【ヒロアカ】緑谷出久（デク）は個性を奪われた？父親やドクターの正体を考察

本記事では「僕のヒーローアカデミア/ヒロアカ」に登場した緑谷出久/デクが個性を奪われたという説を考察していきます。またデクが持っていた可能性がある個性や、ドクター・父親に関する情報をまとめていきます。その他には、ツイッターに投稿されている読者・視聴者の感想なども紹介していきます。

緑谷出久/デクが個性を奪われた説や父親・ドクターについて知る前に、まずは「ヒロアカ」の基本情報を紹介していきます。ヒロアカは2014年から連載されている漫画で、2016年からアニメシリーズの放送が開始しています。原作漫画は2021年5月時点で30巻が刊行されており、累計発行部数は5000万部を突破しているようです。

僕のヒーローアカデミア/ヒロアカではヒーローとヴィランの戦いが描かれています。ヒロアカの世界には個性という特殊な能力が存在しており、ヴィランは個性を悪用して犯罪を行っています。そのためヴィランに対抗するためにヒーローが存在しており、ヒーローの中からオールマイトという「正義の象徴」が誕生しています。本記事ではそんなオールマイトから個性を譲渡された緑谷出久/デクを紹介していきます。

緑谷出久/デクは本作の主人公で、雄英高校ヒーロー科に在籍しているキャラクターです。デクというあだ名は緑谷出久を見下していた爆豪勝己が付けており、当初はそのあだ名に劣等感を感じていましたが、麗日お茶子の「頑張れって感じで私なんか好きだ」という言葉で考え方が変わっていきます。その後、肉体と心が強くなった事で自信を持ってデクという名前をヒーロー名にしています。

幼少期の緑谷出久/デクは最強のヒーロー・オールマイトに強い憧れを抱いていたため、自分もプロヒーローになって人々を守る事を夢見ていました。ですがまったく個性が発現する気配がなかったため、心配した母親がデクを病院に連れて行っています。そして病院の検査でデクは個性が発現しない無個性体質だという事が明らかになっています。

無個性だと分かったデクは大きなショックを受けてしまいますが、それでもプロヒーローになる事を諦めませんでした。そんな中、爆豪勝己がヴィランに捕まる事件が発生しており、デクは無心で爆豪勝己を助けようとしています。そしてそれを見ていたオールマイトがデクから強い正義感を見出し、オールマイトが持つワン・フォー・オールという個性を譲渡しています。

ここからはヒロアカの緑谷出久/デクが個性を奪われたという説を考察していきます。デクは生まれながらに無個性という設定ですが、とある人物との接触が「実は個性を持っていた」という説に繋がっているようです。

物語途中には殻木球大というドクターが脳無の研究を行っている事が判明しています。また1話ではデクと母親が病院を訪れており、その時のドクターが殻木球大に酷似していました。そのためデクを診察したのが殻木球大だった場合には、脳無の研究を進めるためにデクから個性を奪った可能性があります。そして生まれながらに無個性という嘘を付いてデクに絶望を与えた可能性も浮上しているようです。

デクと母親は「ツバサ医院」という病院を訪れていますが、本編の殻木球大は大病院の医院長を務めている事が分かっています。そのため事前にデクの個性を把握しており、個性を奪うために自ら診察した可能性もゼロではないようです。またドクターと父親が結託していた場合は、父親から個性の情報を聞いた可能性もあるようです。

ヒロアカの作中では幼少期のデクや爆豪勝己が描かれており、その時に「ツバサくん」という友達がいた事が分かっています。このツバサくんは「ツバサ医院」の医者の孫で、キャラクターブックの「翼の脳無があの集団から緑谷出久を選び掴んだのは何故だ！？」というコーナーに登場しています。そのため翼の脳無は改造されたツバサくんだという説が浮上しているようです。

ヒロアカの作中で翼の脳無は大勢のヒーローの中からデクを掴んでいるため、デクと面識のあるツバサくんが翼の脳無になった可能性があります。また殻木球大が孫を脳無に改造するような外道だった場合には、ツバサくんの友達にも狙いを付けていた可能性があります。そして何らかの方法でデクの個性を事前に知り、診察で個性を奪ったという説が浮上しているようです。

ヒロアカに登場したキャラクターたちは親から個性を受け継いでいる事も多いようです。そのためデクも「父親の火を噴く個性」「母親のものを引き寄せる個性」を受け継いでいた可能性があります。そして発現が分かりにくい個性だった事で無個性と勘違いしてしまい、診察で個性を知ったドクターが奪ったという説が浮上しているようです。 

ツバサ医院のドクターは「足の小指に関節がある」という理由でデクが無個性と断定していました。物語序盤には疑う余地がない理由ですが、作中には様々な姿をしている個性持ちが登場しているため、この理由も怪しいという声が挙がっているようです。

ヒロアカにはオールマイトの宿敵であるオール・フォー・ワンが登場しており、オール・フォー・ワンは「他者の個性を奪う個性」を持っています。また本編が始まる前にはオールマイトとの死闘で重傷を負っており、ドクターが治療を行った事が判明しています。そのためドクターが診察に来た人間の個性を調べ、便利な個性をオール・フォー・ワンを奪っていたという説が浮上しているようです。

無個性ではなかったという説やドクターについて知った後は、緑谷出久/デクが持っていた可能性がある個性を考察していきます。作中でデクは様々な活躍を見せているため、ヒロアカファンの間で様々な説が浮上しているようです。

ヒロアカに登場したナイトアイは1時間以内の未来を予知する個性を持っています。作中では死穢八斎會のオーバーホールとデクの戦いが描かれており、ナイトアイは「デクがオーバーホールに殺される未来」を視ていました。ですがデクは壊理に力を借りた事で100％のワン・フォー・オールを発動しており、オーバーホールを倒した事で未来が改変されています。

作中ではナイトアイが視た未来は「デクが諦めなかった事で改変された」という解釈になっていますが、読者・視聴者の間でデクは「未来を変える個性を持っていた」という説が浮上しているようです。また壊理の個性で「時間が巻き戻された時」にデクが本来持っていた個性が発現したという説も浮上しているようです。

ヒロアカのキャラクターたちは両親と似た個性を発現させる事が多いですが、両親とはまったく違う個性を発現させているキャラクターも登場しています。そのためデクは「個性の強制発動」のような発現が分かりにくい個性を持っていたという説が浮上しているようです。

ヒロアカのキャラクターたちは本名にちなんだ個性を発現させています。そのためデクの本名である「緑谷出久」に個性の秘密が隠されているという説が浮上しているようです。その場合には「緑」「谷」にちなんだ再生系の個性を持っているという考察がなされているようです。

前述したようにデクの両親は「火を噴く個性」「ものを引き寄せる個性」を持っています。デクが個性を受け継いでいた場合は「炎：放出」「引き寄せる：吸収」という個性を発現させる可能性があるという考察がなされているようです。とはいえ作中ではそのような様子はないため、この説が立証される可能性は低いかもしれません。

デクがオールマイトから受け継いだワン・フォー・オールは「個性を譲渡する個性」で、デクは歴代継承者から6つの個性を受け継ぐ事が分かっています。また黒鞭を発現した状態で「これから6つの個性が発現する」と言われているため、最後の1つがデクが本来持っていた個性になるという説が浮上しているようです。

無個性ではなかったという説やドクターについて知った後は、緑谷出久/デクの父親を考察していきます。物語序盤にデクの父親は存在が明らかになっていますが、今のところ本編には登場していないようです。そのためヒロアカファンの間では様々な人物が父親の予想に挙がっているようです。

雄英高校の校長を務めている根津は未だに正体が明らかになっていないキャラクターです。そのため本当は人間の根津は誰かの個性でネズミに変えられており、根津の正体は海外赴任中のデクの父親だという説が浮上しているようです。そして物語終盤に正体を明かすという考察がなされているようです。

前述したようにデクの父親は「炎を噴く個性」を持っている事が分かっています。作中で炎系の個性持ちと言えばエンデヴァーのため、父親はエンデヴァーの親戚だという説が浮上しているようです。この説が当たった場合にはデクと轟焦凍は親戚という事になります。

読者・視聴者の間では「デクの父親は新キャラクターになる」という説が浮上しているようです。また父親がプロヒーローという描写はないため、ヴィランとして登場する可能性もあるようです。その場合にはデクと父親の戦いが始まるかもしれません。

2021年5月時点でヒロアカは最終章に入っているため、物語の終わりは近いようです。父親が新キャラクターの可能性もありますが、ヒーロー・ヴィランとまったく関係がないキャラクターの場合は物語の邪魔になる可能性もあります。そのため最後まで父親は登場しないという説も浮上しているようです。

ヒロアカの作中には「オール・フォー・ワン」という伝説的なヴィランが登場していますが、未だに生い立ちなどは明らかになっていません。そのためオール・フォー・ワンがデクの父親だという説が浮上しているようです。ですがオール・フォー・ワンの年齢は100歳を超えているため、この説が立証される可能性は低いかもしれません。

物語的には悪の権化であるオール・フォー・ワンから弟が離れ、時を経て最終的に近親者が倒すという流れが面白いかもしれません。そのためデクの父親はオール・フォー・ワンではなく、オール・フォー・ワンの弟と関係があるという考察もなされているようです。

無個性の可能性やドクター・父親について知った後は、緑谷出久/デクの個性に関する読者・視聴者の感想を紹介していきます。本記事で紹介した父親に関する感想や、ツイッターに投稿された口コミを載せていきます。

無個性だったデクはオールマイトからワン・フォー・オールを譲渡されていますが、肉体強度が足りない事で全力を出せずにいました。ですが死穢八斎會との戦いでは壊理の個性で100％を発現しており、巨大な体に変貌したオーバーホールを圧倒しています。そんなデクの全力が強すぎるという感想や、早く任意で全力を出せるようになって欲しいという感想が挙がっているようです。

本記事で紹介したようにヒロアカのデクは無個性ではなく、ドクターに個性を奪われた説が浮上しているようです。その説の真相が気になるという感想や、ドクターの目的が気になるという感想が挙がっているようです。また脳無は人間の死体を媒体にされているため、他の脳無の媒体が知りたいという感想も挙がっているようです。

本記事で紹介したように2021年5月時点のヒロアカではデクの父親は登場していません。父親は息子が無個性と分かって落ち込んでいる時にも姿を見せていないため、読者・視聴者の間ではろくでなしだという説が浮上しているようです。そのためデクの父親の正体が気になるという感想が挙がっているようです。

本記事では緑谷出久/デクの個性はドクターに奪われたという説を考察していきましたがいかがだったでしょうか？デクの個性は奪われたという説が浮上していますが、「ワン・フォー・オールは無個性のデクが受け継いだ事で真価が発揮される事」が明らかになっているため、この説が立証される可能性は低いかもしれません。そんなデクの活躍エピソードを見た事がない方も、本記事を参考にしながら是非ご覧下さい。