【タイバニ】ブルーローズはかわいいアイドルヒーロー！虎徹との恋の行方は？

ブルーローズは『TIGER&BUNNY(タイバニ)』に登場するヒーローです。『TIGER&BUNNY(タイバニ)』のファンの間でもとても人気の高いヒーローです。ここではまず、『TIGER&BUNNY(タイバニ)』がどんな作品なのか、詳しい情報を紹介します。

『TIGER&BUNNY(タイバニ)』はヒーローを題材としたアニメオリジナル作品です。他のヒーローアニメとは違い、主人公はバディを組んでヒーローとして活動しています。また、実在する企業がヒーロー達のスポンサーになっていることも珍しく、アニメ放送前から注目を集めていました。『TIGER&BUNNY(タイバニ)』のアニメは全25話が放送され、その後映画化もされています。

『TIGER&BUNNY(タイバニ)』はヒーロー達が活躍する世界です。ヒーロー達はNEXTと呼ばれる能力を持っていました。主人公の虎徹も長年ヒーローをやってきましたが、最近は人気が低迷していました。そんな時、上司からバーナビーという新人ヒーローとバディを組むようにいわれます。

『TIGER&BUNNY(タイバニ)』のブルーローズはタイタンインダストリーに所属するアイドルヒーローです。ヒーロー時は青の濃いメイクをしており、露出度の高いヒーロースーツを着用しています。ヒーローの中でもかわいいと評判で、ヒーローランキングでは2位〜3位をキープしているほどの人気を誇っています。

『TIGER&BUNNY(タイバニ)』の物語開始時はアイドル業をメインで行っており、ヒーロー活動はほとんどしていませんでした。しかし、『TIGER&BUNNY(タイバニ)』の4話で虎徹と話してからはヒーロー業とアイドル業を両立するようになりました。ヒーローをしている時は女王様キャラで売っており、敵を倒す時など常に上から目線なポーズを取っています。

ブルーローズの素顔は、髪色は茶髪で普通の女子高生です。本名をカリーナ・ライルといいます。本名のカリーナ・ライルは英語で「Karina Lyle」と書きます。ヒーロー時は本名と素顔を隠して活動しています。そのため、友人からは本名の「カリーナ」と呼ばれています。他のヒーロー達はブルーローズの本名を知っているとは思われますが、ヒーロー名で呼んでいます。

ちなみに『TIGER&BUNNY(タイバニ)』のファンからは、本名ではなくヒーロー名のブルーローズと呼ばれることが多くあります。

『TIGER&BUNNY(タイバニ)』の第4話では、ブルーローズはあることに悩んでいました。ブルーローズは決め台詞をダサいと思っており、いつも適当に言っていました。それをテレビで見ていた母親は、ブルーローズに適当なんじゃないかと指摘します。すると、ブルーローズは歌手としては真剣でしたが、ヒーロー業はそのおまけのようなものだと言いました。

ブルーローズがヒーロー業をおろそかにしていることは、上司にもバレていました。上司はこれ以上適当にするのであれば、こちらも対応を考えると言い出します。しかし、ブルーローズは歌手活動をする代わりにヒーロー業を行なうという契約をしていたので、ヒーロー業を辞められるならそれで良いとさえ考えていました。そんなブルーローズに、上司は何も言えなくなります。

ブルーローズはある日、学校で補習を受けていました。ヒーロー業があるので、学校に行っている間も呼び出されれば現場に向かわなければなりません。補習を終えると友達が待っており、一緒に遊びに行こうと言います。しかし、そのタイミングで招集がかけられてしまいました。ブルーローズは学校生活もまともに出来ず、友達とも遊べない環境に不満を覚えます。

ブルーローズは夜にバーで歌うバイトをしており、このまま歌手としてやっていくかヒーローを続けるか迷っていました。ブルーローズはイライラして虎徹にも当たってしまいます。その夜、虎徹はブルーローズがバイトをしているバーへと訪れました。そこで虎徹は、ブルーローズにヒーローを辞めてもいいんじゃないかとアドバイスをしました。

ブルーローズはしばらく悩んでいました。自室に引きこもっていると、父が部屋の外から話しかけます。ブルーローズの父は、ヒーロースーツの露出が高すぎると反対していました。しかし、実は父は陰ながらブルーローズのことを応援していたのです。父はブルーローズのカードを大切に持っていました。その時、ヒーローの招集がかかります。それと同時に、携帯電話には急遽バーで歌ってくれないかという依頼が来ます。

悩んだ挙げ句ブルーローズがバーで歌っていると、客達はテレビのヒーロー達の活躍に夢中でした。そのうちの一人が、酔った勢いで賭けをしようと言い出しました。ブルーローズはみんなが命がけで頑張っているのに、賭けをするなと怒ります。そしてテレビを見ると石油化学コンビナートが大爆発を起こしてしまい、手がつけられない状態でした。そのため、みんなは氷を操る能力を持つブルーローズを待っていました。

ブルーローズもみんなを見捨てる事ができず、現場に駆けつけます。石油化学コンビナートでは火災が収まるどころか被害が拡大しており、虎徹はピンチになっていました。そこにブルーローズが登場し、能力で燃える石油化学コンビナートを凍らせました。それから、ブルーローズは歌手業もヒーロー業も真剣にするようになりました。また、アドバイスをくれた虎徹を意識するようにもなります。

『TIGER&BUNNY(タイバニ)』14話では、ジャックの事件から10ヶ月後の話です。ジャックの事件の後、虎徹とバーナビーの人気は急上昇し、テレビ番組にも引っ張りだこでした。そんな時、二人はブルーローズと共にダンスを踊ることになりました。虎徹とバーナビーはブルーローズにダンスを教えてもらいます。ブルーローズは正直、虎徹にダンスが踊れるのか不安でした。

虎徹は自信満々に得意だと言いましたが、披露したのは下手なロボットダンスでした。ブルーローズはそんな虎徹に呆れます。ブルーローズは学校でも浮かない顔をしていました。そんなブルーローズを、友達は心配します。ブルーローズは思い切って、知り合いのダメおやじを目で追ってしまうと打ち明けます。すると、ポニーテールの友達はきっと恋だと目を輝かせました。

しかし、もうひとりの友達は恋じゃないと否定的です。ブルーローズは、他の人にあだ名で呼ばれるのは良いけど、虎徹には本名で呼ばれたいと言いました。本名で呼ばれたいと思うのは絶対に恋だとポニーテールの友達はまた言いましたが、もうひとりの友達はやはり恋ではないと言いました。本名で呼んでほしいなんて絶対に恋なのに、なんで自覚させないのかとポニーテールの友達が聞きます。

すると、ブルーローズは恋だと自覚するとから回るから、このままの方が良いといいました。ブルーローズにはこの会話が聴こえていないため、やっぱり自分の勘違いなのかと思います。その日もブルーローズは虎徹とバーナビーにダンスを教えていました。しかし、虎徹はいつもワンテンポ遅れて踊ってしまいます。一旦休憩することになり、虎徹はブルーローズに「鏑木酒店」と書かれたタオルを渡します。

虎徹は前回の練習の時にブルーローズのタオルに飲み物をこぼしてしまい、ダメにしてしまいました。そのお詫びとして自分の兄が経営している酒店のタオルをあげたのです。ブルーローズは照れながらもそのタオルを受け取りました。いよいよ本番の日、本番前にアニエスから2部リーグのヒーロー達を紹介されます。2部リーグのヒーロー達は、楽屋泥棒を追っていました。

本番では結局、虎徹がワンテンポ遅れてしまいますが、ショーは大成功でした。ブルーローズが楽屋に戻ると、なんと楽屋は荒らされていました。ブルーローズの楽屋に泥棒が入ったのです。楽屋泥棒はNEXT能力の持ち主で、息を止めている間は透明になれるという能力を持っていました。そのため、誰にも気づかれずに楽屋に侵入することができたのです。

ブルーローズは楽屋泥棒から自分のかばんを盗られたことに気づきます。かばんを盗られたことはそこまで気にしていませんでしたが、かばんの中に虎徹からもらったタオルが入っていることを思い出しました。ブルーローズは無意識に泣いてしまいます。この時、ブルーローズは初めて虎徹に対して恋をしているのだと自覚します。

一方で虎徹は楽屋泥棒を見つけ、犯人を追いかけていました。犯人の正体は、かつてバーナビーが不在の時に代理として登場した偽バーナビーでした。犯人はバイクで逃げており、虎徹はハンドレッドパワーの能力を使って追いかけます。しかし捕まえる寸前で能力が切れてしまい、取り逃がしてしまいました。まだ時間はあるはずなのにおかしいと虎徹は思います。

しかし犯人は、トンネルの先で待ち構えていた牛角の活躍で捕らえることができました。実は牛角はヒーローランキング最下位になってしまい、とても落ち込んでいました。会社からはクビ寸前と言われていましたが、今回の活躍で見直されます。その様子を見たバーナビーとブルーローズは、虎徹がわざと能力が切れたフリをして、落ち込む牛角に活躍の場を与えたんだろうと思いました。

犯人の逮捕は牛角の活躍によるものでしたが、かばんを取り返したのは虎徹のおかげでした。ブルーローズは虎徹にお礼を言って、もらったタオルは大切にすると言いました。この14話からブルーローズは積極的に虎徹に話しかけたり、励ましたりするようになります。最終話間近で記憶を操作された状態でも、ブルーローズは虎徹を信じようとしました。

『TIGER&BUNNY(タイバニ)』のヒーロー達は、NEXT能力を持っています。ブルーローズのNEXT能力は氷を操る能力です。この能力を使えば、海などの広範囲を凍らせることができます。作中では、火事となり他のヒーロー達では手を付けられなくなった石油化学コンビナートを能力を使って一瞬で凍らせました。

武器はこの能力が発揮できる「フリージングリキッドガン」といわれる2丁拳銃です。この2丁拳銃は高圧の水鉄砲で、大量の水を放出することができ、その水を凍らせて戦います。能力を攻撃に使うこともできますが、他のヒーローの足場を作ったりとサポート面でも優秀な能力です。

『TIGER&BUNNY(タイバニ)』のヒーロー達は、それぞれスポンサーを持っています。多くのヒーロー達は複数のスポンサーを持っているのですが、ブルーローズは「ペプシNEX」が独占しています。また、企業とのタイアップのCMが実際にテレビで流れ、ブルーローズのCMがかわいい話題になりました。

『TIGER&BUNNY(タイバニ)』のヒーローの中で、女性はドラゴンキッドとブルーローズだけです。そのためか二人はとても仲良しで、プライベートでも良く二人で会っています。グッズなどでも二人はよくセットで描かれており、この2人はかわいいと評判です。

『TIGER&BUNNY(タイバニ)』に登場するヒーロー達は、それぞれフィギュア化されています。ブルーローズのフィギュアはとてもかわいいと高評価を得ています。顔は4種類あり、ポーズなどに合わせて顔のパターンを変えることができます。その他にも、制服バージョンのブルーローズもあります。プライベートのレアなブルーローズのフィギュアとだけあって、かわいいと人気です。

ブルーローズの名言には、「私の氷はちょっぴりコールド…あなたの悪事を完全ホールド!」という名言があります。ブルーローズの決めゼリフで、ヒーローとして登場する時に必ず言います。ブルーローズ自身が考えたセリフではなく、ブルーローズのスポンサーや上司の意向により毎回言っています。

そのためヒーロー業にイマイチ乗り気ではなかった頃、ブルーローズはこのセリフを適当に言っており、親からも注意されていました。しかし、吹っ切れてからはこのセリフにも力が入るようになりました。4話では冒頭と、最後にこの名言を言っています。声優の寿美菜子によって意識が変わった前と後で言い方が変わっているので、一度聴き比べてみて下さい。

ブルーローズの名言には、「私はヒーローとして、最後まで仲間を信じる。そう決めたの」という名言があります。この名言を言ったのは、『TIGER&BUNNY(タイバニ)』の24話です。ブルーローズ達ヒーローは、マーベリックに拘束され、それぞれ個室に閉じ込められてしまいました。そこでヒーロー達は、首につけられたボタンを押すと自分以外のヒーローが爆死し、自分だけが助かると言われます。

その間、虎徹とバーナビーは偽ワイルドタイガーと戦っていました。2人の能力には制限があるので、一刻も早く駆けつけなければ危険な状況です。スカイハイはこのまま何もせずにみんなやられるよりも、自分だけでも助かったほうがいいのではないかと考えます。その考えを聞いた他のヒーロー達は、スカイハイが押すのではないかとうろたえます。

しかし、そのみんなを落ち着かせたのがブルーローズのこの名言でした。ブルーローズは虎徹達を信じてこの場は待つことを選びました。

ブルーローズの名言には、「なによえらそうに! ちょっとお腹出てきたんじゃない!」という名言があります。この名言を言っていたのは『TIGER&BUNNY(タイバニ)』の映画『The Rising』です。虎徹はあることで落ちこんでいました。そんな中、ブルーローズがピンチとなり、虎徹はブルーローズを助けます。

ブルーローズは落ち込んでいる虎徹を励ますと、虎徹は「おかげで目ぇ覚めたわ」とお礼を言いました。ブルーローズは照れ隠しにこの名言を言いました。

『TIGER&BUNNY(タイバニ)』のアニメで、ブルーローズの声優を担当しているのは寿美菜子です。寿美菜子は1991年9月17日生まれの声優です。声優をメインに、歌手や女優としても活動しています。声優としては2005年から活動しており、それまでは地元のテレビCMなどに出演していました。

声優になったきっかけは「ミュージックレイン スーパー声優オーディション」に合格したことです。その後、声優ユニットを組み、第4回声優アワードではユニットメンバーと共に歌唱賞を受賞しました。そして2010年にはソロデビューを果たしました。歌唱力にも定評のある声優です。

寿美菜子のアニメ声優としての主な出演作品には、『けいおん!』の琴吹紬役、『初恋限定。』の土橋りか役、『アイカツ!』の神埼美月役、『ドキドキ!プリキュア』の菱川六花/キュアダイヤモンド役、『ベイビーステップ』の鷹崎奈津役、『響け!ユーフォニアム』の田中あすか役、『パンチライン』の曳尾谷愛役、『やがて君になる』の七海燈子役、『夏色キセキ』の逢沢夏海役などがあります。

ブルーローズは『TIGER&BUNNY(タイバニ)』のファンの間でも可愛いと人気のキャラクターです。ブルーローズは『TIGER&BUNNY(タイバニ)』4話で虎徹からアドバイスをもらってから、虎徹を意識するようになります。そして本名を呼んでもらいたいなどと、本格的に恋をするようになりました。

虎徹が子持ちで実は結婚していたことを知った時はとても落ち込んでいましたが、それでも諦めずに子持ちの男を落とす方法が書かれた本を持っていました。そんなところもかわいいと評判でした。

ブルーローズの衣装もかわいいと評判です。特に『TIGER&BUNNY(タイバニ)』に登場するヒーローにはかわいい系がブルーローズ以外いないので、女性のコスプレイヤーからもブルーローズのコスプレは人気のようです。ブルーローズのコスプレをするために痩せると意気込んでいる方もいました。

『TIGER&BUNNY(タイバニ)』でヒーロー達は実在する企業をスポンサーにしているのですが、ブルーローズはそのスポンサー企業のCMにも起用され、話題になりました。『TIGER&BUNNY(タイバニ)』放送時にこのCMが流れていたので、CMは飛ばさずに必ず見ていたという方も多いようです。このように広告効果が高いことから、ブルーローズは企業からも人気です。

『TIGER&BUNNY(タイバニ)』に登場するブルーローズの正体は、実は普通の悩める女子高生でした。本名はカリーナ・ライルと言い、ヒーロー業と学業を両立させていました。プライベートでは本名で呼ばれますが、基本的にはヒーロー名で呼ばれています。本当は歌手になりたいという夢を持っており、悩んでいたこともありました。

虎徹にはアドバイスをもらったことで恋をするようになり、子供がいると知った今でもまだ諦めていませんでした。『TIGER&BUNNY(タイバニ)』では4話や14話で活躍する姿が見られます。是非『TIGER&BUNNY(タイバニ)』でブルーローズの活躍を見てみて下さい。