【ヒロアカ】神野区の悪夢編のあらすじをネタバレ！オールマイト最後の戦い？

今回は「僕のヒーローアカデミア（ヒロアカ）」の神野区の悪夢編のあらすじをネタバレで紹介し、ヴィラン連合に連れ去られた爆豪勝己の救出作戦と、オールマイトの最後の戦いをみていきます。さらに、神野区の悪夢編で力を出し切ったオールマイトが復活する可能性についても考察していきます。まず、ここでは「僕のヒーローアカデミア（ヒロアカ）」の作品情報をみていきます。

「僕のヒーローアカデミア（ヒロアカ）」は2014年から堀越耕平先生によって、週刊少年ジャンプで連載されていた学園アクション漫画です。2016年〜2020年にはテレビアニメが第1期〜第4期まで放送されており、2021年3月からは第5期も放送中です。

また、2018年と2019年には劇場版アニメも公開され、2019年には舞台化もされました。他に「僕のヒーローアカデミア（ヒロアカ）」はスピンオフ作品やヴォイスコミック、ゲーム化作品なども発表されています。

緑谷出久（デク）は世界の8割の人が個性を持って生まれる中、生まれつき無個性でしたが、幼い頃からヒーローのオールマイトに憧れていました。デクはあるきっかけから、オールマイトに見出され、彼の個性「ワン・フォー・オール」を継承することになります。そして、彼の特訓を受けたデクは誰もが受からないと思っていた難関の志望校・雄英高校のヒーロー科に合格。そこで出会った仲間たちと最高のヒーローを目指していきます。

「僕のヒーローアカデミア（ヒロアカ）」の神野区の悪夢編について、雄英高校の林間合宿中にヴィランの襲撃を受け、爆豪勝己が誘拐されたのを発端に、平和の象徴であるオールマイトと、諸悪の根源と言われるオール・フォー・ワンが直接戦う事態へと発展します。次に、神野区の悪夢編の中でも爆豪勝己の救出作戦のあらすじをネタバレでみていきます。

雄英高校の林間合宿はヴィランの襲撃を恐れて秘密裏に実施されていたにもかかわらず、ヴィラン連合に襲われ、爆豪勝己が誘拐されてしまいます。ヴィラン連合は雄英高校の体育祭で判明した爆豪勝己の潜在能力の高さと精神面の不安定さに目をつけたのです。任務遂行のために主戦力を大量に送り込んできたヴィラン連合に対し、雄英高校の生徒とプロヒーローである先生たちは一進一退の攻防戦を展開します。

そんな中でデクたちは爆豪勝己を誘拐した張本人のヴィランと出会います。デクたちはそのヴィランの触れた対象をガラス玉サイズのものに閉じ込める個性に翻弄され、何もできないまま爆豪勝己を連れ去られてしまいます。それでも、デクたちは諦めず、その場にいる仲間の個性をフルで活用し、敵の本陣に奇襲をかけます。しかし、それもヴィランたちにかわされ、目の前でまんまと爆豪勝己を誘拐されてしまいました。

結局、ヴィランの襲撃により林間合宿に参加していた生徒40人のうち15人が意識不明の重体となり、重軽傷者11人、行方不明者1人という最悪の結果で幕を閉じました。これが神野区の悪夢の発端となります。雄英高校の職員たちはこの事態を重く受け止め、合宿の最終日の翌日に緊急会議を開きます。

職員たちがヴィランへの対抗策を議論していると、オールマイトのところに電話がかかってきます。それは、林間合宿の引率をしていた先生たちからの調書をとっていた塚内からのもので、ヴィラン連合の居場所を突き止められるかもしれないという要件でした。

ヴィランとの死闘の末、入院していたデクのもとに仲間たちがお見舞いにやって来ます。悔しさを露わにするデクに対し、切島鋭児郎は爆豪勝己の救出を提案。実はお見舞いの前日、切島鋭児郎と轟焦凍は八百万百がヴィランの1人である脳無に発信機を取り付けたという情報を手に入れたのです。

今にも爆豪勝己を救いに行きたいデク、切島鋭児郎、轟焦凍でしたが、飯田天哉がプロではない生徒の出番ではないと引き止め、両者の間で意見が衝突することとなります。飯田天哉は学級委員長として皆を守るため、必死にデクや切島鋭児郎たちの説得を試みます。しかし、互いに一歩も引かず、結局、デクたちを見張るために飯田天哉と八百万百が同行するという譲歩案でまとまりました。

こうして、神野区の悪夢の見せ場の1つである爆豪勝己の救出作戦が開始されます。一方、デクたちが八百万百の仕掛けた発信機からヴィランの居場所を探っている頃、プロヒーローたちはすでにヴィランの本拠地に乗り込むために集まっていました。そして、爆豪勝己が死柄木弔たちと一触即発という状態の中、オールマイト、シンリンカムイ、フラントリノたちがヴィランの本拠地へと乗り込んでいきます。

彼らはヴィランの制圧に成功し、他のプロヒーローによって脳無格納庫も制圧されたため、死柄木が脳無を呼ぼうとしても失敗に終わります。

爆豪勝己の救出作戦が成功したかのように思われた矢先、謎の黒い液体の中から急に脳無が現れます。そして、その黒い液体は拘束中の死柄木弔たちヴィランと救出した爆豪勝己を連れ去ってしまいます。実はその数分前、脳無格納庫で異変が起きていました。格納庫の奥から謎の男が現れ、それと同時に格納庫が一瞬で吹き飛んでしまいました。この謎の男こそ死柄木弔の先生であるオール・フォー・ワンです。

実力者揃いのプロヒーローたちを一瞬で倒した彼のもとに死柄木弔率いるヴィラン連合と爆豪勝己が転送されてきます。その急展開に格納庫の陰に潜んでいたデクたちが死を覚悟する中で、平和の象徴であるオールマイトが駆けつけてきます。

オールマイトとオール・フォー・ワンの激戦が繰り広げられる中、オール・フォー・ワンは死柄木弔に対して、仲間を連れて逃げるように言います。彼は逃げ道を作るため、黒霧の個性を強制発動しており、あとは爆豪勝己を捕まえるだけとなっていました。ヴィラン連合は全力で爆豪勝己の奪取を試みます。そんな状況でオールマイトは戦場に爆豪勝己がいることで、全力で戦うことができませんでした。

さらに、彼がヴィラン連合に再び連れ去られれば、敵側の目的が果たされてしまいます。そこで、デクたちは爆豪勝己を救い出せば戦況が良くなると考え、それぞれの個性を活かした救出作戦を立てます。チャンスは一瞬、入学直後から爆豪勝己と対等に接してきた切島鋭児郎が作戦の鍵となります。まず、デクと飯田天哉の個性によって、切島鋭児郎は推進力を得ます。

そして、彼がそれを横断し、爆豪勝己の手を取り救出するというものでした。作戦は見事成功し、爆豪勝己を無事救出できました。デクたちの奮闘により、これでオールマイトも全力で戦えるようになります。一方、オール・フォー・ワンは事態の悪化を感じ取り、黒霧のゲートへと死柄木弔たちを逃します。

オールマイトはグラントリノと共闘するも、全力のオール・フォー・ワンに挑発され、ペースを乱されます。そして、オール・フォー・ワンに渾身の一撃をお見舞するオールマイトでしたが、すでに活動限界に達しており、苦戦を強いられます。そんな彼をグラントリノが「ここが正念場だ」と奮起させますが、オールマイトは攻撃を避けようとしません。実はオールマイトたちの後ろにビルの瓦礫で身動きが取れなくなった女性がいたのです。

オールマイトはその女性を守るためにオール・フォー・ワンからの攻撃を受け、ひどくやられてしまいます。そんな彼に追い打ちをかけるように衝撃の事実がオール・フォー・ワンの口から語られます。実は、死柄木弔は「ワン・フォー・オール」の先代継承者にして、オールマイトが心から尊敬する師匠・志村奈々の孫だったのです。次に、神野区の悪夢編のオールマイト最後の戦いのあらすじをネタバレでみていきます。

次に、神野区の悪夢編のもう1つの見せ場であるオールマイト最後の戦いについてみていきます。オールマイトは身動きの取れない女性を庇ってひどくやられた上に、師匠の家族に自ら手を下してしまったという事実を知り、激しく動揺します。しかも、彼の「ワン・フォー・オール」は残りわずかとなっており、全身でマッスルフォームを維持することができませんでした。窮地に立たされたオールマイトは右腕に全ての力を集中させます。

一方、オール・フォー・ワンはそれまでに取り込んだ個性をミックスし、確実にオールマイトを仕留められる体制に移ります。彼の常軌を逸した右腕からは、これから放たれるであろう拳の破壊力の凄まじさを容易に予想できます。

オールマイトとオール・フォー・ワンは互いに全力でぶつかり合います。そんな中、オール・フォー・ワンはオールマイトの攻撃を無効化しようと、衝撃反転の個性を使用してきます。しかし、それを先読みしていたオールマイトは瞬時に右腕に集中させていた力を左腕に移動させ、オール・フォー・ワンに対し、渾身の一撃を打ち込みます。

ただ、その一撃は見事に決まったものの、決定打にはなりませんでした。しかし、そのことで油断しているオール・フォー・ワンに対し、オールマイトはまさかの二段構えの攻撃を用意しており、右腕に残っていた最後の力を集中させます。そして、活動限界を超えたオールマイトの最後の一撃により、ワン・フォー・オールは撃破されました。

テレビ局がオール・フォー・ワンが拘束される姿を中継で映し、事件が集結したことを視聴者に伝えている最中、急にオールマイトがカメラの向こう側を指差し「次は君だ」と告げます。このメッセージは視聴者にとっては平和の象徴の折れない姿を印象づけたものだったのだろうと言われていますが、デクにとってはまったく違う意味で受け取れる言葉でした。

デクはオールマイトが「私はもう出し切ってしまった」と語る姿を見て、涙を流します。この事件の翌日、デクはオールマイトに呼び出され、事実上の引退を告げられます。そして、デクの育成に専念すると言われたデクは、思わずその場で泣き崩れてしまうのでした。その後、雄英高校は次なるヴィランの襲撃に備え、対策を講じることになります。その対策とは、生徒の保護と内通者の把握を目的とした全寮制の導入でした。

学校側は各家庭に事情を説明して回ることになり、難航すると予想されていた家庭訪問も意外とすんなりと進む中でデクの家庭だけは違っていました。個性を継承したこともあり、デクの家にはオールマイトが1人で訪れ、全寮制についての説明を行います。しかし、デクの母は無個性で生まれた息子が個性を発現して以来、ボロボロになっていく姿を見てきたことで、雄英高校に彼を預けることはできないと言い出します。

それを受け、オールマイトはデクの母の想いに共感すると共に自身の不甲斐なさを痛感し、デクの母に対して「命に変えてでも彼を守る」と約束。互いの本心を伝えあったことでデクの母もようやく全寮制を承諾したのでした。こうして、平和の象徴だったオールマイトの時代が終わり、彼から希望を託されたデクたちが次世代のヒーローとして平和を守っていくことになります。

神野区の悪夢編で力を出し切ったオールマイトですが、ファンの間では復活を期待する声も上がっています。しかし、その一方でオールマイトが復活する可能性は低いとも考えられています。それはオールマイトの因縁の相手であるオール・フォー・ワンが監獄に入れられた今、オールマイトには因縁の相手がいないことになります。

さらに「僕のヒーローアカデミア（ヒロアカ）」の主人公はあくまでもデクであり、これからはオールマイトから個性を継承したデクと、オール・フォー・ワンの意思を引き継ぐ死柄木弔との戦いになるだろうと言われています。もしオールマイトが最終局面などで復活すれば、デクの影が薄くなる可能性があるため、オールマイトが復活・活躍するという展開は難しいのではないかと予想されています。

エリの個性「巻き戻し」は使い方次第では人を猿まで戻すことも可能だと言われており、デクが負った体の傷もなかったことにしたことがあります。そのため、エリの個性でオールマイトが復活するのではないかとも予想されています。ただ、エリは6歳という年齢もあって、個性を完全にコントロールすることができず、デクのために個性を発動させたのも無意識のうちの行動です。

そのため、神野区の悪夢編で力を出し切ったオールマイトがエリの個性で復活する可能性について、2つの説が考察されています。1つ目はエリが個性を使えたとしてもオールマイトの怪我だけが治り、個性「ワン・フォー・オール」なしで戦闘することになるのではないかという説。2つ目はオールマイトの怪我が治り、能力も復活するという説です。

ただ、彼の個性はすでにデクに譲渡済みであるため、オールマイトが全盛期のころまで能力を復活させるのはやはり難しく、その場合「ワン・フォー・オール」が少し残っている状態まで戻るのではないかと言われています。

こちらは「僕のヒーローアカデミア（ヒロアカ）」の神野区の悪夢編に関するツイートです。オールマイトに夢中になったという感想で、神野区の悪夢編はキツイシーンもあるけれど大好きだと評価されています。

こちらも「僕のヒーローアカデミア（ヒロアカ）」の神野区の悪夢編に関するツイートです。神野区の悪夢編からオールマイトが家庭訪問したところまでのエピソードはいつ観ても感動するという感想となっています。

こちらも「僕のヒーローアカデミア（ヒロアカ）」の神野区の悪夢編に関するツイートです。神野区の悪夢編は音楽も素晴らしいと評価されています。

いかがでしたか？「僕のヒーローアカデミア（ヒロアカ）」の神野区の悪夢編のあらすじをネタバレで紹介し、爆豪勝己の救出作戦ではデクや切島鋭児郎たちの活躍によって爆豪勝己の救出に成功したこと、オールマイト最後の戦いではオールマイトと因縁の相手であるオール・フォー・ワンが激戦を繰り広げ、最後にはオールマイトが力を出し切って勝利したことが分かりました。

さらに、神野区の悪夢編で活動限界を迎えたオールマイトが今後復活する可能性があるのかどうかを考察し、復活は難しいのでは、という説や、エリの個性で復活するのでは、という説などがあることが分かりました。皆さんもぜひ「僕のヒーローアカデミア（ヒロアカ）」の神野区の悪夢編をお楽しみください！