2021年04月27日公開
2021年04月27日更新
【双星の陰陽師】千怒の正体とは?安倍晴明に似ている理由や過去を考察
「双星の陰陽師」はジャンプスクエアに連載されている人気漫画です。オカルト風味のファンタジー作品で大きな評判を呼んでいると言われています。「双星の陰陽師」にはケガレの集団「婆娑羅(バサラ)」が登場しますが、その中で最上位とされているのが千怒です。ここでは千怒の正体についてネタバレで考察していきます。安倍晴明に似ている理由や過去を考察することで千怒の正体を紐解いていきます。
目次
双星の陰陽師の千怒とは?
「双星の陰陽師」はオカルトファンタジーにバトルの要素を加えた漫画です。ジャンプスクエア連載作品の中でも高い人気を獲得していると言われています。「双星の陰陽師」には多くの伏線が張られていると言われています。ここでは「双星の陰陽師に」登場するキャラクターの中でも謎が多いと言われている「婆娑羅(バサラ)」の千怒の正体についてネタバレで紹介します。千怒の過去や安倍晴明との関係などについても取り上げます。
双星の陰陽師の作品情報
「双星の陰陽師」はオカルトとファンタジー、そしてバトルの要素をふんだんに含んだストーリー展開で大きな人気を博していると言われています。テレビアニメ版も放映されて原作漫画を知らないファンの獲得に成功したと評されています。「双星の陰陽師」にはどのような魅力が詰まっているのでしょうか?ここでは「双星の陰陽師」の概要やあらすじを紹介していくことで同作品の魅力に迫ります。それでは作品情報をご覧ください。
双星の陰陽師の概要
「双星の陰陽師」はジャンプスクエア2013年12月号より連載開始されました。2021年4月現在も連載中です。原作者は助野嘉昭です。助野嘉昭は過去に同誌で「貧乏神が!」をヒットさせたことで知られています。「双星の陰陽師」の単行本は既刊24巻です。また、原作漫画の大ヒットを受けて2016年にテレビアニメ化され、全50話が放映されました。アニメ版は第21話以降オリジナルストーリーが展開されて話題になりました。
双星の陰陽師のあらすじ
「双星の陰陽師」の主人公は陰陽師の少年、焔魔堂ろくろです。ろくろは過去のトラウマから夢を諦めて漫然とした日々を過ごしていました。ある日突然ろくろは陰陽の頭である土御門有馬から「双星の陰陽師」の称号を与えられました。称号を受けた者はもう一人いました。少女陰陽師の化野紅緒です。有馬は二人に人類の宿敵「ケガレ」との戦いに終止符を打てる「神子」を産むべく夫婦になるよう命じました。二人は猛反発しました。
千怒のプロフィール
人気オカルトファンタジー漫画「双星の陰陽師」に登場する千怒のプロフィールを紹介していきます。千怒は身長145cm・体重35kgと少女のような外見をしています。平安貴族風の姿をしています。千怒はケガレの集団である「婆娑羅(バサラ)」の一員です。「婆娑羅(バサラ)」での序列は第一位です。好きなものは人間文化とおしゃべり、嫌いなものは無悪と争いです。最初にして最強の「婆娑羅(バサラ)」と呼ばれています。
双星の陰陽師の千怒の正体とは?安倍晴明に似ている理由を考察
大ヒットオカルトファンタジー漫画「双星の陰陽師」に登場する第一位の「婆娑羅(バサラ)」である千怒は謎の多いキャラクターであると言われています。いったい千怒にはどのような秘密が隠されているのでしょうか?ここでは「双星の陰陽師」の千怒の正体についてネタバレで考察・紹介します。「婆娑羅(バサラ)」のトップにいる千怒の正体を明らかにすることで「双星の陰陽師」の魅力に迫っていきます。それではご覧ください。
ネタバレ考察①正体は太陰の試作第一号
ここでは人気バトル&オカルトファンタジー漫画「双星の陰陽師」に登場する「婆娑羅(バサラ)」の千怒の正体についてネタバレ考察・紹介します。千怒の正体については「双星の陰陽師」のストーリーの中で明らかになっています。千怒の正体は蘆屋道満が作った双星「太陰」の第一号だったのです。蘆屋道満は実在する歴史上の人物とされていますが、生没年不詳で謎に包まれています。安倍晴明と並ぶ大陰陽師で知られています。
大人気漫画「双星の陰陽師」に登場する蘆屋道満はケガレの王を滅ぼすには同じ力が必要であると考えて変異体を研究し、その結果ケガレと陰の気を生み出した人物として描かれています。「太陰」とは双星の陰陽師の女性のことです。ケガレから呪力を受けることのできるケガレの姫です。つまり、現在の化野紅緒が務めている任務の第一号として作られたのが千怒であると言われています。そして、紅緒は蘆屋道満の末裔でもあります。
ネタバレ考察②安倍晴明に似ている理由
大ヒットオカルトファンタジー漫画「双星の陰陽師」に登場する「婆娑羅(バサラ)」の第一位である千怒は安倍晴明にとてもよく似ています。ここでは千怒が安倍晴明に似ている理由をネタバレで考察・紹介します。安倍晴明も実在する歴史上の陰陽師としてよく知られた人物です。様々な映画・小説・漫画にも登場することで知られる人気の人物です。それでは「双星の陰陽師」のストーリー中ではどのように描かれているでしょうか?
オカルトファンタジー漫画「双星の陰陽師」の中では安倍晴明がなんと女性として描かれています。今までにない解釈として読者を驚かせたと言われています。ストーリーの中で最強の陰陽師だと評されていますが、蘆屋道満からは「晴子」と呼ばれています。蘆屋道満が女性である安倍晴明にどのような感情を持っていたのかは定かではありませんが千怒を晴明に似せて作ったことから何かしらの思いがあったのではないかと推察されます。
双星の陰陽師の千怒の過去は?謎を考察
大人気オカルトファンタジー漫画「双星の陰陽師」に登場する「婆娑羅(バサラ)」の第一位である千怒の正体が陰陽師の蘆屋道満が作った存在であることが判明しました。それでは千怒は過去から現在までどのようにして過ごしてきたのでしょうか?ここでは「双星の陰陽師」に登場する千怒の過去についてネタバレで考察・紹介していきます。千怒と化野家の関係や、千怒の「婆娑羅(バサラ)」内での立ち位置などについて取り上げます。
ネタバレ考察①千怒の過去
ここでは大人気バトル漫画「双星の陰陽師」に登場する「婆娑羅(バサラ)」の第一位である千怒の過去について紹介していきます。千怒はケガレだった過去の頃は陰陽師を喰らっていたことを告白しています。このことから千怒は陰陽師たちと激しい戦いを繰り広げていたのではないかと推察されています。また、ファンの間では陰陽師を喰らうことができるほどの能力を有していた千怒は非常に強かったのではないかと言われています。
大ヒットオカルトファンタジー漫画「双星の陰陽師」に登場する第一位の「婆娑羅(バサラ)」千怒の過去についてネタバレ考察・紹介しています。千怒は陰陽師を喰らって生きるケガレとしての生活を長くしていました。しかし、いつからか陰陽師とケガレの戦闘に全く関心を持たなくなっていきます。この千怒の心変わりについてはストーリー内で明確になっていませんが、千怒が人間の良さに気付いたからではないかと言われています。
ネタバレ考察②化野家との関係
ここでは大ヒットオカルトファンタジー漫画「双星の陰陽師」に登場する千怒と化野家との関係についてネタバレで考察・紹介していきます。千怒の役割として判明していることは「双星の太陰に自分の正体と双星について、そして呪力を取り戻す方法を教えて儀式を行う」というものです。一方化野家は蘆屋道満の末裔であることがストーリー進行の過程でわかっています。それでは千怒は紅緒に何を伝えようとしているのでしょうか?
化野紅緒は現在「双星の陰陽師」の名を与えられています。そして、千怒は先述した役割を行わなければなりません。紅緒こそが蘆屋道満の末裔にして全てのケガレから呪力を得ることのできる太陰だったのです。千怒は紅緒のことを太陰であると気付いたので、自分の過去を包み隠さず話し、さらには紅緒の正体や役割を話すことで紅緒に自覚を促し、叱咤激励し、紅緒を「羽化の儀式」へと向かわせることに成功したのでした。
ネタバレ考察③婆娑羅(バサラ)たちにとってはどんな存在?
出典: http://24w.jp
ここでは「双星の陰陽師」に登場する千怒が「婆娑羅(バサラ)」たちにとってどのような存在なのかについて考察・紹介していきます。「婆娑羅」はケガレのなかでも自我を持った存在です。その中でも第一位の地位にある千怒は他の「婆娑羅」たちから尊敬と畏怖の念で見られているのではないかと言われています。しかし、人間と一切戦おうとしない千怒を見て、面白くないと感じている「婆娑羅」もいるのではと推察されています。
ネタバレ考察④千怒が京都にいる理由
人気オカルト&バトル漫画「双星の陰陽師」に登場する千怒について考察・紹介しています。ここでは千怒が京都にいる理由を考察していきます。千怒が存在している禍野は上下に伸びていると同時に横四方にも自由に行き来することができる非常に便利な場所であると言われています。その禍野を人間の住んでいる土地に当てはめると日本の京都であることが分かりました。それが千怒が京都にいる第一の理由だと言われています。
さらに、千怒が京都にいるもう一つの理由だと推察されているのが、京都が日本文化のあらゆるものが存在する場所であるということです。つまり、過去に陰陽師を喰い殺していた千怒が急に戦うのを止めた理由に人間の良さ、さらには日本文化の良さに気付いたからではないかということです。千怒はいつからか京都にいてそこから流れてくる現の物を収集して過ごす生活に変わったのです。そして来るべき日を待っていたと言われています。
双星の陰陽師の千怒の強さや戦わない理由
大ヒットバトル&オカルトファンタジー漫画「双星の陰陽師」に登場する重要キャラクターの一人である千怒は現在は全く戦わない「婆娑羅(バサラ)」として知られています。千怒は何故人間と戦わなくなったのでしょうか?ここでは「双星の陰陽師」に登場する千怒の強さや実力について、そして千怒が人間と戦わなくなった理由についてネタバレで考察・紹介していきます。それでは考察結果をご覧ください。
ネタバレ考察①強さや実力
ここでは大人気バトル&ファンタジー漫画「双星の陰陽師」に登場する「婆娑羅(バサラ)」の千怒の強さや実力について考察・紹介していきます。千怒の強さや実力についてストーリーの中で明確な描写はありません。また、数値で示されてもいません。しかし、他の「婆娑羅」たちが戦いに参加しない千怒に対して反抗的な態度を示さないことを見ても相当な強さと実力を兼ね備えているのではないかと言われています。
ネタバレ考察②千怒が戦わない理由
大ヒットバトル&オカルト漫画「双星の陰陽師」に登場する「婆娑羅(バサラ)」の千怒が人間と戦わない理由について考察・紹介しています。千怒は陰陽師と戦って喰い殺すことを繰り返していました。しかし、ある時点で世の中を恨みながら人間と戦いを続けることに空しさを覚えるようになったのでした。加えて人間の文化が気に入った千怒は京都で現から紛れ込んできた物品収集をしながら「太陰」が来るのを待つようになりました。
双星の陰陽師の千怒に関する感想や評価
ここでは「双星の陰陽師」に登場する「婆娑羅(バサラ)」の千怒に関する感想や評価を紹介していきます。Twitterでのつぶやきをいくつか取り上げていきます。「双星の陰陽師」の千怒はインターネット上でどのような感想や評価を受けているのでしょうか?それではご覧ください。
@tos 双星の陰陽師紅緒編はまだプロローグといった感じ。時々は現に戻ってきているんですね
— 七生@絵修行中 (@egaobiyori73) July 14, 2017
千怒は元晴明…かな?でもろくろが晴明の息子みたいだしなんとも
「双星の陰陽師」の原作漫画のファンだと思われる方のツイートです。千怒の正体がまだ明らかになっていない頃のツイートで、千怒の正体が安倍晴明ではないかと推理されています。
双星の陰陽師14巻!!めっちゃやばかった天馬と士門……紅緒かわいい!!てか千怒が幼くってかわいい!!#双星の陰陽師 pic.twitter.com/0pZ5ZwNr56
— 使用されていません。 (@saa0703) March 3, 2018
「双星の陰陽師」の原作漫画をコミックスで読んでいる方のツイートです。14巻を読んだ感想をシンプルにつぶやかれています。千怒が幼くてとてもかわいいという感想をお持ちです。
改めて双星の陰陽師を読み返して思うことは
— イズキノ🍄 (@sensenkinoko514) March 8, 2020
安倍晴明の我が子と言ってるろくろが芦屋道満に似ていて
一方で道満が生み出した最初の婆娑羅千怒が晴明に似ていて、その結果生まれたのが紅緒だと思うと
思いは歴史を超えても変わらないんだなぁとか
受け継がれてるんだなぁって思う#双星の陰陽師
「双星の陰陽師」の原作漫画の大ファンだと思われる方のツイートです。安倍晴明と蘆屋道満との関係性が長い時を経て、千怒を通して焔魔堂ろくろと化野紅緒に受け継がれていることに感動したという感想をお持ちです。
双星の陰陽師の千怒の正体まとめ
ここでは大ヒットバトル&オカルトファンタジー漫画「双星の陰陽師」に登場した「婆娑羅(バサラ)」第一位の千怒について紹介してきました。千怒の正体や千怒と化野家との関係について、さらに千怒が人間と戦わない理由についてネタバレで取り上げてきました。ファンの方はもちろんですが、これから「双星の陰陽師」を見ようという方は是非千怒の魅力に注目してご覧ください。