2021年03月16日公開
2021年03月16日更新
【ジョジョ】ウエストウッドのプラネット・ウェイブスを考察!能力や元ネタは?
ジョジョ6部は、人気漫画作品シリーズジョジョの奇妙な冒険の6番目のシリーズです。ジョジョ6部は作中でのバトルが非常に激しいと注目された作品でもあります。中でもヴィヴァーノ・ウエストウッド看守のスタンド能力、プラネット・ウェイブスは驚異的な破壊力を誇った能力でした。ここでは、ジョジョ6部に登場する看守・ヴィヴァーノ・ウエストウッドのプラネット・ウェイブスの能力や名前の元ネタを考察していきます。
目次
ヴィヴァーノ・ウエストウッドとは?
ジョジョ6部の作品情報
ジョジョに登場するヴィヴァーノ・ウエストウッドとは、ジョジョ6部に登場する敵のスタンド使いです。ヴィヴァーノ・ウエストウッドは、グリーン・ドルフィン・ストリート刑務所の看守を務めていたキャラクターであり、プラネット・ウェイブスという強力なスタンド能力を使います。ここでは、ヴィヴァーノ・ウエストウッドのプラネット・ウェイブスについてまとめます。
ジョジョ6部の概要
ウエストウッドのプラネット・ウェイブスが登場した、ジョジョの奇妙な冒険6部の作品概要をまとめます。ジョジョ6部は、1980年代から長く愛され続けている漫画シリーズ・ジョジョの奇妙な冒険の6番目のエピソードの事です。「ストーンオーシャン」というタイトルがつけられており、コミックスにも「ストーンオーシャン」と記載されています。ジョジョシリーズは主人公がジョースター家の血縁者であることが特徴です。
ジョジョの奇妙な冒険では、魅力的なキャラクターの独特のセリフ回しや劇中に登場する擬音、スタンド能力という独自のバトル設定が登場し、高い評価を獲得しています。続々とテレビアニメ化されている過去シリーズの人気も依然として高く、ジョジョ6部も2021年現在テレビアニメ化が待ち望まれている状態です。アニメの他にもグッズやゲームなど、様々な分野でメディアミックスされている人気作品です。
ジョジョ6部のあらすじ
ジョジョの奇妙な冒険6部のあらすじを紹介します。ジョジョ6部の舞台となるのは、これまでのシリーズとは違い、「刑務所の中」という閉鎖空間です。主人公である徐倫は敵の陰謀で罠にはめられ、刑務所に収監されてしまいます。徐倫は刑務所内で謎の敵・ホワイトスネイクの攻撃を受け、目の前で父親・承太郎が昏睡状態に陥ります。徐倫は敵の正体を暴き、父を助けるため、限られた情報を元に戦っていきます。
ヴィヴァーノ・ウエストウッドは特別懲罰隔離房棟看守
ジョジョ6部に登場する強敵となったヴィヴァーノ・ウエストウッドのプロフィールを紹介していきます。ヴィヴァーノ・ウエストウッドは、ジョジョ6部の舞台となったグリーン・ドルフィン・ストリート刑務所の特別懲罰隔離房棟で看守を務めていた男性キャラクターです。年齢は28歳。グリーン・ドルフィン・ストリート刑務所に収監されている囚人たちを「社会のカス」と断じる、差別的でプライドの高い性格をしています。
ヴィヴァーノ・ウエストウッド看守は、ヘアスタイルはスポーツ刈りで、衣装もグリーン・ドルフィン・ストリート刑務所の看守の制服という、いたってまともなルックスをしています。ジョジョ6部に登場するキャラクターは、とても個性的なファッションに身を包んでいる事が多く、その点ではヴィヴァーノ・ウエストウッドはごく普通の見た目と言えます。大柄な体型と自信に満ちた顔立ちが特徴のキャラクターでした。
ジョジョ6部には数々のスタンド使いが登場しています。元々スタンド能力を使える者や、自然と発現した者など様々なキャラクターがいます。グリーン・ドルフィン・ストリート刑務所内で徐倫の前に立ちふさがったスタンド使いは、ラスボスとなったプッチ神父からスタンド能力を与えられた者も多いです。ヴィヴァーノ・ウエストウッドもその中の一人で、ディスクによりスタンド能力を与えられ、無自覚ながら徐倫の敵となりました。
プラネット・ウェイブスのスタンド能力や強さ・元ネタ
プラネット・ウェイブスのスタンド能力や強さ
ジョジョ6部に登場した、プラネット・ウェイブスの能力の強さや詳細を紹介していきます。ジョジョ6部のヴィヴァーノ・ウエストウッドのスタンド能力、プラネット・ウェイブスは、プッチ神父のホワイトスネイクにより、ディスクとして与えられたものでした。プラネット・ウェイブスは筋肉の繊維がむき出しのような人型のスタンドヴィジョンを持っています。また、頭部に心臓にも見える飾りがついているのが特徴です。
本体のヴィヴァーノ・ウエストウッドは、自覚も無くスタンド使いになっており、このプラネット・ウェイブスの能力を「最強だ」と過信していました。本体ヴィヴァーノ・ウエストウッドが「最強」と思う程に、プラネット・ウェイブスの能力は破壊力抜群でした。プラネット・ウェイブスの能力を簡単に説明すると「本体に向けて隕石を落とす」というものです。
プラネット・ウェイブスの能力では、隕石を攻撃の為に作りだすのではなく、宇宙空間に漂っている隕石を引きよせて攻撃に使用するというものでした。プラネット・ウェイブスによって引き寄せられた隕石は、敵に当たればダメージを与えますが、本体のヴィヴァーノ・ウエストウッドに到達する前に燃え尽きてしまいます。その為、どんなに隕石が落ちてきても、ヴィヴァーノ・ウエストウッドはダメージを受けません。
プラネット・ウェイブスによって引き寄せられた隕石は、時速数百キロで本体に近づきます。また、隕石の表面温度は3000度近くなっており、直撃を喰らえば致命傷となります。小さなかけらの隕石でも、身体に直接当たれば、肉体の一部が欠損するほどの大ダメージを受けてしまいます。隕石はヴィヴァーノ・ウエストウッド本体に向かって飛んできますが、この方向を微調整することはできません。
その為、ヴィヴァーノ・ウエストウッドは隕石を当てたい対象を押さえつけるような戦い方をメインとしていました。地球に向かって飛んでくる隕石は、実は意外と多く毎秒400個は飛んでいると言われています。しかし、そのほとんどが大気圏で燃え尽きており、地表まで到達する事は非常に稀です。プラネット・ウェイブスは、隕石が燃え尽きない地球との接線(6.5°程度)に調節することが出来る能力と言えます。
プラネット・ウェイブスの名前の由来や元ネタ
ジョジョ6部に登場するプラネット・ウェイブスの名前の元ネタや由来を紹介していきます。ジョジョ6部に登場するプラネット・ウェイブスは、実は本誌掲載時は「アース・ウィンド・アンド・ファイアー」という名前でした。しかし、この名前はジョジョ4部に登場していたミキタカのスタンド能力と重複していたため、単行本掲載時にはプラネット・ウェイブスに変更されています。
プラネット・ウェイブスの名前の元ネタは、世界的に有名なアーティスト、ボブ・ディランの楽曲「プラネット・ウェイブス」となっています。また、本体のヴィヴァーノ・ウエストウッドの名前の元ネタは、イギリス発で世界的に人気のファッションデザイナー「ヴィヴィアン・ウエストウッド」でした。
ジョジョに登場するスタンドの名前の元ネタは洋楽にまつわるものが多く、プラネット・ウェイブスの名前の元ネタもボブ・ディランの楽曲名でした。また、ジョジョ6部に登場するキャラクターの元ネタは、ファッションにまつわるものが多いです。ヴィヴァーノ・ウエストウッドは、そのまま「ヴィヴィアン・ウエストウッド」が元ネタでした。
プラネット・ウェイブスを使うヴィヴァーノ・ウエストウッドの活躍やその後
ヴィヴァーノ・ウエストウッドの活躍
ジョジョ6部に登場するヴィヴァーノ・ウエストウッド看守の活躍シーンを紹介していきます。ヴィヴァーノ・ウエストウッドはグリーン・ドルフィン・ストリート刑務所の特別懲罰隔離房棟の看守として登場しています。懲罰房に入れられる事となった徐倫を始末するため、プッチ神父が送り込んできた敵キャラクターとなりました。ヴィヴァーノ・ウエストウッドは囚人たちに強い差別意識を持っており、徐倫にも酷い仕打ちをしています。
懲罰房に入れらた徐倫に、放水ホースの水をかけて遊ぶような仕打ちをしていたヴィヴァーノ・ウエストウッド。徐倫をいじめながら同僚の看守と賭けごとの話で盛り上がっていました。その内、同僚の看守と「ホースの水がかかった」「仕返しに叩いた」等の些細な出来事で大げんかを始めます。唖然とする徐倫。しかし、この異常な興奮状態は、別のスタンド使い「グッチョ」の能力サバイバーによるものでした。
グッチョのサバイバーで、怒りの感情や闘争本能を極限まで引き上げられていたヴィヴァーノ・ウエストウッド。同僚の看守との大げんかの末、相手を再起不能にまで追い込みます。極度の興奮状態にあるヴィヴァーノ・ウエストウッドは、自身のスタンド能力の発現もあり、「ファイトクラブだ」と言い放って特別懲罰隔離房を解き放ちます。囚人相手に「かかってこい」と宣言したヴィヴァーノ・ウエストウッドと、徐倫は戦います。
ヴィヴァーノ・ウエストウッドのその後は行方不明に?
プラネット・ウェイブスのヴィヴァーノ・ウエストウッドとの戦いは熾烈を極め、徐倫もストーン・フリーを駆使して戦いますが、どんどんダメージを負っていきます。プラネット・ウェイブスによって引き寄せられた隕石は、本体ヴィヴァーノ・ウエストウッドに触れる前に燃え尽きてしまいます。しかし、隕石の軌道上に何か物体があった場合、ダメージを与えることが可能でした。
隕石は当たらないヴィヴァーノ・ウエストウッドに対し、徐倫はブーツを隕石の軌道上に設置する事で、燃えるブーツをヴィヴァーノ・ウエストウッドにぶつける事に成功します。これによって大ダメージを与えられたヴィヴァーノ・ウエストウッドは、最後は徐倫のスタンドストーン・フリーの前に敗れました。その後、プッチ神父が持つDIOの骨に植物化させられたヴィヴァーノ・ウエストウッドは、行方不明と言う扱いになっています。
プラネット・ウェイブスを使うヴィヴァーノ・ウエストウッドの声優
土師孝也のプロフィール
ジョジョのゲーム作品「アイス・オブ・ヘブン」でヴィヴァーノ・ウエストウッドの声を担当した声優は、土師孝也です。土師孝也は1952年9月8日生まれの日本の男性声優です。俳優や演出家としても活動しています。アプトプロに所属しています。
土師孝也の主な出演作品
ヴィヴァーノ・ウエストウッドの声を担当した声優・土師孝也のプロフィールを紹介していきます。土師孝也は、魔神英雄伝ワタルの白龍、剣勇伝説YAIBAの柳生十兵衛三厳、閃光のナイトレイドの建川美次、宇宙戦艦ティラミスのヴェンチュリー・ルロワ、炎炎ノ隊のグスタフ本田なども演じています。
プラネット・ウェイブスに関する感想や評価
ヴィヴィアーノ・ウエストウッドとプラネット・ウェイブス、ジョジョで一二を争うレベルで好き
— ハグマリ (@sinmyoumaru1cm) June 10, 2020
ジョジョ6部に登場したプラネット・ウェイブスに関しての感想や評価を紹介していきます。まず、プラネット・ウェイブスと本体ヴィヴァーノ・ウエストウッドは、ジョジョ6部の中でも人気のある敵キャラクターです。非常に強力な敵ばかりが登場するジョジョ6部なのですが、隕石を降らせるプラネット・ウェイブス戦は非常に盛り上がったバトルでした。
ジョジョ六部にはプラネット・ウェイブスとかいう近距離パワー型の上隕石を誘導してターゲットにぶつけるとかいう超絶カッコイイスタンドが出てくるんだよな
— オクタクオ (@vaItam0922) March 11, 2019
ジョジョ6部のプラネット・ウェイブスに関しては、かっこいいという感想も挙がっていました。隕石をぶつける上に、近距離型でもあるプラネット・ウェイブス。スタンドデザインも個性的で癖があり、かっこいいと評価されていました。プラネット・ウェイブスの戦いは豪快でジョジョ6部の中でも人気です。
partを重ねるごとにだんだん規模がすごくなるジョジョ
— カガミラー (@kagamix222) November 2, 2013
プラネット・ウェイブスとかなんなんさ
ジョジョシリーズでは、強大な敵とのバトルが数々描かれています。しかし、シリーズを重ねていくごとにスケールが大きくなっていき、ジョジョ6部はスタンド能力がとても強力なものばかりになっています。プラネット・ウェイブスの能力も、宇宙から隕石を降らせると言うスケールの大きなものになっています。
プラネット・ウェイブスまとめ
ここでは、ジョジョ6部に登場したスタンド能力プラネット・ウェイブスに関しての情報を詳しく紹介しています。プラネット・ウェイブスは隕石を本体に向かって引き落とすという、非常に強力な能力を持っていました。これによって徐倫は重傷を負いながらも、最後には本体ヴィヴァーノ・ウエストウッドを撃破します。プラネット・ウェイブスの名前の元ネタはボブ・ディランの楽曲名でした。
プラネット・ウェイブスは、ジョジョ6部に登場するスタンド能力の中でも破壊力にかけてはずば抜けて高いです。迫りくる隕石を交わしながらの攻防は、非常に緊迫感のあるバトルでした。是非、ジョジョ6部をチェックして、プラネット・ウェイブスのヴィヴァーノ・ウエストウッド看守との戦いにも注目して見てください。