2021年05月20日公開
2021年05月20日更新
【風の谷のナウシカ】ミト爺は城オジのリーダー!年齢は?声優や名言・名シーンも紹介
世界的な知名度と人気を誇る映画監督宮崎駿が初めて描いた漫画が「風の谷のナウシカ」です。「風の谷のナウシカ」は原作漫画もアニメ映画版も「名作中の名作」だと言われています。「風の谷のナウシカ」には様々な魅力のあるキャラクターが登場します。ここではナウシカを支える城オジのリーダーであるミト爺について紹介していきます。ミト爺の年齢などのプロフィールや演じたアニメ声優、さらに名言や名セリフ・名シーンも取り上げていきます。
目次
ナウシカのミト爺は城オジのリーダー!年齢は?
「風の谷のナウシカ」は宮崎駿原作・監督の漫画とアニメ映画です。どちらも「名作中の名作」と称されており、現在も新たなファンを増やし続けていると言われています。「風の谷のナウシカ」には多くの魅力的なキャラクターが登場しますが、ここではナウシカを献身的に支え続ける城オジのリーダーのミト爺を特集していきます。ミト爺の年齢などのプロフィールや演じた声優紹介、そして名セリフや名シーンなどを取り上げていきます。
風の谷のナウシカの作品情報
「風の谷のナウシカ」は宮崎駿の才能に注目した徳間書店の希望により原作漫画が描かれ、後に映画化されたことで知られています。「風の谷のナウシカ」の映画版には後にスタジオジブリの重要メンバーとなる故・高畑勲さん、鈴木敏夫、久石譲らが集結したことでも話題になりました。ここでは「風の谷のナウシカ」の作品情報を取り上げていきます。「風の谷のナウシカ」の概要やあらすじを紹介することで同作品の魅力に迫ります。
風の谷のナウシカの概要
「風の谷のナウシカ」の原作漫画は宮崎駿により徳間書店刊行のアニメージュに1982年から1994年まで連載されました。「風の谷のナウシカ」の単行本はアニメージュコミックスワイド版全7巻、愛蔵版上下巻が刊行中です。原作漫画の人気を受けた「風の谷のナウシカ」の映画版は1984年に公開されました。評価は高かったものの大ヒットに至りませんでした。その後ビデオやDVD・BDが売れたことで現在も高い人気を誇っています。
風の谷のナウシカのあらすじ
「風の谷のナウシカ」のあらすじ紹介です。旧人類は「火の七日間」と呼ばれる最終戦争を起こし、高度文明の徹底した破壊や大地の深刻な汚染を副産物として残してしまいました。1000年後の人類は腐海と呼ばれる毒ガスを吐き出す森に怯えながら暮らしていました。小国風の谷に住む主人公の少女ナウシカはある日王蟲に襲われている旅人を助けました。旅人の正体はナウシカの父ジルの友人で、彼女の師でもあるユパだったのです。
ミト爺の年齢は?プロフィールを紹介
「風の谷のナウシカ」に登場する重要キャラクターの一人ミト爺のプロフィールを紹介します。ミト爺の年齢は40歳です。右目の眼帯と口ひげが特徴のいかつい風貌をしています。ファンの間では実年齢よりかなり老けていると言われています。ミト爺は後述する城オジのリーダー的存在であり、風の谷の族長ジルの後継者であるナウシカの忠臣として彼女を支えています。漫画版・映画版ともにナウシカとユパに関わり続ける存在です。
城オジとは?
ここでは「風の谷のナウシカ」の城オジについて紹介していきます。城オジは風の谷にて腐海の毒に侵されて四肢硬化してしまい、農作業ができなくなってしまった男たちのことで城の守りに就いています。ミト爺の他にゴル、ギックリ、ニガ、ムズといったメンバーがいます。皆一様に実年齢よりも老けているのでないかと言われています。ミト爺は彼らメンバーたちと連携を取りながら城、ジル、そしてナウシカを支え続けています。
ミト爺はガンシップの達人?
40歳という実年齢よりも老けて見えると言われている「風の谷のナウシカ」のミト爺は乗り物の操縦技術に長けた人物であると言われています。原作漫画ではナウシカたちとともにガンシップを整備しているシーンも見られるので機械の扱いも上手いのではないかと推察されています。ミト爺はストーリーの中でガンシップを器用に操縦したり、砲手を務めたりする名シーンがあり、隠れた人気があるキャラクターだと言われています。
ミト爺の性格
実際の年齢よりも老けていると話題になった「風の谷のナウシカ」のミト爺の性格について考察・紹介していきます。ミト爺は果敢にガンシップを操縦したりする名シーンがあるので非常に勇気と決断力のある人物だと言われています。ユパからも一目置かれており、相談相手になっています。その反面心配性な性格をしています。特にナウシカのことになると居ても立っても居られず、無茶な行動をしないように釘を刺す名シーンもあります。
ナウシカのミト爺のアニメ声優
宮崎駿原作・監督の傑作「風の谷のナウシカ」の映画版は劇場公開後のテレビ放映などでじわじわと人気が上がっていったことで知られています。また「風の谷のナウシカ」の映画版はキャステイングされた声優陣が素晴らしい演技を見せたことで話題を呼んだと評されています。ここでは「風の谷のナウシカ」の映画版でミト爺を演じた元声優・俳優の故・永井一郎さんのプロフィールや主な出演作品を紹介していきます。ご覧ください。
永井一郎のプロフィール
ここでは「風の谷のナウシカ」の映画版でミト爺を演じた元声優・俳優の故・永井一郎さんのプロフィールを紹介していきます。永井一郎さんは1931年5月10日生まれです。大阪府出身で血液型はA型です。最終的に所属していた事務所は青二プロダクションでした。永井一郎さんの声種はローバリトンです。一度聞いたら絶対に忘れられない声でありながら、アニメや吹き替えで様々な役柄を演じており演技力が高く評価されていました。
元声優・俳優の永井一郎さんのプロフィール紹介です。永井さんは京都大学在学中に演劇を始めて、卒業後にプロの俳優を目指して上京しました。故・愛川欽也さんたちが結成した劇団三期会に参加しました。三期会が海外ドラマ「スーパーマン」にユニット出演していたことがきっかけで吹き替え声優として活動、アニメ草創期から自身の晩年まで現役の声優として大活躍しましたが2014年1月27日に心不全のため亡くなりました。
永井一郎の主な出演作品
ここでは元声優・俳優の故・永井一郎さんの主な出演作品を紹介します。代表作として有名なのは「サザエさん」の磯野波平役です。亡くなる直前まで実に45年間磯野波平役で親しまれました。また「機動戦士ガンダム」のナレーションが印象的だったというファンも多いと言われています。「ガンダム」ではデギン・ソド・ザビやマッシュも演じました。さらにはモブキャラクターも含めるとその数は数十人にも上ると言われています。
また、永井一郎さんは高橋留美子原作のアニメ作品の常連だったことでも有名です。「うる星やつら」の錯乱坊役、「らんま1/2 熱闘編」の八宝斎役などです。他には「宇宙戦艦ヤマト」の佐渡酒造役、「陽だまりの樹」の手塚良仙役などで知られています。吹き替えでは「スターウォーズシリーズ」のヨーダ役が有名です。その他にも多くの情報番組、バラエティ番組、テレビドラマのナレーターとして幅広い活動をしていました。
ナウシカのミト爺の名言や名セリフ・名シーン
「風の谷のナウシカ」に登場する城オジのリーダーであるミト爺は城オジのメンバーの中でも登場シーンや名シーンが多いと言われています。また、年齢の割に老けて見えると評されているミト爺は名言や名セリフが多いことでも知られています。ここでは「風の谷のナウシカ」のミト爺の名言や名セリフ・名シーンを紹介していきます。「風の谷のナウシカ」のミト爺にはどのような名セリフ・名シーンがあるのでしょうか?ご覧ください。
ミト爺の名言①「この手を見て下され…」
この手を見て下され。腐海の毒に侵されて、あと半年もすれば石になりましょう。わしらはそれで畑をはなれ、城づとめに余生を送る城オジになった者たちですじゃ。姫さまのおかげで心がどれほどなごんだか。
「風の谷のナウシカ」に登場するミト爺の名セリフ・名シーンを紹介していきます。最初に紹介するセリフは原作漫画でミト爺が言ったセリフです。ミト爺が城オジのメンバーを代表していつも自分たちの心を和ませてくれているナウシカに対する感謝の意を述べた名言です。さらに自分たちはもうすぐ亡くなる運命だから、その間命を懸けてナウシカを守っていきたいというミト爺らの決意を表した名シーンだと言われています。
ミト爺の名言②「姫さまはやさしすぎる…」
出典: https://prcm.jp
姫さまはやさしすぎる。やさしすぎて身をほろぼしかねん…それも…失礼ながら…人間よりも王蟲の運命にずっと心をひかれておられるようだ…
「風の谷のナウシカ」に登場するミト爺の名言や名セリフ・名シーンを紹介しています。次に紹介するのはミト爺らしい名セリフです。ナウシカは人間に対してはもちろん王蟲やキツネリスといった人間が苦手にしている動植物に対しても変わらぬ愛情や慈悲の心を持っています。それがミト爺や城オジのメンバーには理解できない時があるのです。それ故に自分たち亡き後のナウシカの運命を心配せずにはいられない気持ちが伝わる名言です。
ミト爺の名言③「丈夫というなら姫様は折り紙付きじゃ…」
丈夫というなら姫様は折り紙付きじゃ。だが、腐海遊びまで似ると困るぞ
ここでは実年齢より落ち着いて見えると言われている「風の谷のナウシカ」のミト爺の名言を紹介します。次に紹介するのは風の谷に新たな命が誕生した時に言ったセリフです。ユパは新たな命がナウシカのように丈夫な子供に育つように祈りました。ミト爺も同じ気持ちです。しかし、危険な腐海に立ち入ったり王蟲を愛でるようなところまでナウシカに似てしまっては困るというもう一つの気持ちをよく表した名セリフと評されています。
ミト爺の名言④「どんなことがあっても生きて下され…」
わしのことは気にするな。どのみち石化がはじまっていた。この手、旅の途中から動かすのが辛かった。姫さまに伝えてくれ。どんなことがあっても生きて下されと…
「風の谷のナウシカ」のミト爺の名言や名セリフ・名シーンを紹介しています。最後に紹介するのはミト爺が原作漫画の終盤で言ったセリフです。土鬼諸侯国連合の聖都シュワにやって来たナウシカにミト爺も帯同していました。しかし、ミト爺の命は尽きようとしていました。それでも自分のことよりナウシカの行く末を案じていました。最後まで献身的にナウシカに尽くしたミト爺だからこそ言うことができた名言だと言われています。
ナウシカのミト爺の映画と原作の違い
「風の谷のナウシカ」は原作漫画も映画版も不朽の名作として知られています。また「風の谷のナウシカ」は原作漫画と映画版で多くの相違点があることでも有名です。城オジのリーダーであるミト爺も原作漫画と映画版とでは異なる活躍や描写があります。ここでは「風の谷のナウシカ」のミト爺の原作漫画、映画版での登場シーンや活躍シーンなどをそれぞれ紹介していきます。ミト爺の原作漫画と映画版を比較してみてください。
考察①映画でのミト爺
ここでは「風の谷のナウシカ」の映画版でのミト爺の活躍について紹介していきます。映画版でのミト爺は城オジのメンバーの中でも最も積極的に動いています。ナウシカやユパと行動をともにするシーンも多く、ガンシップを操縦したり砲手を務めるなどの活躍を見せています。寿命が長くないという原作漫画での設定はゴルに引き継がれています。そして物語のクライマックスで奇跡を起こすナウシカを見守っており最後まで生き残ります。
考察②原作でのミト爺
「風の谷のナウシカ」に登場するミト爺の原作漫画での活躍について紹介します。原作漫画でのミト爺は先述したように腐海の毒に侵されて石化の症状が進行しており、先が長くないことを自ら話しています。また、原作漫画にしか登場しない土鬼諸侯国連合との戦いにも参戦しています。土鬼語を話せるとのことですが、ムズからは下手だと言われています。ナウシカのシュワへの突入にも帯同し、死期を悟りながらも最後まで生き残ります。
ナウシカのミト爺に関する感想や評価
ここでは「風の谷のナウシカ」に登場する城オジのリーダーであるミト爺に関する感想や評価を紹介していきます。Twitterでのつぶやきをいくつか取り上げていきます。「風の谷のナウシカ」のミト爺はインターネット上でどのような感想や評価を受けているのでしょうか?それではご覧ください。
ジブリアニメというか、初めて買った漫画は「風の谷のナウシカ」だったな……あれはジブリちゃうけど……。クシャナ殿下とクロトワとコルベット、それにミト爺が好きだった……。
— 卍 流浪の民 卍 (@mareudo) November 6, 2019
「風の谷のナウシカ」の映画版も原作漫画もご覧になった方のツイートです。「風の谷のナウシカ」の好きなキャラクターにクシャナやクロトワ、コルベットとともにミト爺を挙げています。
ナウシカ映画で、ペジテの放った術で風の谷が危機に瀕すると知った場面でなんとかしようと動くナウシカに対して、コルベットの操縦桿を握るミト爺が渾身の声で「ならどうすればいいんじゃ!」と叫ぶ場面がとても好きなんだけれど、鉄血見てるといつもそんな声を上げたくなる。
— tub (@tub_an) August 29, 2020
「風の谷のナウシカ」と「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」のファンだと思われる方のツイートです。「風の谷のナウシカ」ではミト爺がコルベットの操縦桿を握りながら叫ぶシーンが大好きだとつぶやかれています。
機動戦士ガンダムと、風の谷のナウシカが、一番心に残る遺作です。 特にナウシカのミト爺は突出して良かったと思います。#永井一郎 さんのご冥福を、心からお祈りします。#声優
— 月泪📎📎📎 (@nobodyhelpme) January 28, 2014
永井一郎さんの訃報を受けてツイートされた方です。永井一郎さんの出演作品で「風の谷のナウシカ」と「機動戦士ガンダム」が心に残り、特にミト爺の演技が素晴らしかったと永井さんを偲ばれています。
ナウシカのミト爺まとめ
「風の谷のナウシカ」に登場する城オジのリーダーであるミト爺について紹介してきました。ミト爺は「風の谷のナウシカ」のストーリーを引き締める重要な役割を持ったキャラクターだと称されています。是非ミト爺に注目しながら「風の谷のナウシカ」をご覧ください。