【呪術廻戦】八十八橋編ネタバレ！起首雷同の意味やモデルになった心霊スポットは？

『呪術廻戦』は圧倒的な人気を獲得した作品であり、日本のみならず世界的にも絶賛されている漫画です。テレビアニメも好評で、作画やスピード感のあるバトルシーン、担当声優なども絶賛されています。テレビアニメ終了後には劇場版の公開も発表されるなど、ますます注目の作品となりました。ここではまずメガヒット漫画『呪術廻戦』について概要や簡単なあらすじなどの基本的な情報をまとめていきます。

『呪術廻戦』は『週刊少年ジャンプ』の2018年14号から連載されている漫画作品であり、作者は芥見下々となっています。現在まで累計発行数が4000万部を突破していて、2020年にはテレビアニメも制作されました。『全国の書店員が選んだおすすめマンガ2019』や『TSUTAYAコミック大賞2019』を受賞するなど、業界内で最も高い評価を獲得している作品の一つとなっています。

両親の顔を知らずに育った虎杖杖悠仁は厳しいが愛情深い祖父に育てられていました。仙台の高校１年生であり、人間離れした身体能力を持っていることで学校の中では有名な存在でした。そんな中で特級呪物「両面宿儺の指」を探していると話す伏黒恵という少年が現れて、虎杖はこれまで知らなかった世界へと足を踏み入れることになるのでした。

ここでは『呪術廻戦』の「八十八橋編（起首雷同編）」のネタバレあらすじを見ていきましょう。「八十八橋編（起首雷同編）」はかなりの重要エピソードであり、その後のストーリーへの伏線が散りばめられたストーリーが絶賛されています。さらに虎杖、伏黒、釘崎の成長が描かれているのもファンには好評を博しました。

呪術廻戦の八十八橋編（起首雷同編）のあらすじネタバレ①は『不良の謎の死』です。物語の始まりは同時期に三人の男が死んだことでした。彼らに共通しているのは数日前からオートロックのドアが開きっぱなしになっているというクレームを入れていたことでした。あまりにも不可解な死に方だったため、呪術高専が調査に動き出し、呪術師目線でアドバイスをするために任命されたのが虎杖、伏黒、釘崎でした。

まずは三人の友人に話を聞くことになっていましたが、その友人もすでに死亡していたことが分かり、彼らの出身中学への聞き込みへと任務が変更されます。その中学へ入った途端に伏黒の様子がおかしくなります。実は伏黒はその中学の卒業生であり、片っ端から不良たちを締めていたという事実を伝えられ伏黒は赤面します。聞き込みの結果、彼らの死因は心霊スポット『八十八橋』にあることが判明しました。

呪術廻戦の八十八橋編（起首雷同編）のあらすじネタバレ②は『伏黒恵の姉も八十八橋に行っていた？』です。死亡した四人は八十八橋でバンジージャンプを試みた過去があり、伏黒たちはそのことが原因になっていると推理しました。八十八橋に行ってみましたが、怪しい気配はありませんでした。そこへ新たな証言者として伏黒の同級生の女性が現れます。彼女も八十八橋へ行った事があると明かし、心配なことが続いていると話します。

そして、彼女は伏黒の姉も一緒に八十八橋にいったことを告白します。伏黒は心配させないように動揺していないふりをしますが、虎杖たちにはバレていました。そして、伏黒が単独で呪霊と戦おうと橋の下まで降りると虎杖と釘崎も一緒に行くと言います。難易度がかなり上がった任務ですが、高専側には内密にして三人だけで『八十八橋の呪い』に挑むことを決めます。

呪術廻戦の八十八橋編（起首雷同編）のあらすじネタバレ③は『呪霊出現の条件』です。呪霊の発生条件を満たさない限り呪霊が現れないと推理し、深夜の橋の下で川を跨ぐことが出現条件であることが判明します。川を踏み越えると予想通り、呪霊が現れますが、三人の前にさらに二体の呪霊が現れて、三人はそれぞれ単独で呪霊と戦うことになってしまいます。

呪術廻戦の八十八橋編（起首雷同編）のあらすじネタバレ④は『伏黒恵の戦い』です。仲間と分断されてしまいましたが、伏黒は単独で呪霊との戦いを決めます。当初は二級程度と思っていましたが、両面宿儺の指を取り込んだことで特級呪霊となっていました。その強さは以前伏黒が遭遇した少年院の特級呪霊よりもはるかに強く、単体での勝利は不可能と伏黒は覚悟を決めました。

伏黒は敗亡する覚悟でしたが、以前五条悟に言われた言葉を思い出します。『恵、本気の出し方知らないでしょ？』。この言葉を思い出した伏黒はこれまでにないほど自由に呪術を使うことを決意します。そして、ついに呪術師としての極致である『領域展開』を発動します。伏黒は領域展開『嵌合暗翳庭(かんごうあんえいてい)』の使用で呪霊を圧倒し、ついに特級を倒すことに成功します。

呪術廻戦の八十八橋編（起首雷同編）のあらすじネタバレ⑤は『釘崎・虎杖の戦い』です。伏黒と離れて呪霊と対峙する釘崎と虎杖でしたが、2人が相手にしているのも特級呪霊でした。二人の呪霊は兄弟であり、その血は猛毒で浴びれば命がないという術式が込められていました。虎杖と釘崎はこの血を浴びてしまいましたが、釘崎の術式とは相性が悪い術式でした。

釘崎の術式『共鳴り』は相手の一部を攻撃することで本体にもダメージを与える術式です。つまり相手の術式そのものに打ち込むことができれば、本体に大ダメージを与えることになります。そして、命が削られる中で術式を連発していくうちに、釘崎が覚醒していきます。ついに釘崎と虎杖が黒閃を決めて、特級呪霊を倒すことに成功しました。

呪術廻戦の八十八橋編（起首雷同編）のあらすじネタバレ⑥は『宿儺の指と津美紀の呪いの行方』です。新たな力を手に入れた伏黒は津美紀の呪いを解きたいと再び強く誓いました。そして特級呪霊を各個撃破という活躍を見せた三人ですが、これほど呪霊が暴走し始めたのは両面宿儺の指を受肉した虎杖の存在が大きいと伏黒は推理します。両面宿儺の指の存在はそれほど危険であり、虎杖も伏黒もこのことに気づいてしまいます。

虎杖の受肉が全国の呪霊に影響を与えているという事実を伏黒は虎杖に言う気はありませんでした。一方で、虎杖もその事実を宿儺から聞き、自分を助けてくれた伏黒には言わないように口止めしました。『両面宿儺の指』という規格外の呪物が呪霊たちに大きな影響を与え、犠牲者まで出ているという事実は虎杖にとっても伏黒にとって重い事実となってしまいました。

呪術廻戦の八十八橋編（起首雷同編）のあらすじネタバレ⑦は『一級術師への推薦』です。一年生が特級を各個撃破したというニュースは高専の中でも話題でした。そんな中呪術高専では学長を前に1級呪術師・東堂葵と冥冥が面会していました。彼らは1級呪術師の名のもとにある提案をします。それは虎杖・釘崎・伏黒・真希・パンダの5人を1級呪術師に推薦するというモノであり、この推薦の裏には五条悟がいました。

ここでは『呪術廻戦』の八十八橋編は何巻なのかなどを紹介してきましょう。『八十八橋編』は中編エピソードとして人気の高いエピソードであり、その後のストーリーへの伏線にもなっているので重要なエピソードとなっています。さらに原作のエピソードタイトルにもなっている起首雷同の意味なども見ていきましょう。

『呪術廻戦』の単行本7巻55話から8巻63話の「起首雷同」シリーズで展開されたエピソードであり、55話『起首雷同』、56話『起首雷同 -弐-』、57話『起首雷同 -参-』、58話『起首雷同 -肆-』、59話『起首雷同 -伍-』、60話『起首雷同 -陸-』、61話『起首雷同 -漆-』、62話『起首雷同 -捌-』、そして63話は「共犯」というタイトルで描かれています。『共犯』というのは虎杖にとっては深い意味を持っています。

物語の舞台である八十八橋は「やそはちばし」と読み、正式名称は『鯉ノ口峡谷八十八橋(こいのくちきょうこくやそはちばし)』となってます。八十八橋は様々な心霊スポットをモデルとしており、名前もこうしたモデルとなった心霊スポットに似せてネーミングされています。

『起首雷同』の意味はを見ていきましょう。「起首（きしゅ）」は物事のはじまりを表しており、 「雷同（らいどう）」は他人の説にむやみやたらと同調することを表す熟語となっています。『起首雷同』は両面宿儺の指が呪霊の呪いを引き起こしており、呪いの始まりとなり、共振を生み出していることを表したタイトルだと考えられています。

ここでは『呪術廻戦』の八十八橋のモデルになった心霊スポットの場所を紹介していきましょう。八十八橋のモデルになった心霊スポットはネット上では3つ挙げられていて、『八木山橋(やぎやまばし)』や『不通橋(とおらずはし)』、『八ッ場大橋(やんばおおはし)』がモデルとなっていると考えられています。

『呪術廻戦』の八十八橋のモデル①は『八木山橋』です。八木山橋は宮城県仙台市内にある青葉山地区と八木山地区を結んでいる橋であり、宮城県最強の心霊スポットとして心霊ファンにはよく知られたスポットとなっています。『竜ノ口渓谷』にかかる片側一車線の橋であり、事故防止のために取り付けられた柵や緩やかに続くカーブなどが八十八橋にそっくりだとネット上でも大きな話題になっています。

呪術廻戦の八十八橋のモデル②は『不通橋』です。不通橋は群馬県富岡市から下仁田町をつなぐ「不通渓谷」にかかる橋であり、下に川が流れているロケーションなども八十八橋と類似しています。群馬県有数の心霊スポットであり、主に自殺者の霊が出るという有名な心霊スポットとして知られています。近年ではきれいに整備されて美しいビュースポットとして観光客も急増していると言われています。

呪術廻戦の八十八橋のモデル③は『八ッ場大橋』です。超高額の資金投入が行われたにも関わらず、ダム工事の中止や再開などを繰り返して有名になった『八ッ場ダム』ですが、このダムの象徴となった「八ッ場大橋」はモデルの一つとして知られるスポットです。この橋が「八十八橋」のモデルと言われる所以は『橋からのバンジージャンプ』が一部の若い者の間で有名になったからです。

八十八橋もこのバンジージャンプなどがきっかけで呪霊を発生させてしまったという点で、『八ッ場大橋』と類似しています。

ここでは『呪術廻戦』の「八十八橋編」の登場人物一覧を見ていきましょう。「八十八橋編」はテレビアニメでは第一期の最終エピソードとして描かれており、多くの登場人物が登場するエピソードです。八十八橋編にはメインキャラクターの活躍はもちろん、その後のエピソードの伏線にもなっていたり、伏黒や釘崎が新たな力に目覚めたちとかなりの重要なエピソードとなっています。

『呪術廻戦』の八十八橋編の登場人物一覧①は『虎杖』です。本作の主人公であり、八十八橋で呪霊と遭遇し戦うことになります。伏黒の姉の話を聞いて任務の続行を望み、呪胎九相図「壊相・血塗」と戦闘することになります。今回は釘崎との共闘になり、2人は共に黒閃を決めることに成功します。本作では虎杖が新たな両面宿儺の指を取り込むことになります。

『呪術廻戦』の八十八橋編の登場人物一覧②は『伏黒恵』です。伏黒恵は虎杖釘崎と共に埼玉へ出向き、自分の出身中学へと赴きます。二級程度の任務だと思っていましたが、姉の津美紀が八十八橋の被呪者だとわかったために単独で八十八橋へと向かいます。今回の戦いで最も成長したのは伏黒恵であり、この戦いで呪術者の極致である「領域展開」を修得しました。

『呪術廻戦』の八十八橋編の登場人物一覧③は『釘崎』です。虎杖、伏黒恵と共に埼玉へ向かい、呪胎九相図「壊相・血塗」との戦いになります。釘崎は虎杖と共闘しながら、「黒閃」を決めて見せました。また呪霊と化した人間を殺したことに悩む虎杖をしっかりとフォローするなど仲間想いの様子を見せています。

『呪術廻戦』の八十八橋編の登場人物一覧④は『新田明』です。自動ドアに関する不可解な事件を解決するため、虎杖たちを引率した補助監督です。埼玉県に向かう送迎とサポートをしていましたが、虎杖たちに出し抜かれて補助監督としての仕事を全うすることはできませんでした。後に登場する京都校１年生の新田新は実弟となっています。

『呪術廻戦』の八十八橋編の登場人物一覧⑤は『伏黒津美紀』です。伏黒津美紀は伏黒恵の義理の姉であり、伏黒恵の全てとも言える大切な存在です。突然の呪いの発現で寝たきりになっており、その原因を伏黒恵は探り続けています。学生時代に今回の八十八橋に行っていたことが明らかになり、この事実に伏黒恵は追い詰められていくことになります。

『呪術廻戦』の八十八橋編の登場人物一覧⑥は『壊相』です。壊相は呪術高専から盗まれた特級呪物『呪胎九相図』が受肉した後、宿儺の指を回収するため八十八橋へ赴いた呪霊です。『呪胎九相図』の次男にあたる呪霊であり、自身の血を相手に浴びせることで対象物を溶かし、呪うことができる毒を持っています。背中に醜い顔があり、そのことをコンプレックスに感じています。

『呪術廻戦』の八十八橋編の登場人物一覧⑦は『血塗』です。血塗は呪術高専から盗まれた特級呪物『呪胎九相図』が受肉した後、宿儺の指を回収するため八十八橋へ赴いたもうひとりの呪霊です。『呪胎九相図』の三男にあたる呪霊であり、虎杖と戦いました。壊相よりも知能レベルが劣っており、その見た目もより呪霊っぽくなっています。壊相と術式によって繋がっており、そのことが敗北の原因となってしまいました。

ここでは『呪術廻戦』の八十八橋編に関するネット上の感想や評価などを見ていきましょう。『呪術廻戦』はいま最も人気の高い漫画であり、ネット上でも高い人気を誇る作品として知られています。『呪術廻戦』の八十八橋編は人気の高いエピソードで、キャラクターたちの成長が分かるエピソードとして人気を博しました。そのため『八十八橋編』に関する感想や評価はネット上にも数多く見つけることができます。

『八十八橋編』は面白いというファンの声が集まっています。『八十八橋編』は伏線の数々やキャラクターの成長など様々な見どころがあり、ネット上でも絶賛の声が集まるエピソードです。ネット上には『八十八橋一巻分しかないのにめっちゃ面白いし伏線も撒いてるのセンスよすぎるんだよな』という声や『やっぱり八十八橋編は最高に面白い』という声、『八十八橋編ちょー面白い』という声が挙がっています。

『八十八橋編』での領域展開は最高という声も挙がっています。伏黒恵の領域展開はこのエピソードの見どころにもなっているので、ファンにもそのカッコよさが注目されています。ネット上には『特に伏黒の領域展開嵌合暗翳庭がカッコよすぎたわ』という声や『伏黒覚醒、領域展開。 狂気的な笑顔が最高』という声、『伏黒の｢やめだ｣からの領域展開最高にかっこよかった』という声が挙がっています。

『八十八橋編』は重要なエピソードとして知られていて、その後のストーリーの伏線になっていることも話題になっています。ネット上には『八十八橋編はとても重要でターニングポイントになるような回』という声や『八十八橋編って初見だとツナギ回っておもうけど伏線つくったり回収したりしてるしめちゃめちゃ重要な話なんよなぁ』という声、『八十八橋、今思うと超重要な話だったんだな』という声が挙がっています。

虎杖と釘崎が放つ黒閃にも絶賛の声が集まっています。一流の呪術師の証である黒閃を放つシーンは名シーンとしてネット上でも話題になりました。ネット上には『虎杖と釘崎が黒閃を同時に放つシーンは本当に痺れた。』という声や『虎杖と釘崎のダブル黒閃はヤバイ』という声、『相変わらず組手の作画がエグすぎて、釘崎と虎杖の黒閃の時は鳥肌でした』という声が挙がっています。

今回は『呪術廻戦』の八十八橋編について基本的な情報や「八十八橋編」のあらすじ、登場キャラクター、ネット上の感想などを紹介してきました。八十八橋編は数多くの伏線が描かれた重要エピソードであり、領域展開や黒閃など数多くの要素が入っています。原作でも超重要エピソードとなっている「八十八橋編」にも注目して、メガヒット漫画『呪術廻戦』をお楽しみください。