【タイバニ】ロックバイソンは人気の「牛角さん」ヒーロー！本名・能力や声優も紹介

本記事ではアニメタイバニで牛角がスポンサーに付いているヒーローのロックバイソンにスポットを当て、その能力や本名、アニメの声優などをまとめてご紹介していきます。ロックバイソンは人間体も非常にかっこいいキャラクターであり、魅力がたくさん詰まったキャラクターとなっています。是非アニメタイバニの中でロックバイソンが好きな方は本記事でご紹介する内容を最後までお楽しみください。

本記事で本名や能力、声優などをご紹介させて頂く牛角さんことロックバイソンが登場するタイバニとは2011年の4月2日から9月17日まで放送されたサンライズのオリジナルアニメ作品です。アニメタイバニは「NEXT」という特殊能力を武器にヒーローが悪人から人々を守っている世界を舞台に、ワイルドタイガーと呼ばれる鏑木・T・虎徹とバーナビー・ブルックスJr.という2人のヒーローコンビの活躍を描いた作品となっています。

そんなアニメタイバニは現実に存在する数々の有名企業がスポンサーになっているのが特徴であり、アニメタイバニに登場するヒーロー達はロックバイソンの牛角など多数の有名企業のロゴが身体に付いています。これはアニメタイバニの制作にあたってスポンサーを募集したことが理由となっており、スポンサーになった企業はアニメが放送される度に交代で、スポンサーのロゴが入ったキャラクター達がタイアップCMを行いました。

現実に存在する多数の有名企業がスポンサーとして登場するというこれまでにない作風からアニメタイバニは放送されてすぐに注目を集めることになり、ガンダムシリーズを手掛けたサンライズの高い画力とかっこいいヒーロー達の姿などが理由となって瞬く間に人気を集めることになりました。この高い人気からアニメタイバニは2012年と2014年に劇場版アニメが制作されることになり、ハリウッドでの実写映画制作が発表されました。

海外でも非常に高い人気を博し、日本を代表するアニメ作品になっていることからアニメタイバニは2011年に文化庁が行っている文化庁メディア芸術祭アニメーション部門に選出されることになり、これまで東京国際アニメフェアや東京アニメアワードなどで多数の賞を受賞しています。さらにアニメタイバニは2017年に「ニッポンアニメ100」のテレビ部門と映画部門の1位を独占しており、2019年11月現在も高い人気を博しています。

45年前、アニメタイバニの世界で「NEXT」と呼ばれる超能力者が誕生し、45年の時が経った今超能力者である「NEXT」は人々にとって一般的に認知される存在となっていました。アニメタイバニの舞台となるシュテルンビルトという大都市は様々な人種が住んでおり、その中に超能力者「NEXT」は共存して生活を送っていました。しかし多種多様な民族や種族が住んでいることからシュテルンビルトに犯罪者が多発してしまいます。

そんな犯罪者の手から人類を守るために、超能力である「NEXT」を使用するスーパーヒーローが立ち上がります。犯罪者と戦うヒーロー達はそれぞれ会社に所属する一種のサラリーマンであり、会社のロゴを身に纏ってキングオブヒーローを目指すために日々人類を救う慈善活動を行っていました。この企業のロゴを背負うヒーロー達の戦いは一般人の娯楽となっており、犯罪者の戦いはテレビで中継が行われていました。

そのためヒーロー達はキングオブヒーローを目指す他に、企業のイメージアップという目的も兼ねて犯罪者と戦っていました。そんな中、ベテランヒーローとしてかつて活躍していたワイルドタイガーこと鏑木・T・虎徹はある日、所属していた会社がヒーローを扱う事業部を売却したことで新たな会社に雇用されることになります。そこで虎徹はバーナビー・ブルックスJr.という新人のヒーローとコンビを組むことになってしまいます。

虎徹はヒーローとして人々を守るという強い決意を持ち、キングオブヒーローになるためのヒーローポイントよりも人命救助と犯罪者退治を目標に活躍するヒーローでした。しかしバーナビーはヒーローポイントを集めるためにヒーロー活動を行っており、コンビを組んだ2人は対立してしまいます。それでも犯罪者達は後を絶たず、虎徹とバーナビーは対立しながらも悪に立ち向かうことになってしまいます。

本記事で本名や能力、声優などをご紹介するロックバイソンとはアニメタイバニにおいてクロノスフードという会社に所属しているヒーローの1人です。ヒーローであるロックバイソンが所属しているクロノスフードは食品業界で頂点に位置している会社であり、ヒーローを管理している7大企業の1つに数えられています。そんなクロノスフードに所属しているロックバイソンはその名の通り牛をモデルにした容姿をしたヒーローです。

特に両肩に付いている牛角のロゴが非常に特徴的となっており、視聴者からは牛角さんとあだ名されています。牛をモデルにしたヒーローであることからロックバイソンは他のヒーローの中でもトップクラスの戦闘能力を持っており、アニメタイバニの作中では「西海岸の猛牛戦車」という異名が付けれています。パワーだけでなくロックバイソンは防御力も最強クラスであり、まさに戦車という異名に恥じないキャラクターといえます。

しかし本来アニメタイバニのヒーローの中でも最強クラスの強さを持っているにも関わらず、作中でロックバイソンは犯人を逃がしたり、誤認逮捕されてしまうなどあまり良い活躍が描かれていません。さらに戦闘シーンも全く描かれず、作中に登場した敵キャラに瞬殺されてしまいます。この能力の割に情けない姿ばかり描かれたことからロックバイソンはアニメタイバニで最も不遇なキャラクターとして知られています。

ここからはアニメタイバニに登場するロックバイソンの本名や能力についてご紹介します。基本アニメタイバニに登場するヒーロー達は本名を隠して活躍しています。ではロックバイソンの本名はどのような名前となっているのでしょうか。アニメタイバニに登場するロックバイソンの本名はアントニオ・ロペスです。本名であるアントニオ・ロペスは渋い容姿をした男らしいイケメンであり、非常に逞しい筋肉を見に付けています。

また鍛え上げられた筋肉を見せるためか胸元を見せているのが特徴となっており、その開けた胸元からは男らしい胸毛が見せています。そんな本名ではなくロックバイソンという名前で活動しているアントニオ・ロペスは非常に優しい性格をしていることからいつも面倒ごとに巻き込まれてしまい、度々ドジな一面を作中で見せます。この見た目とは違ってドジな一面をよく見せることからアニメタイバニの中で萌えキャラとされています。

アニメタイバニに登場するヒーロー達はそれぞれ「NEXT」と呼ばれる超能力を持っています。アントニオ・ロペスことロックバイソンの能力は「頑丈な皮膚」となっています。この「頑丈の皮膚」とはその名の通り、どのような攻撃も受け付けない最強の防御力を実現させる能力であり、普通の敵であれば傷1つ付けることが出来ません。またロックバイソンは上述でご紹介した通り、優れた防御力の他に圧倒的なパワーの持ち主です。

ロックバイソンは最強の防御力とパワーを発揮するために鎧のような装備を見に付けており、その容姿はまさに猛牛戦車といえるでしょう。牛角のロゴが付けられた両肩のドリルは優れたパワーを発揮し、どのような硬い物も突き破ってしまいます。しかし如何せんアニメタイバニの中でロックバイソンの能力は非常に地味となっており、アニメタイバニの作中であまりロックバイソンの活躍が描かれることはありませんでした。

アニメタイバニでロックバイソンの声優を担当したのは日本の男性声優である楠大典です。楠大典は1967年の3月18日に東京都で生まれた声優であり、2019年11月現在声優事務所のアミュレートに所属しています。楠大典は1995年から声優として活動を始め、これまで多数の人気アニメ作品や映画作品の吹き替え声優を担当しているベテラン声優です。楠大典の声優としての魅力は何と言ってもその高い演技力です。

楠大典は正義の味方や敵役など幅広い役柄を演じることが出来る高い演技力を持っており、この高い演技力からデビューしてすぐにブレイクを果たしました。そんな楠大典は元々吹き替え声優を担当していた大平透と交代して人気映画シリーズ「スターウォーズ」のダース・ベイダー役の専属声優を担当しており、2019年11月現在アニメ作品や映画の吹き替え声優など幅広い分野で活動を続けています。

• 1995年のアニメ「ルパン三世ハリマオの財宝を追え！！」：ハリマオ役
• 2001年のアニメ「テニスの王子様」：真田弦一郎役
• 2003年のアニメ「ナルト」：森乃イビキ役
• 2005年のアニメ「トランスフォーマーギャラクシーフォース」：コンボイ役
• 2007年のアニメ「シグルイ」：舟木兵馬役
• 2009年のアニメ「ドラゴンボール改」：ネイル役

• 2010年のアニメ「ハートキャッチプリキュア」：サバーク博士役
• 2012年のアニメ「キングダム」：蒙武役
• 2015年のアニメ「トランスフォーマーアドベンチャー」：オプティマスプライム役
• 2016年のアニメ「ドリフターズ」：黒王役
• 2019年のアニメ「鬼滅の刃」：下弦の弐役
• 映画「スターウォーズシリーズ」：ダース・ベイダー役

上述でもご紹介した通り、ロックバイソンはその名の通り非常に強そうな見た目をしたヒーローです。しかし本当のロックバイソンは非常にドジっ子であり、作中で強盗犯と間違えて警察官に追われるなどヒーローらしくない一面を見せています。またロックバイソンはヒーローなのに高所恐怖症という大きな弱点を持っています。このようにロックバイソンは非常にギャップのあるヒーローであり、ギャグ担当として扱われています。

ロックバイソンことアントニオ・ロペスとアニメタイバニの主人公である鏑木・T・虎徹は学生時代からの親友であり、アニメタイバニの作中でも共にお酒を飲みに行くなど非常に仲の良い関係を築き上げています。2人ともヒーローであることから時折行動を共にするのですが、ドジっ子キャラであるロックバイソンは度々鏑木・T・虎徹を悩ませる原因を作ってしまいます。これもまたロックバイソンの面白い魅力となっています。

アニメタイバニに登場するロックバイソンの魅力として一番ともいえるのが何といってもスポンサーです。ロックバイソンは上述で少し触れた通り、現実に実在している焼肉のチェーン店である牛角がスポンサーに付いています。ロックバイソンは牛の姿をしたヒーローであるので、肩に付いた牛角のロゴと非常にマッチしています。また1作目のアニメタイバニ劇場版で日清もスポンサーに付き、太麺堂々のロゴも胸に付けられました。

しかし牛角のロゴは2作目のアニメタイバニ劇場版で消えてしまうことになります。理由は不明となっているのですが、アニメタイバニ劇場版の2作目で牛角に変わり、すき家のスポンサーロゴがロックバイソンに付けられることになりました。それでもすき家は牛丼のチェーン店であるため、牛角同様ロックバイソンと非常にマッチしています。

アニメタイバニに登場するロックバイソンに関する感想ではロックバイソンがかっこいいといった感想が非常に多く寄せられていました。ロックバイソンは渋くて男らしい風貌をしたイケメンキャラクターであり、ヒーローになった姿も魅力的となっています。これらのことからロックバイソンはアニメタイバニのヒーローの中でも高い人気を博しています。

アニメタイバニに登場するロックバイソンに関する感想ではロックバイソンが萌えるといった感想も多く寄せられていました。ロックバイソンは強そうな風貌をしたヒーローにも関わらず、高い所が苦手なことや犯罪者と間違われてしまうなどドジっ子な性格をしたキャラクターとなっています。この見た目とのギャップが萌えるとファンの間で話題となり、ネタとして度々取り上げられています。

アニメタイバニに登場するロックバイソンに関する感想ではロックバイソンが弱いといわれるのが辛いといった感想も見受けられました。ロックバイソンは作中屈指のパワーを持っているにも関わらず、能力が地味であることから作中であまり活躍しません。あまり活躍が描かれることが無いことに、多くのファンは悲しみの声を漏らしています。

本記事ではアニメタイバニに登場するロックバイソンについて能力や本名、声優などをまとめてご紹介しました。ロックバイソンはアニメタイバニでドジっ子として描かれているものの、本当は非常に強い能力を持ったヒーローであることが分かりました。もしこれからアニメタイバニを視聴しようとお考えの方は、是非作中に登場するロックバイソンの姿にもご注目ください。