ギャグマンガ日和の名言・名シーンまとめ!シュールすぎるギャグや面白いセリフを紹介

『ギャグマンガ日和』には、数多くの名言があることをご存知でしょうか?そもそも『ギャグマンガ日和』とは、シュールすぎるギャグやインパクトのあるセリフ、爆笑必至の名シーンが、一気にまとめられている、そんな作品です。『ギャグマンガ日和』の名言といえば、どのセリフが浮かびますか?回答に困る質問だと思われます。この記事では、そんな『ギャグマンガ日和』の名言・名シーンを、ランキング形式にて、まとめてお届けします!どんな名言・名シーンがランキングに入っているのか、是非お楽しみください!

ギャグマンガ日和の名言・名シーンまとめ!シュールすぎるギャグや面白いセリフを紹介のイメージ

目次

  1. ギャグマンガ日和とは?
  2. ギャグマンガ日和の名言集や名セリフランキングTOP15~11
  3. ギャグマンガ日和の名言集や名セリフランキングTOP10~4
  4. ギャグマンガ日和の名言集や名セリフランキングTOP3
  5. ギャグマンガ日和の神回・名シーンランキングTOP10~4
  6. ギャグマンガ日和の神回・名シーンランキングTOP3
  7. ギャグマンガ日和に関する感想や評価
  8. ギャグマンガ日和の名言まとめ

ギャグマンガ日和とは?

『ギャグマンガ日和』には、様々な名言・名シーンが存在しています。多すぎてまとめ切れない…こともなく、カオスな名言まとめが出来上がりました!『ギャグマンガ日和』のシュールすぎるギャグやセリフには、謎の中毒性があり、思わず笑ってしまう読者・視聴者も少なくありません。このまとめでは、『ギャグマンガ日和』の名言はもちろん、良い意味でブッ飛んでる名シーンも、ランキング形式で、まとめてお届けします。

ギャグマンガ日和の概要

『ギャグマンガ日和』は、2000年1月号~ 2015年12月号まで連載されたギャグ漫画です。現在は改題され、『ギャグマンガ日和GB』として「ジャンプスクエア」で連載されています。原作者は増田こうすけ。テレビアニメ化や舞台化もされており、様々な層から愛されている作品です。

ギャグマンガ日和のあらすじ

『ギャグマンガ日和』は、基本的に1話完結型の漫画・アニメであるため、作品の総合的なあらすじは、存在しないと言えるかもしれません。また、1話ごとにあらすじが異なるため、様々な物語を楽しむことができます。コミック1巻分だけでも、たくさんのギャグが楽しめる、それが『ギャグマンガ日和』の良いところです。

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ギャグマンガ日和の名言集や名セリフランキングTOP15~11

この項目では、『ギャグマンガ日和』の名言を、15~11位まで、ランキング形式でまとめました。まあズバリ言うと、15~11位に限らず、このランキングでまとめたセリフは、全て「名言」という名の「迷言」であり、いつまでも心の中にパラサイトして、思い出す度に笑える名言だと言えるでしょう。それでは名言ランキング15~11位をお楽しみください!

15位:「うんこ大好きうんこ丸」

うんこ大好きうんこ丸

『ギャグマンガ日和』の名言ランキング開始です!15位にランクインした名言は、コミック第3巻の「煬帝怒る」に登場したセリフです。やっと隋の皇帝の元まで辿り着いた聖徳太子と小野妹子。太子がどんな人物なのか、紹介する流れになった際に、妹子はこのセリフを発しました。

どう聴いても小学生レベルの悪口ですが、思わず口に出したくなるテンポの良さを感じさせます。『ギャグマンガ日和』に登場する名言には、謎の中毒性と語呂の良さがあるため、何度聴いても楽しくなるセリフが多い印象です。

14位:「九分九厘ワシの子だ」

九分九厘ワシの子だ

『ギャグマンガ日和』の名言ランキング14位は、コミック第5巻の「水中水戸黄門」に登場したセリフです。あえて水陸両用(?)で旅に出ている水戸黄門。水中移動している時点で、変質者感があるのに、このセリフでさらにその要素が強化されました。なんとこの名言(という名の迷言)は、陣痛に襲われている妊婦に対して言ったセリフなのです。

水戸黄門の危うい一面が垣間見れる…いえ、彼の変態性が全て現れたような珍発言だと言えるでしょう。初対面の相手にセクハラ発言をした上に、認知させて欲しいと訴える水戸黄門。当然、妊婦さんは拒否します。

妊婦さんはストレスが溜まり続けた結果、指で両目を突き刺す「妊婦チョップ」を繰り出します。所謂「目潰し」で、チョップでも何でもないのですが、そこが笑いを誘う要素だと言えるでしょう。「妊婦チョップ」も、名言・名シーンの1つであっても違和感がありません。

13位:「今日のポピー」

今日のポピー

『ギャグマンガ日和』の名言ランキング13位は、コミック第4巻の「聖徳太子の楽しい木造建築」に登場した名セリフです。名言なのかナレーションなのか、曖昧な立ち位置のセリフですね。とにかく地味な印象を受けますが、「今日のポピー」が好きなファンもいます。初見だと意味不明で、「何それ?」となりがちな「今日のポピー」。

簡単に解説すると、小野妹子によって殴られた聖徳太子が、「ポピー!!」と叫んだ後に、突然場面が変わり、「今日のポピー」というコマが出てくるのです。そのコマには綺麗なポピーが描かれ、一瞬だけ見ることができます。ちなみに、ポピーの花言葉は「慰め」です。「今日のポピー」とは言っても、その後は特に登場していないところも、ポイントが高いです。

12位:「ハンサム松尾…」

ハンサム松尾、略してハンサオ

『ギャグマンガ日和』の名言ランキング12位は、コミック第5巻の「五月雨を集めて早し最上川」に登場したセリフです。弟子・曽良(河合曾良)君と離れ離れになった芭蕉さん(松尾芭蕉)は、とても気が立っている様子です。芭蕉さんが憤怒したのは、曽良君から少し(かなり?)ディスられながら自分の説明をされたためでした。曽良君が芭蕉さんをディスるのはいつものことですが、この時は許せなかった模様。

曽良君に腹を立てた芭蕉さんは、自己肯定感を守るために、ナルシスト風の自分語りをスタート。その際に、このセリフを言いました。一見スタイリッシュに略していますが、原型が分からない略し方ですね。その発想だと、ハンサム上尾やハンサム神尾なども、みんな「ハンサオ」になるのでは…?ちなみに、たくましいボディも、ほとんど100%芭蕉さんの妄想でした。

11位:「無限に広がる大宇宙」

無限に広がる大宇宙

『ギャグマンガ日和』の名言ランキング11位は、コミック第3巻の「南船北馬 ―遣隋使二人旅」に登場したセリフです。聖徳太子は「無限に広がる大宇宙」という謎のワードを使い、何を伝えたかったのか、分かりますか?

その答えは、建物に入る際に言う「ごめんください」です!「何故そうなる!?」とツッコミを入れたくなるほど、難問かもしれません。それにしても、かっこいい挨拶の仕方ですね。この挨拶をナチュラルに使える太子は、ただ者ではありません。おそらく。

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ギャグマンガ日和の名言集や名セリフランキングTOP10~4

上述した15~11位の名言ランキングは、「うんこ大好きうんこ丸」や「無限に広がる大宇宙」など、聖徳太子のセリフが多い印象を受けました。しかし、まだまだ名言ランキングは始まったばかりです。この項目で紹介するランキングには、聖徳太子以外のキャラの名言もまとめてランクインしています。では、『ギャグマンガ日和』の名言ランキングの再開です!ここでは、10~4位までの名言をまとめてお届けします。

10位:「どさんこラーメン…」

どさんこラーメンパワー・メークアップ

『ギャグマンガ日和』の名言ランキング10位は、コミック第4巻の「魔法少女誕生」に登場したセリフです。これも間違いなく迷う方の名言だと言えるでしょう。世界平和に尽力する魔法少女ラー・メン子に変身するために、女子高生が叫んだ呪文です。彼女は、ラーメンの精霊と出会ったことがきっかけで、魔法少女ラー・メン子に変身しました。

しかし、変身後の姿は、通常のTシャツにジャージという、かなり現実的で、夢のない姿でした。その上ラーメンの汁で衣装が汚れているため、魔法少女らしさの欠片もありません。元凶(?)であるラーメンの精霊は可愛らしい男の子ですが、よく考えると、ラーメンに精霊がいるのも謎です。また、魔法少女ラー・メン子に変身すると、身近な存在の人物(家族など)の服がちぎれ飛ぶ現象が起きます。とてつもなく理不尽。

9位:「松尾バションボリ」

松尾バションボリ

『ギャグマンガ日和』の名言ランキング9位は、コミック第2巻に登場したセリフです。いつも通り、曽良君にいじめられてしまった松尾芭蕉。その際に、芭蕉さんがションボリしながら口にした名言となります。このセリフに関しては、特に深く考えられていない、そう思われますが、単純明快だからこそ面白さも伝わりやすいのです。

「松尾バションボリ」には、つい口に出して言いたくなるような魅力があります。ゲラゲラと笑い転げる感じではありませんが、癒し系な名言だと言えるでしょう。それにしても、芭蕉さんはいじられ放題ですね。でもそんな可哀想なところも、芭蕉さんの魅力だと思われます。曽良君の毒舌もキレッキレで、聞いていて清々しいほどです。

8位:「ていうか十七条の憲法って…」

ていうか十七条の憲法って何条あるんだっけ

『ギャグマンガ日和』の名言ランキング8位は、コミック第6巻の「十七条の憲法」に登場したセリフです。これはどう考えても迷う方の名言に入るのではないでしょうか。17条の憲法をど忘れし、思い出せない聖徳太子。その結果、このセリフが飛び出しました。太子のうっかり具合というか、ちょっと間の抜けたところに「フフッ」となるかもしれません。

十七条の憲法を全く思い出すことができない太子は、思いきって新たな十七条の憲法を考え始めます。しかし、だからといって太子は真面目すぎる行いはしません。太子は小学生並みの落書きや空虚なポエムを作ったかと思えば、パラパラ漫画を描き出したりと、まさにやりたい放題な状態で、新たな憲法を生み出すのでした…。太子がフリーダム過ぎる回です。あ、いつものことですね。

7位:「超必殺 飛鳥文化アタック!」

超必殺 飛鳥文化アタック!

『ギャグマンガ日和』の名言ランキング7位は、コミック第4巻の「聖徳太子の楽しい木造建築」に登場したセリフです。もはや名言というより必殺技ですが、そこはスルーしておきましょう。飛鳥文化アタックの使い手は聖徳太子です。宙に浮いた状態でグルグルと前転し、相手にアタックする技となります。

このような回転ボディアタック技は、他の作品でも広く使用されているメジャーな攻撃技ですが、決められた呼称がありませんでした。そこに現れたのが、この「飛鳥文化アタック」です。『ギャグマンガ日和』の人気が上昇したことによって、「飛鳥文化アタック」は一躍有名となり、これと似たアタック技の総称となりました。

飛鳥文化アタックが、そういった技の総称となり、他作品にも影響を与えたことを、原作者・増田こうすけ先生は知っているのでしょうか。ちなみに、太子が飛鳥文化アタックを使用した相手は小野妹子だったのですが、いとも簡単に回避されてしまいます。さすが妹子、太子相手に強いですね。その代わり、ただでさえボロボロだった法隆ぢ(法隆寺)が犠牲となり、壊される事態に陥ります。どうやら威力は本物だったようです。

6位:「僕もまた大きい…」

僕もまた、大きい三角定規に踊らされただけの犠牲者の一人に過ぎないって事さ……

『ギャグマンガ日和』の名言ランキング6位は、コミック第7巻の「うさみちゃん 転校生と推理対決!」に登場したセリフです。痴漢の罪を犯したクマ吉君は、警察に捕まった際に、さも深そうな言い方で、この名言を発しました。その言い種は、同情心を誘うもの…というわけでもなく、所詮は痴漢常習犯の戯言だと言えるでしょう。つまり、クマ吉君を擁護することはできません。

誰の心にも響いていない、虚無な感じが笑いを誘うセリフだと言えるでしょう。『ギャグマンガ日和』の名言は、読者・視聴者を笑わせたもの勝ちなので、心に響かなくても、「ふふっ」と笑えるセリフなら何でもOKなのです。クマ吉君は自分のことを「変態という名の紳士」と語っているため、痴漢行為を犯しても、悪気がないようです。もしかしたら、一番タチの悪い変態なのかもしれません。

5位:「土とか食ってみようかな」

土とか食ってみようかな・・・

『ギャグマンガ日和』の名言ランキング5位は、コミック第5巻の「ハリスインパクト」に登場したセリフで、タウンゼント・ハリスの珍発言です。黒船に乗って来日したマシュー・ペリーは、日本人にとって強烈なインパクトを残しました。一方、ハリスは特にこれといったインパクトも残すことなく、来日してしまったため、そのことを嘆いていました。その際に発したセリフがこの名言となります。どちらかというと迷言ですね。

インパクトを求めて何かしら行動し続けるハリス。そんなハリスと一緒にいたヒュースケン君ことヘンリー・ヒュースケンも、彼のその迷走具合にツッコミを入れざるを得ませんでした。土を食べる姿を見せたら、確かに大きなインパクトを相手に与えますが、同時にドン引きされるかもしれません。また、残念なことに、土を食べても、絵面がとてつもなく地味です。その後も、インパクトを求めたハリスの迷走は続くのでした。

4位:「まっぱだカーニバル!」

まっぱだカーニバル!

『ギャグマンガ日和』の名言ランキング4位は、コミック第6巻の「終末」に登場したセリフです。最初からツッコミたくなるワードが来ました。「まっぱだカーニバル」とは何ぞや?って感じですよね。もちろん特に深い意味はありません。ただ単に、「真っ裸」と「カーニバル」を繋げただけの言葉です。『ギャグマンガ日和』の名言によくある、声に出して読みたいセリフかもしれません。意味を考えたら負け…。

「まっぱだカーニバル」は、地球が滅ぶ最後の日に、大御所演歌歌手・大林が発したセリフなのですが、世界が終わるより前に、全裸でこの発言をした大林の人間性が終わってしまいました。大林の裸への欲望が垣間見れてしまう、迷言中の迷言だと言えるでしょう。「まっぱだカーニバル」が発されるエピソード「終末」については、後述の神回・名シーンランキングの7位にて紹介します。

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ギャグマンガ日和の名言集や名セリフランキングTOP3

『ギャグマンガ日和』の名言ランキングもいよいよ3~1位となりました。ここまでまとめてお届けしたセリフの中に、お気に入りの名言はありましたか?『ギャグマンガ日和』の名言ランキングの上位に選ばれた名言は、強烈なインパクトを与えるセリフばかりなので、3~1位もまとめて楽しく見ていきましょう!

3位:「よし久しぶりに彼女に…」

よし久しぶりに彼女に会いに行くか!そうだプレゼントでも持って…いや…まてよ…彼女いねえ…

『ギャグマンガ日和』の名言ランキング3位は、コミック第4巻の「聖徳一週間」に登場したセリフです。仕事せずに過ごす聖徳太子に対して不信感を募らせた小野妹子。そこで、妹子は太子のことを、1週間だけ監視することにしました。その際、太子が突然彼女に会いに行くと言い出し、驚愕する妹子。おそらく妹子と同様に、太子に彼女が!?と驚いた読者もいました。

安心してください、この名言で分かる通り、太子には彼女がいません。彼女がいないという事実に至るまで、全て太子の独り言だったという点も、ポイントが高いです。この名言は、うっすら悲しいような、それが逆に笑いを誘うような、不思議な魅力があるセリフです。この名言が登場する「聖徳一週間」では、太子の怠惰な…いえ、魅力溢れる日常が描かれているため、推しが太子である方は、読むことを推奨されます。

2位:「中身は綿だろうか…」

中身は綿だろうか…綿だった

『ギャグマンガ日和』の名言ランキング2位は、コミック第5巻の「五月雨を集めて早し最上川」に登場したセリフです。松尾芭蕉は、マーフィー君という人形を大切にしていました。曽良君は、そんなマーフィー君に対して興味を持ったのか、芭蕉さんが眠っている隙に、マーフィー君を調べ始めます。マーフィー君の体を裂き、中身が綿であることを確認した曽良君。少しサイコパスな感じがして怖いですね。

曽良君は、マーフィー君を壊したものの、特に直すことはせず、そのまま放置します。マーフィー君が壊されたことを知り、芭蕉さんは、犯人である曽良君に、直すように命令しました。しかし、ここで素直に従う曽良君ではありません。

曽良君は、裂かなかった方の目と口を、なんと縫ってしまったのです。その結果、余計にマーフィー君が傷つく羽目に。もはや清々しいと感じるほど、芭蕉さんへの悪意が満ちている曽良君。『ギャグマンガ日和』のキャラの中でも、最強(凶)だと言えるでしょう。

1位:「変態じゃないよ…」

変態じゃないよ。仮に変態だとしても、
変態という名の紳士だよ

『ギャグマンガ日和』の名言ランキング1位は、コミック第7巻の「うさみちゃん 朝から事件解決!」に登場したセリフです。この名言は、『ギャグマンガ日和』を代表するセリフだと言っても過言ではありません。作品を知らなくても、この名言は知っているという方も多いと思われます。そして、このセリフの発言者は、『ギャグマンガ日和』切っての変態・クマ吉君です。

最早「さすがクマ吉君」と言えるほど、強気なスタンスを取っています。ストーカーや痴漢など、不名誉な称号ばかりのクマ吉君。そんな彼によって、世に放たれた「変態という名の紳士」という概念は、インターネット上で大きく取り上げられ、変態を表す新たなネットスラングとして、有名になりました。

また、その影響で生まれた言葉としては、「紳士の社交場」があります。「紳士の社交場」は、主に紳士(※変態)向けの動画や絵のタグとして使用されています。この概念を発信したクマ吉君は、紳士=変態を広めた元凶だと言えるでしょう!

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ギャグマンガ日和の神回・名シーンランキングTOP10~4

上記では『ギャグマンガ日和』の愛すべき名言ランキングをお届けしました。ここからは『ギャグマンガ日和』の名シーン・神回をランキング形式で、まとめて紹介します。名セリフと同様に、名シーンにも中毒性を感じさせる『ギャグマンガ日和』。そんな『ギャグマンガ日和』がファンから狂気的に愛される理由は、その中毒性にあるようです。

強烈なボケ・ツッコミやパワーワードなどに触れたことで、その魅力の虜となり、何回も読み返した結果、自然と愛着が湧いてしまうのかもしれません。まとめはこの辺にして、『ギャグマンガ日和』の名シーンランキング10~4位に参りましょう!

10位:第49幕『聖徳太子の楽しい木造建築』

『ギャグマンガ日和』の名シーンランキング10位は、第4巻収録の「聖徳太子の楽しい木造建築」です。隋から帰国した聖徳太子と小野妹子。きっと法隆寺が完成していると期待する太子。しかし、法隆寺ができる予定地へ行くと、大変小ざっぱりした風景が広がっていました。何故なら、コスト削減のため、大工をたった1人しか雇わなかったためです。

既に妹子宛に招待状を送っていた太子は、焦ったのか、大工に小屋でも作れと命令します。その後、妹子が法隆寺の建設予定地へ赴くと、そこにはボロい小屋が建てられていました。この回では、先述した飛鳥文化アタックや、太子がよく話すフィッシュ竹中さんなどが登場するので、見応えがあります。

9位:第17幕『黒登山』

『ギャグマンガ日和』の名シーンランキング9位は、第2巻収録の「黒登山」です。山登りを好む人=良い人と思っている登山者に対して、執拗な嫌がらせを行い、それを楽しむ画期的な登山方法…らしい。

通称「マルマル」こと丸本君は、黒登山部の顧問(担任の先生でもある)に脅迫され、強制的に黒登山部に入部させられます。ちなみに、丸本君は元々サッカー部に入りたかったようです。純粋に登山を楽しむ人への嫌がらせをする顧問と、戸惑う丸本君。顧問兼担任の先生の黒さが半端ないです。

8位:第159幕『ロック伝説』

『ギャグマンガ日和』の名シーンランキング8位は、第9巻収録の「ロック伝説」です。伝説を築いたロックバンド「ザ・マッドサタン」。彼らがライブを開催すると、いつもお通夜の様な雰囲気になる、それが伝説の正体でした。伝説…?メンバーは緊急ミーティングを開き、自分達の今後を考える機会を設けました。ここで、メンバーを紹介!夢(ゆめ)を「トゥメ」と発音するボーカル。ライブの序盤から歯を使って演奏するギター。

ライブの終わりに必ずクラッカーを鳴らすベース。ノリの悪い家族を毎回最前列に招待するドラム。そこで、彼らはあるルールを決めます。それは、ミスをした者からバンドを脱退するという内容でした。しかし、「ザ・マッドサタン」のメンバーは、全員ポンコツだったので、新しいメンバーとの入れ替わりや脱退が続き、ついに4人とも「ザ・マッドサタン」からいなくなります。彼らの行方は、実家の家族のみぞ知る…。

7位:第92幕『終末』

『ギャグマンガ日和』の名シーンランキング7位は、第6巻収録の「終末」です。地球に巨大隕石が衝突するまで、あと3時間となり、世界中がパニックに。そんな中、テレビでは生中継が行われ、個性的すぎる大物有名人(4人)が番組に出演していました。

真っ裸の演歌歌手、年齢詐称アイドル、暴力的な腹話術師、それぞれが世界滅亡前に本性をさらけ出し、番組は盛り上がります。しかし、4人目のマジシャンは神妙な面持ちでした。彼が披露するマジックは、実は全て超能力によって行われていたのです。マジシャンは隕石も超能力で跳ね返すことができると語りますが、真実は如何に…。

6位:第219幕『スゴロク』

『ギャグマンガ日和』の名シーンランキング6位は、第11巻収録の「スゴロク」です。息子・和人とスゴロクで遊ぶことになったお父さん。そのスゴロクは和人が制作したものでした。和人は1回休みのマスに止まり、一見不利になりますが、突然「ファンタジーカード」という(チートな)カードを使い、1回休みを解除します。

その後も、ずっと俺のターンといった感じで、お父さんに一方的な猛攻を仕掛ける和人。お父さんは1回どころか、50回休みにまで追い込まれます。親子のハートフルな話かと思いきや、ハートフルボッコな回でした。

5位:第78幕『ララ美☆リアリティ』

『ギャグマンガ日和』の名シーンランキング5位は、第9巻収録の「ララ美☆リアリティ」です。「別冊ずぼん」にて、少女漫画家として、『ララ美☆リアリティ』を連載する恋野YOKAN。しかし、作品を描く際に問題が発生します。コンタクトレンズを付けようとする主人公・ララ美。

ですが、少女漫画チックな大きい瞳に合わせて、コンタクトレンズを描くと、そのサイズは巨大にならざるを得ません。その後も恋野と編集者・林田は、さらにリアリティを求め、とんでもない事態に…!少女漫画あるあるが、笑いとして炸裂したエピソードです。

4位:第10幕『ニュートンの万有引力』

『ギャグマンガ日和』の名シーンランキング4位は、第1巻収録の「ニュートンの万有引力」です。木から落下するリンゴを見たことで、「万有引力」を発見した天才・ニュートン。この回では、ニュートンが万有引力を見つける過程が描かれました。

ニュートンは、様々なもの(リンゴや下着など)が落ちる光景を見る度、何かを閃きそうになります。人や物が落ちる瞬間をたくさん見て、どんどん「万有引力発見メーター」を満たしていくニュートン。リンゴの落下を見て、ニュートンは万有引力を発見できるのか、ドキドキです。

Thumbギャグマンガ日和の麻雀回が面白すぎる!ルールの解説やネタバレを紹介 | 大人のためのエンターテイメントメディアBiBi[ビビ]

ギャグマンガ日和の神回・名シーンランキングTOP3

上記では、『ギャグマンガ日和』の名シーン(神回)をまとめて10~4位までお届けしました。『ギャグマンガ日和』の名シーンは、どれも濃厚なギャグで構成されているため、読む度(観る度)お腹いっぱいかもしれませんが、残りの名シーンも印象深いものばかりです。それでは、3~1位にランクインした強者揃いの名シーンを、是非お楽しみください!

3位:第177幕『麻雀』

『ギャグマンガ日和』の名シーンランキング3位は、第10巻収録の「麻雀」です。タイトルこそ「麻雀」ですが、この話の登場人物は、全員麻雀のルールを知りません。誰もその事実を打ち明けることなく、彼らの麻雀対決は始まりました。

一体どうやって麻雀を進めていくのか、そんな不安に襲われた彼らは、独自のルールを用いながら、麻雀を展開させていきます。つまり、何をしてもOKというカオスな状態でした。誰がどうやってこの麻雀を制するのか、心理戦を強いられた彼らの運命は如何に…!麻雀のルールを知っていると、より面白さを感じられる話だと言えるでしょう。

2位:第83幕『五月雨をあつめて早し最上川』

『ギャグマンガ日和』の名シーンランキング2位は、第5巻収録の「五月雨をあつめて早し最上川」です。松尾芭蕉と曽良君が登場する話は、神回が多いと評判で、中でもこの話は、おすすめエピソードです。曽良君からの酷い仕打ちに、とうとう我慢できなくなった芭蕉さん。宿命の師弟対決スタート!しかし、瞬時に曽良君が勝利を治めます。

ちなみに、名言ランキング2位のセリフ(曽良君がマーフィー君を壊した際のセリフ)は、この話で登場しました。つまり、芭蕉さんが激しく怒り、曽良君に勝負を挑んだのは、マーフィー君が壊されたからだったのです。いつも曽良君に負け続ける芭蕉さん。それが良いというファンも少なくありません。

1位:第85幕『ソードマスターヤマト』

『ギャグマンガ日和』の名シーンランキング1位は、第10巻収録の「ソードマスターヤマト」です。ズバリ!「ソードマスターヤマト」とは、『ギャグマンガ日和』の有名な神回です。伝説の始まりは、漫画家・夢野カケラが直面した誤植被害でした。主人公・ヤマトのかっこいいセリフが、誤植によって、滑稽なものに変わってしまったのです。

例えば、「憎しみ」が「肉しみ」と誤表記されたり、「ヤマト」が「ポテト」になったりと、散々なものでした。これらの誤植を抗議するため、編集者・小島に電話する夢野。小島は恋人ができて夢見心地、つまり浮かれに浮かれまくっており、「やっちゃったぜ☆」で全てを済ませようとします。その後も、理不尽な誤植は続き、元々底辺だった人気も、さらに下がり続けるのでした。

そして、ついに打ちきりへと追い込まれます。最終回に使えるページ数は、なんと3ページのみ!まさに鬼畜。かなりの無茶振りをされた夢野でしたが、これまで張った伏線を3ページ内でまとめ上げ、謎の疾走感を残して、漫画を完結(という名の打ち切りに)させました。

ギャグマンガ日和に関する感想や評価

『ギャグマンガ日和』が大々的に流行ったのは、おそらく2005年~2010年くらいで、当時学生だった方は、懐かしさで胸がいっぱいになるかもしれません。独特すぎる作風を久しぶりに浴びると、当時体験した面白さが蘇ることでしょう!

『ギャグマンガ日和』を観ると、歴史上の偉人のイメージが面白く上書きされることでしょう。また、その人物に対して、親近感や愛着が湧くことも少なくありません。『ギャグマンガ日和』がもたらす影響は、非常に強力なのです。

『ギャグマンガ日和』に一度でもハマると、どんなに時が過ぎても、ずっと心にいて笑わせてくれるような、不思議な現象に襲われることでしょう。時代は移ろいでも、『ギャグマンガ日和』の面白さは変わらず、最期まで頭から離れません。『ギャグマンガ日和』は大体そんな感じの作品です。 

ギャグマンガ日和の名言まとめ

それでは、まとめに入ります!この記事では、『ギャグマンガ日和』の名言・名シーンをランキング形式で、まとめて紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?『ギャグマンガ日和』のことはあまり知らないけど、名言や名シーンだけは知っているという方、または、興味津々という方は、漫画を読んだり、アニメを観たり、自分のしやすい方法で、是非『ギャグマンガ日和』の本編に触れてみてください!

もしかしたら、相性ぴったりの作品かもしれませんよ。『ギャグマンガ日和』は、息抜きや元気が欲しい時に読むと、全力でゲラゲラと笑わせてくれます。笑った後は不思議と心が癒されていることでしょう!

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