【ブラッククローバー】四大精霊とは？加護されたキャラや選ばれる基準も考察

「ブラッククローバー」は2015年2月から週刊少年ジャンプで、田畠裕基先生によって連載中のバトルアクション・ファンタジー漫画です。その外伝として、少年ジャンプ+で2018年10月〜2020年4月にかけて「ブラッククローバー外伝 カルテットナイツ」が連載されていました。

また、アニメ「ブラッククローバー」は2017年10月〜2021年3月にかけて、テレビ東京系列で放送されていました。他に「ブラッククローバー」は小説版やOVA、ゲームなども発売されています。さらに「週刊少年ジャンプ」2021年17号では「ブラッククローバー」の劇場版アニメの制作も発表されました。

孤児として共に育ったアスタとユノでしたが、魔法の才能溢れるユノに対し、アスタは魔法を使えず、魔導書も彼だけもらえませんでした。その後、ユノの言葉に励まされ奮起したアスタは魔法を無効化する「五つ葉の魔導書」を入手し、ユノの魔導書を狙った盗賊を撃退。最低最悪と言われる魔法騎士団「黒の暴牛」に入ったアスタと、最強の魔法騎士団「金色の夜明け」に入団したユノはそれぞれ魔法帝を目指していきます。

「ブラッククローバー」の四大精霊一覧まとめ、1人目は火の精霊サラマンダーです。火の精霊サラマンダーが初登場したのは6巻でした。アスタたちが三魔眼の1人である憎悪のファナと戦っているとき、サラマンダーが登場。ファナは火の精霊サラマンダーの使い手であり、圧倒的な威力を誇る炎精霊魔法を使いこなしていました。

しかし、サラマンダーは魔女の森の戦いの際にファナのもとを離れて行方不明となり、エルフ対決編で紅蓮の獅子王の団長フエゴレオン・ヴァーミリオンに宿りました。つまり、ファナのもとを何らかの理由で離れたサラマンダーは新たにフエゴレオンのもとに宿ったのです。

そして、偽リヒトに重傷を負わされてからずっと目を覚まさなかったフエゴレオンでしたが、サラマンダーが宿ったことがきっかけで目覚めます。おそらく、サラマンダーが宿ったことでフエゴレオンの魔力が急激にアップして目覚めたのではないかと言われています。

「ブラッククローバー」の四大精霊一覧まとめ、2人目は風の精霊シルフです。風の精霊シルフは「ブラッククローバー」作中で初めて登場した精霊で、現在はユノに宿っています。シルフはサラマンダーとは異なり、人間との会話が可能です。そして、魔法帝がシルフのことを珍しげに見ていたことから、簡単に出会える存在ではないようです。

また、シルフは宿主のユノのことを非常に気に入っており、良好な信頼関係を築いています。このことから、精霊が宿主を選ぶ際には魔力の強さだけでなく、人柄や相性の良さも関係しているのではないかとも考察されています。

「ブラッククローバー」の四大精霊一覧まとめ、3人目は水の精霊ウンディーネです。ウンディーネは現在、ハート王国の女王であるロロペチカに宿っています。ウンディーネはまるで母親のようにドジっ子なロロペチカの世話を色々と焼いています。そして、ウンディーネがアスタたちをロロペチカのもとへ連れてきたのも、ロロペチカにかけられた悪魔の呪いを解くためなのでした。

「ブラッククローバー」の四大精霊一覧まとめ、4人目は地の精霊です。「ブラッククローバー」作中では既に、ユノに宿った風の精霊シルフ、ファナとフエゴレオンに宿った火の精霊サラマンダー、ロロペチカに宿った水の精霊ウンディーネの3人の精霊が登場していますが、4人目の地の精霊はまだ登場していません。

そこで、ファンの間では「ブラッククローバー」作中に登場する、地の精霊に選ばれるキャラは誰なのかについて考察され、有力候補として「碧の野薔薇」の団員であるソル・マロンの名前が挙がっています。

ソル・マロンは土魔法を使う実力者です。そして、他の4大魔法属性、風・火・水を扱える人間は大勢いるのに、地の魔法を使用できるのがソル・マロンくらいしかいないことから地の精霊の宿主になるのではないかと予想されているようです。ただ、もしかしたら今後ソル・マロン以外に地の魔法を使える強者が新たに登場し、地の精霊を宿すのではないかという説もあります。

また「ブラッククローバー」作中には全部で4つの国が存在します。クローバー王国、ダイヤモンド王国、ハート王国、そして4つ目のスペード王国は冬の国と呼ばれるほど極寒の地で、魔女の森を挟んでクローバー王国の向かいにあります。さらに、スペード王国は軍事国家とも魔神国家とも呼ばれており、大地に眠る古の災いを従えている国であると言われています。

また、その広大な土地にはハート王国の女王であるロロペチカに呪いをかけた悪魔がいるとも言われています。加えて、今後「ブラッククローバー」作中に登場するはずの地の精霊の名前は「ノーム」だろうと言われており、「大地に眠る古の災い」ということからスペード王国で地の精霊が現れるのではないかと予想されています。

「ブラッククローバー」の四大精霊に加護されたキャラ・魔法一覧まとめ、1人目はユノです。ユノのもとには風の精霊シルフが宿りました。魔法帝になることを目指すユノは魔宮攻略の途中で強敵マルスと戦い、追い詰められていきます。そんなユノの危機を救ったのがシルフでした。

シルフはユノが新たに出現した魔宮の宝物庫に置かれていた巻物に触れたことで目覚めました。シルフは危機的状況でその強さを発揮し、息を吹きかけただけでマルスを見事に倒してしまいました。

シルフは妖精のような可愛らしい見た目をしており、人間との会話が可能です。そして、見た目とは裏腹、口うるさい性格で、好きなものはユノと、ユノ以外の人間を馬鹿にすることです。さらに、シルフは自分に対してはそっけなく接するユノがアスタにだけは笑顔をみせるため、アスタにヤキモチを焼いており、もちろんユノが好きなチャーミーとは仲が悪くなっています。

また、精霊を宿した人物は精霊魔法が使用可能となりますが、ユノも風の精霊シルフを宿したことで風精霊魔法を使えるようになりました。例えば、ユノは「水色の幻鹿」の団長であるリル・ボワモルティエとの戦いで、シルフと同化する圧倒的に強力な魔法「精霊同化（スピリット・ダイブ）」を使いました。

「ブラッククローバー」の四大精霊に加護されたキャラ・魔法一覧まとめ、2人目はファナです。火の属性を持つ火の精霊であるサラマンダーは当初、ファナに宿っていました。サラマンダーは4大精霊の中でも最も攻撃力があるとされ、サラマンダー単体で一国の軍事力に匹敵すると評されるほどです。

そんなサラマンダーを宿したファナは炎精霊魔法を使えるようになり「サラマンダーの吐息」という魔法で戦いました。さらに、ネアン洞窟ではトカゲの姿となり、魔女の森ではその背中にファナを乗せられるほどにまで巨大化し、羽の生えた姿に変化しました。しかし、魔女の森の戦いの中で、ファナに宿っていたサラマンダーは行方不明となりました。

「ブラッククローバー」の四大精霊に加護されたキャラ・魔法一覧まとめ、3人目はフエゴレオンです。ファナに宿っていたサラマンダーは魔女の森で行方不明となっていましたが、その後、フエゴレオンの国や仲間を守りたいという想いに引き寄せられ、フエゴレオンに宿りました。

このとき、フエゴレオンは片腕を失っていましたが、炎の精霊サラマンダーを宿したことで、炎によって義手を作り出して補いました。ちなみに、小さいときのサラマンダーはトカゲのような可愛らしい姿で人間との会話ができません。ただ、大きくなるとドラゴンのような姿に変化します。

「ブラッククローバー」の四大精霊に加護されたキャラ・魔法一覧まとめ、4人目はロロペチカです。ハート王国の女王ロロペチカには水の精霊ウンディーネが宿っています。ロロペチカは普段はとてもドジっ子な分厚い眼鏡をかけた女性で、悪魔の呪いによって自身の余命が1年しかありません。しかし、そんな大事なことをさらっとアスタに伝えてしまうロロペチカにウンディーネは呆れています。

そして、実はロロペチカにかけられた悪魔の呪いを解くために水の精霊ウンディーネはアスタを連れて来たのですが、そんな大切な話の途中でもロロペチカは魔導書を開きながら「花の水やりを忘れた」と言うのでした。ただ、普段はそんな感じのロロペチカですが、ハート王国の女王としての姿はそのすべてを包み込むような慈悲深さに満ちており、それはアスタたちが思わず見とれてしまうほどの凛とした姿でした。

魔法には様々な種類がありますが、その基礎となる「風」「火」「水」「地」の4つの要素は4大魔法属性と呼ばれています。そして、この4大属性の魔力を持つ者もいますが、その4つの属性から派生した「氷」や「煙」「砂」「鋼」といった魔力を持つ者もいます。ただ、精霊は4大属性の魔力を持つ者にしか宿りません。

さらに、精霊は4大魔力の1つの元素につき1人しかいません。つまり、精霊は4人しか存在しないことになります。そして、人間が精霊を選ぶのではなく、人間が精霊に選ばれるのです。

ライアは、サラマンダーがファナのもとを離れたとき「ファナの魂が離れている間に新しい資格者が現れたのか」と心の中でつぶやいていました。ライアにはただ単にサラマンダーが行方不明になったのではなく、サラマンダーが新たに精霊を宿す資格を持つ者のもとへ向かったのだと分かっていたのです。結局、ファナのもとを離れた火の精霊サラマンダーは新たにフエゴレオンに宿りました。

現時点で分かっている3つの精霊と、その精霊たちに選ばれた人物から考えると、精霊に選ばれる人物はいずれも魔力の強い人物です。さらに、精霊も選ばれた者とずっと一緒にいることから、魔力の強さだけでなく、人柄や相性の良さも考慮しているようだと考えられています。

こちらは「ブラッククローバー」の四大精霊に関するツイートです。「ブラッククローバー」の風の精霊を宿したユノがチートすぎると評価されています。

こちらも「ブラッククローバー」の四大精霊に関するツイートです。「ブラッククローバー」の火の精霊サラマンダーを新たに宿し、フエゴレオンが復活を果たしたことや、サラマンダーの魔法「サラマンダー吐息」の強さが評価されています。

こちらも「ブラッククローバー」の四大精霊に関するツイートです。「ブラッククローバー」のサラマンダーを宿してフエゴレオンが復活した展開が面白いという感想で、なぜサラマンダーがフエゴレオンに宿ったのか不思議に思う声となっています。

こちらも「ブラッククローバー」の四大精霊に関するツイートです。「ブラッククローバー」のフエゴレオンがサラマンダーを宿して復活した展開が激アツだという感想となっています。

こちらも「ブラッククローバー」の四大精霊に関するツイートです。「ブラッククローバー」の水の精霊ウンディーネが宿主ロロペチカの世話をする姿がとても過保護だという感想となっています。

こちらも「ブラッククローバー」の四大精霊に関するツイートです。「ブラッククローバー」にまだ作中に登場していない地の精霊はスペード戦争編で登場するのではないかと期待する声となっています。

いかがでしたか？「ブラッククローバー」の四大精霊を一覧で紹介し、火の精霊サラマンダーや風の精霊シルフ、水の精霊ウンディーネ、そして「ブラッククローバー」作中に未登場の地の精霊についてみてきました。さらに、四大精霊に加護されたキャラと魔法をまとめて紹介し、風の精霊シルフを宿したユノ、火の精霊サラマンダーを宿したファナとフエゴレオン、水の精霊を宿したロロペチカについてもみてきました。

また「ブラッククローバー」での四大精霊に選ばれる基準や謎について考察し、精霊は1つの元素につき1人しか存在せず、人間が精霊を選ぶのではなく、人間が精霊にを選ばれること。ライアが言うには精霊を宿すにふさわしい資格者が存在することなどが分かりました。

既に登場している四大精霊はもちろん未登場の地の精霊やそれを宿したキャラの活躍、これから明らかにされるばずの四大精霊にまつわる謎や選ばれる基準などに今後も注目していきましょう！