと動き出して楽しいかもしれません。

『中高一貫!!キメツ学園物語』やアニメ続編の「遊郭編」など、まだまだ鬼滅の刃の世界は広がっていきますのでじっくりと楽しんでいきましょう！