2021年06月02日公開
2021年06月02日更新
【風の谷のナウシカ】ナウシカの母親は蟲使い?名前やラステルの母との関係も考察
世界でも人気の高い「風の谷のナウシカ」主人公のナウシカが巨大な蟲である王蟲(オーム)と心を通わせ自然の恵を訴える作品で知られています。この記事は蟲使いであるナウシカの母に関する記事です。ナウシカの母親は蟲使い?名前やラステルの母との関係も考察していきます。ナウシカの母は蟲使い?名前や正体・過去を考察していき、ナウシカとラステルの母との関係やナウシカの母の死因を考察します。後半にはナウシカの母に関する感想や評価についてまとめました。知られざるナウシカの母に迫ります!
ナウシカとは?
ナウシカとは、宮崎駿監督作品の一つ「風の谷のナウシカ」に登場する主人公です。16歳の少女で風の谷の族長ジルの娘です。母と10人の兄姉達がいましたが腐海の毒により亡くなっています。母からは愛情を受けずに育った為、母性本能が強く、風の谷の子供達を妹のように可愛がり「姫姉さま」と呼ばれ慕われています。
強いリーダーシップを持つと同時に人々を導くカリスマ性を持つ少女でもあります。風を読み剣術の腕も長けており、身体能力にも優れています。腐海を守る蟲をも愛し腐海から出る毒が大地と水の毒を吸っている事を理解しています。そして、巨大な蟲である王蟲(オーム)と心を通わせる事が出来る蟲使いです。
風の谷のナウシカの作品情報
ナウシカが活躍する「風の谷のナウシカ」の作品情報について紹介していきます。巨大な蟲である王蟲(オーム)と心を通わせる能力を持つ不思議な少女ナウシカ。ここではそんな蟲使いであるナウシカが活躍する「風の谷のナウシカ」の概要について紹介していき、続いて「風の谷のナウシカ」のあらすじを紹介していきます。早速見ていきましょう。
風の谷のナウシカの概要
風の谷のナウシカの概要について紹介していきます。風の谷のナウシカは、宮崎駿さんによる漫画作品で1982年に「アニメージュ」にて発表したSF・ファンタジー作品です。原作の風の谷のナウシカは1982年から連載していた漫画「アニメージュ」にて1994年に完結しています。
最終戦争「火の七日間」で科学文明が崩壊した1000年後が舞台となっています。1984年に劇場版アニメ「風の谷のナウシカ「が公開されました。観客動員は約91万5千人、配給収入は約7.4億円でした
当時は大ヒットとはいえない結果でしたが、その後のオリコンランキングにて、1997年発売のVHS版、2003年発売のDVD版、2010年発売のBlu-ray版が各部門1位を獲得し、史上初同一作品による3部門制覇を達成した作品です。挿入歌である「風の谷のナウシカはるかな地へ」は最高8位となり、安田成美さんが担当された「風の谷のナウシカ」はシングルチャート最高10位となり大ヒットしました。
2019年に歌舞伎化され話題となりました。1994年の第23回日本漫画家協会賞大賞、1995年の第26回星雲賞コミック部門を受賞しています。また、1984年度のアニメグランプリ、日本アニメ大賞の作品部門をダブル受賞した作品でもあります。2020年時点で単行本の累計発行部数は1700万部を超え、海外では8か国語で翻訳され出版されています。
風の谷のナウシカのあらすじ
風の谷のナウシカのあらすじを紹介していきます。1000年前に勃発した最終戦争「火の七日間」から1000年後の世界が舞台となっています。大地は汚染され菌類の森「腐海」が広がっています。「腐海」は猛毒の瘴気を出し人類は衰退し腐海の瘴気と蟲に怯え生活しています。風の谷に住む族長ジルの娘「ナウシカ」は蟲の心を通わせる事が出来る不思議な少女、「ナウシカ」が蟲達を通じて自然との共存を訴える作品です。
ナウシカのプロフィール
風の谷のナウシカに登場するナウシカのプロフィールを紹介していきます。ナウシカは本作品である「風の谷のナウシカ」の主人公です。16歳のナウシカは風の谷の族長ジルの娘で風の谷の王女でもあります。風を読むことに長け、剣術や身体能力も優れています。腐海から出る毒が大地と水を浄化している事に気付いています。巨大な蟲である王蟲(オーム)と心を通わせる蟲使いでもあります。
ナウシカの母は蟲使い?名前や正体・過去を考察
風の谷のナウシカに登場する主人公ナウシカの母について考察していきます。ナウシカの母は劇中では一度しか登場していません。そんな謎の多いナウシカの母について、ここではナウシカの母は蟲使い?名前や正体・過去についてを考察していきます。
ナウシカは母親からの愛情を受けることなく育ったのか?ナウシカの母の名前は不明?ナウシカの母親の正体は蟲使い?この3点を考察していき知られざる謎の多いナウシカの母の名前や正体について迫ります!
考察①ナウシカは母親からの愛情を受けることなく育った?
ナウシカの母は蟲使い?名前や正体・過去を考察していきます。ナウシカの母は蟲使い?名前や正体・過去を考察していくうえでまず1点めの、ナウシカは母親からの愛情を受けることなく育った?について考察していきます。原作の風の谷のナウシカで、ナウシカは十一人兄妹の末っ子として生まれています。しかし、ナウシカ以外の兄弟達はみんな「育たなかった」と語られています。
そして、「母は決して癒されない悲しみがあることを教えてくれましたが、わたしを愛さなかった」と語っています。これはナウシカ以外の子供達は死んでしまったという事です。この事が原因となりナウシカの母は苦しみ悩み病んでいったと考察され、母はナウシカに対する愛情を持てなかったのだと考察出来ます。
また劇場版の風の谷のナウシカでは、ナウシカの幼少期の回想シーンで王蟲(オーム)を守ろうとしますが、王蟲(オーム)は捕らえれてしまいます。その時、ナウシカは母に必死に訴えていますが、母は耳を貸さず呆然と眺めていました。
この事からもナウシカは母親からの愛情を受けることなく育った事が分かります。しかし、母に愛されなかった結果、母性本能がより一層強くなり腐海を守る巨大な蟲である王蟲(オーム)とも繋がれたと考察出来ます。
考察②ナウシカの母の名前は不明?
ナウシカの母は蟲使い?名前や正体・過去を考察していきます。ナウシカの母は蟲使い?名前や正体・過去を考察するにあたり続いて2点めのナウシカの母の名前は不明?についてを考察していきます。ナウシカの母の名前は原作でも劇場版の風の谷のナウシカでも語られていません。
ナウシカの母が登場するシーンは少なくナウシカの幼少期の回想シーンでのみ登場します。そこでもナウシカの母の名前は出てきていません。ナウシカの母の名前は原作でも劇場版でも「母」と表記されており、母親の名前は明言されていません。
考察③ナウシカの母親の正体は蟲使い?
ナウシカの母は蟲使い?名前や正体・過去を考察していきます。ナウシカの母は蟲使い?名前や正体・過去を考察するにあたり3点めのナウシカの母親の正体は蟲使い?についてを考察していきます。ナウシカは蟲達と念話を使い会話が出来ます。これはナウシカの母が、蟲使いであった可能性があります。
その為、ナウシカも蟲使いの血を引き蟲達と会話が出来ていると考察出来ます。原作でも劇場版でも蟲達と心を通わせ会話出来ているのは、ナウシカの母の正体が蟲使いであった事を意味するものであると考察出来ます。
ナウシカとラステルの母親の関係
ラステルはペジテの王子でアスベルの双子の妹です。そのラステルの母とナウシカはペジテの船で会っています。ラステルの母がナウシカにラステルの母ですと告げたあと、ナウシカは母様と言っています。ここではナウシカとラステルの母親の関係について考察していきます。まず、ラステルの母はナウシカの母でもあったのかを考察します。次にナウシカとラステルの母は全くの他人なのかを考察していきます。
考察①ラステルの母はナウシカの母でもあった?
ナウシカとラステルの母親の関係について考察していきます。まず、ラステルの母はナウシカの母でもあった?のかについて考察していきます。ナウシカは、ペジテの人々が蟲を使い風の谷に駐留するトルメキア軍を狙った襲撃作戦を知り止めようと動きます。しかし、ペジテ市長に捕まりアスベルと一緒にペジテのブリッグに収容されてしまいます。そこでナウシカは、ラステルの母と出会います。
その時、ラステルの母がナウシカにラステルの母ですと告げています。そして、ナウシカは母様と言っています。その後、ラステルの母の協力でペジテの少女と入れ替わり脱出する事に成功しています。ラステルの母に対するナウシカの母様という発言からラステルの母はナウシカの母でもあった?と勘違いされた視聴者の方も多くいたと考察する事が出来ます。しかし、実際は違います。
考察②ナウシカとラステルの母は全くの他人?
ナウシカとラステルの母親の関係について考察していきます。次にナウシカとラステルの母は全くの他人?について考察していきます。ナウシカはラステルの母の協力を得てペジテのブリッグから救出する事に成功しています。その際にナウシカはラステルの母を母様と呼んでいます。
ナウシカがラステルの母を母様と呼んだのは、ラステル達の母親という意味で母様と呼んでいたと考えられます。実際、ラステルの母とナウシカの母は全くの他人です。ナウシカはラステルの母と自分の母が重なり母様と呼んでいたと考察する事が出来ます。
ナウシカの母の死因を考察
風の谷のナウシカのナウシカの母は登場するシーンが少なく謎が多く残っています。劇中でナウシカの母は既に亡くなっています。ここでは謎の多いナウシカの母の死因についてを考察していきます。ナウシカの母の死因は腐海の毒なのか?体力的・精神的負荷も死因に関係しているのか?を考察していきます。早速見ていきましょう。
考察①直接的な死因は腐海の毒?
風の谷のナウシカのナウシカの母の死因について考察していきます。まず、ナウシカの母の直接的な死因は腐海の毒?だったのかについて考察していきます。ナウシカの母の死因は劇中でも原作でも語られていません。しかし、腐海の毒が大きく関わっています。その理由はナウシカの兄弟達にあります。
ナウシカには兄弟達がいたのですが、ナウシカ以外は育たなかったと語っています。これはナウシカの母から腐海の毒を受け継いでしまった事を意味すると考察出来ます。この事からもナウシカの母は腐海の毒に侵されていた可能性が高くナウシカの母の死因は直接的な腐海の毒が死因であると考察出来ます。そして、劇中ではナウシカの父であるジルも腐海の毒に侵され寝たきりになっていました。
考察②体力的・精神的負荷も関係している?
風の谷のナウシカのナウシカの母の死因について考察していきます。ナウシカの母の死因は腐海の毒に侵された事が原因と考察出来ますが、加えて体力的・精神的負荷も関係している事も考えられます。ナウシカの母はナウシカと十人の子供を出産しています。
しかし、ナウシカ以外の子供達を亡くすという辛い経験をしています。この事からもナウシカの母は体力的にも精神的にも追い詰められ辛い状況だった事が考えられます。直接的な死因は腐海の毒ですが、身体的・精神的負荷も死因の大きな要因であると考察出来ます。
ナウシカの母に関する感想や評価
風の谷のナウシカに登場するナウシカの母に関する感想や評価ついて紹介していきます。ナウシカは母に愛される事はなかったと語っています。劇中でも原作でも登場するシーンが少ないナウシカの母は本当にナウシカを愛してないのか?様々な憶測がネット上で飛び交っています。ここではそんなナウシカの母に関する感想や評価についてまとめました。早速見ていきましょう。
ナウシカ歌舞伎におけるナウシカは、かつて彼女から幼虫を取り上げた彼女の母と同じように、蟲(清らかな新世界)より人(争いの絶えない現世界)を選んだんだなと思った。
— MIZU (@diamante0415) May 9, 2021
風の谷のナウシカに登場するナウシカの母に関する感想や評価について、風の谷のナウシカは漫画やアニメだけでなく歌舞伎でも上演されています。ナウシカの母は幼いナウシカが蟲を取り上げられるのをただ見ているだけでしたが、実はナウシカの母は戦争のない世界を選んでいたのではないか?という感想も数多くありました。ナウシカもまた究極の選択を強いられ風の谷のナウシカの奥深さを知ったという感想も数多くありました。
娘の最期を看取り伝えてくれたことへの深い感謝と同時に、トルメキアの大義の下理不尽にペジテと娘を奪われた底知れぬ悲しみ、そして今はそのペジテの民が大義を振りかざし風の谷を蹂躙しようとしているやるせない因果が、母なき子ナウシカと子を喪った母が出会うことで表現し尽くされている、すごい
— あめだま (@melancholicdanc) March 19, 2021
風の谷のナウシカに登場するナウシカの母に関する感想や評価について、母のいないナウシカがペジテでラステルの母とラステルの母が出会うシーンは印象的なシーンで心に残るという感想も数多くありました。このシーンはナウシカとラステルの母が、トルメキア軍とペジテの争いにやるせない気持ちを表現していて凄いシーンだという感想も数多くありました。
ナウシカ読み終わりまして、とても面白かったです。贅沢を言うと、ヴ王とかナウシカの母とかその辺のあたりが若干の消化不良でもっと読みたかったです。しかし名作。
— 多都ユーノ (@hoshi_no_tabi) February 28, 2021
風の谷のナウシカに登場するナウシカの母に関する感想や評価について、風の谷のナウシカはとても面白い作品として非常に評価の高い作品である事が分かりました。また、ナウシカの母についても、もっと知りたいという感想も数多くありました。改めて風の谷のナウシカが名作であり、考えさせられる作品であるという事が分かりました。
ナウシカの母まとめ
風の谷のナウシカに登場するナウシカの母親は蟲使い?名前やラステルの母との関係も考察していきました。ナウシカの母は劇中でも原作でも登場するシーンも少なく謎に包まれいました。ナウシカの母は人知れず大きな闇を抱えていたと考えられます。ナウシカの母も蟲使いであったと考察できナウシカと同じく蟲と共存する道を模索していたと考えられます。ナウシカの母を考察していくとより一層「風の谷のナウシカ」が楽しめます。