2021年04月22日公開
2021年04月22日更新
【ブラッククローバー】絶望のヴェットの強さは?海底神殿編での登場シーンを考察
絶望のヴェットとは漫画ブラッククローバーに登場するキャラクターの1人です。漫画ブラッククローバーのヴェットは獣魔法の使い手であり、「白夜の魔眼」のメンバーとして登場しています。その強さは黒の暴牛の面々を1人で相手にすることが出来るほどであり、「絶望」の名を冠して「白夜の魔眼」の最高戦力「三魔眼」の一角を担っています。作中でヴェットはアスタとヤミによって一度死亡するものの、サリーによって復活をはたしました。本記事ではそんなヴェットの魔法の強さや登場から死亡及び復活までのシーンなどをご紹介します。
目次
ブラッククローバーの絶望のヴェットとは?
ブラッククローバーの作品情報
漫画ブラッククローバーの作中で「白夜の魔眼」の最高戦力「三魔眼」に所属している絶望のヴェット。絶望のヴェットは「三魔眼」の1人だけあって非常に高い実力を持った獣魔法の使い手であり、黒の暴牛を難なく相手取る強さを有しています。本記事ではそんな「白夜の魔眼」の絶望のヴェットの魔法や強さ、登場シーンについてまとめました。また他にも絶望のヴェットの死亡した最期や復活のエピソードなども併せてご紹介していきます。
ブラッククローバーの概要
では絶望のヴェットの魔法や強さ、死亡及び復活シーンなどをご紹介する前に、絶望のヴェットが登場する漫画ブラッククローバーの作品情報と簡単なストーリーのあらすじについてご紹介していきます。絶望のヴェットが登場するブラッククローバーとは「週刊少年ジャンプ」で2015年に連載が始まった田畠裕基の漫画作品です。漫画ブラッククローバーは2021年4月現在も連載中であり、これまで合計28巻の単行本が刊行されています。
2021年4月現在も連載されている漫画ブラッククローバーは「魔法帝」を目指す主人公の活躍と成長を描いた純粋な剣と魔法のファンタジー作品となっており、単行本が累計発行部数1200万部を記録するほど非常に高い人気を博しています。この人気から2017年にアニメ化され、これまで外伝や小説といった作品が制作されています。また2021年4月現在劇場版アニメの放映が発表されており、多くのファンから期待の声が寄せられています。
ブラッククローバーのあらすじ
漫画ブラッククローバーの主人公であるアスタは幼馴染みのユノと共に、かつて魔神から世界を救った伝説の魔導士「魔法帝」を目指していました。しかし15歳になったアスタは魔法が使える魔導書を与えられず、ユノが伝説の魔導書を手に入れることになります。アスタは夢を諦めるものの、盗賊に襲われるユノを助けた際に魔法を無効化出来る剣を手に入れます。この剣により、アスタは再度「魔法帝」になる夢を叶えようとするのでした。
ヴェットのプロフィール
本記事で魔法や強さ、死亡及び復活シーンなどをご紹介するヴェットとは漫画ブラッククローバーに登場するキャラクターの1人です。漫画ブラッククローバーに登場するヴェットはテロ組織の「白夜の魔眼」に所属しているキャラクターであり、まるで猛獣のような容姿と196cmに及ぶ巨大で筋骨隆々な身体が特徴となっています。猛獣のようなヴェットは魔導士の力を宿しており、かなり珍しいとされる獣魔法を使うことが出来ます。
そんな獣魔法の使い手・ヴェットの強さは漫画ブラッククローバーの作中でトップクラスであり、「絶望」の名を冠して「白夜の魔眼」の最高戦力「三魔眼(サードアイ)」の1人に数えられています。ヴェットは圧倒的強さで相手をいたぶるのが大好きな性格をしており、まさに「絶望」の名に相応しいキャラクターといえるでしょう。しかしヴェットは作中でアスタとヤミに敗れて死亡し、復活したことで貧弱で若い身体になってしまいました。
白夜の魔眼の三魔眼とは?
上述でご紹介した通り、「絶望」の名を冠するヴェットは「白夜の魔眼」という組織に所属しているキャラクターです。では絶望のヴェットが所属している「白夜の魔眼」とはいったいどのような組織なのでしょうか。ヴェットが所属している「白夜の魔眼」は6年前にリヒトが結成したクローバー王国に強い恨みを抱えるテロ組織であり、50人ほどの魔導士で構成されています。この構成員達はフードが付いた白いコートが特徴となっています。
リヒトが率いる「白夜の魔眼」は所持している生命の樹に似た石碑に埋め込む10個の魔石を探しており、最終的に独立国家を作ることを目標としています。そんな「白夜の魔眼」は禁術魔法を使う魔導士が構成員であるため、非常に強力な強さを持っています。その中でヴェットが「絶望」の名を冠している「三魔眼(サードアイ)」は「白夜の魔眼」の最高戦力と評されており、それぞれが魔法騎士団団長以上の強さを誇っています。
別格の強さを誇る「三魔眼(サードアイ)」はヴェット以外に不実のライアと憎悪のファナが所属しており、それぞれがクローバーの葉に秘められた誠実・希望・愛と正反対の言葉を冠しています。「三魔眼(サードアイ)」の名前はその能力が理由であり、全員が禁術や自爆魔法を使う第三の眼を持っています。基本リヒトは「白夜の魔眼」の構成員を捨て駒扱いしているものの、「三魔眼(サードアイ)」だけは強い信頼を置いています。
ブラッククローバーのヴェットの海底神殿編での登場シーンやその後の活躍
活躍①海底神殿編で力を見せる
ではここからは漫画ブラッククローバーに登場する絶望のヴェットの活躍や死亡、復活シーンをまとめてご紹介していきます。漫画ブラッククローバーの海底神殿編でヴェットが所属する「白夜の魔眼」は強魔地帯の1つ・海底神殿へ向かい、集めている魔石を手に入れようとします。魔法帝は魔石が狙われている情報を知り、クローバー王国の魔法騎士団の1つ・黒の暴牛に「白夜の魔眼」の魔の手から魔石を守るよう命令しました。
黒の暴牛とはヤミ・スケヒロが団長を務めている魔法騎士団であり、誰もが並外れた実力を有していることで知られています。そんな黒の暴牛は魔法帝の命令を受け、すぐに海底神殿に向かいました。しかし黒の暴牛は魔石が欲しいならゲームに勝つよう海底神殿の大司祭に言われ、バトルロワイヤルを行うことになります。するとその瞬間、魔石を求めて「三魔眼(サードアイ)」の絶望のヴェットが現れ、黒の暴牛の前に立ちはだかりました。
活躍②自爆するより先にヤミ団長によって死亡した?
海底神殿の大司祭が行ったバトルロワイヤルに突如現れた絶望のヴェット。海底神殿のバトルロワイヤルは黒の暴牛と大司祭の配下達の殺し合いであり、勝者に魔石が譲られるルールでした。しかし絶望のヴェットが乱入したことで、黒の暴牛のメンバー達はヴェットを先に始末しようとします。合体魔法「炎雷爆尽砲」を使うラックとマグナのコンビや合体魔法「海神おろし」を使うキアトとカホノのコンビは一斉にヴェットに攻撃を行います。
しかし圧倒的な強さを持つヴェットは黒の暴牛のメンバーやキアトとカホノの兄妹をいとも簡単に打ち破り、絶望を与えました。その後ヴェットはアスタと戦うものの、宿魔の剣の力で魔力を失って敗北し、自爆しようとします。すると黒の暴牛の団長であるヤミが進化し、「闇纏・無明斬り」の進化魔法「闇纏・次元斬り」を放ちます。この「闇纏・次元斬り」を受けたヴェットは一刀両断され、そのまま自爆する前に死亡してしまいました。
活躍③サリーの培養技術の研究によって復活
ヤミ団長の進化した魔法を受け、死亡してしまった絶望のヴェット。しかし「白夜の魔眼」に所属しているマッドサイエンティストのサリーは密かにヴェットの複製体を作っていました。このサリーの複製体によって死亡したヴェットは復活をはたします。しかしサリーの複製体が完璧でなかったため、ヴェットは完全な肉体で復活出来ませんでした。そのため、ファナと一緒に復活したヴェットは15歳の貧弱な身体になってしまいました。
活躍④レオンとの壮絶な戦い
一度死亡したものの、サニーの複製体で復活したヴェットは影の王宮にて「アネゴレオン」ことメレオレオナ・ヴァーミリオンと戦うことになります。メレオレオナ・ヴァーミリオンとはフエゴレオンの代わりに紅蓮の獅子王の団長となったキャラクターであり、人間か疑われるほどの強さから「無冠無敗の女獅子」とあだ名されています。ヴェットはそんなメレオレオナ・ヴァーミリオンと激戦を繰り広げるものの、圧倒的な力に敗北しました。
活躍⑤ヴェットが世界に残った意味
漫画ブラッククローバーの作中で「白夜の魔眼」を率いるリヒトはかつて滅亡したエルフの転生の駒だと知り、激怒します。激怒したリヒトはダークエルフとなって人間への復讐を始めるものの、アスタの説得で正気を取り戻しました。その後リヒトは影の王宮を出るのですが、他のエルフ達が人間に乗り移って暴れていました。そこでリヒトはアスタの宿魔の剣でエルフ達の魂と繋がり、転生魔法を解除させてエルフを天に還そうとします。
これにより人間に乗り移ったエルフ達は全て救われました。しかしヴェット含む「三魔眼(サードアイ)」の面々はエルフの魂が離れませんでした。ヴェット達は2度の転生で魂が定着したからと考え、エルフの魂が離れない意味を知ろうとします。そしてヴェットや他の「三魔眼(サードアイ)」の面々はエルフの魂と共に、現代でそのまま生きていくことを決め、エルフの秘境エリュシアで平和な日常を送ることになりました。
ブラッククローバーのヴェットの強さや魔法
考察①獣魔法の使い手
ここからは漫画ブラッククローバーに登場する絶望のヴェットの強さや魔法についてご紹介します。上述でご紹介した通り、漫画ブラッククローバーに登場するヴェットは獣魔法の使い手です。獣魔法とはその名の通り獣の形をした魔力を纏う魔法であり、攻撃・防御・機動の全てが圧倒的な強さを誇っています。まさにヴェットの獣魔法は作中でトップクラスであるものの、魔法帝が知らないほど非常に珍しいレアな魔法といわれています。
考察②三つ目が開眼すると魔法が「魔獣魔法」に変化
漫画ブラッククローバーに登場する「三魔眼(サードアイ)」の面々は邪眼と呼ばれる第三の眼を開眼することが出来ます。第三の眼が開眼すると、禁術魔法や自爆魔法を使用出来るようになります。「三魔眼(サードアイ)」の1人であるヴェットも第三の眼を開眼することが出来、獣魔法が「魔獣魔法」という魔法に変化します。この変化した魔獣魔法は失った身体の部位を復活させる回復能力や遠距離攻撃を持った無敵の魔法となっています。
ブラッククローバーのヴェットのアニメ声優
高塚正也のプロフィール
アニメブラッククローバーで絶望のヴェットを演じたのは高塚正也です。アニメブラッククローバーでヴェットを演じた高塚正也とは1969年の8月15日に兵庫県で生まれた男性声優であり、1990年代から青二プロダクションに所属しながら活動しています。高塚正也は1つの作品で多数のキャラクターを演じる演技派声優として知られており、アニメブラッククローバーで「絶望」の名を冠するヴェットの魅力を存分に引き出しています。
高塚正也の主な出演作品
- 1999年のアニメ「ONE PIECEシリーズ」:アバロ・ピサロ役、ジャブラ役、Mr.5役、他
- 2001年のアニメ「グラップラー刃牙」:ユリー・チャコフスキー役、天内悠役
- 2003年のアニメ「ボボボーボ・ボーボボ」:イボジ役、ゲハ役、王龍牙役、他
- 2005年のアニメ「銀河伝説WEED」:ジェロム役
- 2006年のアニメ「ちびまる子ちゃんシリーズ」:サンドイッチ伯爵役
- 2007年のアニメ「BLUE DRAGON」:ブルードラゴン役、ナレーション役
- 2010年のアニメ「さらい屋五葉」:梅造役
- 2012年のアニメ「キングダムシリーズ」:龐煖役、ランカイ役、松左役、徐完役、他
- 2012年のアニメ「新テニスの王子様」:石田銀役
- 2015年のアニメ「ワールドトリガー」:来馬辰也役
- 2019年のアニメ「機動戦士ガンダムTHE ORIGIN前夜赤い彗星」:ティアンム役
- ゲームシリーズ「戦国無双」:直江兼続役
ブラッククローバーのヴェットに関する感想や評価
2.ヴェット
— ふおん (@jk_namahame_) October 4, 2018
筋肉かっこいい💪
この見た目で動物魔法使う野生児っぽいとこかっこいいし、体毛濃ゆいのもだいすき❤
このキャラの絶望感がすごくよかった!
とりあえず筋肉最高 pic.twitter.com/Dn7ib00B3D
漫画ブラッククローバーに登場するヴェットに関する感想ではヴェットがかっこいいといった感想が多く寄せられていました。漫画ブラッククローバーに登場するヴェットは野性味を感じる男らしい容姿と強さを兼ね備えているかっこいいキャラクターです。また復活後は若返り、非常にかっこいいイケメンキャラクターになりました。そのためヴェットは死亡前も復活後も漫画ブラッククローバーファンに高い人気を博しています。
ブラクロ8巻読み返してたがヴェットさんクソ強い……クソ強くない?
— ウララ (@urara256) December 12, 2018
漫画ブラッククローバーに登場するヴェットに関する感想ではヴェットが強いといった感想も寄せられていました。漫画ブラッククローバーに登場するヴェットは獣魔法の使い手であり、黒の暴牛でさえ敵わないほどの強さを持っています。またヴェットは第三の眼を開眼すると驚異的な回復と遠距離攻撃も可能になるので、漫画ブラッククローバーでトップクラスの実力を持ったキャラクターといっていいでしょう。
あ、ヴェット君目が覚めてる
— 東 (@Aazzuumma) February 7, 2020
良かった....
漫画ブラッククローバーに登場するヴェットに関する感想では最後に正気に戻って良かったといった感想も見受けられました。当初ヴェットは誰もが絶望する狂人でした。しかしヴェットは漫画ブラッククローバーの作中で正気を取り戻し、他の「三魔眼(サードアイ)」のメンバーと現代で生きていくことを決めます。この目を覚まして平和に生きていくことを決めた最後は多数のヴェットファンを感動させました。
ブラッククローバーのヴェットまとめ
本記事では漫画ブラッククローバーに登場するヴェットについて魔法や強さ、活躍などをご紹介しました。「三魔眼(サードアイ)」で「絶望」の名を冠するヴェットは一度ヤミとの戦いで死亡したものの、復活して正気を取り戻し、現代で生きていくことを決めました。そのためヴェットは未だ作中で死亡していません。なのでもしかすると今後の漫画ブラッククローバーの展開でヴェットは再度活躍する姿を見せてくれるかもしれません。