【炎炎ノ消防隊】プリンセス火華の声優は？ツンデレキャラの名シーン・名セリフも紹介

プリンセス火華は「炎炎ノ消防隊」に登場する女性キャラの1人で「砂利が」と人を見下したようなセリフを口にするのが特徴的です。高圧的で高飛車な性質、セクシーな見た目から作中では女王様のキャラとして君臨しています。しかし、その一方で主人公の森羅に対してはデレてしまうという乙女でかわいい一面も。

「炎炎ノ消防隊」には炎を操る特殊能力者が数多く登場するのですが、プリンセス火華もその一人。焔ビトと戦う特殊消防隊員であり、第5消防隊の大隊長を務める人物でもあります。

「炎炎ノ消防隊」とは大久保篤原作の漫画作品であり、2015年から「週刊少年マガジン」で連載が開始されました。焔ビトと戦う特殊消防官を描いたサイエンスダークファンタジー作品で、2021年の2月にコミック27巻までが発売されています。

アニメは第2期までが既に放送されており、1期は2019年7月から12月まで、第2期は2020年7月から12月まで放送。今回ご紹介のプリンセス火華はアニメでは第4話から登場します。

「炎炎ノ消防隊」の世界では、人の体が或る日突然炎に包まれるという人体自然発火現象が起きています。炎に包まれ、自我を失ってしまった人間は「焔ビト」と呼ばれ、化け物として恐れられます。そして、その焔ビトと戦うのが特殊消防官です。

物語は焔ビトや敵対する組織と森羅たちのバトルメインに描かれますが、焔ビトの正体は？何故出現したのか？など、自然発火現象の真相に迫るサスペンス要素もあり、非常に奥行きの深いストーリー展開となっています。

炎炎ノ消防隊に登場するキャラの多くは炎を操る能力を持っており、能力に応じて、第2世代、第3世代と呼び名が違います。消防隊員の中には能力を持たない無能力者も存在しており、焔ビトと戦う際には「退治」ではなく「鎮魂」という言葉を使うのも大きな特徴です。

「炎炎ノ消防隊」の主人公は森羅日下部という少年です。森羅は幼い頃、火事により母親と弟を亡くしているのですが、その火事には不可解な事実がいくつか存在します。森羅は火事の真相を究明すると共に、人々を炎の恐怖から助け出すヒーローとなるべく特殊消防隊に入隊します。そして第8特殊消防隊の仲間と共に、過去の事件や焔ビトの謎解明のために奔走します。

プリンセス火華の基本プロフィールは年齢20歳、身長169センチ、誕生日は3月3日と発表されています。褐色の肌に淡いピンクの長い髪、豊満な肉体の持ち主であり、高圧的で女王様気質なキャラクターです。「砂利が」のセリフが特に有名で、自分の部下のことも砂利と呼んでは下僕扱いをしています。

プリンセス火華は第5消防隊の大隊長も努めており、華を模った炎を使った攻撃や熱失神を起こさせる能力を持っています。この能力は森羅との戦いに登場し、森羅も苦戦を強いられました。しかし、最終的には森羅に敗北し、ヒーローとして真直ぐに向かってくる森羅に対し、プリンセス火華は恋をしてしまいます。

それまでは女王様キャラを貫いていたプリンセス火華が森羅の前でだけはかわいいデレな部分を発揮してしまい、ツンデレキャラに転身。その後は第8消防隊に協力するようになり、何かと理由をつけては森羅にも頻繁に会いにくるようになります。

第8特殊消防隊でシスターをしているアイリスとは同じ修道院の出身です。プリンセス火華が非人道的な実験に手を染めていたのには、過去の事故が関係しているのですが、それについてはかわいい魅力や名シーン、名セリフの項目でご紹介していきます。

プリンセス火華の声は声優として活躍するLynnが担当しています。セクシーな女性を演じることが多いようですが、クールな女性を演じることもありプリンセス火華の声を聞いて驚いたファンもいる様子です。ここからはLynnのプロフィールと主な出演作品をまとめています。

Lynnは6月1日生まれ、出生は神奈川県横須賀市、出身地は新潟。日本人とアメリカ人のハーフで、アーツビジョンに所属して声優として活躍しています。幼い頃から芸能界に憧れていましたが、Lynnがアニメ声優に興味を持ったのは当時、既に声優として活躍していた山口勝平がきっかけでした。

高校へ進学したLynnは日本ナレーション演技研究所基礎科へ通い、卒業後にアーツビジョンに所属。テレビアニメ声優デビューは2012年の「NARUTO -ナルト- 疾風伝」ですが、その時はアカデミーの生徒、という端役を演じていました。

自身で「りんちゃんねる」というYouTubeのチャンネルを持っており、ゲームの実況やアフレコなどいろいろなことに挑戦している姿も見られます。SNSもやっているので声優Lynnに興味を持った方はチェックしてみてはどうでしょうか？

Lynnはセクシーな女性以外にもクールな役も演じており「ぼくたちは勉強ができない」の桐須真冬などがそうです。プリンセス火華も主な出演作の一つですが、他にも「君の膵臓をたべたい」の山内桜良や「ハイスクール・フリート」の宗谷ましろ、「ソードアート・オンライン」のシェータ・シンセシス・トゥエルブなどで活躍しています。

プリンセス火華は女王様気質なキャラとは裏腹にかわいい魅力もたくさん持っています。その一番の理由は森羅に対するデレな部分なのですが、こちらではプリンセス火華のかわいい魅力を名シーンや名セリフと共にご紹介していきます。

プリンセス火華がかわいい、と言われる魅力の1つはセクシーなところです。体は細身ですが胸が大きく、胸元の大きく開いた服を着用しています。腰から足にかけては大きくスリット、足元は黒いハイヒール、とそのフェロモン全開の姿に多くの男性が魅了されているようです。

特にプリンセス火華が大隊長を務める第5特殊消防隊の部下たちは、プリンセス火華に虐げられることに喜びを感じている様子。椅子代わりにされたり「砂利が」と罵られても「もっとお踏みください」を頬を赤らめて喜んでいます。

登場したばかりの火華は部下を下僕の様に扱い、非人道的な実験に手を染めるなど、高圧的でサディスティックな一面が目立つキャラクターでした。しかし、森羅との戦いを通じ、彼の真直ぐな信念に真っ向からぶつかったことで、プリンセス火華は森羅に恋をしてしまいます。

すると、それまではツンを貫いてきたプリンセス火華は「だって、好きになっちゃったんだもん」という可愛らしい台詞を口にするなど、恋する乙女な一面を見せるようになり一気にツンデレキャラへと転身。しかし、森羅以外への態度は変わらずシビアで、森羅の前でだけデレデレなところがかわいいと言われています。

プリンセス火華は焔ビトによる火事で大切な人を亡くしており、それが原因で炎を強く憎んでいます。それ故に灰島にも手を貸して非人道的な実験に手を染めてきたのです。しかし、この行動の裏には「他の人を自分のように苦しませたくない」という思いがあります。
 

プリンセス火華は悪に染まり自らの心を歪ませることでより強大な悪に今まで対抗してきたのです。その行動の結果が非人道的な実験や焔ビトの研究のために灰島重工に手を貸すことだったのですが、信念のためならば手段を選ばないといった強さを持ち合わせていることがわかります。

修道女にいた頃のプリンセス火華は、かわいい優しいお姉さんだったようです。そのことについてはシスターアイリスも認めており、昔は優しかった、特殊消防隊の隊長を務めるようになって変わってしまったと言っています。

過去の回想では、修道院で華を模った炎を浮かせて周りのシスターたちを楽しませるシーンもあり、面倒見の良いお姉さん的存在だったことが伺えます。森羅との戦いを通じて第8に協力するようになると、以前のような優しいかわいい一面も見せるようになります。

プリンセス火華はかつて、アイリスと共に修道院でシスターとなるべく修行に励んでいました。しかし、ある日教会を焔ビトが襲い、プリンセス火華とアイリスを残して他のシスターは皆火事の炎亡くなってしまったのです。

プリンセス火華は修道院の中ではあまり敬虔なシスターではありませんでした。そんな自分が生き残り、アイリスを残して他のシスターが死んでしまったことはプリンセス火華に大きなショックを与えました。彼女はこの事件をきっかけに炎を悪と憎み焔ビトの研究に熱を入れるようになっていきます。

森羅の前ではデレデレのかわいい女子になってしまうプリンセス火華。何故そこまで森羅の前ではデレてしまうのか？それは森羅とプリンセス火華が一対一で戦った時に、森羅がプリンセス火華に対して真直ぐに向かっていたことが関係しています。

戦いの序盤ではプリンセス火華が熱失神を繰り出し、倒れる森羅に別の攻撃を仕掛ける、という技のコンビネーションでプリンセス火華の方が優位に立っているように見えました。しかし、プリンセス火華の態度を見た森羅は「あんたは勘違いしている」と告げ、プリンセス火華のことも助けようと立ち向かってきます。

そんな森羅に動揺しつつも攻撃を仕掛けるプリンセス火華でしたが、とうとう森羅の攻撃が彼女に届き、森羅はプリンセス火華に一撃入れることに成功しました。その一撃は物理的なショックもあったのでしょうが、プリンセス火華の心を揺さぶる要素もあったようです。

こうして森羅に敗北したプリンセス火華は、自分さえも救おうとする森羅の態度に人としても男性としても心を奪われてしまったようです。悪の力で悪に対抗していた火華も元々は優しい人物ですので、森羅の姿を見て自らも真正面から悪に対抗したいと感じたのかもしれません。

プリンセス火華のセリフと言えば「砂利」です。砂利は幼い子供を示す言葉で、ガキ、というような意味合いで使っています。このセリフに魅了される男性は多く、特に部下は「砂利砂利」と口にし、自ら虐げて欲しいと望むような者も多くいるようです。

プリンセス火華の攻撃には「火華」の名前のとおり、華をモチーフとした攻撃技がいくつかあります。また、熱失神という特殊な能力も持っており、これには森羅も苦戦を強いられました。こちらの記事ではプリンセス火華の攻撃技や能力についてご紹介していきます。

プリンセス火華は華を模った炎を攻撃に使う技として、鉄仙(クレマチス)と桜という技があります。鉄仙(クレマチス)は華を模った炎を相手へ向けて発射し、皮膚に触れさせることで火傷を負わせて体力を削る技です。

桜は炎で桜の木を作り出し、花弁を武器として使います。満開になった桜の花びらは広範囲に散り、相手に火傷を負わせます。応用技として桜吹雪という技もあり、こちらは炎の花弁を自在に操って炎の渦を作り出し、相手を攻撃します。

プリンセス火華のもう1つの特徴的な能力は相手に熱失神を起こす技です。相手の周りに熱を纏わりつかせ、その熱により血管を膨張、血圧を下げることによって脳へ流れる血液の量を減らします。熱失神をくらった相手は激しい眩暈に襲われ失神してしまいます。

初めて森羅がこの技を食らった時、何が起きたのか分からないまま激しい眩暈をおこして倒れてしまいました。並の人間では一発だけでも失神して起き上がれないかもしれませんが、森羅はこの技を何度もくらいながらもプリンセス火華に立ち向かっていました。

炎炎ノ消防隊にハマっているというファンからはLynnの声がいい、似合う、との声が寄せられています。プリンセス火華のファンは是非、名セリフでもある砂利に、是非立候補したいとの声もあり、女王様気質なプリンセス火華のファンも多いようです。

声優Lynnの誕生日を祝うコメントです。Lynnは今回ご紹介のプリンセス火華にも数多くの作品に出演しており、ファンからは他のキャラクターも評価されている模様です。特に「ぼくたちは勉強ができない」の真冬はクールなキャラなので演じ方を比較して驚くファンもいるようです。

声優Lynnが可愛い、きれい、という声もありました。写真もアップされていますが、YoutubeのりんちゃんねるでもLynn本人が顔出しをしているので、気になる方はそちらもチェックしてはいかがでしょうか？

プリンセス火華のかわいいシーンや名セリフなど、声優Lynnの活躍と共にまとめてみましたがいかがでしたでしょうか？「砂利が」というセリフは印象が強いようで、SNSではプリンセス火華を紹介したりコスプレをするファンのコメントに「砂利」というセリフが数多く見られました。

声優のLynnも似合っている、素敵、などの声が多数見られました。他のアニメでは違うキャラも演じていますので、気になった方はLynnのSNSやYoutubeも是非チェックしてみてください。