【タイバニ】 ルナティックの正体と過去を考察!登場回や声優・名言も紹介

『TIGER&BUNNY(タイバニ)』にはルナティックという謎の悪役が登場します。ルナティックはヒーローには攻撃せず、犯罪者に私刑を下す悪役です。虎徹とバーナビーはウロボロスと関係があるのではないかと、ずっとルナティックを追っていました。この記事では、『TIGER&BUNNY(タイバニ)』での登場回や声優、名言などをまとめています。また、ルナティックの正体や過去について紹介します。

【タイバニ】 ルナティックの正体と過去を考察!登場回や声優・名言も紹介のイメージ

目次

  1. タイバニのルナティックは悪役?
  2. タイバニのルナティックの正体と過去
  3. タイバニのルナティックの登場回と名言集
  4. タイバニのルナティックの声優
  5. タイバニのルナティックに関する感想や評価
  6. タイバニのルナティックの正体や過去まとめ

タイバニのルナティックは悪役?

タイバニの作品情報

『TIGER&BUNNY(タイバニ)』にはルナティックという正体不明の敵が現れます。敵ながらも、登場回によっては主人公の虎徹のピンチを助けることもありました。ここでは、ルナティックが登場する『TIGER&BUNNY(タイバニ)』について、作品概要やあらすじを紹介します。

タイバニの概要

『TIGER&BUNNY(タイバニ)』はテレビアニメオリジナル作品です。2011年4月2日から9月17日まで全25話が放送されました。ヒーローを題材としており、ヒーロースーツには実在する企業名がスポンサーとして入っています。ヒーロー達は、スポンサーを抱えながらヒーロー活動をしています。このように他のヒーローアニメとは違うリアリティがあるところが人気となり、映画化もされました。

タイバニのあらすじ

NEXT能力という超常的な能力を持つ人々が目指す職業がありました。それがヒーローです。主人公の鏑木・T・虎徹は、長年ヒーローをやって来たベテランヒーローです。しかし、最近は犯人を捕まえるために周囲の建物などを構わず破壊していたため、ヒーローとしての人気はいまいちでした。そんな時、虎徹は事務所の方針で、バーナビー・ブルックスJr.とタッグを組むように言われます。

ルナティックのプロフィール

ルナティックの初登場回は『TIGER&BUNNY(タイバニ)』の6話です。正体不明の人物で青い炎のNEXT能力を操ります。登場する時は必ず青・緑・黒を基調としたスーツを着用しています。スーツ着用時の顔部分は目を見開き、歯をむき出しにした奇妙なデザインのため、恐ろしいといわれています。

ルナティックはヒーロー達の前に現れる悪役ですが、邪魔されない限りヒーローに対しては攻撃はしません。ルナティックはあくまで犯罪者に対してのみ制裁として私刑を行います。ヒーローと似ている行動をしているものの、犯罪者を拘束するのではなく殺害しているので他の犯罪者と変わりありません。そのため、ヒーロー達にとっては悪役と認識されています。

活動時間はほとんど夜ですが、虎徹がピンチに陥り他のヒーロー達から追いかけられていた時は、昼にも関わらず登場しました。ルナティックは悪役ですが、制裁対象はあくまで犯罪者なので相手がヒーローでも助けることがあります。

ルナティックの能力

ルナティックもヒーローと同様にNEXT能力を持っています。ルナティックのNEXT能力は、青い炎を操る能力です。しかし、どのような能力なのか詳細は明らかになっていません。戦闘を見ると、青い炎を使って空を飛行したり火力で攻撃をしているシーンが多々あります。あらゆる場面で応用ができる能力だといわれています。

NewProject|TIGER & BUNNY(タイガー&バニー)

タイバニのルナティックの正体と過去

ルナティックの正体はユーリ・ペトロフ

初登場回の時、スーツを着たルナティックの正体は分かりませんでした。しかしその後、正体がユーリ・ペトロフであることが判明します。ユーリ・ペトロフは、シュテルンビルトの司法局に務める管理官兼裁判官です。実はユーリ・ペトロフの着用しているネクタイがルナティックのスーツのデザインと似ているという、ルナティックの正体の伏線もありました。

『TIGER&BUNNY(タイバニ)』のアニメでは既に正体が明らかになっていますが、虎徹やバーナビー達ヒーローにはその正体はバレていません。まだストーリーの中では、ルナティックとの決着がついていないからです。ルナティックとヒーロー達の対決は、2018年に新プロジェクト始動が発表された『TIGER&BUNNY(タイバニ)』2期で明らかになるのではないかといわれています。

ルナティックの悲しい過去

ルナティックはなぜ悪役になってしまったのか、ここではルナティックの現在につながる悲しい過去について紹介します。過去が明らかになるのは、ルナティックの登場回でもある『TIGER&BUNNY(タイバニ)』の16話です。ルナティックの正体であるユーリ・ペトロフは、虎徹とバーナビーが活躍する映像を見て昔のことを思い出していました。

ユーリ・ペトロフはまだ少年で、ある男性が暴力を振るっている記憶です。少年のユーリ・ペトロフが「やめろ」と叫んだ瞬間、NEXT能力が発動して男性を青い炎で包みました。ユーリ・ペトロフは現実に戻り、ルナティックの格好をして虎徹とバーナビーが追う敵の前に現れました。ヒーローTVはルナティックの登場に、視聴率が上がると盛り上がります。

一方敵を追っていた虎徹は、活動限界が近づいてきました。そこで虎徹は、自分がルナティックをひきつける役割を担うので、その間に敵を捕まえるようバーナビーに言いました。ルナティックは、敵が先に捕まってしまったのを見るとすぐに退散します。虎徹は家に帰ると、以前「NEXT能力がだんだんと失われていくことがある」と言われたことを思い出します。虎徹は自分を励ますために、Mr.レジェンドのビデオを見始めます。

一方ユーリ・ペトロフは、女性だけを襲うレディ・キラーという敵の情報を幹部に開示していました。幹部達は、ルナティックに先を越される前になんとかレディ・キラーを捕まえるようにユーリ・ペトロフに言いました。その夜、ユーリ・ペトロフはシャワーを浴びながら昔のことを再び思い出します。女性に暴行する男性を見ている記憶です。

男性はユーリ・ペトロフの実の父親であり、実はMr.レジェンドの正体でもありました。そして殴られていた女性はユーリ・ペトロフの母です。父は「どうせこんな私など使い物にならないと思ってるんだろ!」と言って何度も母を殴りました。ユーリ・ペトロフが止めようとした瞬間、NEXT能力の青い炎が父の腕に燃え移ります。父は燃える腕でユーリ・ペトロフの顔を掴みました。

これによって、ユーリ・ペトロフは顔に火傷を負ってしまいます。父は鼻で笑いましたが、ユーリ・ペトロフはそれ以上の炎で包み込み、父を殺してしまいました。それから母は精神を病んでしまいます。母は誰もいない席に父がいるかのように話しかけていました。そんな母に、ユーリ・ペトロフは「父はもういない」と言います。すると母は「あんたのせいだよ!」とユーリ・ペトロフを攻め立てました。

母は父を殺したユーリ・ペトロフを恨んでいました。父は苦しんでいただけで、いつかは元に戻ると思っていたのです。その頃、虎徹はベンに呼ばれてバーに訪れていました。ベンは、実はMr.レジェンドも能力が減退していたのだと言いました。その時代に一緒にヒーローをしていた人物の情報によると、能力減退に悩み、随分と酒に溺れていたといいます。

ユーリ・ペトロフは紅茶を注ぎながら、再び父との過去を思い出していました。幼いユーリ・ペトロフは、Mr.レジェンドのビデオを父と見ていました。現役として活躍していた頃の父は優しく、「もし悪いやつを見かけたら、見て見ぬ振りをしてはダメだぞ」と教えていました。しかし、父はその後能力の減退で酒を煽るようになり、母に暴力を振るうようになったのです。

ユーリ・ペトロフは父の教えの通り、見て見ぬ振りをせず強い男にならなければと思い、父に立ち向かいました。あの過去からユーリ・ペトロフはずっとMr.レジェンドの幻影を見るようになりました。Mr.レジェンドはユーリ・ペトロフに、「お前が私にしたことは本当に正しかったのか?」と問いました。ユーリ・ペトロフはそれを証明するために私刑を繰り返し、悪役と化していたのです。

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タイバニのルナティックの登場回と名言集

7話の名言「私の名はルナティック…」

ルナティックの登場回『TIGER&BUNNY(タイバニ)』の7話では、悪役のルナティックが初めて名前を名乗ります。「私の名はルナティック。私は私の正義で動く」と言いました。この名言は登場回16話で明らかとなった過去にもつながるセリフです。ルナティックの正義とは何か、登場回16話を見てからこの名言を見ると、ルナティックの歪んだ正義が分かります。

8話の名言「タナトスの声を…」

ルナティックの登場回『TIGER&BUNNY(タイバニ)』の8話では、「タナトスの声を聞け」という名言を残しています。これは、折紙サイクロン達を守るバーナビーに攻撃する時に言った名言です。ルナティックはヒーローに対して敵意を向けることはほとんどないのですが、この時はバーナビーに対して明らかな殺意を持っていたといわれています。

「タナトスの声を聞け」という名言はそのセリフのインパクトから、ルナティックを象徴する名言でもあります。この名言も、16話の過去とのつながりがあり、自分を自虐したセリフなのではないかと考察されています。

21話の名言「刮目して己の全てを…」

ルナティックの登場回『TIGER&BUNNY(タイバニ)』の21話では、「刮目して己の全てを省みろ。真の罪人を裁きの導きに導く事こそ私の正義」という名言があります。このセリフはピンチの虎徹を助けた時の名言です。この名言は、「翻って今貴様が偽りの正義の手に委ねられる事。それを看通するのは私の信条に反する。否、私はタナトスの声に従うまで」と続きます。

難しいセリフですが、つまり「濡れ衣を着せられた虎徹が殺されるのを見て見ぬ振りはできない」というようなことを言っています。助けられて戸惑っていた虎徹に、「自分の信条は本当の悪を裁くことにある」と主張していました。

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タイバニのルナティックの声優

遊佐浩二のプロフィール

『TIGER&BUNNY(タイバニ)』のアニメでルナティック役を演じているのは、声優の遊佐浩二です。遊佐浩二は、1968年8月12日生まれの男性声優です。声優事務所には所属しておらず、フリーで声優やナレーターとして活躍しています。アニメなどの声優だけでなく、洋画の吹き替え声優やテレビ番組のナレーションをすることもあります。

声優としては青年役が多く、若々しい声質が特徴です。役柄としては、悪役・軽薄な役・冷酷な役・二面性を持つ役などに抜擢されており、声優として幅広い演技力を見せています。

遊佐浩二の主な出演作品

声優の遊佐浩二の主な出演作品には、『BLEACH』の市丸ギン役、『アイシールド21』の葉柱ルイ役、『魔人探偵脳噛ネウロ』の笹塚衛士役、『黒執事』のラウ役、『青の祓魔師』の志摩廉造役、『鬼灯の冷徹』の白澤役、『魔法少女 俺』の兵衛役、『ACCA13区監察課』のリーリウム役、『薄桜鬼』の原田左之助役、『ソニックアドベンチャー2』のシャドウ・ザ・ヘッジホッグ役などがあります。

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タイバニのルナティックに関する感想や評価

『TIGER&BUNNY(タイバニ)』の1期は一応完結し、その続編映画『The Rising』があるのですが、まだ解決していない事件がたくさんあります。そのうちの一つがルナティックです。結局のところ、ルナティックと虎徹達との対決に関しては決着がついていません。2018年には、『TIGER&BUNNY(タイバニ)』2期のプロジェクトの始動が発表されたので、2期でのルナティックの登場に期待している方も多いようです。

『TIGER&BUNNY(タイバニ)』の好きなキャラクターに、ルナティックを挙げている方もいました。ルナティックはヒーローではありませんが、己の正義で犯罪者を制裁しています。虎徹達と近い位置にいながらも、皆に認められていない存在です。そんな独自の正義を掲げる悪役のルナティックに惹かれる方もいるようです。

『TIGER&BUNNY(タイバニ)』のファンでルナティック推しの方は、ルナティックのグッズが少ないと不満のようです。主人公の虎徹やバーナビーのグッズはたくさんあるのですが、悪役のルナティックの需要は主人公達よりも少ないようです。しかし、中にはコアなファンもたくさんいます。

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タイバニのルナティックの正体や過去まとめ

『TIGER&BUNNY(タイバニ)』のルナティックは、犯罪者を私刑によって殺害している悪役で、ダーク・ヒーローのような存在でした。ルナティックの正体は裁判官のユーリ・ペトロフでした。ユーリ・ペトロフの父はMr.レジェンドで、過去に父を殺してしまったことを正当化するために、ダークヒーローのような活動をしていることが判明しました。

ルナティックとはまだ決着が付いていないので、『TIGER&BUNNY(タイバニ)』の2期で決着がつくのではないかといわれています。もし2期の放送が始まったら、ルナティックにも注目です。

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