【タイバニ】ドラゴンキッドがかわいい！稲妻カンフーマスターの能力と声優は？

ドラゴンキッドは人気作品『TIGER&BUNNY』(通称タイバニ)で活躍するかわいいキャラクターです。声優担当は伊瀬茉莉也さんです。ドラゴンキッドのかわいいキャラクターについて詳しく触れる前に、まずは『タイバニ』について紹介していきます。

『タイバニ』こと『TIGER&BUNNY』は、2011年4月～9月に全25話でTV放送されたアニメ作品です。職業でスポンサーをつけてヒーローをしているという設定と、アメコミタッチな世界観などが話題を呼びました。制作はガンダムシリーズなどで有名なサンライズ。キャラクターデザインは漫画家の桂正和氏です。

『タイバニ』作中のヒーローたちは、すべてスポンサー企業がついています。この『タイバニ』の設定は実際のスポンサー企業とリンクしており、TVアニメ『タイバニ』の放送中はさまざまな商業展開が行われました。TVアニメ放送中のCMには、『タイバニ』キャラクターを使ったものもありました。1番多く放送されたのは、かわいい女子ヒーローのブルーローズによるペプシNEXのCMです。

『タイバニ』TVアニメ終了後の翌年の2012年、TV版の第1話と第2話に新規エピソードを加えた『劇場版 TIGER & BUNNY -The Beginning-』が公開されました。そして2014年には、TV版のその後のエピソードである『劇場版 TIGER & BUNNY -The Rising-』が公開されました。『タイバニ』は漫画化や舞台化も果たしています。2019年9月、『タイバニ』はパチンコスロットにもなりました。

そして2015年、『タイバニ』はハリウッドによる実写映画化の発表がされました。物語の世界観がアメコミやハリウッドを連想させるという声は多く、ハリウッドでの実写化は『タイバニ』ファン待望ともいえます。

『タイバニ』実写映画版の脚本を担当するのは新鋭のエレン・シャンマン氏。プロデューサーにはアカデミー監督としても知られるロン・ハワード氏、ロン・ハワード氏と共に『ビューティフル・マインド』でアカデミー賞を受賞したアキヴァ・ゴールズマン氏などがいます。

タイバニのあらすじを紹介します。『NEXT』と呼ばれる特殊能力者が、世界で確認されてから45年。大都市シュテルンビルトでは、『NEXT』の能力を駆使して街の平和を守るヒーローを映した『HERO TV』という番組が人気でした。『HERO TV』に出演するヒーロー達はスポンサーがついていて、事件解決のほかに、各企業のイメージアップも担っています。

タイバニの主人公・ワイルドタイガーこと鏑木・T・虎徹(かぶらぎ・ティー・こてつ)は、『HERO TV』に出演しているベテランヒーローです。スポンサーの方針より市民の安全を優先する性格で、人気はいまひとつです。ある日、上の方針で、自分と同じ能力の新人ヒーローであるバーナビー・ブルックスJrとコンビを組むことになります。虎徹とバーナビーは初のバディヒーローとして、シュテルンビルトで活躍していきます。

タイバニに登場するドラゴンキッドは、オデュッセウスコミュニケーション所属のヒーローです。雷を操る能力を持つNEXTです。幼い年齢から格闘技を習っていて『稲妻カンフーマスター』という二つ名があります。ヒーロー衣装は中国の拳法着のようなもので、長細いこん棒が武器です。身長は157㎝。本名は黄宝鈴(ホァン・パオリン)。明るく真面目な性格で、ボーイッシュな雰囲気の女の子です。

ドラゴンキッドは、そのヒーロー名からもわかるようにまだ未成年です。ただし年齢は、はっきりとわかっていません。タイバニのヒーローの中では1番年齢が下で、10代ということは判明しています。実はタイバニのキャラクターで、正確な年齢がわかっているキャラは少ないです。主人公の愛娘である楓は、年齢が9歳と明かされています。タイバニのキャラたちの正しい年齢が知りたい！というファンは多いようです。

またドラゴンキッドは劇場版タイバニ第2弾において、ボブのショートカットから、より短いベリーショートカットになりました。前の髪型が良かった!というファンも、ベリーショートが最高にかわいい!というファンもいます。ヒーロー中で1番年齢が下であるドラゴンキッドは、タイバニファンからも親目線まじりで、親しまれています。

タイバニ作中のTV番組『HERO TV』に出演するヒーローたちは、全員がスポンサー企業のロゴをつけて戦っています。このスポンサー企業はすべて、現代社会に実在している企業です。ドラゴンキッドについているスポンサーは、お菓子製作会社の老舗『Calbee』と、ゲーム事業を行う『DMM.com』です。劇場版ではスポンサーが『DMM.com』から、通信カラオケを提供している『DAM』へと変わりました。

ドラゴンキッドはヒーローの中で年齢が1番下で、素直で真面目なキャラクターです。また食欲旺盛なキャラクターで、色気より食い気といったお年頃です。年齢的にも性格的にも子供に好かれそうなドラゴンキッドのキャラクターは、お菓子製作会社の『Calbee』に、ぴったりといえます。

しかしドラゴンキッドの頭部にあるスポンサーのロゴ入り看板は、大きいけれど平面のものです。横を向いたときなどは、スポンサーのロゴがまったく見えなくなります。そしてドラゴンキッドはタイバニ主人公の虎徹と同じく、スポンサーや番組よりも、市民の安全を優先するタイプです。ドラゴンキッドのスポンサー企業アピールがどこまで成功しているかは、不明なところです。

ドラゴンキッドは、周囲との関係性もかわいい！と言われています。そのひとつが『女子組』『女子メンバー』などと呼ばれている、ドラゴンキッド、同性のブルーローズ、姉御肌で兄貴肌のファイヤーエンブレムの組み合わせです。この3人は『乙女☆クラブ』というかわいいユニット名で、『愛 Scream!!!』『恋するヒロイン』というキャラクターソングも歌っています。

『劇場版 TIGER & BUNNY -The Rising-』では、ファイヤーエンブレムとドラゴンキッドのエピソードがありました。劇場版タイバニにおいて、ファイヤーエンブレムはTV版よりもキャラクターの掘り下げがされています。ファイヤーエンブレムは作中、敵の手によって悪夢を見せられます。ファイヤーエンブレムは過去、マイノリティであると差別を受けていました。そのトラウマを夢の中で再生されて、苦しみます。

苦しむファイヤーエンブレムを救ったのは、ドラゴンキッドです。ドラゴンキッドは敵に向かって「ファイヤーエンブレムは男の人みたいに強くて、女の人みたいに優しくてあったかい」と訴えます。ファイヤーエンブレムはそれを聞いて、夢から目覚めます。このエピソードから、ドラゴンキッドはネイサンに憧れていると捉えることができます。ありのままのドラゴンキッドがかわいい！という感想が集まっています。

またファンの間では、折紙サイクロンことイワン・カレリンと、ドラゴンキッドの、恋模様を望む声もあります。比較的年齢が近いことなどが、恋愛候補としてあがる理由のようです。さて『TIGER&BUNNY』ことタイバニは、ハリウッドでの実写化が決まっています。ハリウッド版タイバニでは、どのようなラブストーリーが展開されるのか、視聴者は気になるところです。

タイバニに登場するドラゴンキッドの一人称は『ボク』です。そしてヒーロー衣装は、拳法着のようなものです。同じ女子ヒーローのブルーローズは、胸や足が露出したヒーロー衣装で、いわゆる女らしさを前面に出したものです。対してドラゴンキッドのヒーロー衣装は中性的といえます。ドラゴンキッドはプライベートのときは黄色いトラックスーツを着ていることが多く、ボーイッシュな魅力といえるキャラクターです。

かわいくて女の子らしいとされるアクセサリーなどは、「ボクには似合わないよ！」と恥ずかしがって避けます。食べるのが大好きで、喜んで食事を食べるシーンもあります。ドラゴンキッドは元気なボクっ娘キャラなのがかわいい！と、タイバニファンから好かれています。

なお余談ですがキャラクターデザインの桂正和氏によると、女子ヒーローのブルーローズはそれほど豊かでない胸を、ヒーロー衣装によって大きく見せているそうです。ブルーローズはヒーロー時には高飛車な女王キャラクターですが、プライベートではあどけなさが残る女子高生です。主人公の虎徹にひそかに想いを寄せており、そんな様子もかわいい！と言われているキャラクターです。

TVアニメ版タイバニ第9話『Spare the rod and spoil the child. (かわいい子には旅をさせよ)』では、ドラゴンキッドにスポットが当てられました。あらすじはこうです。ある日主人公の虎徹は、物を動かすテレキネシスの能力を持ったNEXTの赤ん坊を預かります。しかしうまくあやせず、その赤ん坊に気に入られたドラゴンキッドに協力を頼みます。ドラゴンキッドは言われたとおり、赤ん坊の子守に励みます。

しかし散歩に出た際、ドラゴンキッドは赤ん坊と共に誘拐されます。誘拐犯も特殊能力を操るNEXTでしたが、赤ん坊とドラゴンキッドのほうが強かったため、爽快に危機を脱出しました。ドラゴンキッドは誘拐犯とのやりとりをきっかけに、両親から受けた愛を確認します。そして事件解決後、ドラゴンキッドは両親からもらった花飾りをつけて、照れ笑いをしていました。

第9話において、ドラゴンキッドはてきぱきと子守をしたり、雷を操る能力を応用してスタンガンを無効化したりと、大活躍でした。第9話の最後に花飾りをつけたドラゴンキッドは、虎徹に「かわいいぞ」と頭をなでられます。このシーンでのふたりのやりとりは微笑ましく、ドラゴンキッドの笑顔がかわいい！と好評です。

タイバニ最年少ヒーローであるドラゴンキッドは、雷を操る能力を持つNEXTです。強力な電撃を相手におみまいできるので、タイバニヒーローの中でも戦闘力が高いとされています。タイバニ第1話から犯人を逮捕していますし、第9話では誘拐犯のスタンガンを無効化しています。年齢が1番下のうちから大活躍のドラゴンキッドは、将来はとても強いヒーローになる可能性もあります。

ドラゴンキッドは幼少期から格闘技を習っていて『稲妻カンフーマスター』という二つ名があります。OPや犯人逮捕時もまず、こん棒や格闘技を駆使して攻撃しています。むしろ雷を操るNEXT能力は、普段は補助として使っているようにも見受けられます。NEXT能力に頼りきらずに街を守る姿は、真面目なドラゴンキッドらしい一面といえます。ドラゴンキッドのヒーロー時の活躍は、勇ましくてかっこいいと好評です。

ドラゴンキッドの声は、声優の伊瀬茉莉也(いせ・まりや)さんが担当されています。ではここで、声優の伊瀬茉莉也さんのプロフィールを紹介します。伊瀬茉莉也さんは1988年9月25日生まれ。尊敬する声優に『Yes!プリキュア5』で共演した、三瓶由布子さんの名前を挙げておられます。伊瀬茉莉也さんはアニメ『HUNTER×HUNTER』のミュージカル鑑賞時に、出会ったプロデューサーに「声優になりたい」と言ったそうです。

伊瀬茉莉也さんは「声優になりたい」とプロデューサーに告白したことから、三ツ矢雄二さん主宰の声優養成所を紹介されて、入所します。伊瀬茉莉也さんは2004年『愛してるぜベイベ★★』にて声優デビューを果たしました。その後2006年に『エア・ギア』の野山野林檎役にて、レギュラー役の声優として活躍します。

2007年にはプリキュア声優としてもデビューします。2007年の『Yes!プリキュア5』翌年の2008年『Yes!プリキュア5GoGo!』において、キュアレモネード役を務めました。キュアレモネードは光を操るプリキュアで、ドラゴンキッドと同じく、イメージカラーは黄色です。そのほかに『メンバーの中では1番年齢が下で、かわいい後輩キャラクター』といった共通点もあります。

声優の伊瀬茉莉也さんの出演作品を、一部紹介していきます。2007年『Yes！プリキュア5』2008年の『Yes!プリキュア5GoGo!』でキュアレモネード役、2009年～2019年『FAIRY TAIL』でレビィ・マグガーデン役、2011年『HUNTER×HUNTER』でキルア＝ゾルディック役、2019年『約束のネバーランド』でレイ役などを担当されました。

タイバニに登場するドラゴンキッドのフィギュアは色々なタイプが販売されています。この項目ではかわいいドラゴンキッドのフィギュアを、ひとつひとつ紹介していきます。

まずはプライベートのドラゴンキッドのフィギュアです。この黄色いトラックスーツ姿のときはヒーロー仲間からは本名の『ホァン』と呼ばれています。視聴者からは『キル・ビル』のトラックスーツに似ていると言われています。勇ましいかけ声が聞こえてきそうなポージンが似合うフィギュアで、彼女の性格がよく出ているといえます。

上記の画像は、ファイヤーエンブレムの普段の姿『ネイサン・シーモア』のフィギュアと並べられた、ドラゴンキッドことホァン・パオリンのフィギュアです。ドラゴンキッドはタイバニ作中の『HERO TV』のヒーローの中で1番年齢が下のキャラクターです。ファイヤーエンブレムの年齢は何歳なのか、気になるところです。

こちらはタイバニ本編よりもデフォルトされたフィギュアです。先にあげたものと同じく、ドラゴンキッドのプライベートの姿、ホァン・パオリンです。頭に紫色の花の髪飾りをつけています。これは第9話のエピソードを再現したフィギュアで、頭につけられたシオンの髪飾りは、両親から送られたものという設定があります。

なおTVアニメ版タイバニの最終回においても、ホァンはこのシオンの髪飾りをつけています。かわいいワンピースを着てシオンの髪飾りをつけてもじもじしているホァンは、普段とは違う魅力があると好評でした。

最後にヒーロー衣装のドラゴンキッドのフィギュアを紹介します。タイバニOPでもおなじみの姿です。BANDAI SPIRITSから発売されているアクションフィギュアなので、自由にポーズを変えられます。ドラゴンキッドの衣装や武器の棍棒がばっちり再現されています。スポンサーロゴはタイバニ劇場版のもので、『Calbee』と『DAM』です。

上記画像のように、にっこり笑顔にすることもできます。フィギュアはドラゴンキッド単体で飾っても良いですし、また他のタイバニヒーローフィギュアと並べて、作中のシーン再現をするのも、楽しみ方のひとつです。

それではタイバニのドラゴンキッドに対する感想や評価を紹介していきます。まずは作中のヒーロー活動に関する考察です。ドラゴンキッドは強い戦闘能力を誇り、ヒーローとしての成績も申し分のないキャラクターですが、人気はいまひとつです。スポンサー企業の社員であるナターシャからは「もうすこし華があってもいい」というようなことを言われています。ドラゴンキッドは「恥ずかしい」と嫌がっています。

こちらはTVアニメ版タイバニ最終回で恥ずかしがるホァンがかわいい！というものです。天使とまで称しています。よくファンからかわいいといわれるホァンは、劇場版ではベリーショートヘアを披露しました。ホァンことドラゴンキッドは、ショートヘアの似合う大人へと成長しているようです。より自分らしい姿を求める彼女が好き、という声が集まっています。

こちらは劇場版タイバニに寄せられた感想です。年齢相応にはしゃいだり、素直に謝れるホァンがかわいいというものです。ホァンを女子組唯一の癒しとも、感想を述べておられます。

ドラゴンキッドはタイバニこと『TIGER&BUNNY』に登場する、かわいい女子ヒーローです。声をあてるのは声優の伊瀬茉莉也さん。作中のTV番組『HERO TV』では1番年齢が下のキャラクターです。スポンサーはTVアニメ版タイバニでは『Calbee』と『DMM.com』です。劇場版タイバニでは、スポンサーが『DMM.com』から『DAM』へと変わりました。一人称がボクで、ボーイッシュな1面も少女らしい1面も持っています。

『タイバニ』こと『TIGER&BUNNY』は、TVアニメ版が2011年4月から9月まで放送されました。放送終了後も話題が続いている人気作品です。2019年9月からは日本全国で、パチンコスロットが稼働しました。そして2015年にはハリウッドによる実写映画化のプロジェクトがあると、発表されました。2018年1月には、アニメの新シリーズが企画されていると発表がありました。

『タイバニ』こと『TIGER&BUNNY』は、ハリウッドでどのような実写映画になるのか。アニメの新シリーズはどのようなものか。視聴者が気になるところです。ドラゴンキッドの新たな活躍にも、期待が集まっています。