【ヒロアカ】ハイエンドの強さと正体は？個性・能力や脳無との違いを考察

『僕のヒーローアカデミア』通称ヒロアカには、敵役のヴィランが登場し個性を悪用して人々を苦しませていきます。ヒロアカ作中には敵役として多数のヴィランが登場しますが、その中には脳無という人工的に作られたキャラクターが登場します。そんな脳無の最高位に位置している個体が正体不明のハイエンドです。ここからは、ハイエンドも登場するヒロアカのあらすじ・概要、ハイエンドの強さや情報を紹介していきます。

今回紹介する正体不明のハイエンド以外にも特殊な個性や能力を持っているキャラクターが多数登場するヒロアカこと『僕のヒーロアカデミア』。個性という生まれ持った才能を生かしてヒーローという活動をして人々を守る者達や、個性を悪用して人々を苦しませていく敵役のヴィランが登場します。ここからはハイエンドも登場する『僕のヒーローアカデミア』、略してヒロアカを紹介していきます。

『僕のヒーローアカデミア』通称ヒロアカの作者は堀越耕平です。堀越耕平は週刊少年ジャンプの2014年32号からヒロアカを連載開始しました。堀越耕平は『逢魔ヶ刻動物園』や『戦星のバルジ』という漫画を連載していましたが中々連載が続かず伸び悩んでいました。そこでデビュー翌年に赤マルジャンプ2008 WINTERに書いた読切漫画『僕のヒーロー』通称ヒロアカをリメイクすることにしました。

堀越耕平はヒーローのかっこよさは戦闘ではなくて人を救うことだという考えを持っていて、ヒーローが日常に存在するストーリーだった『僕のヒーロー』という読切漫画の設定を引き継いで、『僕のヒーローアカデミア』通称ヒロアカが誕生しました。ヒロアカは2021年4月までに30巻も発売される大人気ヒット漫画です。

人口の約8割が特殊能力を個性として生まれ持ってくる世界で、無個性として生まれてきた緑谷出久、通称デクは個性を使って人々を守るヒーローという職業に憧れを持っていました。そんなある日、No1ヒーローのオールマイトから個性を譲り受けることになりました。デクはヒーロー養成学校の雄英高校に通いクラスメイトと共に友情を育みながら、成長と戦いを繰り広げていく物語がヒロアカです。

ヒロアカに登場するハイエンドは脳無という人造人間の最上位個体として登場する正体不明の敵役ヴィランの一人です。悪の支配者のオール・フォー・ワンと、様々な非人道的研究をしているドクターが作り出しました。脳無は一切の感情がなく自発的に行動する事も出来ず、同じヴィランとして登場する死柄木弔などに命令されて動いています。ヒロアカのNo1ヒーローのオールマイトと互角に渡り合う高い戦闘能力を持っています。

通常の脳無でも高い戦闘力を誇っていますが、ハイエンドは最上位という事もあって様々な個性を使います。その個性や能力を使って、ヒーローとして登場するエンデヴァーを苦しめました。

ヒロアカに敵ヴィランとして登場した正体不明の脳無ハイエンドですが、多種多様な個体が登場しました。ここからはハイエンドの個性や能力を詳しく解説していきます。また、ヒロアカ作中のハイエンド登場回で戦ったエンデヴァーやホークスの戦いも紹介していきます。

ヒロアカに登場する敵ヴィランのハイエンドは脳無ですが、通常の脳無では使えない個性や能力を多数持っています。今わかっているだけでも飛行系・筋力増強系・再生系・知力系・知性系・液体化・炸裂・念動力と、通常の脳無にはなかった個性や能力を持っています。ここからはそんなハイエンドの個性や能力を紹介していきます。

扇型のような羽を持っていて、肩部分にはジェット機構が備わっています。ヒーローのエンデヴァーとの戦い中は、肩部分のジェットを使って空中に滞空したりもしていました。ハイエンドは通常の脳無にはない飛行機能を備えています。

通常の脳無には筋力増強能力が備わっています。主人公のデクが通う雄英高校の授業中に登場した脳無は、ヒーローのオールマイトに匹敵するパワーを持っていました。ハイエンドはこの筋力増強を使って伸びた腕を強化して攻撃することが出来ます。この能力を使ってヒーローのエンデヴァーを苦しめました。

脳無には超再生という再生能力が備わっています。腕や足が引きちぎられても瞬時に回復してしまう恐ろしい個性です。ヒロアカ作中でもハイエンドがヒーローのエンデヴァーに受けたダメージを瞬時に回復させていて、エンデヴァーが驚くシーンもありました。

度々登場する脳無は動物のようなうめき声を発していて、誰かに命令してもらえないと行動することが出来ません。しかしハイエンドは戦いの最中で相手の弱点を読み、自身で考えて攻撃していました。さらに言葉も発していて、通常脳無にはない知性が備わっています。

雄英高等の先生として登場しているヒーローの相澤先生ことイレイザーヘッドと、同じ先生として登場しているプレゼントマイクが女型のハイエンドと戦いました。その時にハイエンドは身体を液状化させて移動していて、その液状のまま炸裂させて全方向への攻撃をしていました。

ドクターがラビットヒーローのミルコに追い詰められてハイエンドを起動させました。その時のミルコとハイエンドの戦闘時に、遠くにいたはずのミルコの左腕がねじ切られてしまいました。ハイエンドの1体として登場する頭の尖ったハイエンドには遠距離の念動力が備わっていました。

ハイエンドの強さは異常で、ヒーロー達が束になっても勝てないほどでした。ハイエンドに備わっている数々の能力は一つ一つ厄介なものですが、一番厄介なのは知性を持っていることです。今までの脳無は知性が無かったので強くても倒すことができました。しかし脳無の最上位に位置しているハイエンドは、相手の弱点を見抜いて戦い方を変えてくる今までにない強さを持った脳無です。

脳無ハイエンドはここまで紹介したように数々の個性を持っていて、トップヒーローでも1対1では負けてしまうほどの強さを持ったヴィランです。無敵なハイエンドと思われていましたが、ヒーローのエンデヴァーが戦いの最中にハイエンドの弱点が頭ということに気付きました。けれどハイエンドも知性を持っているので弱点を補う戦い方をしてエンデヴァーを苦しめました。

No1ヒーローになったエンデヴァーは、福岡を拠点に活動しているNo.2ヒーローのホークスに誘われて福岡を訪れました。2人が食事をしていると突如脳無ハイエンドが現れます。エンデヴァーとホークスは街に被害が出ないように戦っていましたが、エンデヴァーが深手を負ってしまいます。

街の被害を気にして最大限の力を発揮できていなかったエンデヴァーは、ホークスの翼で自身を上空へ連れていくよう指示しました。空中で被害を気にすることがなくなったエンデヴァーは、必殺技の「プロミネンスバーン」を放ちました。この攻撃で弱点の頭部を燃やしてハイエンドに勝ったエンデヴァーは、新たなNo1ヒーロー誕生の幕開けを盛大に飾りました。

ヒーローのエンデヴァーも苦しめた脳無ハイエンドは、様々な個性や能力を持っていました。脳無はもともとは人間が改造されて作られたヴィランとして有名ですが、ハイエンドの正体は同じくヴィランとして登場した黒霧なのではという噂があります。ここからはそんなハイエンドの正体は黒霧なのかや、通常脳無との違いを考察していきます。

黒霧は敵ヴィラン連合のリーダーの死柄木弔の相方として登場するヴィランです。ヒロアカ作中で、雄高校の授業中に黒霧の個性ワープゲートを使って沢山のヴィランを移動させたりもしていました。なぜハイエンドの正体が黒霧なのではといわれているかというと、顔がとてもよく似ているからです。さらに黒霧はハイエンドと同じく、ドクターによって作られた脳無という事も判明しました。

ただ黒霧はヒロアカ漫画作中の162話でグラントリノと警察によって逮捕されています。ハイエンドが登場したのは186話なので、黒霧自身がハイエンドという可能性はかなり低いと考察できます。けれど黒霧にはワープ能力があるので、なにかしらの方法で実は脱出している可能性もあります。あとから地下格闘場のファイターが改造されてハイエンドになったことが判明していますが、黒霧が関わっている事も十分考えられます。

脳無は敵ヴィランとして登場するキャラクターの一人です。感情や知性が無く、自発的に行動する事が出来ません。ヒーローのオールマイトと渡り合う筋力をもっている極めて戦闘能力の高いヴィランです。外見は脳をむき出しで上半身裸に裸足が特徴です。同じ脳無のハイエンドですが、通常脳無には無い知性を備えています。脳無とは違い知性によって相手の弱点を狙った攻撃をしてきます。

今まで登場した脳無は、オールマイトのパワーを防いでしまう筋力増強や超再生が出来る脳無・手足が長く素早い炎を吸収して放出でき、口から枝分かれに増殖する触手を出す四ツ目の脳無・背中から生えた羽で飛行する翼の脳無・背中からチェーンソー、ハンマー、ドリルなどの工具がくっついた6本の腕を生やす工具腕の脳無などが登場しました。

ハイエンドは今まで登場した脳無の筋力増強・超再生・飛行能力などの強い部分がそのまま引き継がれていて、その他にも液状化などの強い個性を持ったヴィランでした。通常脳無にはない知性も備えていてとても厄介な存在です。

ヴィラン連合の死柄木とエンデヴァーの戦いの最中に大量の脳無が出現しました。死柄木が脳無たちが格納されているカプセルに電波を送り起動させた事で動き出した脳無はテスト段階の脳無で、ニア・ハイエンドという個体達でした。ここからはそんなニア・ハイエンドの数体の種類・個性・能力を合わせて紹介していきます。

ヒロアカに登場するハイエンド、フードを紹介します。エンデヴァーとホークスが戦ったハイエンドです。筋肉増強、超再生、飛行能力、伸びる腕、分裂体を体内に格納できる能力などを持っていて、脳無の最上位個体です。エンデヴァーに弱点の頭部を燃やされて倒されました。地下格闘場のファイターが改造されてハイエンドになったことが後から判明しています。

ヒロアカに登場するハイエンド、ウーマンを紹介します。ニア・ハイエンドの一人で、長い髪に頭と肘周りにヒレが付いているのが特徴の女性型脳無です。身体の一部を液化させ爆発させて攻撃する、液化と炸裂という個性を持っています。プレゼントマイクやイレイザーヘッドを苦しめたハイエンドです。

ヒロアカに登場するハイエンド、ロボットを紹介します。ロボットの様なアーマーを装着しています。念動力を使ってラビットヒーローのミルコの左腕をねじ切りました。さらに目からビームを飛ばす個性を持っているニア・ハイエンドの一人です。

ヒロアカに登場するハイエンド、ゾウを紹介します。通常脳無の様に頭は脳むき出しになっていて、鼻が象の様に長く伸びているのが特徴です。目立った個性は出てきませんでしたが、腕の筋肉が異常に発達していて物凄いパワーを持っているニア・ハイエンドの一人です。

ヒロアカに登場するハイエンド、アバラを紹介します。肋骨が見えていて、頭部が鞭のように伸びているのが特徴です。長く伸びた頭部で攻撃を仕掛けてきますが、皮膚の下に幾つもの骨の層を作って頭部を防護することも出来るニア・ハイエンドの一人です。猟奇殺人者が改造されて作られた個体という事が判明しています。

ヒロアカに登場するハイエンド、おデブを紹介します。太った体型で手にも口があり、脳をヘルメットのようなもので保護しているのが特徴です。口が付いている手を伸ばして攻撃をしてきます。ジェットエンジンも装着されていて、飛んで襲ってきます。また身体を膨張させる個性も持っているニア・ハイエンドの一人です。

『僕のヒーロアカデミア』略してヒロアカ作中でも無類の強さを誇っているキャラクターのハイエンドですが、ヒーロー単独で倒せないハイエンドは強すぎるという声が多く挙がっていました。No1ヒーローのエンデヴァーとNo2ヒーローのホークスが二人でやっとだったので、単独で勝てるヒーローがいないのではという声も挙がっていました。

『僕のヒーロアカデミア』略してヒロアカ作中でも、エンデヴァーとハイエンドの戦いが一番という声が多く挙がっていました。様々な個性を持つ強大な敵に立ち向かいながらボロボロになるヒーローたちを熱く応援する声も多く挙がっていました。

ヒロアカに登場するハイエンドですが、登場した個体が全てではないという考察が多く挙がっていました。脳無最上位に位置するハイエンドですが、これからも続々と登場するという予想も挙がっています。

『僕のヒーロアカデミア』略してヒロアカで登場したハイエンドの強さ・正体・個性・能力・脳無との違いをまとめていきました。脳無をさらにグレードアップさせたハイエンドの強さは本物でした。また、ヒロアカのハイエンドの正体は黒霧ではなく地下格闘場のファイターが改造されて出来た脳無だったことも判明しました。

ヒロアカにはまだまだ謎の残るハイエンドはこれからも登場していく可能性が多くあります。今後のヒロアカの展開にもファンの方は期待しておきましょう！