【ダイの大冒険】シャハルの鏡はバーン戦の伏線だった？効力と登場シーンを考察

かつて週刊少年ジャンプに連載されていた漫画「ダイの大冒険」は大ヒットRPG「ドラゴンクエストシリーズ」の世界観を基に描かれたファンタジー作品です。「ダイの大冒険」に登場する重要なアイテムの一つだと言われているのがシャハルの鏡です。ここでは「ダイの大冒険」のシャハルの鏡とは何かについて考察していきます。バーン戦の伏線とも言われているシャハルの鏡について、さらに所有者のシグマについても紹介していきます。

国民的人気を誇っていると評されているRPG「ドラゴンクエストシリーズ」のスピンオフ作品として知られている「ダイの大冒険」は現在少年漫画のトレンドの一つと言われているファンタジーものの先駆けと評されています。ここでは「ダイの大冒険」の作品情報を取り上げていきます。「ダイの大冒険」とはどんな作品なのでしょうか？「ダイの大冒険」の概要とあらすじを紹介していくことで同作の魅力に迫っていきます。

人気漫画「ダイの大冒険」は週刊少年ジャンプ1989年45号から1996年52号まで連載されました。ジャンプの黄金期を支えた作品だと言われています。「ドラクエシリーズ」の生みの親の堀井雄二が監修を務め、原作者は三条陸、漫画家は稲田浩司が担当しました。コミックスは全22巻の文庫版が電子書籍にもなっていて最も入手しやすく、2020年のリメイクテレビアニメ版の放映に併せて出た新装彩録版が2021年3月現在既刊15巻です。

「ダイの大冒険」は漫画版が大ヒットしたことを受けてテレビアニメ化されました。テレビアニメ版は1991年に放映されファンの拡大に成功したと言われています。テレビアニメ版も話題になったことを受けてさらには劇場映画版も3本制作・上映されました。2020年にはテレビアニメのリメイク版が放映開始されて、2021年3月現在好評放映中です。1991年版も2020年版もBD・DVD化されていていつでも鑑賞が可能です。

人気ファンタジー＆バトル漫画「ダイの大冒険」のあらすじを紹介します。主人公の少年ダイはデルムリン島に住む唯一の人間でした。ダイは島の住民であるモンスターたちと仲良く暮らしていました。しかし、ある日突如モンスターが凶暴化するという事態が勃発しました。ダイはパプニカ王国のレオナ姫から紹介されたアバンに弟子入りしました。事態を沈静化するため、そして目標にしていた勇者になるためダイの冒険が始まりました。

ここでは人気ファンタジー漫画「ダイの大冒険」に登場するシャハルの鏡について紹介していきます。シャハルの鏡とは伝説の防具として知られています。かつては魔王と呼ばれていたハドラーが所持していたのではないかと言われています。ハドラーが自ら作り上げたハドラー親衛騎団のメンバーの一人であるシグマに譲り渡したとされていて、ストーリー中の現在ではシグマが所有しており、有効な防具として使用しているのです。

ここでは人気ファンタジー漫画「ダイの大冒険」に登場するアイテムの中でも特に重要な伏線だと言われているシャハルの鏡について考察していきます。シャハルの鏡はバーン戦の伏線だったのではないかと推察されています。ここではシャハルの鏡がストーリーの中でどのような登場をしたのかを考察・紹介していきます。さらにシャハルの鏡の効力についても併せて考察しながら「ダイの大冒険」の伏線を浮き彫りにしていきます。

「ダイの大冒険」に登場するアイテムの中でバーン戦の伏線になったと言われているシャハルの鏡の登場シーンと効力について考察・紹介していきます。シャハルの鏡が初登場したのはジャンプコミックス版だと第19巻になります。ハドラー親衛騎団のメンバーであるシグマの初登場とともにシグマが所有しているアイテムとして紹介されました。鏡と言われていますが、実際の形状は鱗型で盾に近い物体として描かれています。

シグマが所有しているシャハルの鏡はシグマがハドラーから賜った伝説の武具であると言われています。ハドラー親衛騎団のメンバーでそのような物を授かったのはシグマだけではないかと言われています。シグマはシャハルの鏡を普段は胸部に内蔵しています。しかし、戦況に応じて胸部から取り外して従来の盾と同じように腕に装着して使用することも可能です。

シャハルの鏡の効力について考察・紹介していきます。シャハルの鏡はその形状の通り盾として使用する防具です。特に攻撃力の強い武闘家の攻撃をも防ぎ切ることができます。さらにシャハルの鏡の最大の効力は魔法攻撃を完全に跳ね返すことが出来るところです。完全に反射させることで反射呪文であるマホカンタと同等の効力を持つとされています。そしてこの効力は大魔道士の呪文メドローアを反射させることも可能なほど強力です。

「ダイの大冒険」に登場する重要アイテムであるシャハルの鏡は「シグマが死んでも砕けない」という伏線が張られていました。シグマとは別の物質で作られているからです。その伏線が回収されたのはジャンプコミックス版第35巻です。シャハルの鏡には大魔王バーンが繰り出す最大の必殺技「天地魔闘の構え」をも跳ね返すことのできる効力があります。この技はバーンの強力な技を3回分一瞬にして繰り出すという恐ろしいものです。

「天地魔闘の構え」が3回の攻撃であり、放った後にバーンの体が硬直するという隙を見抜いたのはポップです。ポップは「天地魔闘の構え」に対して最初は右手にブロックロッド、次は左手にイオラで対抗しました。そして最後の一手をシグマ戦の後に入手して予め胸に仕込んでいたシャハルの鏡で跳ね返し、次なる攻撃へと繋げていったのです。「ダイの大冒険」の伏線回収シーンの中でも最も見事なものだったと評されています。

人気ファンタジー＆バトル漫画「ダイの大冒険」の中でも重要な伏線となったと評されているアイテム、シャハルの鏡はハドラーが自ら作り出した親衛騎団のメンバーであるシグマに譲り渡したものです。それだけの名誉を受けることのできるシグマとはどのようなキャラクターなのでしょうか？ここではシグマのプロフィールや戦績について調査・紹介していきます。シグマを調査することで「ダイの大冒険」の魅力に迫っていきます。

ここでは「ドラクエシリーズ」のスピンオフ漫画である「ダイの大冒険」に登場するシグマのプロフィールを紹介していきます。シグマは超魔生物ハドラーの禁呪法によってオリハルコンのチェスの駒から生み出されたハドラー親衛騎団のメンバーです。馬を模した頭部が特徴で一人称は「私」です。ハドラーの騎士道精神を最も強く受け継いでいると言われていて、紳士的な性格でどんなに弱い者に対しても手加減せず全力で戦います。

ハドラーの親衛騎団のメンバーであるシグマは槍を武器に戦います。特別秀でている能力はないと言われていますが、逆に言えば全ての能力が平均値を超えているバランスの良さが持ち味と評されています。さらにシャハルの鏡を持っていることでより実力を発揮することができるとも言われています。冷静沈着な性格の持ち主であるシグマは親衛騎団の中でも大局を見る目とメンタル面が際立って優れている支柱的な存在だと評されています。

ここではハドラー親衛騎団の精神的支柱の役割を果たしていると言われているシグマの戦績について紹介していきます。シグマは最初に対魔王軍前線基地であるサババを親衛騎団の他のメンバーとともに襲撃しました。ノヴァが放ったマヒャドをシャハルの鏡で跳ね返しました。ダイのパーティーが揃ったところでマァムと対戦しました。その後クロコダインとも対戦しました。最終的には自らが認めたポップと激闘を繰り広げました。

人気バトル漫画「ダイの大冒険」に登場するシグマはハドラーの親衛騎団という敵役でありながらも騎士道精神溢れる戦い方や物腰で人気があると言われています。シグマはポップを好敵手として戦いましたが、シグマの最後はどのようになったのでしょうか？ここではシグマの最後について考察・紹介していきます。また、シグマが残した遺産シャハルの鏡がバーン戦でどのような効力を発揮したのかも調査・紹介していきます。

ハドラーの親衛騎団のメンバーであるシグマが最後に戦った相手は自分が認めたポップでした。シグマとポップはバーンパレスでの決戦となりました。お互いに様子を窺うような序盤戦でしたが、次第にスピードで勝るシグマがポップを痛めつけていきます。しかし、ポップもベホマで回復し両者攻め切れずにいました。しかい、隙をついてシャハルの鏡をはじき落としたポップはシグマの右腕を壁面に固定してメドローアを出そうとします。

しかし、シグマは右腕を取り外して切り札であるライトニングバスターを繰り出しました。絶体絶命となったポップでしたがベホマを唱えて回復しました。そこから先は両者の激しい先の読み合いが続きました。一手先を読んだのはポップでした。メドローアに見せかけたベギラマを光弾として放ったのです。一手読み違えてしまったシグマはさらにメドローアを胴体に直撃されて敗北しました。

ポップに僅かの差で敗れたシグマでしたが、彼の騎士道精神は最後まで健在でした。敗れたものの自らを倒したポップの健闘を称えました。そして「横っ面を叩くと言っている君の勝利の女神にもよろしく」と祝辞にも似た言葉をポップにかけて絶命したのでした。ポップもまたシグマは倒さなければならない存在だったとはいえ、戦っているうちに心が通い合った戦士の死を悼むのでした。

シグマとの死闘を制したポップは彼の大いなる遺産を手にしました。それがシャハルの鏡です。シグマは末期にポップの行く末を見たいと言い、シャハルの鏡をポップに託したのでした。このシャハルの鏡は先述した通りバーン戦での重要な伏線となりました。バーンの究極の技「天地魔闘の構え」を打ち破ることに大いに役立ち、ダイのパーティーが決戦を優位に運ぶ手助けとなったのです。

ポップはシグマが「シャハルの鏡は持つのが重い時は胴体に仕込んだほうが良い」とアドバイスしてくれたことを忠実に実行しました。さらにポップは自分が胸にシャハルの鏡を仕込んだシグマにされたことと全く同じことをバーン戦でやってのけました。敵同士でありながら心が通い合った二人の関係性が強く出た名シーンだと言われています。そしてバーンの「天地魔闘の構え」を跳ね返したシャハルの鏡はその役目を終え砕け散りました。

ここでは人気ファンタジー＆バトル漫画「ダイの大冒険」に登場するシャハルの鏡に関する感想や評価を紹介していきます。Twitterでのつぶやきをいくつか取り上げていきます。「ダイの大冒険」のシャハルの鏡はインターネット上でどのような感想や評価を得ているのでしょうか？それではご覧ください。

「ダイの大冒険」のファンだと思われる方のツイートです。ハドラーがシグマにシャハルの鏡を授けたのはシグマが沈着冷静でシャハルの鏡を一番効果的に使ってくれるだろうという抜け目のなさからではないかという感想をお持ちです。

「ダイの大冒険」のテレビアニメ版がリメイクされることを知った方がリアルタイムでつぶやかれたものです。「ダイの大冒険」の三大名シーンの中に「シャハルの鏡を胸に仕込んだポップに驚くバーン」を挙げています。

「ダイの大冒険」の大ファンだと思われる方のツイートです。シャハルの鏡はシグマが持っていたからこそその効力を最大限に発揮できたとの感想をお持ちです。

「ドラゴンクエストシリーズ」のスピンオフ漫画「ダイの大冒険」に登場する重要な伏線となったアイテムであるシャハルの鏡について考察してきました。併せて所有者であるシグマについても紹介してきました。是非シャハルの鏡とシグマに注目して「ダイの大冒険」をお楽しみください。