【テラフォーマーズ】蛭間一郎はバグズ2号の生き残り！手術ベースや能力・強さは？

漫画テラフォーマーズの作中でネムリユスリカが手術ベースになった蛭間一郎。漫画テラフォーマーズに登場する蛭間一郎は第1部から登場している主要キャラクターの1人であり、ネムリユスリカの特性で不死身の能力を持っています。蛭間一郎はこの不死身の能力を使って1部を生き抜き、日本の総理大臣まで上り詰めます。本記事ではそんな蛭間一郎について手術ベースとなったネムリユスリカの能力やアニメの声優などをご紹介します。

では蛭間一郎のネムリユスリカが手術ベースとなった能力や強さ、アニメの声優などをご紹介する前に、蛭間一郎が登場する漫画テラフォーマーズの概要と物語のあらすじについてご紹介していきます。蛭間一郎が登場するテラフォーマーズとは貴家悠が原作を務め、橘賢一が作画を担当している日本の漫画作品です。本作は2011年に｢ミラクルジャンプ｣で連載が始まり、2021年5月現在｢週刊ヤングジャンプ｣で連載中となっています。

しかし原作者の貴家悠が体調を崩したため、漫画テラフォーマーズは2017年頃から休載状態が続いています。ただその人気は凄まじく、2021年5月現在まで刊行されている合計22巻の単行本は1600万部を超える累計発行部数を記録しています。そんな漫画テラフォーマーズは2014年から2期に渡るアニメ化が行われ、2016年には実写映画化されました。またその他にスピンオフ作品や小説といった派生作品も数多く制作されています。

人口増加に伴って資源の枯渇や貧富の差の拡大が問題となっている未来の世界。この世界で人類は問題を解決するため、ゴキブリを使って火星を綺麗にして新たな居住地にしようとします。しかし人類に放たれたゴキブリは長い時を経て進化し、人型の身体や頭脳、文明を手に入れてしまいます。そしてゴキブリ回収のためにバグズ2号という宇宙船が火星に降り立った時、進化したゴキブリ達は恐るべき力で人類に牙を剥くのでした。

本記事でネムリユスリカが手術ベースになった能力や強さ、アニメの声優などをご紹介する蛭間一郎とは漫画テラフォーマーズに登場するキャラクターの1人です。漫画テラフォーマーズに登場する蛭間一郎とは第2部以降第502代日本国内閣総理大臣を務めているキャラクターであり、荒れて不細工となった顔と太った身体が特徴となっています。身長と体重は170cmの87kg（第2部153kg）であり、年齢は18歳（第2部38歳）です。

蛭間一郎は基本周囲を毛嫌いする性格をしているものの、家族を何よりも大切にする優しい心を持っています。第2部と第3部では大きく人間として成長し、日本を守る総理大臣の役割を見事にはたしています。そんな蛭間一郎は元々11人兄弟の長男として貧しい家庭に生まれ、周囲から虐められる生活を送っていました。蛭間一郎は必死に勉強して家族を助けようとするものの、担任の教師に嵌められて大学進学を取り消されてしまいます。

大学進学が教師の悪巧みで取り消された蛭間一郎はバグズ手術でネムリユスリカの力を手に入れ、バグズ2号に乗って火星に降り立ちます。これは貧しい家族を養うという理由からでした。火星に降り立った蛭間一郎はテラフォーマーの襲撃で窮地に立たされるものの、ネムリユスリカの能力を使って小町小吉と共に地球に帰還します。その後蛭間一郎は第502代日本国内閣総理大臣に上り詰め、テラフォーマーと戦う力を蓄えます。

蛭間一郎自身の過酷なトレーニングで肉体を強化し、第2部では肥満体が筋骨隆々の身体に成長します。しかし蛭間一郎は第3部で中国の工作員にやられ、昏睡状態になってしまいました。そこで蛭間一郎はネムリユスリカの能力で復活し、地球に攻め寄せるテラフォーマーと戦う指揮を務めます。確かに蛭間一郎は作中で一番不細工なキャラです。しかし第2部以降の行動から蛭間一郎は総理大臣に相応しい立派な人物といえるでしょう。

ではここからは漫画テラフォーマーズに登場する蛭間一郎の能力や強さ、手術ベースになったネムリユスリカについてまとめてご紹介していきます。上述でご紹介した通り、漫画テラフォーマーズに登場する蛭間一郎の手術ベースはネムリユスリカという虫です。蛭間一郎の手術ベースとなったネムリユスリカとはハエ目ユスリカ科に属している昆虫の蚊であり、アフリカなどの乾燥地帯を中心として生息していることで知られています。

アフリカの乾燥地帯で生息しているネムリユスリカは人の血を吸う蚊の一種であるものの、血液を吸いながら生きていません。なのでネムリユスリカはそこまで危険な昆虫ではありません。しかしネムリユスリカは幼虫の時｢クリプトビオシス｣という特性を持っており、眠り続けることで200℃を超える高温やマイナス200℃の環境でも死ぬことがありません。さらに宇宙空間でも死なず、幼虫状態が不死身の昆虫として有名となっています。

上述でご紹介した通り、ネムリユスリカは血を吸わない昆虫です。そのため漫画テラフォーマーズに登場する蛭間一郎はテラフォーマーと直接戦う強さをあまり持っていません。しかし蛭間一郎はネムリユスリカを手術ベースにしているため、どんな環境でも眠ることで死なない｢クリプトビオシス｣の特性を持っています。そのため蛭間一郎はネムリユスリカと同じく、眠ることでテラフォーマーに殴られても死亡することがありません。

この眠りは水や血によって解除され、問題無く復活することが出来ます。これに加え蛭間一郎はトレーニングで身につけた怪力と並外れた頭脳も兼ね備えており、漫画テラフォーマーズの第1部を生き抜きました。また第2部以降の漫画テラフォーマーズでも蛭間一郎は死亡せずに生き残っています。そんな無敵の蛭間一郎ですが、身体がバラバラになったり、内蔵器官が破壊されてしまうとさすがに死亡してしまいます。

アニメテラフォーマーズで蛭間一郎を演じたのは日本の大人気男性声優である杉田智和です。蛭間一郎を演じた杉田智和とは1998年にデビューした男性声優であり、2021年5月現在株式会社ADRSの代表取締役を務めながら活動しています。1998年にデビューした杉田智和は2006年のアニメ｢銀魂｣の主人公・坂田銀時役でブレイク。その後杉田智和は2021年5月現在まで多数のアニメ作品で主役級の人気キャラを数多く演じています。

• 2004年のアニメ｢ボボボーボ・ボーボボ｣：OVER役、呼び覚まされたヤツ役
• 2006年のアニメ｢銀魂シリーズ｣：坂田銀時役、赤い人役
• 2006年のアニメ｢涼宮ハルヒの憂鬱シリーズ｣：キョン役
• 2012年のアニメ｢ジョジョの奇妙な冒険シリーズ｣：ジョセフ・ジョースター役
• 2018年のアニメ｢七つの大罪シリーズ｣：エスカノール役
• 2009年のゲーム｢戦国無双シリーズ｣：加藤清正役
• 2010年のゲーム｢メタルギアソリッドピースウォーカー｣：カズヒラ・ミラー役

漫画テラフォーマーズに登場する蛭間一郎に関する感想では蛭間一郎がかっこいいといった感想が多く寄せられていました。確かに蛭間一郎はあまり容姿が良くありません。しかし蛭間一郎は家族や仲間を大切にする義の心と迷いの無い勇気ある心を兼ね備えた非常にかっこいいキャラクターとなっています。この内面のかっこよさから蛭間一郎は漫画テラフォーマーズファンに非常に高い人気を博しています。

漫画テラフォーマーズに登場する蛭間一郎に関する感想では蛭間一郎が最強といった感想も多く寄せられていました。漫画テラフォーマーズに登場する蛭間一郎は戦闘能力がほとんど無いものの、どんな環境でも死なない不死身の能力を持っています。また蛭間一郎は能力を使えば、テラフォーマーに攻撃されても死亡しません。この絶対に死亡しない不死身の能力を見ると、蛭間一郎の強さは最強クラスといえます。

漫画テラフォーマーズに登場する蛭間一郎に関する感想では総理大臣になった年齢に驚く感想も多く見受けられました。普通日本では20代や30代の若者が総理大臣になれません。しかし蛭間一郎は第1部で地球に帰還した後、38歳という若さで総理大臣の地位まで上り詰めます。この38歳で総理大臣になったことは蛭間一郎の有能さが良く分かる大きな特長となっています。

本記事では漫画テラフォーマーズに登場する蛭間一郎について能力や強さ、声優などをご紹介しました。ネムリユスリカが手術ベースとなった蛭間一郎は不死身の能力を持ったある意味最強のキャラクターとなっています。そんな蛭間一郎は2021年5月現在も死亡しておらず、日本国内閣総理大臣として立派な姿を見せています。おそらく今後も蛭間一郎は地球侵略を行うテラフォーマーとの戦いで活躍する姿を見せてくれることでしょう。