【ブラッククローバー】ヤミ団長の声優は諏訪部順一！出演作や演じたキャラは？

ブラッククローバーに登場するヤミ団長ことヤミ・スケヒロは、公式の人気投票で第1回から第4回まですべて2位になるほどの人気キャラクターです。今回は、そんなヤミ団長の魅力や力のほかにヤミ・スケヒロ役を演じる諏訪部順一について紹介します。

週刊少年ジャンプで連載中の「ブラッククローバー」はアニメ化をされた人気作品です。アニメ化されたときは諏訪部順一さんをはじめ人気声優が起用されただけではなく、新人声優の梶原岳人さんが主人公のアスタ役に抜擢されたことで話題になりました。

魔法がすべてのブラッククローバーの世界で、主人公のアスタは15歳のときにグリモワール(魔導書)授与式でグリモワールが与えられませんでした。魔法使いになれないと落ち込んでいたアスタですが、幼馴染のユノを助けたときに「五つ葉の魔導書」を入手します。力を手に入れたアスタは、世界のために戦います。

ブラッククローバーに登場するヤミ団長ことヤミ・スケヒロのプロフィールを紹介します。ヤミ・スケヒロは29歳で身長は183cm、9月17日生まれのO型です。ヤミ・スケヒロはクローバー王国魔法騎士団のひとつ、落ちこぼれ集団「黒の暴牛」の団長です。スピードがまったくない闇魔法の使い手で、その弱点を補うため日本刀と「氣」を組み合わせた「魔法剣士」と呼ばれるスタイルで戦います。

アスタからは「人殺しの目」と呼ばれるほど目つきが悪いほか、その場のノリで活動方針を決めるといった適当な性格の持ち主です。しかし、面倒見がよく指導力が高いため部下たちから慕われている団長です。

ヤミ団長の本名であるヤミ・スケヒロは「夜見介大」と漢字で書きます。また、日本刀を使うほか黒髪で日本人のような肌の色をしていることから「日本人ではないか」と感じる方がいるようです。実際に、ヤミ・スケヒロの出身地は日本と似た文化を形成している日ノ本です。しかし、ブラッククローバーは架空の物語で日本は存在しません。ヤミ・スケヒロはあくまでも日本に似た国出身のキャラクターです。

アニメ「ブラッククローバー」でヤミ団長を演じる声優は諏訪部順一さんです。諏訪部順一さんが声優としてデビューしたのは1995年で、声優活動をはじめたばかりのころはナレーター、ラジオDJとしての活動がメインでした。アニメ声優として人気になったのはアニメ「テニスの王子様」の跡部景吾役を演じたことからです。またアニメ声優としてだけではなく、鳥海浩輔とのユニット「フェロ☆メン」として歌手活動をおこなっています。

「フェロ☆メン」による2ndシングル『いろは唄』、4thシングル『IMMORAL WEDDING』はどちらもオリコンシングルランキング9位を獲得しました。そんな諏訪部順一さんは2012年に第6回声優アワードにて、ST☆RISHとして歌唱賞を受賞したほか、これ以降助演男優賞やパーソナリティ賞を受賞した人気声優です。

声優の諏訪部順一さんは、ヤミ団長役以外に数々の人気キャラクターを演じています。諏訪部順一さんが声優として演じたキャラクターを紹介するのでチェックしてみてください。

2020年にアニメ化されて大ヒットしている「呪術廻戦」で声優の諏訪部順一さんが演じているのは両面宿儺です。両面宿儺は「呪いの王」と称される特級呪物で、主人公の虎杖悠仁の肉体を器として現世に顕現しました。1000年前に呪術師たちが総力を上げて挑みましたが勝てなかったほどの力をもち、その実力は天災レベルとされています。作中では両面宿儺ではなく「宿儺」と呼ばれることが多いです。

ヤミ団長役の声優である諏訪部順一さんがブレイクしたきっかけとなったのが、2002年に放送されたテレビアニメ「テニスの王子様」の跡部景吾役です。跡部景吾はテニスの王子様に登場するキャラの中でも屈指の人気キャラで、氷帝学園中等部テニス部部長をしています。跡部財閥の御曹司で、作中だけではなくファンからも「跡部様」と呼ばれて親しまれています。

ヤミ団長役の声優である諏訪部順一さんが演じたキャラクターは「Fate/stay night」シリーズのアーチャーです。アーチャーは「Fate/stay night」で遠坂凛が召喚したサーヴァントですが、その正体は主人公の衛宮士郎が英霊となった存在です。ちなみに、「Fate/stay night」シリーズの主人公である衛宮士郎役は声優の杉山紀彰さんが演じています。

ヤミ団長役の声優である諏訪部順一さんは2018年に放送された「銀河英雄伝説 Die Neue These」でオーベルシュタイン役を演じました。オーベルシュタインはラインハルトの腹心の一人で、なにごとも感情ではなく効率だけで考えるため冷徹な印象を与えるキャラクターです。ちなみに、OVA版「銀河英雄伝説」では声優の塩沢兼人さんがオーベルシュタイン役を演じています。

ブラッククローバーは魔法がすべてという世界観のため、魔法の力をもたないアスタは周囲のほとんどの相手から見下されていました。とくに、魔力がないのに「魔法帝になる」とアスタが宣言して努力をしているところを見た多くの人はアスタを馬鹿にしました。そんなアスタが魔法帝を目指すことを馬鹿にせず認めていたのは、幼馴染で親友のユノだけでした。

周囲から馬鹿にされ続けていたアスタですが、そんなアスタをはじめて認めた大人がヤミ団長です。ヤミ団長がはじめてアスタの目標を聞いたときに、自分の魔力を見せつけて「つまり九騎士団長を越えるってことだよな?」と言いました。アスタは怖い見た目のヤミ団長を恐れていましたが「いつか魔法帝になってみせます」と宣言。それからヤミ団長はアスタをしごきつつ「魔法帝になってみせろ」と激励します。

ヤミ団長は、魔王女にとらわれていた天才魔女のバネッサを自由な身に解放したり、シャーロットの呪いを解くといった女性とのエピソードがあります。とくに、碧の野薔薇団の団長のシャーロットは男嫌いですが、ヤミ団長だけは特別な相手です。しかし、シャーロットはヤミ団長に思いを伝えられていません。これから2人の関係がどうなるか注目しましょう。

クローバー王国で最強の魔法騎士団と言われている「金色の夜明け」の団長がウィリアム・ジャンクスです。ヤミ団長と親しいウィリアム・ジャンクスですが、彼には秘密があります。それは、テロ集団「白夜の魔眼」の団長であるリヒトの人格が宿っていることです。ヤミ団長はウィリアム・ジャンクスとリヒトの関係にいち早く疑いを持ち追求しました。しかし、そのときは仮面を外して本物だと証明したことで疑いを晴らしました。

しかし、のちにウィリアム・ヴァンジャンスの体はリヒトに明け渡したため、ヤミ団長と敵対することになりました。適当な性格をしているヤミ団長ですが、鋭い観察眼をもっていることが示されているシーンとして人気があるようです。

ヤミ団長が使う闇魔法は、スピード自体はまったくありませんが魔法自体が引力に似た性質をもっていて、ほかの魔法を引き寄せて吸収することが特徴です。闇魔法は使いにくいため、ヤミ団長は日本刀と「氣」を組み合わせて戦うことがほとんどです。そんな闇魔法は、リヒトが使う光魔法の天敵といえる魔法で、リヒト戦で大きな活躍をします。

ヤミ団長は曲者ぞろいの黒の暴牛を率いる団長で、作中でも高い実力をもっています。アスタ以上と言われるほどの身体能力と、闇魔法・「氣」を組み合わせた戦闘はかなり強力です。とくに、氣を読む力で相手の行動を先読みするので、非常に速いリヒトの攻撃を簡単に対処しました。また、「次元斬り」は悪魔を斬ることができるほどの強力な技です。

コミックス「ブラッククローバー」第6巻で登場した闇纏・無明斬りは、闇を纏わせた飛ぶ斬撃を繰り出す技です。この技は闇魔法らしく、発動したときに相手の魔法を引き寄せる効果があります。初出は、ヤミ団長が対リヒト戦で使用した技です。また、手加減するときは「闇纏・無明峰打ち」という技名になります。

闇繭は防御系の技で、黒い繭が出現してその中にこもるものです。ヤミ団長自身を守れるだけではなく、周囲の味方を守れる点が効果的です。

闇纏・黒刃はコミックス「ブラッククローバー」第6巻で登場した技で、闇纏・無明斬りと同じくヤミ団長がリヒト戦で使用しました。闇魔法を刀にまとわせてリーチを伸ばす技で、刀が折れていてもその長さを補える点が特徴です。

黒穴は闇纏・黒刃はコミックス「ブラッククローバー」第6巻で登場した技でヤミ団長がリヒト戦で使用しました。闇の穴を開けて相手の魔法を吸収する防御系の技ですが、効果範囲が狭い点が欠点です。そのため、物理的に相手の攻撃を防御できないときや、カウンターを狙えるときにしか使用しません。

闇のけばくは縄状の闇で相手を縛る拘束魔法です。漫画版「ブラッククローバー」では発動前に妨害されてしまった技ですが、アニメ版「ブラッククローバー」では発動しました。

闇纏・次元斬りはコミックス「ブラッククローバー」の第9巻で登場した技です。ヤミ団長が「白夜の魔眼」の最高戦力「三魔眼(サードアイ)」のひとりである絶望のヴェット相手に使用しました。黒の暴牛のメンバーが限界を超えるなか、ヤミ団長も同じく限界を超えてこの力が発動します。闇纏・次元斬りは闇纏・無明斬りを進化させた技で、相手を空間もろとも一刀両断する強力なものです。

「闇纏・次元斬り 彼岸」は、コミックス「ブラッククローバー」の第22巻で登場した技です。影の迷宮編でヤミ団長が土壇場になり発動したマナゾーンによって繰り出されたほか、シャーロットの意識をのっとったエルフのシャルらのサポートがありました。その結果、「闇纏・次元斬り 彼岸」の効果範囲は目視できないほど遠くの言霊の悪魔まで到達しました。

黒月は、コミックス「ブラッククローバー」の第25巻で登場した技で、ヤミ団長がダンテ戦で使用しました。黒穴をマナゾーンで強化した技で、頭上にブラックホールを発現させます。一定の領域内において敵の魔法を無効化する強力な技で、悪魔の力で強化されたダンテの重力魔法を無力化しました。

黒月と同じくコミックス「ブラッククローバー」第25巻でヤミ団長がダンテ戦で使用した技が闇纏・居合斬りです。マナゾーンを凝縮させて、足を踏み入れた相手を居合斬りで攻撃します。闇魔法の力で相手を引き寄せるため、絶対に外れないという強力な技です。

「ブラッククローバー」第25巻でヤミ団長がダンテ戦で使用した技のひとつが死突です。悪魔の力を80%解放したダンテ相手に苦戦を強いられたヤミ団長、闇纏・次元斬りが通用しませんでした。そんなヤミ団長が凝縮したマナゾーンをさらに凝縮して編み出した技が死突です。死突はダンテの上半身を引き飛ばすほどの強烈な技でした。

ヤミ・スケヒロ役を演じる諏訪部順一さんはファンが多い男性声優の一人です。そんな諏訪部順一さんファンの方が、好きなキャラクターであるヤミ・スケヒロを演じているのがうれしいという感想がたくさんあります。

さまざまなキャラクターを演じている諏訪部順一さん。ほかのアニメ・ゲームに登場する好きなキャラクターと同じ声ということでテンションが上がるファンの方がいます。

声優に興味がないファンの方のなかに、好きな声のキャラクターを調べたら諏訪部順一さんが多かったという声があります。

ブラッククローバーの人気キャラクター、ヤミ団長と声優の諏訪部順一さんについて紹介しました。ブラッククローバー屈指の人気キャラクターであるヤミ団長、これから物語にどのようにかかわっていくのでしょうか?また、諏訪部順一さんのファンの方はほかの出演作品をチェックしてみましょう。