炎炎ノ消防隊は面白い？つまらない？漫画・アニメ版の評価と感想をネタバレ紹介

2019年の7月にアニメ化され、その物語の面白さやキャラクターの魅力から面白いといった好評な感想を多く集めて大ブレイクした漫画炎炎ノ消防隊。アニメ化によってブレイクした炎炎ノ消防隊は2020年6月現在も人気が衰えておらず、逆にその知名度を広げ続けています。本記事ではそんな漫画炎炎ノ消防隊について面白いといった感想とつまらないといった感想の理由やアニメとの違いなどについてまとめましたのでご紹介していきます。

では面白いやつまらないといった感想を集める理由などをご紹介する前に、漫画炎炎ノ消防隊の作品情報と物語のあらすじについて簡単にご紹介していきます。本記事で面白いやつまらないといった感想をご紹介する炎炎ノ消防隊とは2015年に｢週刊少年マガジン｣で連載を開始した大久保篤の漫画作品です。漫画炎炎ノ消防隊は自然の発火現象から生まれた怪物と特殊消防隊による戦いを描いたサイエンスファンタジー作品となっています。

2020年6月現在も漫画炎炎ノ消防隊は｢週刊少年マガジン｣で連載され続けており、これまで23巻もの単行本が刊行されています。そんな漫画炎炎ノ消防隊はその面白い物語や登場人物の魅力などの様々な理由で非常に人気を博しており、2020年6月現在までに300万部を越える累計発行部数を記録しています。この人気から漫画炎炎ノ消防隊は2019年の7月から12月までアニメ化され、2020年の7月には2期の放送が予定されています。

漫画炎炎ノ消防隊の世界ではある日を境に人体の自然発火現状が多発し、｢焔ビト｣と呼ばれる全身炎に包まれた怪物が暴れ回っていました。人類は｢焔ビト｣の驚異から市民を守るために｢特殊消防隊｣という組織を設立し、日々自然発火現象の原因や解決方法を探っていました。そんな世界で昔｢焔ビト｣の手によって家族を失った主人公の森羅は若くして｢特殊消防隊｣へ入隊し、同じ過ちを繰り返さないために極炎の世界に身を投じるのでした。

ではここからは本記事の本題であるアニメ化された漫画炎炎ノ消防隊が面白いといわれる理由についてまとめてご紹介していきます。まず最初に炎炎ノ消防隊が面白い理由として挙げられるのは第1話の構成です。漫画やアニメ作品にとって第1話は最終回と同じほど非常に重要な回となっています。第1話というのはドラマと同じく最初の掴みであり、もし第1話の構成がめちゃくちゃな内容となってしまうと一気に見放されてしまいます。

特にアニメにとって第1話は力を入れて製作する必要があり、失敗してしまうと原作ファンからも遠ざけられてしまうことになってしまいます。では炎炎ノ消防隊の漫画とアニメの第1話はどうだったのでしょうか。なんと炎炎ノ消防隊はアニメと漫画両方とも第1話が非常に良く出来ており、面白いといった感想が多く寄せられています。この第1話が面白いということから炎炎ノ消防隊が非常に高い人気を博しているのは間違いありません。

2つ目にご紹介する炎炎ノ消防隊が面白いといわれる理由は無駄な設定や長い会話が無いところです。近年漫画やアニメ界では異世界を舞台にしたファンタジー作品が流行しています。しかしファンタジー作品の多くが無駄な設定を多く取り入れており、その説明だけで多くの場面を使ってしまっています。またそれを防ぐために尺を短くした結果、細かい設定の説明だけを永遠と垂れ流すシーンとなってしまって、悪循環が生まれています。

そのため、面白いといわれることから炎炎ノ消防隊を見ようと考えている方にとって同じファンタジー作品であることから大きな不安要素となってしまっています。しかし漫画炎炎ノ消防隊は伝えたいことや設定を端的に伝え、無駄に垂れ流す説明シーンなどが存在しません。なので読者やアニメの視聴者は煩わしさを感じず見ることが出来ます。この序盤に垂れ流しとなる説明シーンが無いのも面白いといわれる大きな理由といえるでしょう。

3つ目にご紹介する炎炎ノ消防隊が面白いといわれる理由はギャグシーンとシリアスなシーンの見事なバランスです。上述では1話や細かい設定をどう伝えるのかといったアニメと漫画に重要な要素をご紹介しました。この2点に加えてギャグシーンとシリアスシーンのバランスも面白いと評価されるのに必要な要素の1つとなっています。もしシリアス中心の作品だと突然ギャグシーンに変わってしまった際に冷めてしまうケースがあります。

それとは逆に、ギャグが中心の作品なのにシリアスなシーンが突然描かれてしまうといきなり見るのが疲れてしまいます。このように、漫画やアニメといった作品はシリアスとギャグのバランスが非常に大事なのです。炎炎ノ消防隊は漫画とアニメと共に同じく、シリアスなシーンとギャグシーンを絶妙なバランスで入れ込んでいます。このバランス力から多くの読者やアニメ視聴者へ面白いから飽きないといった印象を与えているのです。

4つ目にご紹介する炎炎ノ消防隊が面白いといわれる理由は登場するキャラクターの個性溢れる魅力です。漫画作品やアニメ作品にとって、登場するキャラクターは何よりも重要な要素となっています。例えば物語が良いものの、登場するキャラクターに何の魅力も無ければ面白いといった好評な評価を得ることが出来ません。しかし、キャラクターさえ良ければ物語が面白いもので無くても一躍大ヒットを記録するケースが多々あります。

このように、漫画作品やアニメ作品にとって登場するキャラクターの魅力は非常に大事なのです。では炎炎ノ消防隊の登場キャラクターはどうなのでしょうか。炎炎ノ消防隊に登場するキャラクター達はそれぞれに個性溢れる魅力があり、全てのキャラクターが立っています。それに加えて物語も非常にバランス良く仕上がっています。おそらく炎炎ノ消防隊が面白いといわれる理由で一番多いのが登場人物の魅力なのではないでしょうか。

上述でご紹介した通り、炎炎ノ消防隊は様々な理由から面白いといった好評な感想が多く寄せられています。しかし面白いといった感想を多く集める一方で、つまらないといった感想もSNS上で寄せられてしまっています。ではどのような理由で炎炎ノ消防隊はつまらないといわれているのでしょうか。ではここからは漫画炎炎ノ消防隊がつまらないといわれる理由についてご紹介します。まず最初に挙げられる理由は主人公の願望です。

炎炎ノ消防隊の主人公である森羅日下部は家族を｢焔ビト｣に殺されたことがきっかけとなって｢特殊消防隊｣に入隊します。しかし本来自分のような犠牲者を出さないために入隊した森羅日下部ですが、なぜかヒーローと呼ばれることに固執してしまっています。だが森羅日下部達が戦う｢焔ビト｣は元々人間です。この元々人間だった｢焔ビト｣を倒してヒーローになることを拘る森羅日下部の思いには多くの方々から疑問視されています。

2つ目にご紹介する炎炎ノ消防隊がつまらないといわれる理由はシスターの必要です。炎炎ノ消防隊の世界では｢聖陽教｣と呼ばれる宗教が国教となっています。聖陽教はその名の通り太陽を崇める宗教であり、｢焔ビト｣を倒す｢特殊消防隊｣の支援を行なっています。そのため｢特殊消防隊｣にとって聖陽教は切っても切り離せない関係にあります。そんな太陽を崇める宗教の聖陽教は｢特殊消防隊｣にシスターを隊員の1人として配属させています。

｢特殊消防隊｣は人類を襲う｢焔ビト｣を殺す組織です。しかし｢焔ビト｣は元々人間であり、魂を天国へ導かなければなりません。聖陽教のシスターは元々人間であった｢焔ビト｣に祈りを捧げて鎮魂させるために存在しているのです。しかし、基本シスターは｢特殊消防隊｣で戦力にならない存在となっています。このことから足手まといなのに所属させることを反対する読者やアニメ視聴者からつまらないといった感想が寄せられてしまってます。

3つ目にご紹介する炎炎ノ消防隊がつまらないといわれる理由はバトルシーンがワンパターンになってしまっているところです。ファンタジー作品にとってバトルシーンは何よりも緊張さと迫力を与える面白い場面となっています。そのため、多くのファンタジー作品の漫画やアニメはバトルシーンに一番力を入れています。しかし炎炎ノ消防隊のバトルシーンは基本的にワンパターンとなってしまっており、少し飽きを感じさせています。

このバトルシーンがワンパターンであることが原因で炎炎ノ消防隊は漫画とアニメ両方ともつまらないといった感想が一部であがっています。やはりバトルシーンが迫力ある面白い場面になっておれば、多くの新規層のファンを集められ、更なる人気を得ることが可能といえます。もし炎炎ノ消防隊の漫画とアニメがもっとバトルシーンに工夫を加えて新鮮味を感じさせておれば、もっと高い人気を博す作品になったことは間違いないでしょう。

4つ目にご紹介する炎炎ノ消防隊がつまらないといわれる理由は展開の早さです。上述の面白いといわれる理由でご紹介した通り、炎炎ノ消防隊は無駄に長い設定の説明シーンを省いて簡略化しています。しかしそれによって炎炎ノ消防隊はものすごい早さでストーリーが展開していきます。特にアニメは尺があるので、原作以上に展開が速くなってしまっています。これにより、アニメの視聴者は置いてけぼり状態となってしまいました。

炎炎ノ消防隊の作者である大久保篤はあの｢ソウルイーター｣と同じ漫画家です。｢ソウルイーター｣は漫画とアニメ両方で大ヒットを記録した作品であり、2020年6月現在も屈指の人気を誇っています。そんな｢ソウルイーター｣を描く作者の新連載ともあって炎炎ノ消防隊は多くのファンに高く期待されていました。しかしその期待値が仇となって炎炎ノ消防隊は｢ソウルイーター｣ほど爆発的な人気を博すことが出来ませんでした。

ではここからは炎炎ノ消防隊の原作漫画とアニメの違いやアニメの魅力についてご紹介します。漫画を原作にしたアニメ作品は時折原作を無視した作品になってしまうケースがあります。しかし炎炎ノ消防隊のアニメは尺の関係でカットが少しあるものの、原作となった漫画を忠実に再現していますので、ご安心下さい。この原作漫画とアニメに大きな差が無いことからアニメ炎炎ノ消防隊は原作漫画ファンからも高く支持されています。

炎炎ノ消防隊のアニメ版の魅力はなんといってもキャラクターがぬるぬる動くところです。アニメ炎炎ノ消防隊はかなり力を入れて製作されており、基本作画崩壊などが一切ありません。そのためキャラクターの魅力が非常に良く伝わってきます。またアニメ炎炎ノ消防隊はアクションシーンや背景などもしっかりと描かれています。なので漫画もアニメも見たことが無い方はアニメから入った方がより一層楽しめるのではないでしょうか。

炎炎ノ消防隊に関する感想では炎炎ノ消防隊が面白いといった感想が非常に多く寄せられていました。本記事でご紹介した通り、炎炎ノ消防隊は漫画とアニメ問わず非常に多くの魅力が詰まった作品となっています。このたくさんの魅力から炎炎ノ消防隊はアニメ2期の放送が決定するほど非常に高い人気を博しています。

炎炎ノ消防隊に関する感想では炎炎ノ消防隊のキャラクターが魅力的といった感想も多く寄せられていました。炎炎ノ消防隊に登場するキャラクター達は全員魅力的な個性をたくさん持っており、誰一人として欠かせない存在となっています。このキャラクターの魅力も本記事でご紹介した通り炎炎ノ消防隊が面白いといわれる理由の1つといえるでしょう。

炎炎ノ消防隊に関する感想では炎炎ノ消防隊がつまらないといった感想も見受けられました。炎炎ノ消防隊は非常に多くの魅力があるものの、展開が早いことやバトルがワンパターンといった欠点も存在します。しかし漫画やアニメは全員を納得させることなど不可能です。なので炎炎ノ消防隊につまらないといった感想が一部から寄せられるのも仕方ありません。

本記事では炎炎ノ消防隊について面白いといわれる理由やつまらないといわれる理由などをまとめてご紹介しました。残念ながらつまらないといった感想も寄せられていたものの、基本的に炎炎ノ消防隊は非常に高く評価されている作品となっていました。もしこれから炎炎ノ消防隊を見ようとお考えの方は是非本記事をご参考にして頂き、一度炎炎ノ消防隊をチェックしてみて下さい。