【ブラッククローバー】ダイヤモンド王国のキャラクターまとめ！八輝将は最強クラス？

漫画ブラッククローバーの作中で人体実験を行っているダイヤモンド王国。ダイヤモンド王国はクローバー王国の隣国にあたる王国であり、最強の八輝将やマルス、ラドロスといったキャラクターが所属しています。作中でダイヤモンド王国は人体実験を繰り返す危険な国とされているものの、ゼノンによって壊滅してしまいました。本記事ではそんなダイヤモンド王国について所属している八輝将や魔導士のキャラクターをご紹介します。

ではダイヤモンド王国に所属している八輝将や魔導士のキャラクターをご紹介する前に、ダイヤモンド王国や八輝将が登場する漫画ブラッククローバーの作品情報とストーリーのあらすじについて簡単にご紹介していきます。ダイヤモンド王国や八輝将が登場するブラッククローバーとは田畠裕基が描く日本の漫画作品です。漫画ブラッククローバーは2015年に｢週刊少年ジャンプ｣で連載が開始し、2021年4月現在も連載が続いています。

漫画ブラッククローバーは伝説の魔導士｢魔法帝｣を目指す2人の少年の姿を描いたファンタジー作品であり、これまで合計28巻の単行本が刊行されています。そんな漫画ブラッククローバーは連載当初から2回連続｢週刊少年ジャンプ｣のセンターカラーを務めるなど非常に高い人気を博しており、累計発行部数は1200万部を記録しています。この人気から本作は170話に及ぶアニメや外伝漫画といったメディア作品が多数制作されています。

漫画ブラッククローバーの世界はかつて、｢魔法帝｣と呼ばれる伝説の魔導士が魔神を滅ぼしました。主人公のアスタは幼馴染みのユノと共にそんな｢魔法帝｣を夢見ていたものの、魔法が使える魔力を一切持っていませんでした。しかしアスタは盗賊に襲われたユノを助けた際、突如飛来した魔導書から魔法を無効化する剣を手に入れます。これがきっかけとなって魔力を持たないアスタは｢魔法帝｣になる夢を叶える一歩を踏み出すのでした。

本記事で所属しているキャラクターをご紹介するダイヤモンド王国とは漫画ブラッククローバーに登場する王国の1つです。漫画ブラッククローバーに登場するダイヤモンド王国は鉱山を多く抱える王国であり、主人公のアスタが所属しているクローバー王国の東に位置しています。ダイヤモンド王国は鉱山を多く抱えているものの、荒れ地ばかりで緑が少なく、不足している資源を得るために度々クローバー王国の国内に侵略しています。

そのためダイヤモンド王国はクローバー王国と敵対関係にあります。漫画ブラッククローバーの作中でダイヤモンド王国は謎めいたところが多く、詳しい内情が分かっていません。しかしダイヤモンド王国は殺し合いで生き残った優秀な子供に人体実験を施し、｢魔導戦士｣という最強の秘密兵器を作っていることが分かっています。この｢魔導戦士｣を作る人体実験を繰り返していることからダイヤモンド王国は危険な国だと評されています。

漫画ブラッククローバーに登場する八輝将とはダイヤモンド王国で最強の力を持つ8人を指す名称です。ダイヤモンド王国で最強の8人が任じられている八輝将はクローバー王国の魔法騎士団団長クラスに並ぶと評されており、ラガスやヤーゴスなどのキャラクターが所属しています。しかし｢全時代の朽ちかけの将｣と評されて捨て駒扱いされています。ここからはそんな八輝将に任じられているキャラクターをまとめてご紹介していきます。

まずご紹介するラガスとは雷の魔法属性を得意とする八輝将のキャラクターです。漫画ブラッククローバーに登場するラガスは魔法に美しさを求めている八輝将のキャラクターであり、細くて鋭い目つきとオールバックの髪型が特徴となっています。その実力は八輝将だけあってかなり高く、クローバー王国の障壁を簡単に打ち破ることが出来ます。しかしラガスは捨て駒扱いされ、ユノとの空中戦で敗れてそのまま退場してしまいました。

2人目にご紹介するブロッコスとは赭土の魔法属性を得意とする八輝将のキャラクターです。漫画ブラッククローバーに登場するブロッコスは全てを破壊する派手な戦い方が好きな八輝将のキャラクターであり、アフロヘアと大柄な肉体が特徴となっています。そんなブロッコスはラガスと同じく捨て駒扱いされてクローバー王国に侵攻。当初ブロッコスはキテンの城壁を破壊する功績を挙げるのですが、ヴァンジャンス団長に敗北しました。

3人目にご紹介するヤーゴスとは粘液の魔法属性を得意とする八輝将のキャラクターです。漫画ブラッククローバーに登場するヤーゴスは粘液の魔法で相手の魔力を奪い取る戦い方を好む八輝将のキャラクターであり、目を隠した長髪と痩せこけた頬が特徴となっています。作中でヤーゴスは空間魔法を使うランギルスに敗北した後、民間人を人質にして逆襲するものの、アスタ・チャーミー・フィンラルのコンビに呆気なく倒されました。

ではここからはマルスやラドロスといったダイヤモンド王国に所属する魔導士のキャラクターをまとめてご紹介していきます。まずご紹介するマルスとはダイヤモンド王国の人体実験で生まれた魔導戦士のキャラクターです。魔導戦士のマルスは鉱石と炎の魔法属性を使えるキャラクターであり、逆立った髪の毛と額に埋め込まれた魔導石が特徴となっています。魔導戦士のマルスは非常に強く、魔導書無しでも魔法を使うことが出来ます。

元々マルスは才能ある子供としてダイヤモンド王国の実験体となり、殺し合いの中で幼馴染みのファナを殺害してしまいます。これが原因でマルスは精神を壊してしまいました。しかしマルスはアスタとの戦いの中で記憶を取り戻し、八輝将の1人としてアスタと協力しながら禁術魔法をかけられたファナを救出します。その後マルスは正気に戻ったラドロスと共に帰還するものの、モリスが原因でダイヤモンド王国が滅亡寸前となりました。

2人目にご紹介するファナとは｢憎悪｣の代表として三魔眼（サードアイ）の一角を担っている女性キャラクターです。三魔眼（サードアイ）の1人・ファナは火の精霊のサラマンダーの主人であることから炎魔法の使い手であり、ピンクと茶色を混ぜたような長い髪の毛が特徴となっています。元々ファナは魔導戦士を生み出すダイヤモンド王国の実験体でした。しかしファナは上述でご紹介した通り、幼馴染みのマルスに殺されてしまいます。

実はこの時ファナは優しいマルスの性格を汲み取り、わざと彼に殺させようとしていました。しかしファナは不死鳥の力で復活し、感動した魔導学者のモリスに魔導石を埋め込まれてしまいます。ただファナは魔力が無かったことから捨てられ、リヒトの禁術魔法｢邪眼｣でエルフに乗っ取られました。その後ファナはマルスと再会したことで失った記憶を取り戻し、アスタに魔導石と｢邪眼｣を破壊されたことで無事正気に戻りました。

3人目にご紹介するラドロスとはダイヤモンド王国で八輝将の1人に数えられているキャラクターです。ダイヤモンド王国で八輝将を務めるラドロスは人体実験で生まれた魔導戦士のキャラクターであり、残忍な性格が見ただけで分かる悪人面が特徴となっています。元々ラドロスは魔法に属性を持っておらず、周囲にいじめられていました。しかし魔導戦士になったことでラドロスは魔法を吸収して放出する無敵の能力を手に入れました。

その強さはまさに無敵であり、ラドロスはダイヤモンド王国でも屈指の実力を持ったキャラクターとなっています。そんなラドロスは当初マルスと共に魔女の森へ攻撃を仕掛け、ファナとの戦いですぐに撤退しました。その後ラドロスは力を蓄え、ファナと戦っていたアスタを襲撃します。しかしラドロスは覚醒した｢宿魔の剣｣を持つアスタに敗北して元の無邪気で陽気な性格に戻り、国を変えようとするマルスに協力することになりました。

4人目にご紹介するロータス・フーモルトとは煙の魔法属性を得意としているダイヤモンド王国の魔導士のキャラクターです。魔導士としてダイヤモンド王国に所属しているロータス・フーモルトは妻と3人の娘を大事にしている家族思いなキャラクターであり、髭とかつてヤミに付けられた胸元の傷が特徴となっています。ロータス・フーモルトは家族思いな優しいキャラクターであるものの、実力はダイヤモンド王国でトップクラスです。

ロータス・フーモルトは｢奈落のロータス｣とあだ名されており、アスタとラック・ボルティア、ノエル・シルヴァの3人を打ち破ってしまうほどの実力を有しています。そんなロータス・フーモルトは｢金色の夜明け｣の団長であるヴァンジャンスを捕らえようとするものの、ヤミの邪魔によって失敗。その後ロータス・フーモルトはモリスと一緒にスペード王国に亡命し、そのまま漆黒の三極性が行うクリフォトの樹生成計画に協力しました。

ではここからは漫画ブラッククローバーの作中でダイヤモンド王国に所属している八輝将や魔導士以外のキャラクターをご紹介していきます。まずご紹介するファンゼル・クルーガーとは元々ダイヤモンド王国で軍隊の指揮官を務めていた風の魔法属性の持ち主です。ファンゼル・クルーガーはダイヤモンド王国の方針に反発して婚約者と一緒に国外逃亡し、師匠として魔法騎士団を目指すアスタに剣術を教えました。

2人目にご紹介するドミナント・コードとはファンゼル・クルーガーの婚約者にあたるキャラクターです。ドミナント・コードは大人びた美しさを持つキャラクターであり、元々ダイヤモンド王国軍の中枢で働いていました。しかしドミナント・コードは国に反発し、ファンゼル・クルーガーと一緒に逃亡しました。その中でドミナント・コードはファンゼル・クルーガーとはぐれてしまいます。

そこでドミナント・コードはクローバー王国で魔導具の闇市の女主人となり、1人でファンゼル・クルーガーを待つ生活を始めました。その後ドミナント・コードは魔導具を買ったノエルのお陰で無事ファンゼル・クルーガーと再会しました。

3人目にご紹介するマリエラとはファンゼル・クルーガーの元弟子にあたるキャラクターです。マリエラは氷の魔法属性と優れた指揮官の能力を併せ持つ女性キャラクターであり、黒髪とつり目が特徴となっています。ファンゼル・クルーガーが国外逃亡した際、マリエラは頭の良さを買われて逃亡者を始末する任務を王国に与えられます。

しかしマリエラは仲間を殺したダイヤモンド王国に強い恨みを抱えており、自身を登用したガレオや王国の諜報員を罠に嵌めて全滅させました。その後マリエラは自由となり、ファンゼル・クルーガーとドミナント・コードの2人と一緒に生活を送るようになりました。

最後にご紹介するモリスとはダイヤモンド王国で魔導学者を務めているキャラクターです。魔導学者のモリスは魔導戦士の実験を主導している張本人であり、危篤状態の王様を利用してダイヤモンド王国を裏で操っています。しかしモリスはマルスによって悪行がバラされそうになり、スペード王国に亡命しました。その後モリスはクリフォトの樹生成計画に協力して悪魔の力を手に入れ、現世に多数の悪魔を招き入れました。

漫画ブラッククローバーに登場するダイヤモンド王国に関する感想ではダイヤモンド王国がかませ犬だといった感想が多く寄せられていました。当初ダイヤモンド王国は八輝将を抱える強大な国と思われていました。しかしダイヤモンド王国は八輝将を呆気なく失ってそのままスペード王国に支配されるという最期を迎えます。なのでダイヤモンド王国は漫画ブラッククローバーのかませ犬といっていいでしょう。

漫画ブラッククローバーに関する感想では他の八輝将がクローバー王国にやられたのではといった感想も多く寄せられていました。旧世代の八輝将は全員描かれておらず、ラガス・ブロックス・ヤーゴスの3人しか登場していません。また登場した3人の八輝将も呆気なく作中から退場してしまいました。この呆気ない最期からおそらく他の旧世代の八輝将もクローバー王国に倒されてしまったのでしょう。

漫画ブラッククローバーに登場するダイヤモンド王国に関する感想ではマルスとファナが可哀想といった感想も多く見受けられました。マルスは人体実験の中で幼馴染みのファナを殺し、魔導戦士となります。一方ファナは復活するものの、リヒトの禁術魔法でエルフに乗っ取られてしまいました。最終的に2人は再会してお互い正気に戻るものの、それ以前の姿は可哀想としか言いようがありません。

本記事では漫画ブラッククローバーに登場するダイヤモンド王国について所属している八輝将や魔導士などのキャラクターをご紹介しました。非道な人体実験を繰り返していたダイヤモンド王国は最終的にスペード王国に支配されることになりました。しかしダイヤモンド王国はモリスに支配されていた形だけの王国です。なのでマルスやラドロスに裏切られて支配されたことは、ダイヤモンド王国に相応しい最期といえるでしょう。