【ダイの大冒険】ニセ勇者一行のメンバー一覧！意外な活躍シーン・かっこいい名言も

ダイの大冒険に登場するニセ勇者一行とは、ダイの大冒険作中でどこか憎めない敵という印象を残しているキャラクターたちです。まぞっほやでろりんといった、奇抜な名前を持つただの脇役と思われたニセ勇者一行。しかし、ダイの大冒険では意外な活躍シーンを残しました。ここでは、ダイの大冒険のニセ勇者一行の、かっこいい名言や変な名前などの情報をまとめていきます。

ニセ勇者一行のかっこいい名シーンを紹介していく前に、ダイの大冒険の作品概要を紹介していきます。ダイの大冒険とは、1989年から週刊少年ジャンプにて連載されていた漫画作品です。世界的な大ヒットゲーム・ドラゴンクエストの世界観を元にした作品として、連載を開始しています。ダイの大冒険は原案こそドラゴンクエストですが、登場キャラクターやストーリーは完全オリジナルのものとなっています。

ダイの大冒険は原作を三条陸、作画を稲田浩司は担当しており、週刊少年ジャンプで人気を博した連載作品でした。1996年まで連載されていたダイの大冒険は、単行本は37巻まで刊行されています。2019年には累計発行部数は4700万部を突破しており、スピンオフ作品も連載されるなど注目度の高い作品です。

1991年に一度アニメ化されているダイの大冒険ですが、2020年には新アニメも放送されており、今なお衰えない人気を誇っている作品です。ゲーム作品とのコラボなど、現在でもメディアミックスされているダイの大冒険は、幅広い年代のファンを獲得しています。

ダイの大冒険のあらすじを紹介していきます。ダイの大冒険の主人公・ダイは、活発で心の優しい少年でした。ダイはデルムリン島という、モンスターしか暮らしていない島で育っている少年で、優しいモンスターたちと仲良く暮らしていました。しかし、魔王が復活した事によって状況が一変。ダイは勇者アバンの使徒となり、仲間のポップやマァム共に魔王との戦いに挑んでいきます。

ダイの大冒険に登場するニセ勇者一行とは、ダイの大冒険の1話から登場している敵キャラクター達です。ニセ勇者一行は、格好だけは勇者でしたが、その正体は弱いモンスターをいじめて名声を得る小悪党でした。魔王が封印されて平和となった世界で、大人しくなった弱いモンスターを攻撃し、人々から「勇者」と崇められていました。また、廃墟から金品を盗んで生計を立てるなど、中々に悪事を働いていたニセ勇者一行。

ダイが暮らしていた平和な島・デルムリン島にやってきて、レアモンスターであるゴメちゃんをロモス王国の王様に献上して多額のお金を貰おうと目論んでいました。デルムリン島からゴメちゃんを誘拐してロモス王国へ連れ去りますが、この悪事もダイの活躍によって阻止されています。その後は、一応反省したのか、ニセ勇者一行はパプニカ王国へ向かっていきました。

魔王軍との戦いが苛烈を極めると、ニセ勇者一行は北のオーザム地方へと逃げて行ってしまいます。しかし、この時ニセ勇者一行がオーザム地方に向かったおかげで、最終決戦の時点で意外な活躍を果たす事となりました。

ニセ勇者のメンバーの名前と活躍シーン・名言などをまとめていきます。まず、ニセ勇者一行のリーダーで、ニセ勇者のでろりん。でろりんという変な名前と、勇者らしからぬ目つきの悪い人相をしています。目つきの悪さに関しては、デルムリン島にやってきたとき、ダイの育て親・ブラスにも「勇者様はもっと澄んだ眼をしている」と的確につっ込まれていました。

デルムリン島にやってきてゴメちゃんを誘拐し、王様に売り飛ばそうとしていたでろりん。でろりんは小悪党でニセ勇者ではありましたが、イオラ等の意外と強い魔法を使用することが出来ました。年齢は20歳でパーティーの中では最も若く、レベルは13でした。ゴメちゃんを誘拐したでろりんでしたが、この時に悪事はダイによって阻止されます。その後、ダイと再会した時にはフレンドリーに話しかけるなど、気さくな性格でした。

でろりん率いる勇者一行は、一時はパプニカ王国へ行って魔王軍と戦おうとします。しかし、魔王軍の強さの前に恐れをなしてしまいます。北のオーザム地方へ逃げた後は、もう出番がないと思われたでろりん達でしたが、ストーリー終盤で再登場を果たし、かっこいい大活躍を見せるのでした。

ニセ勇者一行の紅一点のキャラクターが、ずるぼんという名前のニセ僧侶です。ずるぼんは、顔立ちは美しい女性キャラクターなのですが性格はずる賢く、デルムリン島にやってきた時は作り笑いでダイを騙そうとしていました。モンスターをいじめて生計を立てている事は隠し、「悪い人からモンスターを守りたい」と嘘をついて、ダイからモンスターの生態を聞き出していました。

パーティーの紅一点であるずるぼんは22歳の女性で、一通りの回復呪文は扱えるようでした。顔立ちは可愛いずるぼんでしたが、ダイに捕まってゴメちゃんの行き先を聞き出される時などは、足を舐められて全力の変顔を披露しており、ギャグパートでも活躍したキャラクターでした。

ニセ勇者一行の一人で、ニセ戦士がへろへろです。へろへろという弱そうな名前とは裏腹に、筋肉質で屈強な身体の持ち主です。顔立ちもまさに悪党といった感じですが、パーティーの中では炊事などを担当させられており、お人好し過ぎる性格をしていました。強そうな体型の割には、あまり戦闘面での活躍が描かれなかったキャラクターでした。

ダイの大冒険に登場するニセ勇者一行の、ニセ魔法使いがまぞっほです。まぞっほは、ニセ勇者一行の中では、最も活躍シーンが多かったといえるキャラクターで、重要な役割を果たしていました。まぞっほは年齢68歳の魔法使いで、実は過去にポップの師匠であるマトリフと修行をしていた過去を持っています。しかし、修行の厳しさに耐えかねて逃げ出していました。

ニセ魔法使いのまぞっほでしたが、ポップを激励する名言も残しています。ポップがクロコダインの元から逃げ出した時には、「勇者とは…」というかっこいい名言でポップに喝を入れます。相手の強さによって態度が変わるのが勇気ではないと説き、ポップを奮い立たせるかっこいい活躍を見せました。

また、ダイの大冒険の最終決戦では、大魔王バーンが各地に落とした究極兵器により、人間は滅亡の危機に瀕します。オーザム地方の兵器だけが止められておらず、マトリフに激励されたまぞっほは、兵器のコアを魔法で氷漬けにして止めることに成功していました。ニセ勇者とは言いながらでろりん達と、世界を滅亡から救うかっこいい活躍を見せていました。

ニセ勇者のキャラの旧アニメ声優を紹介していきます。まず、旧ニセ勇者でろりんを演じたのは、緑川光です。緑川光は、1968年5月2日生まれ、栃木県出身の日本の男性声優です。青二プロダクションに所属して活動しています。子供の頃に『機動戦士ガンダム』に感銘を受けており、声優を志しています。1988年に『キテレツ大百科』で声優デビューを果たしています。

旧アニメでニセ僧侶・ずるぼんを演じたのは、江森浩子です。江森裕子は1961年1月27日生まれ、埼玉県出身の日本の女性声優で、ナレーターとしても活躍している人物です。青二プロダクションに所属しています。テアトル・エコー付属養成所と、劇団薔薇座出身です。1984年に『夢戦士ウイングマン』に登場するゆかり役でデビューしています。

ダイの大冒険の旧アニメで、ニセ戦士へろへろを演じたのは、堀之紀です。堀之紀は1952年9月12日生まれ、東京都出身の日本の声優で、俳優やナレーターとしても活躍している人物です。青二プロダクションに所属しています。俳優として活動していましたが、1980年代以降は声優としても活動しています。

旧ニセ魔法使いまぞっほを演じていたのは、青野武です。青野武は1936年6月19日生まれの声優で、2012年4月9日に死去しています。俳優やナレーターとしても活躍しており、青二プロダクションに所属していました。

ダイの大冒険の新アニメ版で、ニセ勇者でろりんを演じていたのが、下野紘です。下野紘は1980年4月21日生まれの日本の男性声優で、歌手やナレーターとしても活動している人物です。東京都出身で、アイムエンタープライズに所属しています。2001年に『リリーのアトリエ〜ザールブルグの錬金術士3〜』で声優デビューを果たしています。2002年の『ラーゼフォン』の、神名綾人役でテレビアニメデビューしています。

新ニセ僧侶ずるぼん役を演じたのは、日笠陽子です。日笠陽子は、1985年7月16日生まれの日本の女性声優で、神奈川県出身の人物です。歌手としても活動しており、アイムエンタープライズに所属しています。「無料新人育成オーディション」に合格して特待生に選ばれており、2006年からアイムエンタープライズに所属しています。

新アニメのニセ戦士・へろへろを演じた声優は、間宮康弘です。間宮康弘は、1981年12月7日生まれの日本の男性声優で、千葉県出身の人物です。ケンユウオフィスに所属して活動しています。映像テクノアカデミア、演劇企画集団ぐりま、talk backなどに所属していました。

ダイの大冒険の新アニメで、ニセ魔法使い・まぞっほ役を演じたのは、岩崎ひろしです。岩崎ひろしは、1953年5月29日生まれの日本の俳優、声優です。埼玉県出身の人物で、劇団青年座に所属しています。40代になってから声優活動を始めています。

ダイの大冒険に登場した、ニセ勇者に関しての感想や評価を紹介していきます。まず、ニセ勇者一行に関しての感想では、最終的に大活躍した所が好きだと言う感想が挙がっています。ニセ勇者一行が再登場を果たしたシーンは、多くのファンはその存在すら忘れてしまっている状況での、世界を救ってしまう活躍シーンでした。久々に登場した勇者一行は、「ニセ勇者だけどな」と言いながらも、大魔王バーンの兵器を止めていました。

ダイの大冒険の最終局面で、最後に残ってしまった究極兵器を止めに入ったニセ勇者一行。バーンとの戦いの中で、ダイは砕かれたゴメちゃんに、「皆の心を一つにしてほしい」と願います。この願いがかなって、最後の兵器をニセ勇者一行が止めてくれたのです。

中でも、ニセ魔法使いのまぞっほが、ヒャドを唱えてコアを氷漬けにする大活躍を見せていました。まぞっほは過去にも、クロコダイン戦で挫けたポップに勇気を与える活躍も見せており、作中で意外と重要な役割を果たしていました。

ダイの大冒険に登場したニセ勇者一行の中で、特にかっこいいと評価されていたのがニセ魔法使いのまぞっほです。まぞっほは、過去にマトリフと一緒に修行した魔法使いでありながら、修行の厳しさに耐えかねて逃げ出したという経歴を持っていました。まぞっほは、仲間を捨てて逃げてしまったポップを激励していましたが、これはポップに過去の自分を重ねていたからではないかと考えられていました。

ここでは、ダイの大冒険に登場するニセ勇者一行の、かっこいい活躍シーンや担当声優などの情報をまとめています。ニセ勇者一行は、ただの序盤の敵キャラクターとして出番を終えると思いきや、意外な大活躍をしたキャラクターたちでした。ニセ勇者のでろりんだけではなく、ニセ魔法使いのまぞっほのかっこいい活躍シーンもたくさんありました。

ここでは、ダイの大冒険に登場するニセ勇者一行について、作中で残した名言やかっこいいシーンなどを詳しくまとめています。是非、ダイの大冒険をチェックして、1話から登場して終盤まで活躍したニセ勇者一行にも注目して楽しんでみて下さい。