【ヒロアカ】仮免試験編をネタバレ解説！結果は？合格者・落ちたキャラを紹介

「僕のヒーローアカデミア（略称：ヒロアカ）」は堀越耕平先生によって、集英社の「週刊少年ジャンプ」2014年32号から連載中となっているヒーローアクション漫画です。

さらに「僕のヒーローアカデミア（ヒロアカ）」はスピンオフ作品やアニメ化・ゲーム化作品も制作されており、特にテレビアニメ第1期は2016年4月3日〜6月26日に放送。第2期は2017年3月25日〜9月30日に放送され、第3期は2018年4月7日〜9月29日に放送されていました。そして、第4期は2019年10月12日〜2020年4月4日に放送され、第5期も2021年3月27日に放送がスタートしました。

また、2015年には「VOMIC」公式サイトやアニマックスにてヴォイスコミックが放送され、2019年春には舞台「『僕のヒーローアカデミア』The“Ultra”Stage」も上演されました。

世界人口の8割が個性という超常能力を生まれつき持つ世界で、緑谷出久（デク）は元々無個性ながらヒーローに憧れ、ヒーロー育成の名門校を志望していました。デクは偶然、憧れのオールマイトというヒーローに見出され、彼の個性「ワン・フォー・オール」を継承します。そして、彼から直接指導を受けた結果、デクは見事志望していた雄英高校への入学を果たし、最高のヒーローを目指して仲間たちと切磋琢磨していきます。

ここまで「僕のヒーローアカデミア（ヒロアカ）」の作品情報をみてきました。ここで、仮免試験について、ヒーロー活動認可資格免許を持っていない一般人が公の場で個性を乱用することは禁止されていますが、仮免許をとれば非常時のみヒーローと同じように公の場で個性を使うことが許されるようになります。デクたちはヒーローになる第一歩として、仮免許取得に挑んでいきます。

ここではそんなデクたちが仮免許試験に挑む「僕のヒーローアカデミア（ヒロアカ）」の仮免試験編の中でも、必殺技の開発や新コスチュームへの改良などの試験対策を行うあたりのあらすじをネタバレでみていきます。

仮免試験の突破を目指した林間合宿中での敵連合による襲撃や、平和の象徴であるオールマイトと諸悪の根源であるオール・フォー・ワンが直接ぶつかりあった神野区の悪夢などを経て、デクたちは一回り成長し、気持ちを切り替えて再び仮免許取得のための特訓に臨みます。試験対策として、彼らが取り組む内容は必殺技の開発です。

雄英高校の教師は、戦闘とはいかに状況に振り回されることなく、安定的な行動を取り、自分の得意を押し付けて勝利のパターンに繋げるかだと語ります。そして、それこそがヒーローに必須の戦闘力であり、敵連合の襲撃によって中断を余儀なくされた林間合宿の個性強化訓練も、実は必殺技を開発するための前段階だったのです。差し迫る仮免試験に向け、生徒たちは自分に合う必殺技の開発のため、色々と試していきます。

必殺技を模索する生徒たちですが、それと同時並行で行わなければならないのが、コスチュームの見直しでした。個性の伸びや技の性質によって、コスチュームをより実践向きのものに改良しなければなりません。特に、林間合宿や神野区の悪夢を経て、両腕をひどく損傷したデクは従来のスタイルでの戦闘は難しいという診断を受けていました。腕に大きな負荷をかけられないデクは、必殺技の開発に大いに悩みます。

その後、オールマイトやサポート科1年H組の発目明の発言から着想を得たデクは、足技を主体にしたスタイルに変更することを決意。それに合わせて、コスチュームも改良し、足技を得意とする飯田天哉に体の使い方をレクチャーしてもらいながら、徐々に実践に向けて必殺技を仕上げていきます。

ここまで「僕のヒーローアカデミア（ヒロアカ）」の作品情報を紹介し、仮免試験編の中でも試験対策のあたりのあらすじをネタバレでみてきました。

そして、デクたち雄英高校の生徒は仮免試験に向けて、必殺技の開発や新コスチュームへの改良に取り組んだこと。腕に大きな負担をかけられなくなったデクは足技が主体の必殺技を編み出し、それに合ったコスチュームに改良したことなどが分かりました。次に、仮免試験編の試験開幕〜第一次選考・第二次選考あたりのあらすじをネタバレでみていきます。

ヒーロー仮免許取得試験の当日を迎え、緊張で落ち着かない様子のデクたちの前に、全国から集結したヒーロー候補たちが現れます。特に、デクたちA組の生徒が遭遇したのは雄英高校と並び称されるヒーロー育成の名門校の士傑高校の生徒たちでした。

全員が実力者揃いの士傑高校のメンバーの中でも、群を抜いてハイテンションな夜嵐イサナは、実は前年の雄英高校の推薦入試で轟焦凍を抑え、トップの成績を叩き出すも何故か入学を辞退し、士傑高校に入ったという経歴の持ち主でした。入試のときに顔を合わせているはずの夜嵐イサナと轟焦凍との関係に注目が集まります。

また、デクたちA組の担任を務める教師・相澤消太と顔見知りで、傑物高校の教師であるスマイルヒーローことMs.ジョークが受け持つ生徒たちともデクたちは出くわします。傑物高校は雄英高校や士傑高校よりは学校のブランド力が劣るも、生徒たちがヒーローを目指す気持ちはデクたち名門校の生徒たちとまったく変わりありません。

さらに、1年生ばかりの雄英高校のデクたちと異なり、雄英高校以外の仮免試験の受験者はそのほとんどが2年生でした。彼らはヒーロー科で1年間みっちりと個性を磨いてきたこともあり、強敵揃いとなっています。

仮免許取得試験の第一次選考では、受験者1540名を一気に100名にまで絞り込みます。その内容は、自分の体にターゲットを取り付け、それを守りながら相手のターゲットを当てる、という勝ち抜け方式の演習でした。雄英高校の生徒たちは体育祭での活躍により、戦闘スタイルや個性が他校生にまで知られているため、毎年最初の標的とされてしまいます。デクたちは他校生からの集中攻撃の中、勝ち抜くことができるのでしょうか？

また、デクたちが仮免試験のために個性を強化し、必殺技の開発やコスチュームの改良などをして仕上げてきたのと同じように、他校生たちもこの試験のためにパワーアップしてきていました。さらに、彼らは個性の種類や戦闘スタイル（近距離型や中距離型、長距離型、さらに攻撃型や守備型、範囲制圧型や補助型）なども様々で、個々によって自分の個性を活かした戦い方を展開し、勝利を掴もうとします。

その後、学校単位の団体戦のようだった試験も、人数が減っていく中で徐々に乱戦状態となっていきます。そんな中で必要となるのは、単純に戦闘力の強さだけではなく、正しく戦況を把握できる情報力や、相手の個性を分析し戦術を立てられる頭脳などです。これまで敵との激しい戦いを乗り越えてきた雄英高校のA組の生徒たちと、自らの個性を磨き、その活かし方を心得ている他校生たちの熱戦が展開されていきます。

デクたちは味方同士で集まり、互いに守り合いながら他校生と戦うべきだと判断します。しかし、傑物学園高校のヒーロー科2年2組の真堂揺の個性「揺らす」によって、1年A組グループの集まりがバラバラにされてしまいます。そして、フィールド各地で雄英高校の生徒を狙った乱戦が発生し、勝ち抜け枠が減って焦りだす受験者たちによってフィールドは大混乱となってしまいます。

A組の生徒はそれぞれが苦戦を強いられる中でも、なんとか仲間たちのもとへと合流し、互いの個性を活かし合います。その結果、ギリギリのところでA組全員が第一次選考の突破を果たしました。そんな第一次選考ではデクだけでなく、様々なキャラたちの新技や新コスチューム、その活躍が見どころとなっています。

仮免許取得試験の第ニ次選考は、爆破された第一次選考のフィールド内を災害現場と見なし、各地にいる傷病者を安全な所へ避難されることを課題とした救助演習です。第一次選考を突破した受験者100名全員に同じ持ち点が付与され、採点は減点方式で行われます。そして、課題が終了した時に基準点を上回っていれば、仮免許取得となります。

ここで、第二次選考では第一次選考のような先着順の勝ち抜けではないため、第一次選考のときよりも一層周囲との連携が鍵となります。必要となるのは、救助に関わる基礎知識のみならず、いつもの仲間以外の他校生とも意思の疎通を図ることができるコミュニケーション能力、さらに状況に応じて臨機応変な対応ができる判断力などです。

つまり、災害時に警察や消防が来るまでの間、代わりを務めて環境を整え、それらが到着した後は円滑に現場の引き渡しをすることも、ヒーローの仕事の1つなのです。そのためには、現場に取り残された人々の救出はもちろん、救助ヘリや車両が通れるだけの道を確保したり、負傷者の重症度を判断して消防が来るまでの間に応急処置を施したりと、多くの作業が必要となります。

また、不安を抱える被災者への声掛けも採点の対象となっており、不安を煽るようなネガティブ発言や、突き放すような言葉遣いは減点対象となってしまいます。さらに、第二次選考では自分の個性を活かしながら、1人でも多くの被災者を救うことが課題の要となっており、被災者の救出の他に敵の制圧もヒーローの重要な役割となっています。現場には敵役のプロヒーローが現れ、受験者や要救助者に対して大規模な攻撃を仕掛けてきます。

敵役のプロヒーローとは、神野区の悪夢のときにも召集されていた超実力派のヒーローであるギャングオルカです。受験者が正面から立ち向かっても、彼を倒すことは不可能に近く、彼が攻撃を仕掛けてくる中で人々の救出も同時並行で行う必要があります。そのため、デクたちは救出活動を行う者と、敵の攻撃を食い止める者の2手に分かれ、仮免試験の最終試練に臨みます。

ここまで「僕のヒーローアカデミア（ヒロアカ）」の作品情報を紹介し、仮免試験編のあらすじをネタバレでみてきました。そして、雄英高校と並び称される名門校・士傑高校の生徒やMs.ジョーク率いる傑物学園高校の生徒との交流、第一次選考や第二次選考でのデクたちA組の活躍についてみてきました。次に、仮免試験の結果や合格者・落ちたキャラについて紹介していきます。

仮免試験の結果について、まず合格者をみていきます。仮免試験はすべての試験終了後、その場で結果発表が行われました。A組はデクを含めて18人が合格を決め、合格者全員に仮免許が与えられました。そして、合格者は緊急時のみという制限はあるものの、プロヒーローたちと同じ権限を持って救助活動や敵との戦闘にあたることができるようになります。

つまり。合格者たちは社会的な責任を負いながら人々を救う役割を担うようになるのです。こうして、デクたち合格者が立派なヒーローへの確かな一歩を歩みだした一方で、仮免試験に落ちたキャラもいます。

仮免試験の結果について、ここまで合格者について見てきましたが、次に落ちたキャラについてみていきます。落ちたキャラはA組の轟焦凍と爆豪勝己、士傑高校の夜嵐イナサです。轟焦凍は第二次選考の最中、敵の前で士傑高校の夜嵐イナサといがみ合い、真堂揺を危ない目に遭わせた結果、落第となりました。そのため、夜嵐イナサも第一次選考を1位で通過していながら第二次選考で落ちています。

また、爆豪勝己は純粋に態度の悪さで大幅に減点されたのが落ちた原因です。ちなみに、轟焦凍と爆豪勝己は体育祭やその後で発表されたプロ事務所からの指名数でA組の首位にいました。A組ではそんな首位2人が揃って落ちるという結果となってしまいました。ただ、第二次選考で落ちた生徒たちにはその後、挽回するチャンスが与えられています。

それは特別講習を3ヶ月受講した後、個別テストで結果を出せば、試験の第二次選考で落ちたメンバーも他の合格者たちと同様に、仮免許を発行してもらえるというものです。しかし、その特別講習と個別テストはそれぞれの学校の通常授業と並行して実施されるため、かなりのハードスケジュールを余儀なくされます。ちなみに、B組は全員合格しています。

ここまで「僕のヒーローアカデミア（ヒロアカ）」の作品情報や仮免試験編のあらすじをネタバレで紹介し、仮免試験の結果や合格者・落ちたキャラをそれぞれみてきました。そして、仮免試験の結果、合格者はデクを含むA組18人やB組全員などで、落ちたキャラはA組の首位2人・轟焦凍と爆豪勝己、そして士傑高校の夜嵐イナサであることが分かりました。

次に、仮免試験編で登場し、第一次選考ではデクの周囲で目立った活躍をみせるも、第二次選考で姿を見せなくなった謎のキャラ・ケミィについて、その正体や本物のケミィは無事なのかなどについて考察していきます。

現見ケミィとは士傑高校の2年生として仮免試験の最中に登場したキャラクターです。彼女は最初は同じ高校の夜嵐イナサなどのサポートに回り、影で動くタイプなのかと思われていましたが、実際に第一次選考が開始すると知的な部分が垣間見えるようになり、仲間と離れてしまったデクとの戦闘の際は自身の個性「変身」をフルで活かし、デクの味方の麗日お茶子になりすまして近づくなどしていました。

また、デクよりも体術面で勝っている様子を見せるなど、かなりの実力者かと思われたケミィでしたが、実は彼女にはある秘密がありました。実は仮免試験で登場したケミィは偽物で、その正体はヴィラン連合のメンバーの1人、トガヒミコ（渡我被身子）だったのです。仮免試験の第一次選考では結構な活躍を見せていたケミィですが、連携が必要となる救護メインの第二次選考ではその活躍が見られなくなりました。

ほとんどの読者があまり気に留めていなかったようですが、試験終了直後にケミィは姿を消し、代わりに現れたのがトガヒミコでした。彼女の個性は他人の血液を利用して、その血液の持ち主に変身できる能力です。トガヒミコはケミィの血液を使い、ケミィとして仮免試験に紛れ込んでいたのです。

仮免試験で士傑高校の2年生として登場した現見ケミィが偽物だと判明し、ここで気になるのは本物のケミィが無事でいるのかどうかです。トガヒミコはケミィの血液を利用してケミィに化けていました。これまでのヴィラン連合の行動を考えると、ヒーローやヒーロー候補の生徒たちに対し、まったく情け容赦ないイメージがあります。

そのため、血液を奪われたケミィが無事なのかどうか、心配する声が上がる一方で、この問題がさほど大きく取り上げられていないことから、もしかしたら本物のケミィはヴィランの内通者ではないかという疑惑も浮上していました。その後、仮免許取得試験が終了し、落ちた轟焦凍と爆豪勝己、夜嵐イナサが特別講習を受けることになります。しかし、そのメンバーに本物のケミィも含まれていました。

二次試験まで勝ち上がっていたにもかかわらず、その後行方をくらましたという扱いで、ケミィも第二次選考の落第者という扱いになったのです。また、試験前後の記憶にあやふやな部分があることから、ケミィに対して原因追求が行われることとなりました。正直、この時点ではまだ特別講習を受けに来たケミィもトガヒミコの変身なのではないかと疑っている読者も多かったようです、

しかし、その後にケミィが発した上の画像のようなセリフにより、試験時の知的な偽物のケミィとはまったくの別人であることが判明しました。そして、同じ士傑高校の仲間である肉倉精児も本物のケミィについて「底抜けのアホ」だと発言していることから、特別講習に現れたのは本物のケミィで間違いないようです。

ただ、その喋り口調と性格が災いし、通常なら「記憶がない」と言えば不審に思われる部分も「ケミィだから」と妙に納得されてしまったようです。周囲もそんなケミィだからこそ、ヴィランに狙われたのではないかと考察していました。

ちなみに、本物のケミィの個性は「幻惑」で、幻を作り出すことができます。短時間しか維持できないものの、幻術で相手を惑わせられる能力となっています。また、特別講習のときにケミィは、キザなセリフを言い放つ爽やかな轟焦凍の幻を出現させるなど、普段の言動はともかく実力は確かであることが分かっています。

ここまで「僕のヒーローアカデミア（ヒロアカ）」の作品情報や仮免試験編のあらすじをネタバレで紹介し、仮免試験の結果や合格者・落ちたキャラをそれぞれみてきました。そして、仮免試験編で登場した現見ケミィの正体や本物のケミィは無事なのかについて紹介し、仮免試験編のケミィは偽物でヴィラン連合のメンバーの1人・トガヒミコだったことが分かりました。

さらに、本物のケミィの安否やヴィランの内通者説なども浮上する中で、仮免試験終了後の特別講習のときに轟焦凍らと共に本物が登場。本物のケミィの性格などが原因であまり大きな騒動にならず、逆にそこをヴィランに狙われた可能性があると考えられていることが分かりました。次に「僕のヒーローアカデミア（ヒロアカ）」の仮免試験編に関する感想・評価を紹介していきます。

こちらは「僕のヒーローアカデミア（ヒロアカ）」の仮免試験に関するツイートです。仮免試験編がとても面白かったと評価されています。

こちらも「僕のヒーローアカデミア（ヒロアカ）」の仮免試験に関するツイートです。仮免試験の第一次選考が面白かったという感想で、友情面が評価されています。

こちらも「僕のヒーローアカデミア（ヒロアカ）」の仮免試験に関するツイートです。仮免試験編がとても心躍る展開で「激アツすぎ」たという感想となっています。

いかがでしたか？「僕のヒーローアカデミア（ヒロアカ）」の仮免試験編のあらすじをネタバレで紹介し、仮免試験の結果や合格者・落ちたキャラについてみていきました。そして、デクたちは仮免試験に向けて必殺技やコスチュームを改良し、勝ち抜け戦の第一次選考と減点方式の救助演習を行う第二次選考を経て、デクたちA組では18人が合格。

一方、轟焦凍、爆豪勝己、士傑高校の夜嵐イナサは第二次選考で落第し、特別講習を受けることになったことなどが分かりました。さらに、仮免試験編で登場した現見ケミィは偽物でその正体はトガヒミコだったこと、本物は特別講習で登場したことなども分かりました。皆さんもぜひ「僕のヒーローアカデミア（ヒロアカ）」の仮免試験編をお楽しみください！