2021年03月18日公開
2021年03月18日更新
【タイバニ】兎虎の公式エピソード集!バーナビー×虎徹の関係と変化を紹介
兎虎は『TIGER & BUNNY』(略称:タイバニ)に登場するバーナビー・ブルックスJr.と鏑木・T・虎徹のカップリング(CP)となります。兎虎は公式CPではありませんが、公式からの供給(に見える事物)が多いため、多くのファンが深い沼に落とされました。兎虎の公式エピソードは豊富にあり、思わず、2人は最高のバディで、ベストカップルと感じざるを得ません。この記事では、タイバニのCP「兎虎」の公式エピソードを中心に、2人の尊い関係性や人物像などをお届けします。
兎虎とは?
兎虎とは、アニメ『TIGER & BUNNY』(略して"タイバニ")のカップリング(CP)名であり、攻めはバーナビー・ブルックスJr.、受けは鏑木・T・虎徹となります。兎虎は、大手(多数派の)CPだと言われていますが、公式CPではないため、注意が必要です。
しかし、何故それほどまで人気なのでしょうか?その理由は、公式からの供給、つまり公式エピソードが多数存在するためです。下記では、タイバニのCP「兎虎」の公式エピソードや、最高のバディと呼んでも過言ではない2人の関係性、そして魅力的な人物像や強さを紹介します。
TIGER&BUNNY(タイバニ)の作品情報
『TIGER & BUNNY(タイガーアンドバニー)』は、アニメ制作会社・サンライズによって作られたアニメ作品です。2011年4月から9月(全25話)まで放送されていました。アニメ以外にも、漫画や小説、劇場版などが制作されています。タイトルを略して呼ぶ場合は、「T&B」または「タイバニ」となります。2022年には、アニメ『TIGER & BUNNY 2』が放送される予定です。
TIGER&BUNNY(タイバニ)のあらすじ
特殊能力を持ったNEXT(ネクスト)と呼ばれる人々が、初めて現れた時から、45年の歳月が経ちました。物語の舞台は、現代の大都市・シュテルンビルトで、犯罪の多い都市に分類されます。そこでは、平和を維持するために、ヒーローとなったNEXTが、日夜戦いに明け暮れていました。ヒーローとなったNEXTは、各社とスポンサー契約を交わした上で戦い、犯罪から人々を守る人気者です。
ヒーローの活躍ぶりは、テレビ番組『HERO TV』で中継され、視聴者が楽しめる娯楽となっていました。「ワイルドタイガー」こと鏑木・T・虎徹はヒーローですが、いまいち人気がないヒーローでした。虎徹はデビューしてから10年経つベテランですが、所属会社が突然ヒーロー事業部を売却したことがきっかけで、雇用先がアポロンメディアという会社に変わります。
そこで、バディ・ヒーローとして働けと命令された虎徹は、会社へ行った初日から、ヒーロー活動を始めます。虎徹のバディとなる人物は、若きヒーロー「バーナビー・ブルックスJr」でした。最初は、何もかもが正反対で噛み合わず、ギクシャクしていた2人ですが、事件を解決するごとに、お互いのことを理解するのでした…。
兎虎はバーナビー・ブルックスJr. ×鏑木・T・虎徹
先述した通り、兎虎(うさとら)とはバーナビー×虎徹のカップリングです。何故「兎虎」という表記なのかというと、虎徹が劇中で、バーナビーのことを「バニーちゃん」と呼んでいるためです。
バニーはウサギ(兎)という意味であり、タイトル『TIGER & BUNNY』(タイガーアンドバニー)のバニーは、バーナビーのことを指しています。そのため、「兎」表記なのです。一方、虎徹は名前の頭文字を取って、「虎」という表記が付けられています。
兎虎の関係や変化がわかる公式エピソード集
兎虎の公式エピソード①1話
街の平和と人々を守る、それが「ワイルドタイガー」こと虎徹の目的です。犯人を追う虎徹は、自身の能力で、勝利を確定させた…と思いきや、なんと能力のリミットが切れてしまい、地面に向かって落ちてしまいます。しかし、地面に打ち付けられるよりも前に、ふわっとした感覚に陥ります。虎徹はなんと兎虎の兎ことバーナビーにお姫様抱っこされていたのです。
新人ヒーローのバーナビーが虎徹を助け出した…のですが、37歳の男性がまさかお姫様抱っこで助けられるとは、視聴者の誰もが驚かされたことでしょう。バーナビーに抱えられた虎徹は、顔を隠しながら、内股気味のポーズを取っているため、「乙女」と表されました。この時点で、兎虎に目覚めたタイバニ視聴者も少なくありません。
兎虎の公式エピソード②2話
虎徹がバーナビーと組まされた理由は、バーナビーの引き立て役になる、そういうことでした。チームワークも何もない2人は、子供のNEXTの対応に追われますが、その能力に圧され、大きな石像に捕まる羽目に。まさにピンチですが、能力を出し渋るバーナビー。虎徹はそんなバーナビーに対して、「バニーちゃん」呼びで話しかけます。
しかし、それはバーナビーにとって地雷だったようで、虎徹の「バニーちゃん」発言に怒りを露にしました。激怒するバーナビーでしたが、虎徹はその場から去ります。初期のバーナビーは、ツンツンしていて、初々しい印象です。虎徹との関係は、まだ始まったばかりなので、これからの変化に期待が集まりました。
兎虎の公式エピソード③4話
ヒーロー界のアイドル「ブルーローズ」ことカリーナ・ライルは、歌手として活動することが夢で、ヒーロー(アイドル)活動も歌手になるために嫌々行っていました。カリーナは、ブルーローズとして活動しても、本当の自分であるカリーナ・ライルは評価されないという悩みを抱えていました。また、自由もなく、危険なヒーロー活動に不安を感じることも。
そこで虎徹は、ヒーローをやっているのは評価されたいからではないとカリーナに述べます。カリーナは虎徹の言葉によって、自分のヒーロー活動について見直す機会を得ました。虎徹の発言を聴いたバーナビーは、複雑な表情を浮かべます。実はバーナビーも同じ思いだったのです。兎虎の思いがシンクロした回でした。
兎虎の公式エピソード④5話
虎徹は度々バーナビーにお節介を焼きますが、バーナビーはどうやらウンザリしている様子。優しい虎徹は、バーナビーの誕生日を祝おうと、サプライズでパーティーを行うことを決めます。心のこもったプレゼントを渡すべき、そうカリーナからアドバイスを貰った虎徹は、一生懸命プレゼントをサーチします。
バーナビー相変わらず冷めた態度を取りましたが、一方虎徹は他の仲間(ヒーロー)達と仲睦まじくする様子を見せ、おじさんならぬ可愛い姿を視聴者の目に焼きつけました!「プレゼントは俺」と言う虎徹に、カリーナのツッコミを入れます。プレゼントは俺、意味深なニュアンスにしか聴こえませんね。その後、ダイヤを身に纏うNEXTとの戦闘で勝利した虎徹とバーナビー。
虎徹は手柄をバーナビーに"プレゼント"として譲りました。手柄をプレゼントされたバーナビーは、特に喜んでいない素振りを見せます。しかし、本当は嬉しくて、虎徹には見せませんでしたが、ニヤけていたようです。バーナビーのツンデレが炸裂していました。
兎虎の公式エピソード⑤8話
4歳頃に両親を殺害されたバーナビー。彼がヒーローとなった理由は、両親の仇を探すためでした。しかし、ルナティックという人物により、肝心のところで手がかりを失ってしまいます。バーナビーは冷静でいられなくなり、ルナティックを襲うものの、隙をつかれ、攻撃されそうになります。
しかし、虎徹が体を張ってバーナビーを守りました。そして、虎徹は「大丈夫」だと、優しくバーナビーの手を握ります。虎徹はまるで聖母ですね。兎虎の距離がググッと縮まった回でもあります。
兎虎の公式エピソード⑥12話
バーナビーは、ジェイク・マルチネスが両親を殺害した犯人だと思い込み、1人でジェイクのアジトへ向かいます。虎徹はバーナビーを心配して、こっそりと後を追いました。しかし、それが裏目に出て、虎徹はジェイクの罠にかかり、彼を捕り逃す羽目になります。
バーナビーは虎徹に向かって、どうして自分を信用してくれなかったのか、と怒りを露にしました。ただ怒るのではなく、バーナビーは悲しみも抱いていたのです。虎徹に信頼してもらいたいというバーナビーの気持ちが切ないです。兎虎の関係性がどんどん変わっていることが分かります。
兎虎の公式エピソード⑦13話
市民を人質にするなど、卑劣極まりないジェイクと1対1で戦うことになったヒーロー達。やがて、バーナビーVSジェイクの勝負が始まります。既に戦った虎徹は、「ジェイクは、超聴覚によって攻撃を先読みする」という旨をバーナビーに言い、"超音波弾"を渡した…と思いきや、虎徹がバーナビーに渡したのは"閃光弾"でした。実は、ジェイクの真の能力は「他者の心を読める」というものだったのです。
ジェイクは閃光弾が使われるとは思っておらず、不意打ちを食らいます。バーナビーはその一瞬を狙い、ジェイクを倒しました。溝が埋まらぬまま、再会した虎徹とバーナビーでしたが、お互いへの信頼感は確かなものだったのです。タイバニはこの話でターニングポイントを迎えます。虎徹のことを「おじさん」と呼ばず、「虎徹さん」と呼ぶようになったバーナビー。兎虎の親愛度が急上昇し、タイバニ視聴者を熱くさせた回でした。
兎虎の公式エピソード⑧19話
ジェイクはバーナビーの両親を殺害していない、その事実により、犯人探しは難航。しかし、幸せなこともありました。虎徹の提案で、お揃いのピンバッジを購入したのです。バーナビーは、思い出はこれからも作れると言いつつ、嬉しそうな眼差しを見せます。お揃いの何かをゲットする展開は王道ですよね。虎徹はバーナビーと絆を深め続けますが、自身の能力が衰退していくことを、静かに憂いていました。
引退する道も視野に入れた虎徹ですが、バーナビーを助けたいという気持ちが収まらず、問題が解決するまでずっと一緒にいることをバーナビーに誓います。バーナビーはその言葉を聴き、安心感に包まれて眠りました。虎徹が聖母すぎて、眩しいですね。バーナビーが安心するのも頷けます。
兎虎の公式エピソード⑨24話
バーナビーを育てたアルバート・マーベリックは、記憶を操る能力を持つNEXTであることが判明。なんとマーベリックは、バーナビーの両親を殺害した張本人だったのです。マーベリックは自身の能力でバーナビーの記憶を操作し、両親を殺害した犯人を虎徹にすり替えます。
しかし、記憶の改ざんを回避したヒーロー仲間達からの援助や、虎徹との強い絆によって、バーナビーは真の記憶を取り戻します。虎徹とバーナビーは、マーベリックが仕向けたアンドロイド「H―01」との最終決戦に挑みます。虎徹の捨て身の行動により、H―01の動きを抑えることができ、レーザー銃でH―01を銃撃し、バーナビー達は勝利します。
ですが、H―01を抑えていた虎徹は、能力が切れていたため、重傷を負います。バーナビーは涙を流しながら、虎徹を抱き寄せて何度も言葉をかけますが、虎徹はバーナビーに向かって微笑み、能力減退のことや、バーナビーが「虎徹さん」と呼んでくれた時の嬉しさなど、幾つか語ると、そのまま目を閉じるのでした…。
兎虎のアニメ声優
バーナビー・ブルックスJr.のアニメ声優
バーナビー役を務めた声優は森田成一(もりた まさかず)さんです。生年月日は1972年10月21日。東京都墨田区出身。事務所には所属せず、フリー。主な代表作・キャラとしては、『BLEACH』の黒崎一護、『キングダム』の信、『ダイヤのA』の丹波光一郎などが挙げられます。
鏑木・T・虎徹のアニメ声優
虎徹役を務めた声優は平田広明(ひらた ひろあき)さんです。生年月日は1963年8月7日。東京都出身。所属事務所はひらたプロダクションジャパン。主な代表作・キャラとしては、『ONE PIECE』のサンジ、『宇宙兄弟』の南波六太、『BANANA FISH』のマックス・ロボなどが挙げられます。
兎虎の能力や強さ
バーナビー・ブルックスJr.の能力や強さ
NEXTであるバーナビーの能力は「ハンドレッドパワー」と言い、スピードやパワーなどの身体能力が5分間限定で100倍に上昇する能力です。しかし、パワーが切れると、すぐに再発動はできません。少なくとも1時間は待つ必要があります。また、キック技が得意だと言われています。
鏑木・T・虎徹の能力や強さ
相棒・バーナビーと全く同じ能力(ハンドレッドパワー)を持つ虎徹。やはり兎虎は運命の相手同士なのかもしれません。物語の後半では、能力の発動時間が5分以下(およそ1分)になってしまい、虎徹は自身の能力が減退している事実を感じ取っていました。
兎虎に関する感想や評価
タイバニは男の人でも、兎虎のあれやこれやみてエモい・・・・ってなれる素晴らしい作品なので見て
— まほよ𓈖 𓊝🚑🌲🐏♌️ (@Mahoyo__) April 3, 2020
というかカップリングが溢れすぎててめっちゃいいから見て
タイバニを観賞するファンは、性別や年齢も様々なので、ファン層が広いです。特に兎虎の関係性は、タイバニの世界を作っていると言っても過言ではありません。たとえ、どのような目で観ても、兎虎がお互いを思い合うところは変わらないので、観賞していて癒されるファンも多いようです。
タイ◯ニの兎虎
— まるくてぃー (@satukitosaki) December 18, 2020
二人の関係性に激しく萌える。おじさん好きすぎて結婚してほしい。とにかくアニメを見たらわかるからもし見てない人は見てくれ、なんかもう尊いから。まじで。
これも光の受が病みかけてた攻を救済する系CP。でも光の眩しさに気を取られてると大事な事に気づけなかったりするよねってCP
バーナビーが闇(病み)だとしたら、パートナーの虎徹は必然的に光となりますね。タイバニのアニメを観ると、誰もがそのような兎虎の関係性に目がいくようです。兎虎の馴れ初めから愛情を深める過程を観ていると、にこやかな気持ちになります。
ずっと観たい観たいと言い続けてきたタイバニくんをやっとdアニメで見てるけどこれは王道に腐女子みんな大好きなやつじゃんほんとありがとうって感じ兎虎はpixivとかで見たことあるから名前と関係性はなんとなくわかってたけど公式が美味しいな……………………
— いも (@imoimo_xxx) December 7, 2019
バーナビーと虎徹の関係性は、ストーリーが進むに連れて愛情深いものへと変化し、ドラマティックなのろけも見せてくれます。腐女子界隈で、圧倒的な存在感を持つ兎虎。たとえタイバニを観ていなくても、名前は知られているほど、有名なCPだと言えるでしょう。
兎虎まとめ
この記事では、『TIGER & BUNNY』(タイバニ)のバーナビー×虎徹のCP「兎虎」について紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?最初は仲が悪かった2人ですが、ストーリーの進行と共に、絆と愛情を深めていく様子が、とても微笑ましかったですね。特に最終話を観た後は、兎虎の幸せを願う他ないと言えるでしょう。兎虎が気になる場合は、是非タイバニのアニメを視聴することをおすすめします!