2021年05月24日公開
2021年05月24日更新
【ゴールデンカムイ】梅子は杉元の幼なじみ!寅次と結婚した理由や再婚の可能性は?
ゴールデンカムイは週刊ヤングジャンプにて連載中の人気作品です。ゴールデンカムイには数々の個性的なキャラクターが登場して物語を盛り上げていますが、シリアスなパートに登場する人物も注目されています。ここでは、ゴールデンカムイに登場する梅子という人物について紹介します。梅子は杉元佐一の幼なじみで、親友の寅次と結婚して子供を設けています。梅子の目の病気についてや、寅次と結婚した理由などを考察していきます。
目次
ゴールデンカムイの梅子とは?
ゴールデンカムイの作品情報
梅子とは、人気漫画作品・ゴールデンカムイに登場するキャラクターの一人です。ゴールデンカムイの主人公・杉元佐一と同じ村の出身で、幼なじみである梅子。梅子はメインキャラクターという訳ではありませんが、ゴールデンカムイという作品に重要な存在です。ここでは、ゴールデンカムイの梅子について詳しく紹介していきます。
ゴールデンカムイの概要
梅子が登場するゴールデンカムイの作品概要を紹介していきます。ゴールデンカムイとは、2014年から週刊ヤングジャンプにて連載されている青年漫画作品です。作者は日本の漫画家、野田サトル。サバイバルバトル漫画というジャンルに分類されているゴールデンカムイですが、緻密なアイヌ文化や狩猟グルメの描写、個性的なキャラクター等、他の作品にはない様々な魅力が評価されている作品です。
ゴールデンカムイは2021年現在、最新25巻まで刊行されています。2020年にはコミックスの累計発行部数は1500万部を突破した人気作品・ゴールデンカムイ。2018年にはテレビアニメ化も果たしており、第2期、第3期とアニメはシリーズ化しています。このマンガがすごい!2016オトコ編や、手塚治虫文化賞マンガ大賞等、様々な著名な漫画賞を獲得している注目作品です。
ゴールデンカムイのあらすじ
ゴールデンカムイのあらすじを紹介していきます。ゴールデンカムイの主人公・杉元佐一は、日露戦争から戻ってきた元軍人です。杉元佐一は一獲千金を目指して北海道へとやってきます。明治末期の北海道には、まだアイヌ文化が残っており、杉元佐一はアイヌの少女・アシリパと出会います。杉元佐一はアシリパの父が関わったと言う、アイヌの埋蔵金を巡る争奪戦に参加していきます。
梅子のプロフィール
ゴールデンカムイに登場した、梅子のプロフィールを紹介していきます。梅子とは、ゴールデンカムイに登場する主人公・杉元佐一の幼なじみの女性です。幼少期から仲良く育った梅子と杉元佐一ですが、そんな二人の関係を悲しい事件が引き裂いてしまいます。梅子は主人公・杉元佐一に関わる重要なキャラクターとして、ゴールデンカムイ作中に度々登場するキーキャラクターです。
梅子は明治時代末期に生きる女性として、標準的な結いあげた髪にかんざしと着物姿で、いつも穏やかに笑っている美しい人物です。杉元佐一の親友である寅次とも幼なじみであり、三人は同じ村で育ったのでした。梅子が登場するのは、ゴールデンカムイの杉元佐一の過去が語られるシーンでの事で、実際には登場していません。それでも梅子というキャラクターは、ゴールデンカムイのストーリーには欠かす事の出来ない存在です。
ゴールデンカムイの梅子は杉元の幼なじみ
考察①杉元が金塊を探す目的には梅子が関係している?
ゴールデンカムイの梅子は、主人公・杉元佐一の幼なじみです。梅子の存在は、杉元佐一が北海道の地へと向かう目的に関係しているので、梅子がいなければゴールデンカムイの物語が始まらなかったという程、重要なキャラクターなのです。杉元佐一はゴールデンカムイのストーリー冒頭で、北海道の小川で砂をすくって砂金を探そうとしていました。これは、故郷に残してきた幼なじみ・梅子のための事でした。
梅子はまだ若いにも関わらず、目の病気になってしまいます。梅子の目の病気は、治療しなければ治る事はない難しいものでした。しかし、当時梅子の目をしっかりと治すためには、多額の治療費が必要だったのです。梅子の目を治すのにかかる費用は明治末期の日本で200円かかり、現在の価値に置き換えると200万円もかかったのです。このような大金の蓄えは梅子の家にも勿論ありませんでした。
梅子の目を治してやりたいと考えた杉元佐一でしたが、そのような大金を突然用意できるはずはありません。その為、まさに「一獲千金」を目指して北海道へと渡り、砂金を探し出そうとしたのでした。そして杉元佐一はアイヌの埋蔵金の噂を耳にし、ゴールデンカムイのストーリーが動き出します。
考察②杉元と梅子は両想い?
ゴールデンカムイに登場する梅子ですが、主人公・杉元佐一の幼なじみであり、想い人でもあります。幼いころから杉元佐一は梅子に想いを寄せており、梅子も同じ気持ちだったと明かされていました。杉元佐一と梅子は、周囲からも両想いだと認められるような仲でした。しかし、そんな両想いの二人の仲を引き裂く事件が起こってしまいます。杉元佐一の家族が結核に罹ってしまったのでした。
杉元佐一は自分以外の家族を皆結核で亡くしてしまいます。当時、結核は感染力が強い恐ろしい病気であり、杉元佐一も感染の可能性がありました。杉元佐一は感染を広げない為に、自ら家に火をつけます。そして、そのままたった一人で村を出て行ったのでした。
考察③「連れてって」と言う梅子
杉元佐一は家族が結核で亡くなってしまった為、自分で家を燃やして村を出ていきます。そんな杉元佐一の元に梅子はやってきました。杉元佐一が好きだった梅子は、一緒に行きたいと「連れてって」と頼んでいます。しかし、杉元佐一は自分もすでに感染しているかも知れないからと、梅子を連れていくのを断ってしまいます。
このシーンでは、杉元佐一は梅子を大切に想っている為に、梅子を連れていくのを拒んでいます。もし自分も結核にかかっていれば、梅子にも移してしまうと考えての事でしたが、梅子はその危険も分かった上で同行する決意をしたのではないか?と考察されていました。それほど、梅子の杉元佐一への想いは強かったと推測出来ます。
ゴールデンカムイの梅子は寅次と結婚した?
考察①梅子が寅次と結婚した理由
ゴールデンカムイに登場する梅子は、杉元佐一に好意を寄せていました。杉元佐一も梅子を想っていたのですが、悲しい事件が二人の仲を裂いてしまいます。杉元佐一は梅子を故郷に残したまま戦争へと赴きましたが、その後梅子は杉元佐一の親友・寅次と結婚しています。杉元佐一はいずれは梅子を迎えに行こうと考えていたようでしたが、寅次も梅子を想い続けていたので、その間に梅子と寅次は結婚したのでした。
杉元佐一の事が好きだった梅子でしたが、寅次の一途な愛情に応えて結婚したのではないか?と考えられています。杉元佐一の幼なじみで親友の寅次でしたが、幼少期から杉元佐一には何も勝てないと思っていました。しかし、「梅子への愛情」だけは杉元佐一にも負けないと、梅子をそばで支え続けていたのでした。杉元佐一も親友の寅次ならば梅子を任せられると考え、梅子と寅次は幸せな結婚生活を送っていました。
考察②梅子は寅次との間に子供を授かる
梅子は寅次と結婚し、やがて子供を産みました。梅子と寅次は子供にも恵まれて、とても幸せな結婚生活を送っていました。梅子を密かに想っていた杉元佐一も、親友の寅次が相手ならばと身を引く形となりました。生まれた子供は男の子で寅次に良く似ており、梅子は寅次と子供と幸せそうに暮らしていました。
ゴールデンカムイの梅子の夫・寅次が戦死?その後は再婚?
考察①梅子の夫・寅次は戦死する
ゴールデンカムイの梅子は、杉元佐一の親友・寅次と結婚して可愛い子供にも恵まれています。しかし、戦時中という時代もあって、寅次は日露戦争に出兵してしまいます。梅子と子供を残して戦場へ赴いた寅次でしたが、目を患った梅子を医者に見せたいと杉元佐一に語っていました。寅次も梅子の目の治療費を何とかしなければと思っていたようで、杉元佐一に砂金を取りに行く計画を話しています。
梅子と結婚し子供も生まれて幸せの絶頂だった寅次でしたが、日露戦争に赴き戦死してしまいます。親友・杉元佐一に身取られた寅次でしたが、息を引き取るその時まで、梅子と子供の事を想っていました。亡くなる時、寅次は梅子と子供の事を杉元佐一に託していきました。
考察②梅子は目を患う
杉元佐一が村を出た後、寅次と結婚して子供も産んだ梅子。何不自由ない幸せな生活を送れると思われましたが、目が徐々に見えなくなる病気になってしまいます。目が悪くなっていく難病を患った梅子でしたが、この病気は簡単には治せないものでした。梅子の目を治すためには多額の治療費がかかり、夫の寅次は梅子の為に何とか資金を工面しようと考えていましたが、戦死してしまいます。
考察③杉元と再会しても気づかない梅子
梅子の夫・寅次は、目が悪くなっていく梅子を、子供の成長が見られず不憫だと感じていました。寅次は戦場で亡くなってしまいますが、親友・杉元佐一に梅子と子供を託しています。日露戦争から戻ってきた杉元佐一は、戦死した寅次の遺骨を梅子に渡すため、故郷の村を訪れます。梅子は杉元佐一が家に来ている事を知り彼に会うためにやってきましたが、目がほとんど見えなくなっていた梅子は、杉元佐一が誰だか分かりませんでした。
日露戦争でたくさんの敵兵を殺してきた杉元佐一は、すでに梅子の知っている優しい『佐一ちゃん』ではなくなっていたのでした。梅子はとっさに杉元佐一に、「どなた?」と聞いてしまいます。そんな梅子の反応を見た杉元佐一は、自身に染みついた戦場の匂いに気が付き、梅子のそばには居られないと村を立ち去って行きました。
考察④梅子はすでに別の人と再婚している?
寅次から梅子と子供を託された杉元佐一でしたが、再会した梅子が自分の事が分からなかった反応を見て、梅子の側にいる事を躊躇ってしまいます。その代わり、杉元佐一は梅子に目の治療費を送ってやるため、北海道へと向かって一獲千金を目指します。ゴールデンカムイ作中では、梅子の再婚の話がやってくるシーンが描写されており、梅子はすでに他の人と再婚した可能性が示唆されています。
梅子は目の病気ではありますが、まだ若く美しいので縁談が持ち上がったと考えられます。このエピソードでは、杉元佐一がアシリパと一生を同じ相手と暮らす「エゾフクロウ」について話しているシーンが描写されます。杉元佐一はアシリパに、「相手が死んだらどうするか?」と尋ねますが、アシリパは子孫を残す為に違う相手を探すのが当然だと返します。杉元佐一も、綺麗事だけでは生きられないと納得していました。
ゴールデンカムイの梅子に関する感想や評価
ゴールデンカムイの梅子さん。
— Yu-ki (@Yuki62203216) June 23, 2016
4巻で寅次に言ったことは名言。。。#美人だと思う人を挙げる
ゴールデンカムイの梅子に関しての感想や評価を紹介していきます。ゴールデンカムイの梅子に関しての感想では、寅次に言った言葉が名言だという感想が見られていました。梅子は見た目も美しい女性なのですが、芯のある内面も綺麗な女性でした。ゴールデンカムイ作中では、そんな綺麗な梅子と杉元佐一、寅次の関係が描かれていましたが、梅子は寅次を見守る優しい妻でした。
ゴールデンカムイ読んで泣きそうになってしまった。
— ハルチヨ@東離⇄西幽 (@haruchiyo) January 19, 2018
梅子いい女…!!。・*・。(*ノД`)。・*・。
ゴールデンカムイの梅子に関しては、「いい女」だという感想もたくさん見られていました。梅子は内面もまっすぐな美しい女性で、そんな梅子に杉元佐一も寅次も惚れていたのでした。梅子は戦場へ行く杉元佐一や寅次を見送っていました。梅子は戦争にこそ行きませんが寅次の帰りを待っていてくれる、とても心強い妻でした。そんな梅子はゴールデンカムイの登場人物の中でも、屈指のいい女だと評価されていました。
ゴールデンカムイはアシリパさんをはじめ梅子もインカラマッも谷垣の妹フミも女性陣の方が男性陣より精神的に強い女性が多いよね
— michiru (@ea_tvd) May 7, 2018
ゴールデンカムイの梅子に関しての感想や評価では、強い人だという感想も見られていました。ゴールデンカムイには男女様々な個性的なキャラクターが登場していますが、屈強な男性キャラクターに負けず劣らずな強い女性キャラクターがたくさんいます。梅子もそんな強い女性キャラクターの一人で、精神的な強さが評価されている人気キャラクターでした。
ゴールデンカムイの梅子まとめ
ここでは、ゴールデンカムイの梅子について詳しく紹介しています。ゴールデンカムイに登場する梅子とは、主人公・杉元佐一の幼なじみで、お互いに想いあっている仲の女性でした。しかし、杉元佐一が家族を結核で失って村を出て行った事が原因で、両想いなのに引き裂かれてしまいます。悲しい事件で離れ離れになった梅子と杉元佐一ですが、その後、梅子は杉元佐一の親友の寅次と結婚しています。
寅次との間に子供も生まれ、幸せに暮らしていた梅子。そんな梅子を見守ってきた杉元佐一でしたが、戦場で寅次が亡くなってしまい、梅子の事を頼まれます。梅子は目の病気にかかっており、彼女の治療費を稼ぐために杉元佐一は北海道の地へ赴きました。梅子は杉元佐一がアイヌの埋蔵金を狙う理由を作ったキャラクターでした。是非、ゴールデンカムイをチェックして、梅子のエピソードにも注目して見て下さい。