【鬼滅の刃】キメツ学園での猗窩座（アカザ）の設定は？救われて幸せになった？

キメツ学園での猗窩座（アカザ）とは、鬼滅の刃に登場した敵キャラクター・猗窩座（アカザ）の、キメツ学園内での別の姿の事です。キメツ学園では、原作漫画に登場した様々なキャラクターが、平和な現代で暮らしていると言う設定で登場します。ここでは、キメツ学園に登場した猗窩座（アカザ）の設定や、幸せになったのか？などの情報を紹介していきます。

キメツ学園での猗窩座（アカザ）について紹介していく前に、鬼滅の刃という作品について簡単に紹介しておきます。鬼滅の刃は2016年から週刊少年ジャンプで連載された漫画作品で、日本全国で大ヒットを記録し、社会現象も巻き起こした漫画作品です。鬼滅の刃は2020年に原作漫画が完結を迎えていますが、同年に公開された劇場版「無限列車編」は歴代最高の300億円を越える興行収入を誇っています。

鬼滅の刃は劇場版「無限列車編」の続編となる、遊郭編のテレビアニメも放送を予定しており、高い関心が寄せられています。キャラクターグッズやゲーム作品、企業とのコラボなど、各方面でメディアミックスが盛んな漫画作品として、非常に高い人気を獲得しています。

鬼滅の刃の主人公炭治郎は、母と幼い兄妹達と慎ましく暮らしている少年でした。父親はすでに他界しており、一家の稼ぎ頭として、炭焼きの家業を継いでいた炭治郎。ある日も家族の為に働き、帰りが遅くなります。炭治郎が留守の間に、家族は人食い鬼に惨殺されてしまったのです。生き残った妹の禰豆子も、鬼になっていました。炭治郎は禰豆子を人間に戻すため、鬼と戦う集団・鬼殺隊へと入隊します。

鬼滅の刃に登場する、猗窩座（アカザ）のプロフィールを紹介していきます。猗窩座（アカザ）とは、鬼滅の刃の主人公・炭治郎の最大の敵で鬼の生みの親である鬼舞辻無惨の部下の一人です。鬼舞辻無惨は人間を鬼に変える力を持っており、無数の鬼を従えているラスボスといった存在でした。そんな鬼舞辻無惨の配下の鬼の中でも、特別に高い戦闘力を持っている上弦の鬼の一人が猗窩座（アカザ）です。

猗窩座（アカザ）は6人いる上弦の鬼の中でも、上弦の参という高い序列にいたキャラクターです。その為、戦闘力はずば抜けて高く、鬼滅の刃の無限列車編に登場した時には、主人公の炭治郎達では全く歯が立たない状態でした。猗窩座（アカザ）は初登場シーンが鮮烈だった為、屈指の人気を誇る敵キャラクターとなりました。また、様々な壮絶な過去を持っている鬼滅の刃のキャラクターの中でも、特に過去が悲しいと注目されました。

猗窩座（アカザ）は初登場時は強力過ぎる敵として炭治郎達の前に立ちはだかり、炎柱である煉獄を葬りました。その為、炭治郎達にとっては憎むべき仇となったキャラクターですが、ストーリーが進むにつれて明かされた猗窩座（アカザ）の過去編では、壮絶で悲しい出来事が掘り下げられており、残酷な敵である猗窩座（アカザ）の幸せを願ってしまう人が続出していました。

キメツ学園での猗窩座（アカザ）の設定をまとめていきます。まず、キメツ学園とは、鬼滅の刃の原作コミックスのおまけページや巻末等に掲載されていた、鬼滅の刃のキャラクターによるパロディです。正式名称は「中高一貫!!キメツ学園物語」です。原作者によるセルフパロディで、鬼滅の刃ファンの間では高い人気を誇っています。また、鬼滅の刃のスピンオフ作品である小説版などでも、設定を活かしたエピソードが掲載されています。

そんなキメツ学園での猗窩座（アカザ）の設定を紹介していきます。キメツ学園での猗窩座（アカザ）は、人間だった頃の狛治という名前で登場しています。素山狛治という名前で、キメツ学園の高等部に通っている18歳という設定です。素山狛治として登場した猗窩座（アカザ）が描かれたページには、原作漫画でも恋中だった恋雪も隣に描かれています。原作漫画では結婚を誓い合った仲だった、狛治と恋雪。

原作の鬼滅の刃では、悲しい事件によって殺されてしまった恋雪。恋雪の父親に拾われ、実家の道場を任されるはずだった狛治は恋雪と一緒になるはずでした。しかし、恋雪を殺されてしまった事で絶望。鬼になってしまうのです。キメツ学園に登場した狛治は、素山という名前からも分かる通り、恋雪と結婚しています。狛治が高校3年生の18歳という設定で、恋雪は1年生で16歳という設定でした。

つまり、狛治と恋雪は学生結婚しているという事になります。素山狛治と素山恋雪という、学生夫婦としてキメツ学園に登場した二人。幼馴染である二人は両親も認めた仲という事で、まだ学生という年齢でしたがすでに結婚して幸せになっている様子でした。

キメツ学園の設定で、猗窩座（アカザ）は人間だった頃の狛治という名前で登場しており、愛称は「狛治殿」でした。また、妻である恋雪の愛称は「姫」で、二人の仲の良さが伝わってきます。学生結婚している狛治と恋雪ですが、恋雪の実家の道場を狛治が継ぐと決まっているとの事でした。キメツ学園では、お互いに手芸部に入っているという、狛治と恋雪とのとても穏やかで幸せそうな姿が描かれて注目されていました。

キメツ学園では狛治として登場し、恋雪と結婚して幸せになっていた猗窩座（アカザ）。そんな猗窩座（アカザ）の作中での名言を紹介していきます。まず、猗窩座（アカザ）の代名詞ともいえる名言が、「お前も…」という名言です。このセリフは、無限列車編で活躍した炎柱である煉獄杏寿郎にかけたセリフでした。猗窩座（アカザ）は鬼になる前から武闘派であり、鬼と化してからは更に強さを求めた人物でした。

そんな猗窩座（アカザ）は、無限列車編で戦った煉獄杏寿郎を鬼に勧誘しています。勿論断る煉獄でしたが、猗窩座（アカザ）は何故鬼にならないのか？と不思議そうでした。鬼にさえなれば老いて死ぬ事もなく、強くなり続ける事が出来ると語っていました。

猗窩座（アカザ）の過去の回想シーンで登場した、人間だった頃の猗窩座（アカザ）の名言が、「俺は…」という名言でした。まだ狛治だった頃の猗窩座（アカザ）は、自暴自棄に陥っていた所を、恋雪と父親に助けられます。病に伏せっていた恋雪を看病する事になった狛治。二人は惹かれあっていきます。やがて恋雪の病は治り、約束していた花火大会に出かける事が出来たシーンで、狛治が言った名言です。

恋雪の父親も、娘を助けてくれた狛治に道場を譲りたいと考えていました。恋雪も狛治もお互いに好意を抱いていたので、二人はそのまま結婚して幸せになるはずでした。しかし、恋雪の父親と狛治を良く思わない隣の道場主が、井戸の水に毒を混入させたのです。そのせいで恋雪は死亡してしまい、狛治は全てを失って鬼になってしまいます。

強力な敵として、炭治郎達の前に現れた猗窩座（アカザ）。鬼滅の刃の最終決戦で、猗窩座（アカザ）は炭治郎と義勇と戦っています。かつて倒した煉獄と同じく、柱である義勇の強さに興味を持った猗窩座（アカザ）は、義勇に名前を聞きます。しかし、全く答える気配がない義勇。そんな義勇に対して、猗窩座（アカザ）は執拗に名前を聞いていました。

このシーンの名言からは、猗窩座（アカザ）の強い者への執着心がよく分かります。無限列車編のクライマックスで描かれた煉獄との戦闘シーンでも、再三に渡り「鬼になれ」と勧誘していました。猗窩座（アカザ）は強さの志向を求め続けるキャラクターであり、強い者を鬼にして高め合いたいと考えているのでした。

キメツ学園で幸せになっていた猗窩座（アカザ）のアニメ声優を紹介していきます。鬼滅の刃の劇場版アニメ「無限列車編」に登場した猗窩座（アカザ）の声を担当した声優は、人気声優の石田彰です。石田彰は1967年11月2日生まれ、愛知県出身の日本の男性声優です。マウスプロモーションに所属していた時期やフリーの時期等を経て、ピアレスガーベラに所属しています。

石田彰は高い演技力を評価されている人気の声優で、ミステリアスで美形のキャラクターを演じる事が多い声優です。緻密な役作りと人を引き込む演技に定評がある石田彰は、女性キャラクターや少年の声も担当した事もある程、幅広いキャラクターを演じられる人物です。

鬼滅の刃の猗窩座(アカザ)の声を担当している声優・石田彰の代表作を紹介します。石田彰は、エリアの騎士の荒木竜一、機動戦士ガンダムSEEDのアスラン・ザラ、銀魂の桂小太郎、血界戦線の堕落王フェムト、新世紀エヴァンゲリオンの渚カヲル、テラフォーマーズのジョセフ・G・ニュートン、美少女戦士セーラームーンのフィッシュ・アイなどがあります。

キメツ学園における、猗窩座（アカザ）についての感想や評価をいくつか紹介していきます。まず、キメツ学園に登場した狛治が幼馴染の恋雪と結婚していた設定に、原作者の「二人を幸せにしたい」という願望が表れているという感想が見られています。原作漫画では、残酷な現実に直面してしまった狛治。せめてパロディの仲では、恋雪と幸せになってほしいと願っているファンは多く、原作者も同じ気持ちだったと考えられます。

鬼滅の刃の原作漫画では、恋雪を守る事が出来なかった狛治。その結果、鬼になってしまいます。猗窩座（アカザ）の過去の回想シーンでは、そんな悲壮な歴史が描かれ、多くの読者が涙しました。そんな猗窩座（アカザ）が、キメツ学園では恋雪と無事結ばれている姿が描かれ、キメツ学園の世界で幸せになってほしいという声が続出していました。

原作漫画の鬼滅の刃では悲しい最期となってしまった狛治と恋雪。そんな二人がキメツ学園では幼馴染であり、すでに学生結婚している為、幸せになってほしいと祝福する声がたくさん挙がっていました。

鬼滅の刃の原作漫画には、登場人物の壮絶な過去や、残酷な現実に打ちのめされるシーンがたくさん登場しています。そんな平和な世界観とは程遠い原作漫画とは違い、パロディ作品であるキメツ学園では、登場人物の平和で幸せな姿が描かれています。主人公炭治郎もキメツ学園に通う生徒であり、原作では死亡している家族も生存しています。猗窩座（アカザ）も人間だった頃の名前・狛治として登場します。

鬼滅の刃の原作漫画で、猗窩座（アカザ）のエピソードは悲しすぎると涙を誘っていました。その分、キメツ学園で恋雪と結ばれて平和に暮らしている狛治の姿が登場し、幸せな気持ちになったという感想もたくさんみられていました。

キメツ学園に狛治が登場したのは、単行本20巻のおまけページでの事でした。キメツ学園自体は、それよりも前から公開されており、実際に猗窩座（アカザ）がキメツ学園に登場する前から、「キメツ学園に登場して幸せになってほしい」という声も聞かれていました。そんな声が挙がるほど、猗窩座（アカザ）の過去は衝撃的で多くの読者の心に残っているのでした。

ここでは、鬼滅の刃の公式現代パロディである、キメツ学園においての、猗窩座（アカザ）の設定について紹介しています。原作漫画では悲しい過去を背負った猗窩座（アカザ）は、最後は炭治郎によって倒されています。そんな猗窩座（アカザ）はキメツ学園では狛治として登場しており、恋雪と学生結婚をしていました。キメツ学園で恋雪と幸せになっていた猗窩座（アカザ）の姿に、多くのファンが喜びのリアクションをしています。

キメツ学園は、鬼滅の刃の公式パロディとして、高い人気を誇っています。原作漫画では壮絶な最期を遂げたキャラクター達も、キメツ学園では平和に暮らしています。是非、鬼滅の刃のパロディ・キメツ学園をチェックして、幸せになった猗窩座（アカザ）の姿に注目して見て下さい。